行者杉一千年を時雨るゝや

          福岡県小石原村麓の茶屋で。
          *私も同行していた折の句です。痛飲しながらの句
          でもありました。もうかれこれ30年ほど前。

                 松岡隆夫(亡き年長の畏友。哲学者、詩人)
                 *松岡さんをあえて「友」と呼びます。                 

          松岡さんは「犀の角のようにただ独り歩め」(『スッタ
          ニパータ』)というブッタのことばが好きでした。仏教
          学者の中村元さんの解説によれば、「犀の角のごと
          く」というのは、犀の角が一つしかないように、求道
          者は、他の人々からの毀誉褒貶にわずらわされる
          ことなく、ただひとりでも、自分の確信にしたがって、
          暮らすようにせよ、の意だそうです。

英彦山 
英彦山

小石原焼
小石原焼

行者杉5 
小石原・行者杉1

行者杉3 
小石原・行者杉2

 

行者杉

所在地 
福岡県朝倉郡小石原村大字小石原字宿平

「当署管内字宿平字国有林内に、古くより行者堂があり、
その周辺に所在する一群の老齢スギを通称:行者杉という。
行者杉のうち、老齢なものは約500年、また現存林分の
大部分を構成するものは約200~300年を経過したと
               推測される。

この成立についてはあきらかではないが、往時英彦山が
修験道場として殷盛をきわめ、鎌倉時代以降筑前方面より
英彦山に入山する修験者たちが、豊前との境界であるこの
地でミソギしたときに信仰上の理由から行者堂付近に奉納
             植栽(直挿)したものと伝えられている。
                                                              福岡森林管理署」
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