キョウ はんせんし

Blog「みずき」:内野光子さん(歌人、短歌評論)のハンセン病問題と象徴天皇制考。『ハンセン病対策に皇室がかかわったことによって差別が助長されたと、つぎのような報告がなされている。「このように、藤楓協会は、その誕生から厚生省と一体の関係にあったのである。皇室の「仁慈」を強調することにより、全患協の運動を抑制し、「純然たる民間団体」を装って、「文化国家」に反するハンセン病患者の絶滅を目指し、隔離強化という国策を支持する世論を喚起したのである。」(『ハンセン病問題に関する検証会議最終報告書』2005年3月 150頁)』(内 野光子のブログ 2017年1月22日)『天皇の短歌や発言によって、沖縄の戦争犠牲者の慰霊を続け、沖縄の人々の心に寄り添い続けるということは、昭和天皇の沖縄にかかる「負の遺産」、敗戦末期の本土防衛のための沖縄捨て石作戦、敗戦直後の国体維持のための「天皇メッセージ」を払拭しようとする意図があるように思われたからである。さらに、敗戦後から現在に至るまで「国益」と称して、沖縄を差別し続けている政府の沖縄対策の欠陥を、情緒的に慰撫し、補完していないかとの危惧をいだいたからであった。』(同上)『私の報告は、ほぼレジュメのような流れで進めた約1時間半で終了、最後に、近年、いわゆるリベラル派と称される論者や表現者が、現天皇の発信や振る舞いから、その人間性に、親しさや信頼を寄せる発言が相次いることが、現憲法下での「象徴天皇制」の本質を見極めることへのバリアになっていないかとの不安を語った』(同上)


【山中人間話目次】
・内野光子さん(歌人、短歌評論)のハンセン病問題と象徴天皇制考
・「暗黒の21世紀」序章 欧州版――2017年は欧州が目を覚ますべき、米英に追随を=仏極右ルペン氏
・三浦英之朝日新聞記者(アフリカ特派員)のコンゴに置き去りにされた23人の日本人遺児たちの父親を探しています
・安倍・トランプ会談が実現できたのは 「統一教会という不愉快な非公開ルートがあったからだ」
・澤藤統一郎さん(弁護士)の「2016年は、大統領罷免の当たり年だったようだ。行け、颯爽と続け、ドナルド・トランプよ。」
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