内藤正典(同志社大学大学院教授)Twitter(2014年8月6日~9日)から。

米国防総省は8日、イラク北部クルド人自治区の中心都市アルビル付近でイスラム過激派組織「イスラム国」の移動砲台を空爆したと発表した。同地に滞在する米国人保護や宗教的少数派の保護などが目的。イラクにおける米軍の本格的な軍事作戦は、撤退した2011年以来3年ぶり。同日中に第2波の空爆も実施した(毎日新聞 2014年8月9日 

米軍。F-182機で北イラク、アルビル近郊に展開するIS軍の移動砲を攻撃。にわかに高まったイラク北部、イスラーム国によるクルド自治区攻撃による不安。という筋書きで、ガザへの攻撃再開から、眼をそらせようとしていないか?ガザ攻撃から眼をそらすな!米軍が出てくると、世界の注目はそっちに移ってしまう。だが、きょうイスラエル・ガザ停戦期間が切れると同時にイスラエルは攻撃を再開している。中東における人道の危機なら、ガザでいやというほど発生したではないかシリアでいったい何人が殺されたか。それでも米軍が出撃することなどなかった。今回、安保理の承認など得ずに米軍が出撃したのは少数民族を守るためなどではあり得ない

イスラエルによるガザ侵攻について。イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの衝突、ハマスは封鎖を解くために停戦を妨害している等々。国家による組織的虐殺(ジェノサイド)に対して、そういう解釈は間違っている。いじめで人の命が奪われたときに、いじめられる側にも相応の理由があるということを書けるか?1800人以上の生命を奪い、国連の施設までも攻撃して子どもの命を奪う行為はジェノサイドとみるべきである。ジェノサイドの被害を受ける側にも理由があるなどと報道するのはマスコミの恥。(内藤正典Twitter 2014年8月6日~9日)
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