キョウ おなが9
オール沖縄体制は欺瞞そのものです

Blog「みずき」:(1)「籠池泰典の証人喚問直後の世論調査で安倍内閣支持率が下がらなかったことで流れが変わってしまった」(kojitakenさん)ということももちろん大きな要素だとは思いますが、「しんぶん赤旗:元号復活…28年ぶり」(2017年04月01日 毎日新聞)という事態に象徴される共産党の右傾化もこの事態を招いた大きな要素になっているだろう、というのが私の見方です。kojitakenさん自身も『共産党の右傾化はついにここまできた。森友学園事件に関する最近の国会質疑で、かつての共産党のような鋭い質問が鳴りを潜めていることを訝っていたが、同党の右傾化と関係があるのではないかと疑ってしまう。そういえば東京都議会でも共産党は「都民ファ□ストの会」と歩調を揃えるなどして大政翼賛会化している。それにしても安倍晋三や安倍昭恵ですら日常的に西暦を使うこのご時世に、共産党は「保守層」にすり寄るつもりか知らないがなんでこんな時代に逆行する馬鹿な真似をするのか、見識を疑う』(同上)と書かれていますね。「革新」の右傾化が安倍晋三の増長を許しているのです。戦前、労働者、無産者階級の政党であった社会大衆党が陸軍統制派・革新官僚に迎合、接近、大政翼賛化し、太平洋戦争に突入していった時代と同じ冬の時代がいまに現前しているのです。それが「教育勅語、教材で用いること否定せず 政府が答弁書」という事態だというのが私の認識です。

(2)太田昌国さんは「現政権支持率の『高さ』」の背景に、何があるのか」と自らに設問し、「私たちが、戦後民主主義者であれ、リベラルであれ、左翼であれ、社会の在り方を変革しようとする、総体としての『私たち』の敗北状況のゆえにこそ『現在』があるのだ」と自ら設定した問いに答えています。太田さんのこの認識は私のこの問題への
認識とも重なります。さらに太田さんは次のようにも書きます。「安倍の時代は早晩終わるにしても、社会にはこの「気分」が根づいたままだ。いったん根を張ってしまったこれとのたたかいが現在進行中であり、今後も長く続くのだ」、と。「社会の在り方を変革しようとする」側に太田さんの指摘する「『私たち』の敗北状況」の認識がない以上、この状況は太田さんの見通しのとおり「今後も長く続」かざるをえないだろう、と私も観念せざるをえないのでしょうが、その間に年老いた者、体弱き者は死んでしまうでしょう。なんともやりきれないことです。現在の「敗北状況」をつくり出し、それを認識しえない自称「リベラル・左派」なる怠惰、卑怯、惰弱な者どもに対して炎々、焔々とした怒りが込みあげてくるのを抑えようもありません。

(3)ここでも翁長知事と「翁長与党」(オール沖縄)のダブルスタンダードが沖縄県政を党派的な利害関係を最優先する非民主主義的なものにしています。すなわち、政治学用語を使えば沖縄県政をネポティズム(縁故主義)化しているということです。ネポティズムとは独裁・権威主義国家によく見られる政治手法のことをいいます。「なぜこうした理不尽なことが起こるのか。県政与党は、翁長氏自身の疑惑を含む県政の疑惑は追及しないでそっとしておくことが『翁長知事を支える』ことだと考えているから」だ、と私も思います。考え間違いも甚だしい。県民の意志など蚊帳の外という典型的なネポティズム政治です。翁長県政は腐敗すらしています。これがいまの翁長県政の実態だということを私たちはよく知る必要があるでしょう。オール沖縄体制(日本共産党、社民党、社大=「オール沖縄」諸党派)は欺瞞そのものです。

【山中人間話目次】
・共産党など「革新」の右傾化がこれだけの安倍スキャンダルの中でも内閣支持率が下がらなかった大きな一因である、というのが私の見方です
・太田昌国さんは「現政権支持率の『高さ』」の背景に社会の在り方を変革しようとする者の「私たちの敗北」状況があると見る。それゆえの「現在」だと
・いわゆる「リベラル・左派」層には元社民党議員(現民進党議員)の辻元清美に対する「革新」幻想はまだまだ根強く残っているようです(笑止)
・ここでも翁長知事と「翁長与党」(オール沖縄)のダブルスタンダードが沖縄県政を党派的な利害関係を最優先する非民主主義的なものにしています
・ゲート前1000日集会――目取真俊さんのあらたな、そして静かな決意
・72年前の昨日。すなわち、1945年4月1日。米軍が沖縄本島に上陸した。この日から「ありったけの地獄を集めた」沖縄戦は本格化した
・加藤哲郎さん(一橋大学名誉教授)の4月はじめの世界と日本の時局論
Secret

TrackBackURL
→http://mizukith.blog91.fc2.com/tb.php/2230-fdeb2fb0