キョウ おきなわ21

Blog「みずき」:鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)は言います。 「「オール沖縄会議」(そのもとに集まる人びと)の目的、共通の要求・願いは、決して翁長氏を支持する(あるいは知事選で再選させる)ことではないでしょう。言うまでもなく辺野古新基地を阻止することでしょう。ならばなぜ大会で「承認撤回」を求めないのですか。なぜ「早期撤回」に反対するのですか。「オール沖縄会議」とは何なのか。自ら根源的に問い直す必要があるのではないでしょうか」、と。 私も同様の思いです。昨日の琉球新報で「「政府が工事を強硬に推し進める状況は必ず撤回につながる」という翁長発言を読んだとき、私は、「撤回につながる」とはどういうことか。政府の手続きの不備と工事上の瑕疵をあくまでも待ち続けるということか。それでは埋め立て工事は完了してしまい、辺野古の海は結局埋め立てられてしまうことになるではないか、と激しい憤りの思いを抱きました。もともと翁長知事は当選直後の県議会でも「知事選で示された民意は埋め立て承認を撤回する事由になると思う」(2014年12月18日付琉球新報)と述べており、「撤回につながる」手続きの不備や工事上の瑕疵を待つ必要などありません。翁長知事に「撤回」の意志さえあればいますぐにでも「撤回」はできるのです。昨日の県民大会での翁長発言は鬼原さんも指摘するように「『撤回』回避の隠れ蓑」発言というほかない、というのが私の評価でもあります。

【補記】
昨日の「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会」(辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議主催)での翁長発言はまるで「知事再選出馬演説のごとき知事挨拶」であった、とは元裁判官の仲宗根勇さん(うるま市島ぐるみ会議共同代表)の見方です。 その仲宗根さんの見方を裏付けるのが「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会」という同県民大会の奇妙なネーミングです。県民大会の主題は「辺野古に新基地を造らせない」ではなく、「翁長知事を支え」るなのです。まるで選挙の決起集会のようなネーミングです。「辺野古に新基地を造らせない」は副次的な主題でしかないというわけです。主題が逆立しています。ここにオール沖縄会議の狙いが透けて見えます。 13日付の琉球新報の「透視鏡」という記事によれば、「大会主催者のオール沖縄会議は、4月の護岸工事着手後から、県民大会開催の機会を探ってきた」といいます。「大会のタイミングを誤れば、早期撤回を求める声が噴出し、知事へ決断を迫る「圧力」にもなりかねない」からだそうです。ここでも「辺野古に新基地を造らせない」課題と翁長知事...当選の課題は逆立し、翁長当選の課題が優先されています。翁長当選のために辺野古埋め立て問題が利用されているという構図です。ここには翁長はいても、県民はいません。ゆゆしき構図と言わなければならないでしょう。 オール沖縄会議は民主主義陣営とは言い難いものがあります。この3月の初旬に共産党の志位委員長は2泊3日の行程で沖縄を訪問していますが、その主目的は翁長当選のためのオール沖縄会議への根回しだったろうと私は見ています。ここでも辺野古埋め立て問題は副次的な課題でしかありません
。彼らには辺野古埋め立て承認を本気で撤回する意思などないのです、とは私の見るところです。

【山中人間話目次】
・翁長知事とオール沖縄会議は県民大会を「撤回」回避の隠れ蓑にするのか。オール沖縄会議は自らのレゾン・デートル(存在意義)を根源的に問い直す必要があるのではないか。
・「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会」とは奇妙なネーミングです。オール沖縄会議の辺野古埋め立て阻止そっちのけの狙いが透けて見えます。
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