キョウ へのこ34

Blog「みずき」:一昨日の4月25日、政府(沖縄防衛局)は辺野古埋め立て護岸工事を強行しました。翁長沖縄県知事はいうまでもなく即刻抗議の記者会見を開きはしましたが、私から見て、翁長知事の発言は、「護岸工事は始まったばかりで、2度と後戻りができない事態にまで至ったものではない」「撤回を視野に入れて、法的な観点や国の日々の動き、全体の流れを勘案しながらあらゆる動きを想定して弁護団と議論している」などとのらりくらりとしたもので、実質、政府(沖縄防衛局)の護岸工事の強行を容認するかのような発言でしかありませんでした。

その翁長知事の発言を聞いて、沖縄県島尻郡在住の宮城健さんは以下のような意見を述べていました。

『「知事が撤回しようとも工事は進むから、辺野古に人が集まるしかない」と言っている人々は、オナガが取り消しを取り消すまで、人が集まらなくとも埋め立て部分の工事が止まっていたことを知らんのか。県庁に押しかけ自ら選んだ為政者に阻止させる民主的で効果的な方法より、死傷者だしながらアピールする「ポーズ」を選ぶというのか。バカバカしい。もう絶対に現場には行かない。』

Makoto Yasuさんはその宮城健さんの記事に「これ最後のプレゼント やることを、それぞれの場所で 信じる道を切り開いていこう」というコメントをつけた上で阿部岳・沖縄タイムス北部報道部記者の「嘆かず依存せず黙々と」という「視点」の言葉を紹介していました。このコラムで紹介されている石原吉郎も目取真俊さんも私の好きな詩人であり、作家です。

私には宮城健さんの絶望の言葉もMakoto Yasuさんの「やることを、それぞれの場所で 信じる道を切り開いていこう」という希望を信じる言葉もどちらもよくわかります。ここには見かけほどの「対立」はありません。私にはどちらも同じことを言っているように見えます。共通しているのは安倍政権への弾劾はもちろん、翁長知事にも安易に信を置かない、ということでしょう。

私も最後にひとこと述べておきます。翁長知事よ。ご託宣はもうたくさんだ。即座に「埋め立て承認撤回」をしなさい、と。


【山中人間話目次】
・辺野古埋め立て問題――宮城健さんの絶望の言葉とMakoto Yasuさんの希望を信じる言葉と阿部岳・沖縄タイムス北部報道部記者の「嘆かず依存せず黙々と」という「視点」の言葉
・辺野古埋め立て護岸工事着手に関する翁長知事の抗議の記者会見全文
・「リベラル21」の常連執筆者の半澤健市さんが紹介する成田龍一さん(大学教員)と中村文則さん(作家)のおふたりの「若者考」が興味深い
・フランス大統領選――マクロン前経済相と右翼・国民戦線(FN)のルペンの戦いをどう見るか?
・国境なき記者団(RSF、本部パリ)26日発表 2017年報道自由度ランキング、日本72位
・シリア空爆の際のロシアとアサド政権の化学兵器(サリン)使用の真偽についてフランス政府は「化学兵器を使用したのは疑問の余地なくアサド政権側だ」とする調査報告書を発表した
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