本ブログのプラグイン(右端)に設けている「今日の言葉」の2014年2月2日から同年2月14日にかけての記録です。 

戦争


・「選挙は勝たなきゃ意味がない」だそうだが「選挙で勝っても意味がない」が民主党政権誕生の教訓ではなかったのか
秋原葉月‏@akiharahaduki(「Afternoon Cafe」ブログ主宰)2014年2月2日

・革新共闘選挙の候補にふさわしい清新で魅力溢れる候補が力強く脱原発を含む運動をつくっていたら、反原発を看板とする細川の出る幕はなかっただろう。(略)革新側の拙速な候補者選びが今日の事態を招いたのだ。 ( 「澤藤統一郎の憲法日記」2014年1月21日再掲

・3日午後4時40分頃、(略)内乱陰謀事件の45次公判が開かれた水原地方裁判所刑事法廷で、この日の核心場面の一つである李石基・統合進歩党議員の最終陳述が始まったのだ。取材陣が懸命にキーボードをたたく中で、確信にみちた李議員の声が法廷に鳴り響いた。(略)彼は「もし陰謀を言うのなら、私の内乱陰謀ではなく、朴槿恵政府の永久執権陰謀があったとするのが事実に符合するだろう。検察がこの裁判 を利用して野党の連帯を破綻させ、その執権を阻止しようした。私と統合進歩党は、その狂気の真っただ中で‘犠牲の羊’に仕立てられたのだ」と主張した。(「李石基の最終陳述-内乱陰謀はウサギに角を探すようなもの-繰り返し無罪を主張」オーマイニュース(「NPO法人三千里鐵道」より) 2014.02.04

・NHK経営委員の長谷川三千子埼玉大学名誉教授(略)は新右翼「大悲会」の(略)元会長(略)の没後20年を機に発行された追悼文集に「人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである」と礼賛。 野村氏の行為によって「わが国の今上陛下は(『人間宣言』が何と言はうと、日本国憲法が何と言はうと)ふたたび現御神(あきつみかみ)となられたのである」と憲法が定める象徴天皇制を否定するような記載をしていた。(「NHK経営委員:新聞社拳銃自殺事件を礼賛 対メディア圧力黙認」毎日新聞 2014年2月5日


・劇作家のバーナード・ショーは「あなたが一番影響を受けた本は何ですか」と聞かれて答えている。「銀行の預金通帳だよ」。(略)世界にはさまざまな信仰や思想信条があり、なかには信じるもののために命も惜しまぬ人がいる。ときに宗教や政治の対立が流血の抗争をもたらす。だがどんなに激しく対立する人々も共に信 じているものがある。 紙切れにすぎぬお金、とりわけ米ドルの価値である。(「余録:劇作家のバーナード・ショーは」同上 2014年2月5日

安倍一派やりたい放題をしはじめている。アラート!かれらは憲法など歯牙にもかけていない。 戦後政治史上、例を見ない最悪の事態が きた。 各人、どんなに微力でも、各人の方法で、 この反動に立ち向かわなければならない。わたしはわたしにできることをする 。 この夏に宮城県で講演することを、からだがもつかどうかわからないけれども、昨夜OKした。4.26のつぎは8.2だ。(辺見庸「日録5」2014/02/06

・「小説家たらんとするものは自動車学校を卒業せざる運転手の自動車を街頭に駆るがごとし。(略)」。こう述べているのは
芥川龍之介(略)である。およそ作家というものは、その筆をもって世の常道を踏み破るのが一つの仕事だろう。(略)ありふれた常識の上を安全運転していては凡庸というそしりを受けることになるだろう。だから時の売れっ子作家が選挙の応援で日本のアジア侵略は「大うそ」との歴史認識を説き、中韓に気を使う政治家を「売国奴」と罵倒して人目を引いても驚くほどのことはない。(略)だがその当人、作家の百田尚樹氏がNHKの 経営に影響力を振るう経営委員とあれば話は大分違う。放送法は経営委員に「公共の福祉に関し公正な判断ができる」ことを求めている。人前で公人を「売国奴」「人間のくず」呼ばわりする振る舞いなどは想定外である。(略)哲学者の長谷川三千子氏についても、朝日新聞社で拳銃自殺をした右翼団体元幹部を礼賛した過去が小紙で報じられた。哲学者が独自の思索を世に問うのはいいが、メディアへの暴力的圧力の称賛と経営委員の職責とは両立しまい。(「余録:「小説家たらんとするものは自動車学校を…」 毎日新聞 2014年2月6日

・佐村河内守の「全聾」は「真っ赤な嘘」だった。そのことは、一昨日にテレビの映像と音声 で視聴した佐村河内 の喋りぶり から想像していたが、その通りだった。 (略)佐村河内とは 迷惑きわまりない 人間であるが、 新垣隆にとっては、キッチュな音楽しか作れない自らの才能を、(佐村河内の)「全聾」という神話によって補って 世に送り出せるという利用価値が あったのだろう。新垣隆の行為もまた許されるものではないが、オーケストラの団員の貧乏物語などを聞き知っているので、新垣の気持ちは (佐村河内とは違って)全くわからないでもない。(
「新垣隆はなぜ佐村河内守の 「ゴーストライター」になったか」kojitakenの日記 2014-02-07

樋口さんによれば、(略)現行憲法13条の「すべて国民は、 個人として尊重される」の「個人」を「人」に変えよ うとする改正案に関して、『「個人」の生き方 の自律と利益主張に正当性の根拠を提供して戦後社会の安定を 支えてきた憲法の「はたらき」に、 正面から異議申立をあえてす るそのような 改正案を掲げる 現在の自由民主党のありように対し、元総裁 (河野洋平) や幹事長経験者(加藤紘一野中広務古賀誠)の諸氏が憂慮の思いを公にしていることは、重要な示唆を与える。』と指摘している。戦後社会の安定を支えてきた「保守」政治に、日本国憲法の「はたらき」が大きく寄与してきたとの認識である。 旧来の保守とは様相の異なる、 現安倍政権は、この「憲法のはたらきに基づく安定」を投げ捨て て、危険な方向に走り出しつつあるということだ。(「憲法の『うまれ』と『はたらき』ー樋口陽一論文を読む」 澤藤統一郎の憲法日記 2014年2月7日

醍醐:私の友人が今日こちらへ電話してNHK会長、 経営委員の自発的辞任 を求める意見を伝えたところ、応対した職員は「それについては経営委員から応答用の文書が届いている」 と答えられたそうですが(略)文書をぜ んぶ、読み上げてもらえませんか?/セ責:「
コチラ参照」(略)放送法とかかわりないみたいな言い方をしていますがね、放送法第4条には△△△(政治的公平 ?聞き取り難)と書いてあるんですよ。ですから、放送法が全部かかっているんですよ。(略)直木賞(注:正しくは「本屋大賞」)をもらったくらいの人なのに。(略) 人格を疑いますよ。/ (略) 私には(略)一人のNHK職員としての率直でまっとうな感想と思 えた。(略)S氏の無遠慮ではあるがまっとうな応答が異例に思えることこそ、今のNHKの底なしの荒廃ぶり を表している。(「異常づくめのNHK~経営委員の異常な言動を弁護する委員会事務局~」 醍醐聰のブログ 2014年2月8日

選挙と民主主義の全体主義的ハーモニーよ!「主人を自由に選んでも、主人または奴隷がなくなるわけではない」のだ。だいいち、われわれは自由に選びも選ばれもしていない。「…とくに混乱期にあっては、市民たちは思考の働きを要求しない人物のほうに大挙してなびいてしまう」としたら、この国は一貫して混乱期ということになる。底がぬけ、たがが外れた樽を、ファシストどもが喜色満面で転がしている。(
辺見庸「日録6」2014/02/09

東本コメント:ここで辺見のいう「思考の働きを要求しない人物」、「大挙してなびいてしまう」人物とは、私は舛添要一だけでなく、細川護熙宇都宮健児も含まれるだろうと思っています。

・連絡があった。〈オババは生きています! 昨日、歩道橋ちかくの分離帯にノースリーブの臙脂のワンピース姿でたって、走りすぎる車を見ながら、エヘラエヘラ笑っていました。(略)〉(2013/08/10)/オババの姿が見えないという。陸橋のたもとにあった所持品もすべて消えているらしい。オババは避寒のため移動しただけか、ほんとうに消えたのか。(2014/02/07)/個人がどのように生きることが、せめても、せめてもだ、内心 の 自由 に合致するというのか。陸橋の下でぷかぷかとタバコ をふかし、暑い日も寒い日もなんとか暮らしていたオババは、ほんとうに消えてしまったようだ。友人がしらべてくれた。もう死んでしまったのではないかという。なによりの 証拠に「におい」がすっかりなくなってしまったらしい。(辺見庸「日録6」2014/02/10

・この1月24日「紅旗文稿」ネットは、「『餓死三千万』の重大な誤謬はどうして生まれたか」という大論文を掲載した。著者孫経先は江蘇師範大学数学学院特任教授。論文は、楊継縄著『墓碑』(香港・天地図書)に対する批判である。(略)著書『墓碑』には、1960年前後の「大飢饉」を描き、「大躍進」政策下 の農村や党最高幹部の動向、餓死者が公式発表をはるかに上回る3600万人に至った経過などが克明に記録されている。このため大陸では出版できず、香港での出版となった。(略)大量餓死や文革の悲劇や天安門事件などを他人の前で語ったら、デマを宣伝したとして罪に問われるおそれがある。昨今の思想統制の傾向を見るにつけ、楊継縄批判に 「紅旗文稿」がのりだしたことは、その身が危ないところにあることを意味してはいないか。(
「歴史の偽造とどうたたかうか ――真実を語った元新華社記者」阿部治平 2014.02.10

布施は、1923年(大正12年)に、ほとんどの日本人が朝鮮半島併合を「当然」と手放しでよろこんでいたなかで、「日韓の併合は、どんなに美名で飾って居ても、裏面の実際は、資本主義的帝国主義の侵略であったと思う」と書く。(略)江渡狄嶺(えとてきれい、1880~1944)も注目すべき人物である。なによりも、大震災時に命がけで朝鮮人学生3人を高井戸の自宅に3か月かくまいつづけたこと。(略)朝鮮人を自宅にかくまっているのがわかれば、日本人も殺害の対象となりかねなかった。それほどの 狂奔ぶり だっ たのだ。(略) ひどかった時代 に、 しかし、まったく少数ながら、時流に乗るのを断乎拒んだ「例外的個人」もいたことは、記憶の 宝物 というほかない。見わたすかぎり心が根腐れたひとの群れ にあって、 いま、どうやってじぶんの居場所をさがすか。(辺見庸「日録6」2014/02/12

安倍氏と自民党にとっては、メディアを再起動させることは戦略的な優先課題だ。彼らの考えでは 、第2次世界大戦中に 日本軍の宣伝媒体としての役目を果たしたジャーナリストらは、 その後、 対極へと走った (もっとも 他の民主主義国 のメディアの基準からすると、日本のメディアは 既に 不健全なほど従順*だ)。(略)平和主義が依然支持さ れている 日本国内では、 集団的自衛の容認を売り込むのが一段と難しくなるだろう。もっとも、日本最大の放送局を味方につけておくことは間 違いなく助けになるだろうが。(「NHKを巡る騒動:いくら右でも我が祖国」The Economist JBプレス翻訳 2014.02.13

参考:【パリ共同】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が12日発表した、世界各国の報道の自由度を順位付けした報告書で日本は昨年の 53位から59位に後退した。(共同通信 2014/02/12

宣伝機関としてのNHK(ドイツ紙:ファランクフルター・アルゲマイネ):安倍首相が単に放送をして、単に政府路線に持ち込もうとするだけ ではなく、第二次世界大戦時の日本の歴史の国家主義的な解釈転換の道具にしようとしていることは明らかである。安倍により任命された新任のNHKの長である籾井勝人がそれを着任した最初の週に示している。(略)「政府が『右』と言えば、われわれは『左』とは言えない」と述べたのだ。放送ははっきりと「日本の立場」を示さねばならないと籾井は要求した。はっきりしていることは(略)NHKは、彼の3年の任期中に宣伝道具にならねばならぬということであり、対立意見は歓迎されないということである。(略)NHKの編集者 たちが外国人の同業者たちととの話しの中で、安倍の政治の危うさと危険性が話題になり、彼らに何故この問題が番組に全く採り上げられないかを問うと、彼らはあき らめて肩をすくめるだけである。(「明日うらしま」2014年2月13日
 
米大使館、NHK取材に難色 百田氏の発言理由に:NHKがキャロライン・ケネディ駐日米大使のインタビュー取材を米国大使館(東京都港区)に申し込み、調整を進めていたところ、経営委員を務める作家百田尚樹氏の東京裁判や南京大虐殺をめぐる発言を理由に大使館側から難色を示されていたことが14日、複数の関係者の話で分かった。NHK広報部は「取材・制作の過程に関わることについては回答を差し控える」とコメント。米国大使館は「大使のスケジュールはお話ししないことになっている」としている。NHKの最高意思決定機関である経営委員会委員の発言の影響が、報道の現場に及んでいることが明らかになったのは初めて。(
共同通信 2014/02/14

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