「高校無償化」への朝鮮高校適用に向けて 9.26集会報告
長谷川和男

参加者の皆さん・全国の賛同団体の皆さんへ

 長谷川和男です。皆さん、本当にご苦労様でした。
9・26全国集会とデモが、皆さんの協力で素晴らしい成功を収めたことをご報告させていただきます。

集会参加者、約1000人、デモ参加者約1500人、事前カンパ、当日カンパ、集会参加費合わせておよそ80万円、何とか赤字を出さないですみそうです。 会計の最終報告は、後ほど担当者から正確な会計報告をさせていただきます。本当にありがとうございました。以下、全国集会とデモについてご報告します。
 
13:00に開始された全国集会は、森本さんと上村さんの名司会で進められました。冒頭、実行委員会を代表して私から集会にいたる経過と集会の意義について報告させていただきました。

続いて、「高校無償化」への朝鮮高校適用に向けて政治の場で奮闘されている民主党参議院議員・大島九州男さん、社民党前衆議院議員・保坂のぶとさん、日朝友好促進東京議員連絡会代表・公明党中の区議会議員・江口済三郎さんの3人の方から、連帯のご挨拶をいただきました。共産党からは、衆議院議員・宮本岳志さんからのメッセージをいただきました。

なんといっても感動的だったのは、全国の朝鮮高校の生徒が実行委員会の呼びかけで社文のホールに参加してくれて、一人一人の心からのメッセージを自分の言葉で語ってくれたことです。

9人の高校生の発言は、どれも私たちの心に深く響く素晴らしい内容でした。理不尽な差別と偏見、不当な無償化からの排除という現実の中で、朝鮮高校の子どもたちが確実に育ってきていることを実感できる報告でした。日本政府の対応が、彼らを逆に鍛え、育てているのだと実感しました。署名活動や集会を自分たち で企画し、自分のおかれている状況を変えようと高校生が立ち上がることによって得たものは、彼らにとって素晴らしい財産になるだろうと確信することができました。
 
日本の高校生の発言も本当によかったと思います。集会に参加している1000人の聴衆の前で発言するということは、高校生にとってはとても勇気のいることです。4人の高校生が自分の言葉で、連帯と友情の挨拶をしてくれたことに感動です。高校生同士が壇上で握手する場面では、会場から拍手が鳴り止みませんでした。
 
また、親として子どもたちの健やかな成長を願うオモニのアピールも素晴らしかったです。学業やクラブ活動に専念してほしいと願う親としての気持ちがあると同時に、子どもたちがこの闘いの中で成長している姿に感動していることを、率直に話してくださいました。
 
在日1世の2人、李甲蓮さんと羅順任のお話は、100年前に日本の植民地として国を奪われ、土地を奪われ、名前や言語までも奪われた深い悲しみと怒り、戦後に朝鮮人としての誇りと母国語を取り戻すためにウリハッキョ(私たちの学校)を作り、民族教育を発展させてきた歴史が語らえました。81歳のおばあちゃんが壇上でシュプレヒコールをされたのには感動しました。
 
全国リレートークでは関東地区を代表して埼玉高教組の嶋田和彦さん、九州地区代表の中村元気さんが、それぞれの地で高校無償化問題に取り組んでおられる闘いの報告がありました。全国各地で様々な取り組みをされている多くの仲間の皆さんが居られることを再確認できました。
 
賛同団体からは、アイヌ・ラマット実行委員会事務局長の出原さん、杉並の教育を考えるみんなの会の鳥生千恵さん、府中派遣村の安彦正春さんの3人が、それぞれの視点からの「高校無償化」からの朝鮮学校排除は許されなきことであり、勝利の日まで気を緩めずに連帯して戦う決意が表明され、参加者に大いなる共感を呼びました。
 
最後に実行委員の千地さんが決議文を読み上げ、大きな拍手で満場一致、確認されました。
 
集会終了後、ただちにデモ統括責任者の松野さんからのデモに関する指示があり、およそ30分かけて第4てい団に分かれた巨大なデモ隊列は、15:20予定 通り社会文化会館―文部科学省―新橋―ゆうらくちょう―東京駅前―常磐橋公園の全長6.2キロの長い長いでもコースを約2時間半かけてデモ行進しました。朝鮮学校排除反対、無償化即時適用を訴えて、高校生も大きな声を張り上げて整然とデモを貫徹することができました。

 実行委員の皆さん、当日のスタッフを快く引き受けてくださった皆さん、本当にご苦労様でした。

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