昨日(1月10日付け)の弊ブログの「澤藤統一郎氏の『吾レノ論ヲ『利敵行為』トイフ論二応フルノ書』」という記事に下記のようなコメントがつきました。
 
澤藤統一郎氏の宇都宮氏一派(と云わせて頂きます)批判は、背水の陣を敷かれた上でのことと思われます。 自分は如何に非難されようとも、また、如何に敵対されようとも、「一寸の虫にも五分の魂」の名言どおりに、護憲・民主を掲げる陣営中の「獅子身中の虫」を退治すべく勇気を振るい立ち上がられたのでしょう。
 
でも、ネットを少し観ましても、氏の心中を察している方は、少数のようで、旧宇都宮選対の三弁護士に依る「弁明」で事は済むが如く言われている方々も居られるようです。
 
でも、これは、見込み違いです。 ことは、公職選挙法の解釈・適用を巡る法律問題です。当該法令は、言うまでも無く行政法です。行政法は、各種の行政分野に渡り多くの法令があり、如何に弁護士と云えども、これ等行政法全てに通じておられる方は居られません。中でも、公職選挙法は、その行政実例と解釈例規に通じて、更には、判例に通じ無ければ、精確に理解が出来ない法令です。 通常は、弁護士は、民事関連法令には通じた方々ですが、技術的な行政法令には、通じておられる方は多くは居られません。
 
私事ですが、或る地方官庁に在職の折に、宅地開発関連の一部門に弁護士の方が来庁されて、依頼者よりの案件に関して折衝を受けたことがありますが、開発関連の諸法令を全く理解されておられず、一方的な主張をされることに閉口したことがあります。ところが、今回の件では、澤藤統一郎氏は、当該法令と、何よりも関連判例を調査されて、御自身のブログで的確に説明もされておられます。
 
醍醐聡東大名誉教授の御指摘と相まって、当該法令に関しての理解では、勝負はついたものと思っております。更に、若し仮に、宇都宮氏が当選されれば、その時点で地獄を経験されることを覚悟されないといけないでしょう。
 
即ち、地方自治法に依り、議会で百条委員会が設置されて、公職選挙法違反の事実の有無と関連事実を詳細に調査されるでしょう。これには、選挙に於いて、都職員労働組合が果たした役割等の調査も加わり、ことは、宇都宮選対関連の事実調査だけでは済まなくなり、議会では、あらゆる機能が停止し、予算を始めとして全ての議案は議決されない異常事態となることでしょう。
 
矢張り、護憲・民主を掲げられるならば、身を慎んで居られるべきでした。 今でも遅くはありません。 宇都宮氏は、立候補を取り下げられるべきでしょう。(とら猫イーチ「宇都宮氏は立候補を取り下げられるべきでしょう」 2014/12/05)
 
上記のコメントはやはり昨日の澤藤統一郎弁護士の「宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその21」という記事の冒頭で次のように取り上げられている人のものです。
 
当ブログにおける訴えを「私憤・私怨」と誹り、これで問題を片づけようという宇都宮陣営の姿勢を情けないものと思う。
 
とあるブログに、下記の発言が掲載されていることを教えられた。筆者がどなたかは存じないが、引用をお許しいただきたい。
 
「宇都宮氏擁護のための「澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解」を一読して失笑してしまいました。何の反論にもなっていないのみ為らず、澤藤氏の批判を「私憤、私怨」に依るものである、とこれが、弁護士の「論理」か、と疑うような記載があったからです。凡そ、弁護士に依る論説とも思えません。 これを書かれた弁護士諸子は、冤罪を償うべく国家賠償を請求される無実の人に「私怨」を晴らすのは罪とでも云われるのでしょうか。 或いは、公害病に苦しむ患者を代理して公害企業に被害を償うべく訴訟を提起することは、「私怨」を晴らすことに為り出来ない、と云われるのでしょうか。法学徒ならば、イェーリング(Rudolf von Jhering)の次の言葉を知っているのか、と問わねばなりません。 即ち、「人格そのものに挑戦する卑劣な不法、いいかえれば、その実行の着手の仕方のうちに権利の無視、人格的侮辱といった性質をもっているような権利侵害に対する抵抗は義務である。 それは、権利者の自分自身に対する義務である」と。澤藤統一郎氏は、この自己に課せられた義務を果たそうと「権利のための闘争」(Der   Kampf ums Recht)に立ち上がられたのです。
 
我が意を得たり、と快哉を叫びたい思い。
 
上記のコメントの投稿者のとら猫イーチ氏はそのコメントから察するところかつて行政の現場で自治体行政関連の法律実務を担われていた人のようです。

そういう人の「今回の件では、澤藤統一郎氏は、当該法令と、何よりも関連判例を調査されて、御自身のブログで的確に説明もされておられます。醍醐聡東大名誉教授の御指摘と相まって、当該法令に関しての理解では、勝負はついたものと思っております。 更に、若し仮に、宇都宮氏が当選されれば、その時点で地獄を経験されることを覚悟されないといけないでしょう」。

「即ち、地方自治法に依り、議会で百条委員会が設置されて、公職選挙法違反の事実の有無と関連事実を詳細に調査されるでしょう。これには、選挙に於いて、都職員労働組合が果たした役割等の調査も加わり、ことは、宇都宮選対関連の事実調査だけでは済まなくなり、議会では、あらゆる機能が停止し、予算を始めとして全ての議案は議決されない異常事態となることでしょう」という指摘です。

澤藤統一郎弁護士(法律家)の指摘、醍醐聡東大名誉教授(会計学)の指摘と相俟って今回のとら猫イーチ氏(自治体行政・法律実務)の指摘は鼎(かなえ。円形三足の器)の論をなしているように私には見えます。

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鼎  

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