キョウ かんのかん5
日本の民主主義を殺しているのはどちらか?

Blog「みずき」:青木理さんの「理の眼」。右派団体・日本会議を取材してきたのはただ菅野完ばかりではありません。「左派・リベラル」が無暗にスターをつくりたがるから菅野完の右翼的体質も見抜けず、「森友学園」問題に関しての菅野・籠池の右翼・新右翼コンビのコラボとしての「左翼取り込み」の詭計も見抜けないのです。以下は、「菅野完著『日本会議の研究』の研究――ついに菅野完氏の正体が明らかになった」という論説の一節。

「ついに菅野完氏の正体が明らかになりました。菅野氏がネット上で4月30日に上記第1の投稿をしていた事実を私は今日、はじめて知りました。私の研究不足でした。上記第1によれば菅野完氏は「民族派」だそうです。菅野氏は「私は、雅春先生が大好きです。心酔している」「雅春先生のご事蹟は、日本の誇る霊的指導者」と述べ、谷口雅春氏を絶賛しています。どうりで菅野氏のツイッターでの発言は、平和憲法を否定したり、憲法を否定する「反憲学連」の元議長の死に対して丁重にお悔やみを述べていたりして、変な人だなと思っていましたが、これですべての謎が解けました。『日本会議の研究』では立憲主義を破壊する安倍政権を批判する記述や日本会議の政治運動によってもたらされる民主主義の危機を訴える記述などがあって、まるで憲法擁護派のような立ち位置で書かれていましたが、正体は全く違っていて、彼はバリバリの谷口雅春派でした。

それにしても、そんなに谷口雅春氏に心酔しているなら、菅野氏自身、自分が谷口雅春派の民族派である事実を、『日本会議の研究』の中で明らかにしたうえで本書を出版するべきではなかったでしょうか。ところが彼は正体を隠して、読者を騙して出版したわけです。菅野氏に言わせれば、本書出版日とほぼ同じころに上記第1の投稿をネットでしていたから自分の正体はすでに明らかにしていたということなのかもしれませんが、ネットで書いていても圧倒的多数の読者は気がつきませんし読みませんし、私自身、今日初めて知りました。菅野氏は『日本会議の研究』の中で自分の正体を明らかにするということが決定的に重要だったと思いますが彼はそれをしませんでした。しかも彼は自分の経歴も学歴も、本名も(?)明らかにしてはいませんでしたし、いまもそうです。そうやって菅野氏は自分は谷口雅春氏に心酔している民族派である正体を隠して、読者を騙して、13万部以上(?)の売上げで多額の利益を得ておきながら、一方で、菅野氏は次のように述べて、谷口雅春氏を信奉している事実を明かさずに政治運動を続けてきた「安東さん界隈」を痛烈に批判するというのは、完全に矛盾しているのではないでしょうか。谷口雅春氏に心酔している人間のレベルがこれ一つみても、よく解りますね」


【山中人間話目次】
・菅野完を英雄視するリベラル・左派必見――「ついに菅野完氏の正体が明らかになった
・青木理さんの「理の眼」。右派団体・日本会議を取材してきたのはただ菅野完ばかりではありません
・郷原信郎弁護士の籠池氏への自民党の"反対尋問"(証人喚問)は容易ではないという論。郷原弁護士はどうやら安倍政権側の完敗を予想しているようです
・醍醐聰さん(東大名誉教授)の籠池・森友学園理事長証人喚問問題連続論評
・こんな確かめようもない情報をデマというのです。「検察関係者から聞いた」云々とはデマ発信の常套句でもあります
・「治安維持法は司法が『育ての親』だった」という内田博文さん(神戸学院大学教授)の共謀罪法案批判の視点
・「共謀罪」は「共謀罪」と書き続けるという。朝日新聞のジャーナリズムとしての「見識」はかすかでも残っているようです
・トランプ政権の「苦境」を伝える報道2つ

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