キョウ たなかみつ

Blog「みずき」:鄭玹汀さん(日本キリスト教史研究者)の田中美津論(「山中人間話」参照)。フェミニズムというとただそれだけで頭を垂れてしまう女性や男性がいます。ウーマンリブ(女性解放運動)についても同様のことが言えるでしょう。田中美津はそうしたウーマンリブ運動家たちの宣教師としてこの40、50年ほど君臨してきました。上野千鶴子はウーマンリブの出自ではありませんが、私は、やはり田中美津とほぼ同様のことがいえるだろうと思っています。彼女もセンチメントなフェミニストの教組としてこの40年ほどフェミニズム学ないしはジェンダー学の周辺で君臨してきました。

ところで、私は田中美津と言う人にずっと違和感を抱き続けてきました。しかし、私は、嫌いになるとその人の著書も読まない性質なので(それでも田中美津の著書は何冊か読んでいますが)、違和感は違和感のままにそのまま私の中で居座り続けています。鄭玹汀さんはその私の違和感をずばりと言い当ててくれました。そのとおりです。感謝申し上げます。田中美津評価はその人がほんものかどうかを私が見極めるよい尺度になっていると思っています。

さて、田中美津さんの毎日新聞インタビュー発言については、私にはいがいでしたが、お仲間の作家の北原みのりさんも批判しています。「いやーん、これひどいわー! AV出演強要問題は、人権派VS楽しく仕事したい人たちの対立、と美津さん。被害を訴えた女性は「心の問題」があり、「人権」を訴えるだけでは被害者は癒やされない、と。まじか・・・そしてこのインタビューを、AVANの川奈まり子氏が「神回」と絶賛中。AV強制出演問題は、経済成長と表現の自由への盲信から性売買(AVを含む)を世界一発展させてきた日本の闇、根深い暴力問題。「ポリコレ」VS「本音」みたいな分かりやすい陳腐な対立枠組みつくって被害者の声を塞ぐなんて、これじゃ美津さん、上野さんと同じじゃないのよ。」(北原みのりTwitter 2月22日)、と。

しかし、根底的なというか、日本でのフェミニズムの定着の歴史を振り返っての批判になりえていませんね。おそらく北原さんにはそうした問題意識はないのでしょう。同じ過ちが繰り返されるおそれを私は感じます。


【山中人間話目次】
・鄭玹汀さん(日本キリスト教史研究者)の田中美津論――田中美津の毎日新聞インタビュー発言をめぐって
・最高裁の裁判官は権力に屈服する裁判官ほど最低なものはないということをよくよく知るべきだ
・瑞穂の國記念小學院の大阪府による不認可確実の情勢に満足してはいけない
・メディアよ。安倍をいま叩かないで、いつ叩くというのだ。一点集中して攻撃(報道)せよ。それが「メディア=ウォッチ・ドッグ(権力の監視者)」の謂いのはずだ
・瑞穂の國記念小學院問題のバックには陰にせよ陽にせよ必ず安倍の存在がある。そこを叩け
・安倍晋三のトランプ同様のALT‐FACT(もうひとつの事実)。すなわち、安倍のデマについて
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