キョウ かくしんこん

Blog「みずき」:相沢侃さんの熾烈かつ的確な山口二郎(北海道大学名誉教授、法政大学教授)批判。深く同意します。そして、この山口二郎は、「安全保障関連法に反対する学者の会」や「立憲デモクラシーの会」などの代表的な構成員、すなわち、幹部のひとりであり、その「学者の会」や「立憲デモクラシーの会」などが共産党や社民党と一緒になって「野党共闘」路線を推進する一翼を担っていることは、「野党共闘」路線なるもののマヌーバー性と非革新性を物語ってあまりあるということができるでしょう。そしてさらに、そうした山口の主張と論理の矛盾に気づかない(気づこうとしない、というべきか)のがいまの共産党や社民党であるということ。また、いまの共産党員や社民党員であるということ。またさらに樋口陽一や長谷部恭男、和田春樹、水島朝穂、上野千鶴子、内田樹、小熊英二、小林節、小森陽一、浜矩子などなど肩書だけはことごとしい「知識人」が名前を連ねる「学者の会」や「立憲デモクラシーの会」であるということ。そして、さらにさらに、その元凶は戦前の社会大衆党の転向よりも甚だしい日本共産党の想像を絶するばかりの右傾化と変節にあるということを私たちは決して忘れてはならないでしょう。日本社会が総右傾化しているというのはこういうこと、こういう現象を言うのです。「死にかけている」(世界平和アピール七人委員会、2017年6月10日アピール)のは安倍内閣や国会だけではないのです。

『山口よ、アベの暴走はあんたの言う「市民革命成就」の結果、あんたの待ち望んだ「真の二大政党制の完成」の結果だろうが。

山口は、「非武装中立」など非現実路線を続けても政権交代は起こせないし、自衛隊の意義と限界を憲法に明記して初めて、PKOなど国際舞台での軍事面を含む貢献ができると考えて、一九九一年に初めて「創憲」を提唱した。改憲派山口の登場だった。

その後、小沢一郎とともにあったから、「いかに敵失が大きいとはいえ、民主党が前回の大敗からわずか4年間で政権交代を成し遂げることができたのは、ひとえに小沢一郎前代表の下で、政策を転換し、選挙戦術を変えたからである。民主党は様々な主張が雑居した政党であったが、小沢は「生活第一」というスローガンの下で、自由放任を旨とする自民党に対して、平等と再分配を追求する姿勢を明確にした。これにより、ようやく二大政党の対立構図が鮮明になった」と言い、「その意味で、今回の政権交代は日本の政治史上画期的な出来事である。投票率が選挙制度改革後の最高を記録ことも、国民が歴史の新しいページを開くことに参加したいと願ったことの表れであろう。今回の政権交代によって、ようやく本物の民主主義が日本に現れたということができる。いわば、政権交代によって市民革命が成就したのである」と、恥ずかしげもなく書いた。

そして、忘れてはならぬのは、「真の二大政党制とは、自民党がもう一度政権を奪還することによって、完成するのである」と言っていたことだ。』(相沢侃FB 2017年6月11日)


【山中人間話目次】
・山口二郎を重用する安全保障関連法に反対する学者の会、立憲デモクラシーの会の右傾化批判と右傾化の元凶としての共産党の転向批判
・平安名純代さん(沖縄タイムス米国特約記者)の『想い風(うむいかじ)』「工事止める「撤回」こそ必要」(沖縄タイムス 2017年6月12日)の重要な指摘
・醍醐聰さん(東京大学名誉教授)がコーディネーターをつとめる「森友・加計問題を考えるシンポジウム」の開催が明日の6月13日のことになりました。
・大田元沖縄県知事への哀悼の意をこめて――「壁の向こうに友人を作る」と題された7年前(2010年7月)の同知事インタビューの未発表日本語版記事(Peace Philosophy Centre)の紹介
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