キョウ あべととらんぷ

Blog「みずき」:毎日新聞編集局編集委員の伊藤智永は先週に引き続いて安倍提灯記事を「サンデー毎日」(3月19日号)に次のように書きます(なお、先週の伊藤の記事の私の評価についてはこちらをご参照ください)。

「昨年12月の日露首脳会談といい、2月初旬の日米首脳会談といい、国際秩序の歴史的な構造大転換を、ここまで日本は相当大胆かつ巧妙に乗り越えつつある。日本としては稀(まれ)な長期政権の経験と実績を重ねたリーダーの存在と資質なしに、それは到底なし得なかった――。そうした英雄気分も交じった自負心が、最近の安倍晋三首相には強い」、と。

伊藤のこのレトリックはなにか? 「温泉宿泊会談」「ゴルフ友達会談」などと多くのジャーナリストから揶揄さえされてなんの成果もあげえなかった昨年末の安倍・プーチン会談や2月初旬の安倍・トランプ会談を「国際秩序の歴史的な構造大転換」「長期政権の経験と実績を重ねたリーダー」などと持ち上げ、安倍を礼賛する。そして、その礼賛を礼賛のように見せかけないために「そうした英雄気分も交じった自負心が、最近の安倍晋三首相には強い」とその礼賛は安倍自身の自負心の説明であるかのような文章にする。おのれのしていることをさもおのれのしたことではないように見せかける卑怯、卑劣なレトリックいうほかない一文です。伊藤に提灯屋の資質は認めても、ジャーナリストの資質を認めることはできないでしょう。それが毎日新聞の編集局編集委員さまです。世も末とはこういうことをいうのでしょう。私としてはこれ以上とても彼の文章につきあうつもりはありません。


【山中人間話目次】
・伊藤智永毎日新聞編集局編集委員の安倍提灯記事第2弾を糾す
・朝日新聞よ、過労死レベルの残業を労働者に強要する労働基準法改悪を「長時間労働を改めていく一歩には違いない」とはなにか
・1人の議員の思想・信条の自由を圧殺する宮古島市議会の多数の暴挙に抗議する
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)の「天皇の退位」に関する衆参両院正副議長の「とりまとめ」に関する論説の中で言及している原武史さんの朝日新聞インタビュー記事
・地元名護漁協の一部漁業権放棄をめぐる漁業法の専門家の熊本一規明治学院大学教授の論証
Secret

TrackBackURL
→http://mizukith.blog91.fc2.com/tb.php/2218-380ce9fd