キョウ こいけゆりこ9

Blog「みずき」:共産党になにか変化でも生じたのでしょうか? つい最近まで「小池与党」宣言をしていた同党(同党都議会議員団)が、「都民ファーストの会は、都議選において公明党と選挙協力しています。「共謀罪」法の強行や「加計学園」問題などの国政私物化に怒り、「安倍自公政権に厳しい審判を下したい」との都民の願いを託すことはできないようです」などと小池百合子と都民ファーストの会に批判的になっています(「加計」、「共謀罪」強行の安倍暴走政治-都民ファースト何も語らず - しんぶん赤旗 2017年6月20日)。同党はこの6月18日に朝日新聞と毎日新聞に都議会選に向けた全面広告を出して少なからず東京都民を驚かせましたが、これについて元外交官で評論家の木直人は「野党共闘のかけらもない。少なくとも都議会選挙に限ってはそうだ。政局は、都議会選挙後は、衆院解散・総選挙に向かって一直線である。都議会選と国政は違うといって、衆院選では再び野党共闘にもどり、安倍9条改憲阻止で共産党は民進党と共闘するのだろうか。民進・共産の野党共闘で、安倍首相の自衛隊合憲の9条改憲を阻止できるのだろうか」と批判しています。一方で共産党と公明党の「仁義なき戦い」も深刻になってきています(私立高の授業料軽減にみる-共産党都議団 都民・父母の願い実現に真剣に向かい合う-公明の「共産は実績横取り」はデタラメ -しんぶん赤旗 2017年5月16日)。

しかし、上記のことをもって共産党になんらかの政策上の変化が生じたと判断するのは早計でしょう。民進党東京都連会長の松原仁が小池都知事が築地市場を活用しつつ、市場を豊洲へ移す方針を固めたことについて「わが党は条件付きで豊洲移転賛成だ。わが党が都議会で主張してきたことが実現する」と評価したことに対して、共産党の志位委員長は19日の党会合で、知事の正式な態度表明を待つ考えを示した上で「豊洲移転は中止し、築地を再整備するしかない」と小池都知事の新方針に反対する姿勢を示したと言います(
時事通信 2017年6月19日)。ここでも共産党は「知事の正式な態度表明を待つ」と小池都知事に対して親和的です。小池都知事に対して批判的になったという評価は当たっていないでしょう。要は同党の戦略は都知事選を含む各種選挙で勝利を収める(躍進する)ことであって、上記の小池都知事に対する若干の対応の変化も選挙での躍進という自党中心主義の姿勢から一歩も出るものではないことは明らかです。つまり、共産党は本質的に自己利益だけを追及する保守党となんら変わらない自党勢力の数の最大化だけに血道をあげる政治屋集団の党になってしまったということでしょう。そこに従来の共産党の政治理念の確かさをうかがうことはできません。そういう政党が「野党共闘」「野党共闘」と連呼しているのです。多少の合従連衡はありえても真の政治革新につながる「野党共闘」は実現しないと見た方がよいでしょう。そういう「野党共闘」路線に私は信を置きません。

【山中人間話目次】
・共産党になにか変化でも生じたのでしょうか? しかし、共産党は「転向」路線という点でなにも変わっていない
・安倍晋三の「おわびと反省」会見なるものを解説する石川慶子という広報コンサルタントのコメントを聞いて私は嘔吐した
・「共謀罪」法成立に関する徐京植さん(在日朝鮮人作家、東京経済大学教授)の重要な視点からの大切な問題提起
・加計学園問題で決定打となるスクープといわれる「総理のご意向」の決定的証拠を報道したNHK『クローズアップ現代+』の映像
・青木理さん(ジャーナリスト)の「理の眼」――仮に共謀罪が必要だと考える人でも、今回の政権与党の態度には否を突きつけるべきなのです
・先に世界平和アピール七人委員会は安倍1強政権を「ファシズム政権」と指弾しましたが、今度は「マフィア政権」という「右寄り」と言われたきた学究からの指弾です
・渡辺輝人弁護士(京都)の「安倍首相の印象操作-記者会見で黒ファイルを見るタイミング」(2017年6月21日)という実証的な論
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