キョウ むとういちよう
武藤一羊さん

Blog「みずき」:田中利幸さん(歴史評論家。メルボルン在住)の「8・6ヒロシマ平和へのつどい」の案内ですが、以下のジョン・ダワーの言葉を援用した田中さん自身の発言、さらに田中さんが引用する武藤一羊さん(ピープルズ・プラン研究所設立者。元ニューヨーク州立大学教授)の発言がとりわけ今日的な問題提起として私の胸に突き刺さります。

『公権力を私物化し法の支配を冷笑する安倍マフィアともいうべき現政権は、2020年、オリンピックの祝祭ムードのなかで、新天皇と新元号のもと、彼らの新憲法を公布すると開き直った。戦後の日本列島の民衆が積み上げてきた平和、人権、主権在民の実績を一挙に覆し、私たちを国家に仕える臣民にかえる目論見である。私たちはこの企みを挫折させる本来の力をもっている。だがその力を本当に発揮するためには、安倍政権を倒すたたかいを通じて、私たちがその先にどのような社会をつくるのかを真剣に考える時期がきている。昨夏の明仁天皇の生前退位声明以来、象徴天皇制が新たに政治の中心に浮上した。安倍改憲を挫折させるには憲法をまるごと守らなければならない。しかし、こうして安倍政権を打倒した向こうに、私たちは、何を見るのか。天皇の象徴権力によって統合されている日本社会を見るのか。戦後国家からその最良の遺産を引き継ぎつつ、私たちは、どのような列島社会をつくろうとするのか、そこにいたる道筋は何か、それらをめぐる活発な運動相互間の討論と探求は、安倍を倒す運動をかならず強めるだろう。私はそう確信する。』(武藤一羊さん)


【山中人間話目次】
・田中利幸さん(歴史評論家。メルボルン在住)のジョン・ダワーの言葉を援用した発言と武藤一羊さん(ピープルズ・プラン研究所設立者。元ニューヨーク州立大学教授)の発言が胸に突き刺さる
・水島朝穂さん(早大教授。憲法学)の「共謀罪」法案に隠された重大論点――「酒に買いにゆく」だけで逮捕される理由
・日弁連の時宜に適った重要な国際シンポジウム――ジョセフ・カナタチ氏(国連人権理事会特別報告者)スカイプ参加
・読売新聞の「過去に例のない『新聞史上最悪の不祥事』」という郷原信郎さん(弁護士)の指摘
・あの天安門事件が起きた6月4日(1989年)から28年。これも時宜を得た阿部治平さんの中国政府(経済政策)批判
・<加計疑惑>「前川の乱」から「文部科学省の乱」へ(直撃LIVE グッディ!)という視点の有意義性と「国民の眼」という視点の欠如
・「ハーバード大学の勇断――「10人の入学許可撤回 FBで差別的発言」で
・木村剛久さん(元編集者。「海神日和」主宰者)の「寅さんについて――「男はつらいよ」を旅する』をめぐって(2) 」
・沖縄 1935 写真でよみがえる戦前――朝日新聞・沖縄タイムス共同企画
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