キョウ きょうさんとう21

Blog「みずき」;天皇の退位に向けた特例法案がきょう衆院で可決される。特例法案は、参議院の特別委員会での審議を経て、来週中にも成立する見通しだという。この法案に反対する政党はない。そのさまは戦前の大政翼賛的状況下の国会と変わらない。こうして全会一致で戦前に回帰していく。野党界隈はいま共謀罪法案阻止のため審議拒否で対抗しようという声で賑々しい。しかし、その野党が天皇の退位に向けた特例法案を全会一致で支持する。それがたとえ象徴天皇制であれ天皇制の一形態であることには変わりがない。そして、共謀罪法案の祖形といわれる戦前の治安維持法はその天皇制を保持するためにたくらまれ、人々の思想、表現の自由を奪い、多くの死者を含む罪人をつくった。が、野党なるものはその天皇制保持の一形態でしかない特例法案には全会一致で賛成というのだ。この国に革新政党と呼ばれてきたものがまだ仮にあるとすれば、それは革新政党の自殺行為にほかならない。共謀罪法案反対と特例法案支持は両立しない。その両立しないものに賛意を表する。まさにこの国はいま戦前の大政翼賛的状況下そのものだ。そこには良心と思想のひとかけらもない。

【山中人間話目次】
・天皇の退位に向けた特例法案がきょう衆院で可決される。この法案に反対する政党はない。そのさまは戦前の大政翼賛的状況下の国会と変わらない
・共謀罪法案と天皇退位特例法案の関係性に関しての内海信彦さん(画家、早大「ドロップアウト塾」主宰)の本質的な指摘
・審議拒否戦術を絶対視するべきではありません。況やただ騒ぎ立てるだけの審議拒否戦術では自己満足に終わってしまうのがオチです
・リベラル・左派のあまりのていたらくにいま保守のこの人が輝いて見える。しかし、こういうことではいけないのです
・小倉利丸さんの共謀罪がテロ対策を口実に国会でも成立の瀬戸際という危うい状況にあることを前提にしたジョン・ピルジャー「英国のテロ: 首相は何を知っていたのか? 」という論の訳出
・駒込武さん(教育学研究科教授。教育史)の「戦争バブルに色めき立つ大学?」という論。重要な指摘です
・安倍首相のおれが偉いといわんばかりの国会答弁は、世界の笑いものになり、国連が異例のプレスリリースを発表する事態となっています
・加藤哲郎さんの今回の論考は、安倍政権のこの上ない危険性についてとりわけ鋭くメスを入れるものです。加藤さんの安倍政権弾劾はいつにもまして激しく、厳しい
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