キョウ へのこ14

Blog「みずき」:澤藤統一郎弁護士の「オール沖縄と闘う、米軍とアベ政権」(2016年12月22日)という立言を糾す。澤藤統一郎弁護士は翁長沖縄県知事が22日あった日米両政府が主催する米軍北部訓練場返還式には欠席して、同日あった名護市のオスプレイ不時着事故抗議集会に参加したことを評価した上で次のように立言します。「米軍と日本政府は、オール沖縄との全面対決を強いられている。仮想敵国との戦争準備の前に、沖縄県民との闘いを余儀なくされているのだ」、と。しかし、澤藤弁護士のこの立言は誤っていると思います。日米両政府が主催する米軍北部訓練場返還式に欠席することがいま翁長知事が直面する最大の政治的行為ではないと私は思います。翁長知事がいましなければならない最大の政治的行為は同知事が26日にも取り消そうとしている埋め立て承認取り消しを取り消さないことというべきではないか。いま、翁長知事がしようとしている埋め立て承認取り消しの取り消しについて乗松聡子さん(「ジャパンフォーカス」エディター)や平安名純代さん(沖縄タイムス米国特約記者)、仲宗根勇さん(元裁判官、うるま市具志川9条の会共同代表)らは「県民への重大な裏切り」行為と言っています。そして、翁長知事の米軍北部訓練場返還式欠席はいま同知事がなそうとしている「県民への重大な裏切り」行為を糊塗するためのパフォーマンスにすぎないと見ています。私はいま翁長知事がなそうとしている埋め立て承認取り消しを取り消そうとしている行為を「県民への重大な裏切り」行為とみなす乗松聡子さんらの立論の側に立ちます。こちらは乗松聡子さんの一昨日の立論。また、こちらは今日の沖縄タイムスに掲載されている仲宗根勇さんの「知事の『取り消し』疑問 確認訴訟判決 執行力なし」という立論、こちらは平安名純代さんの12月21日付けの立論。ご参照ください。翁長知事が埋め立て承認取り消しを取り消そうとしている決断の背景にはその「県民への重大な裏切り」行為となる決断を共産党、社民党、沖縄社会大衆党を含むオール沖縄が許しているということがあります。そうであれば、オール沖縄も、「県民への重大な裏切り」という点で翁長知事と同罪であるといわなければならないでしょう。そのオール沖縄を称揚する「オール沖縄と闘う、米軍とアベ政権」という立言は、結果として二重にも三重にも沖縄県民を欺く論とならざるをえないでしょう。私は今回の澤藤統一郎弁護士の論には承服できません。強い異議を申し立てておきます。

【山中人間話目次】
・澤藤統一郎弁護士の「オール沖縄と闘う、米軍とアベ政権」という立言を糾す
・「アリの一言」ブログの最高裁判決から今後、県がとりうるもっとも合理的かつ効力のある法的措置として導き出される結論は「埋立承認の撤回」であるという問題提起
・乗松聡子さんの論のラストのパラグラフ「翁長知事はそれを行ったら県民への重大な裏切りになる」という指摘
・一般紙がしんぶん赤旗の訂正記事を掲載することの意味の大きさ
・「kojitakenの日記」ブログの「『ナノ銀除染』阿部宣男の思想と人脈と、阿部の肩を持った共産党の愚行」という記事
・「しんぶん赤旗が「見出し、記事ともに削除し、おわび」する訂正記事を出しました」という松崎いたるさん(元共産党板橋区議会議員)の記事
・広原盛明さんのマスメディア各社の世論調査の結果の紹介と評価

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