キョウ あかはた6

Blog「みずき」:今年も共産党、赤旗批判から始めなければならないようです。共産党は誤まった「野党共闘」路線を今年も続けるつもりのようです。が、それは端的に言って滅びの道というほかありません。本日の1月1日付けのしんぶん赤旗に共産党シンパサイザーの学者・文化人と志位同党委員長の恒例の新春対談が掲載されています。赤旗が指名した今年の学者・文化人代表は法政大学名誉教授の五十嵐仁さんということのようです。新春対談の中心テーマは「野党共闘」問題。赤旗はこのテーマに「野党と市民と“二人三脚”」というキャプションをつけています。では、その「野党と市民と“二人三脚”」(「野党共闘」路線)とはどういうものか? 同対談の冒頭部分を読んだだけでその危険な本質をただちに了解することができます。冒頭部分は以下のようです。

「五十嵐 おめでとうございます。昨年、印象的だったのは7月の参議院選挙と10月の新潟県知事選でした。参院選挙で、野党と市民の共闘が実現して大きな成果をあげた。新潟県知事選では、共産党、社民党、自由党、新社会党、緑の党の政党・政派、さまざまな団体・個人が一緒になって米山隆一さんを当選させた。新潟は私のふるさとですから、大変うれしく思いました。明確な争点を掲げて本気の共闘をやれば、これだけの成果をあげることができる。これは市民と野党の連携で選挙をたたかう運動の一つの到達点であり、“勝利の方程式”が見えてきたという印象です。

志位 去年は、野党と市民の共闘が本格的に始まった年になったと思います。キーワードが二つあると思っていまして、一つは「大義の旗」。もう一つは「本気の共闘」です。野党と市民が「大義の旗」を掲げて「本気の共闘」をやれば、自民党を打ち破ることができることが、事実をもって示されたと思います。去年を振り返りますと、市民運動のみなさんの後押しが大きな力になり、2月19日の5野党党首会談で、「安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回」「安倍政権打倒」を掲げて選挙協力をするという画期的な合意が確認されました。これが転換点になり、参院選挙の32の1人区すべてで野党統一候補が実現し、11選挙区で勝った。このときの「大義の旗」は「安保法制廃止、立憲主義回復」でした。そのあと、新潟県知事選で米山さんを統一候補に、「原発再稼働は許さない」という「大義の旗」を掲げ、気持ちが一つになった「本気の共闘」で勝利をつかみました。」

上記で五十嵐さんは「野党と市民の共闘」の「大きな成果」のひとつとして新潟県知事選での米山隆一さんの当選の例をあげています。志位委員長も「「原発再稼働は許さない」という「大義の旗」を掲げ、気持ちが一つになった「本気の共闘」で勝利をつか」んだとして同意しています。

しかし、この新潟県知事選について、大阪大学の物理学教授の菊池誠さんは昨年の12月4日にあった市民社会フォーラム主宰の
講演会で、米山隆一氏の当選は、広瀬隆、鎌仲ひとみ、山本太郎など放射能デマを繰り広げた人たちの応援を受けての当選であったという事実をあげて、米山氏は「信じちゃいけない、仲間にしちゃいけない」人たち、すなわちカルト、デマゴーグの応援を受けて当選したということを私たちは忘れてはいけない、と強く批判しています。その際、菊池さんは、「反原発運動は放射能デマを排除しなくてはならない。したがって、放射能デマを避けようとすると反原発候補に投票できないことになる。自分は元来共産党支持者だが、カルト応援候補に投票するくらいなら自民党候補に投票する」とも言っています(講演会の動画の2:11:10~2:13:13頃参照)。なお、菊池さんは、「信じちゃいけない、仲間にしちゃいけない」カルト、デマゴーグの例として具体的に2人の人物の名前をあげています。ひとり目。武田邦彦の場合。菊池さんは、武田は自身のブログの2012/4/27付けの記事に「あと3年・・・日本に住めなくなる日 2015年3月31日」などとデマを記しているが、その日はとうに過ぎている。デマ以外のなにものでもないことは明らかと例証しています。ふたり目。広瀬隆の場合。広瀬は『東京が壊滅する日』を2015年7月17日と著書で特定して「タイムリミットはあと1年しかない」とこれもデマを記しているが、その日もとうに過ぎている。これもデマ以外のなにものでもないことは明らかと例証しています。

こうしたカルトやデマゴーグを許容し、かつ、カルトやデマゴーグを含む「野党共闘」をとてもほんものの「野党共闘」などと呼ぶことは当然できませんし、そうしたカルトやデマゴーグの論理に乗っかった「野党共闘」なるものも早晩潰れていく運命にあることは健常な思考の持ち主であるならば容易に想像できることです。それを共産党の志位委員長は「『発再稼働は許さない』という『大義の旗』を掲げ、気持ちが一つになった『本気の共闘』」などと自画自賛しているのです。この志位発言は、いまの共産党の誤まった思考方法を端的に示す典型例というべきものでしょう。もちろん、こうした「野党共闘」なるものが成功するはずもありません。リベラル・左派は誤まった共産党の論理に右往左往することなく、こうした誤った「野党共闘」路線には一刻も早く決別すべきである、というのが、ここで私が結論として言いたいことです。

【山中人間話】


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