キョウ おーうぇる2

Blog「みずき」:トランプ新大統領が就任した米国で、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」がベストセラーランキングの上位に浮上しているといいます(CNN 2017年1月25日)。トランプ新政権のショーン・スパイサー大統領報道官は20日に行われた大統領就任式の聴衆の規模について就任式の「期間」としては史上最大だったと発言しましたが、写真や統計が裏づける「真実」はその逆でした。米国の人々はこのときジョージ・オーウェルの小説「1984年」に登場する「真実省」のことを想起したようです。オーウェルの「1984年」によれば「真実省」はうそを操る組織でした。米国の多くの学校では同小説を必読書と位置づけているといいます。そういう米国という国の一面の下地もあってトランプ新政権の誕生以来、とりわけスパイサー大統領報道官の「ポスト真実(post-truth)」発言以後、米国の人々はジョージ・オーウェルの小説「1984年」を買い求めるようになったのではないか。日本でもトランプ新政権の「ポスト真実」政治の危うさについては朝日新聞が本日づけの社説で危惧を表明しています。「ゆゆしい事態である」、と。しかし一方で、日本の安倍政権は、その危うい「ポスト真実」政治を続けるトランプ新政権を「就任直後から精力的に行動され、トランプ時代の幕開けを強烈に印象づけた。トランプ氏の指導力によって、米国がよりいっそう偉大な国になることを期待しており、信頼できる同盟国として役割を果たしていきたい」(朝日新聞 2017年1月29日)と外交辞令が含まれるとはいえ大評価しています。これは日本にとっての最大の「ゆゆしい事態」というべきでしょう。“post-truth era”(「ポスト真実」の時代)は人さまの国の話とばかりはいえません。

【山中人間話目次】
・トランプ新大統領が就任した米国で、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」がベストセラーランキングの上位に浮上しているといいます
・アムネスティが山城博治さんの即時釈放を求めるための国際運動を開始しました
・トランプはナチスドイツが定期的に発表していた「ユダヤ人が犯した」犯罪リスと同じようなト毎週「外国人によって犯された」犯罪リストを発表する大統領令に署名しました
・9.11以来、テロリストの多くはサウジアラビア出身だがサウジは対象外というトランプのムスリム入国拒否の矛盾
・トランプ氏はが国家安全保障委員会から国家情報長官と統合作戦本部議長を追い出して、ネオナチ系陰謀論サイトを運営していたスティーブ・バノンに権力を集中させた
・カナダ首相「難民を歓迎」とツイート、米大統領とは対照的
・イギリス労働党党首コービンがトランプによる難民拒否へのコメントを避ける同国首相メイに対して発したアパルトヘイトと闘い続けた聖職者の言葉を引用したツイート
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