キョウ まえはら2

Blog「みずき」:民進党代表選:「小池新党」対応に差 前原、枝野両氏( 毎日新聞 2017年8月21日)――というタイトルの記事に目がとまった。「小池新党」に対して前原と枝野にどう対応の差があるのか。記事には「次期衆院選へ向け小池百合子東京都知事に近い議員が年内にも結成するとされる新党との連携に前原氏が含みを残す一方、枝野氏は否定的な見解を示した」とあるだけで、特段の新情報はない。そういうことよりも、前原と枝野は国会議員初当選の同期で、枝野は弁護士から国会議員になったことは知っていたが、前原は京都大学、松下政経塾という経路をたどった後国会議員になるまでなにをしていたのだろうという疑問がふと湧いた。調べてみると国会議員になるまでは松下政経塾を卒塾後、被選挙権を得た最初の京都府議会議員選挙に立候補し、当選していたようだ。政治家志望という点では一貫している。

が、Wikipediaには、「高坂正堯の下で国際政治学を学ぶ。卒業にあたり、外交官の道に進むか大学に残るか、あとは漠然と政治家にと考え高坂に相談したところ、『学者は天才でなければならない、外交官は東大が羽振...りを利かせているし、おまえはおやじがいないからどうか。山田宏を紹介してやるから』との助言を得て松下政経塾への入塾を決断した」という逸話が紹介されている。高坂というつまらない男に師事し、助言を承けて、それを実行したところから前原の政治家ではない、まっとうな人間としての失敗は始まったのだ、と思った。

昔から、貧しさを肥やしにする者もいれば、自らもその中で育った貧しさを逆敵視し、「見返してやる」などというくだらない野心をもって富者になろうとする者もいる。前原は後者の立場を選んでしまった。私はそこに真の貧困のむごたらしさを感じる。


【山中人間話目次】
・雑感――前原誠司民進党代表選候補者のの政治的野望と貧困の哲学
・とどろとどろと鳴神も、ここは桑原よも落ちじ落ちじ――雷と神と「祭り」の起源
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