キョウ やまおしおり2

Blog「みずき」:私のFB友達でもある宮城康博さん(沖縄在住、脚本家)や豊島耕一さん(久留米市在住、元佐賀大学理工学部教授)に少し厳しいことを言います。

「これは歴史に残る名演説。山尾志桜里議員、さすが。」(
宮城康博FB 2017年5月18日

「話題の大演説、このブログにもミラーリングします。」(
豊島耕一 ペガサス・ブログ版 2017年5月19日

相も変わらず「リベラル・左派」を自称し、また、他称される人たちが山尾志桜里議員(民進党)を英雄視ないしは過大評価しています。「共謀罪」法案を「戦前の『治安維持法』の復活」などと批判しながら、一方で、「国体(皇室)や私有財産制を否定する運動を取り締まることを目的として制定された日本の法律」(ウィキペディア『治安維持法』)である治安維持法制定の内的バネとなった根源としての制度である「天皇制」や「天皇」を礼賛することに矛盾を感じないのか? 山尾志桜里議員を「英雄視」する彼ら、彼女たち(リベラル・左派)の論理的自堕落は明らかです。これでは「共謀罪」法案を根底的に批判できないのも当然のことです。山尾志桜里議員(民進党)を英雄視ないしは過大評価する人たちの大反省を求めたい。

幣ブログの「今日の言葉(1)――山尾志桜里議員をさも民主的な議員であるかのように書く赤旗の書きぶりに私は大きな違和感があります。山尾議員は「今上陛
下が大切に深めてこられた象徴行為」云々などと言う価値観の持ち主でしかありません。」を
再掲しておきます。

『Blog「みずき」:今回の民進党の山尾志桜里議員に関する赤旗の記事は、共謀罪の問題点を同議員の質問を通じて記事化したというよりも、共産党の進めようとしている「野党共闘」路線に民進党をなんとか取り込もうとする意図から記事化されたという打算の匂いの方を私は濃厚に感じます。それにしても山尾志桜里議員をさも民主的な議員であるかのように書く赤旗の書きぶりに私は大きな違和感があります。山尾議員は「今上陛下が大切に深めてこられた象徴行為、慰霊の旅や被災地激励のお姿などに、国民一人ひとりが心動かされ、自然と皇室に対する敬意へと結びついていく内的体験の共有は、天皇が「国民統合の象徴」であるための核心を担っている」などという天皇論を持つ価値観の持ち主です。山尾議員のこのような価値観は民主主義の理念とは相容れないものです。共産党はこのような皇国史観的といってよい思想の持ち主を持ち上げてどうしようというのでしょう? この地平から見えてくるのは皇国史観を容認するに等しい共産党の右傾化した姿だけです。「さすが元検事のしおりんこと山尾志桜里民進党前政調会長」などという徳岡宏一朗さん(弁護士)の書きぶりにも大きな違和感を持たざるをえません。』


なお、山尾議員の「今上陛下が大切に深めてこられた象徴行為、慰霊の旅や被災地激励のお姿など」云々という言葉は私が昨日批判した内田樹の「天皇礼賛」論となんと似通っていることか。

【山中人間話目次】
・天皇礼賛論者の山尾志桜里議員(民進党)の「共謀罪」法案反対演説を「歴史に残る名演説」などと評価するリベラル・左派の論理の自堕落について
・「共謀罪」法案を強行採決させた与党の圧倒的多数は「国民」という世間がつくりだした。その圧倒的な現実にどう立ち向かうのか?
・これは内田樹の天皇制至上主義者としての本質がこれ以上ないほどに剥き出しになった一文というべきでしょう
・「立憲主義」という言葉は「立憲主義」の名の下に憲法9条を「現実」に近づける改憲をたくらむ新9条論者の登場によってまったく黴の生えた言葉になってしまいました
・宮城康博さん(沖縄在住、脚本家)の「詰んでよ、いいかげん。これ以上安倍政権に壊される前に」というコメントに共感します
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