キョウ へのこ13

Blog「みずき」:国と沖縄県が争っていた辺野古埋め立て承認取り消しを巡る違法確認訴訟で県の敗訴が実質上確定した。最高裁第2小法廷は一審判決を見直すために必要な弁論を開かず、20日に判決は言い渡される。元裁判官の仲宗根勇さんは言う。「最高裁も多見谷寿郎ばりの、安倍政権に擦り寄るヒラメ裁判官の巣窟だったのか? 裁判の名が泣く安倍独裁下の裁判所の姿が公然化した恐ろしい時代となった」(仲宗根勇FB 2016年12月13日)。琉球新報の社説も次のように言う(2016年12月13日)。「三権分立の中で司法に課された役割をかなぐり捨て、民主主義と沖縄の自治を否定する判決がこのまま確定していいのか。重大な疑念を禁じ得ない。」「基地の重圧にあえいできた沖縄の戦後史に思いをはせることもなく、独断と決め付けによる事実誤認が多い判決が無批判に最高裁で確定することは許されない。」「だが、沖縄戦の住民犠牲と米軍統治下と日本復帰後も続く米兵らによる事件・事故を踏まえ、人権保護と環境保全とは相いれない新基地建設に毅然と反対を貫く民意の正当性はいささかも揺るがない。徹底抗戦は続く。」 また、NHKの解説記事は、沖縄の基地問題をめぐって20年前に国と沖縄県が争った裁判と今回の裁判の違いを次のように書く。「最高裁判所は、通常のように3つある小法廷の1つで審理を進めるのではなく、憲法に関わる問題など重大な事案を扱う大法廷を開き、15人の裁判官全員で審理しました。(略)その後、上告が退けられ、県側の敗訴が確定しましたが、裁判官のうち6人は、基地の集中による沖縄県民の負担の大きさを認め、軽減するには政府の対応が必要だという意見を述べました。」「20年後、再び国と県が争うことになった今回の裁判では(略)大法廷での審理は見送られ、意見を述べる場は設けられず、小法廷で判決が言い渡されることになりました。」 20年の間にこの国の司法も立法も行政も社会運動も右へ右へと決定的に傾いてしまった。しかし、司法も立法も行政も社会運動もそのことに気づかない。私はふと傍の大樹を見る。この木はずっとここに立っている。


【山中人間話目次】
・国と沖縄県の違法確認訴訟で県の敗訴が実質上確定――この20年間の司法、立法、行政、社会運動の右傾化
・仲宗根勇さん(元裁判官)の「最高裁敗訴の判決を受けても翁長知事は埋立承認取り消しを取り消す法的義務はありません」という法律解析
・アレッポからは今日も悲痛な声。「娘たちは、アサド軍やヒズブッラーにレイプされる前に殺してくれと父親に頼む」
・平安名純代さんFBでの糸数慶子さん(沖縄県選出参院議員)へのコメントへの私の返信コメント
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