私は先日、谷岡郁子議員(民主党)の20日の参院・環境委員会での質問の問題点を指摘する覚え書き的な文章を認め、その文章をこちらにエントリしましたが、なぜ谷岡議員がこのような質問をするに至ったのか、について、谷岡議員自身がその真意について語る後日譚のような話があるメーリングリスト情報として流れてきました。

その情報によれば、この24日に名古屋市で北村肇氏(「週刊金曜日」発行人)の講演会がありましたが、同講演会に谷岡議員は急に決まった特別ゲストの形で参加し、20日の参院・環境委員会での同議員の質問のいきさつについて「これはオフレコ」、と断りをいれた上でおおむね次のように語ったということです(国会議員が国会議員という資格で不特定多数の聴衆に語った言葉が「オフレコ」ということはありえないと私は思いますので、谷岡議員の「オフレコ」発言はこの際無視します)。

「原子力規制委員会設置法案改悪の事実を知ってはじめは反対しようと思っていた。と、委員長に呼ばれ、『反対するなら質問には立たせない』と言われた。悩んだ末に、25分間の質問を選んだ」。「前日まで検討していた民主党案にはこの 一文はなかった。採決の前日に突然挿入されたものが出てきたが(法案の改悪に)議員の誰も気がつかなかった」。そこへ「ツイッターで知らせてきたのが池田加代子さんらの7人委員会。慌てて質問タイムをとり、核武装のためではない、という言質をとるまでがやっとであった」。

もう1点。谷岡議員は自身が小沢派議員とときとしてみなされることがあることに対して次のようにも語ったということです。

「私は小沢派ではありません。その時々で自分で判断して行動してきました」、と。

私はこの情報提供者に次のような返信をしました。

谷岡郁子議員のご情報ありがとうございます。

谷岡議員がくだんの法案にはじめは反対しようと思っていたこと、小沢派議員であることを否定したことは私にとっても初耳であり、かつ朗報です。が、その程度には私も谷岡議員をはじめから信頼していましたし、いまも信頼しています

しかし、この件についてどのように弁明したとしても、結果として谷岡議員は原子力規制委員会設置超改悪法に賛成票を投じています

「原子力規制委員会」設置法が成立

これは取り消しようのない谷岡議員の汚点です。というよりも、谷岡議員が民主党議員である以上ある意味必然の汚点というべきものです。

谷岡議員が自らの信念を貫こうとするのであれば、民主党を離党して無所属議員になるか、あるいは彼女の信念にももっとも近いと思われる社民党にでも入党し直して一議員としてやり直す必要があるだろうと私は思います(★)。

社民党や無所属では票にならないなどの理由は理由になりません。そう思うのであれば潔く議員を辞すべきであろう、と私は思います。

民主党は<現在>政治の悪の根源だというのが私の認識です。彼女が民主党に留まろうとする限り私は彼女を応援する気にはなれません。というよりも、私は彼女の政治姿勢を糾弾する側に廻ります。

あなたが谷岡議員のほんとうによきサポーターでありたいと願うのであれば、上記のこと彼女に進言するべきではないでしょうか。

私はそう思います。

★私が社民党を支持しているという意味ではありません(支持していないというわけでもありません)。バッドからベターへの提案という程度の趣旨です。

なお、原子力規制法委員会設置改悪法案の可決、成立と同じ日の参院本会議では宇宙航空研究開発機構の活動を「平和目的」と限定している規定を削除し、防衛利用を可能とするJAXA(宇宙航空研究開発機構)法改悪案も可決、成立していますが、同法案には社民党も賛成票を投じています。だからこの件についてもう少し正確にいうと「バッドからスモール・ベターへの提案という程度の趣旨です」ということになるでしょう。

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