キョウ へりぱっど2

Blog「みずき」:鬼原悟さん(「アリの一言」主宰者)の28日の翁長沖縄県知事の高江ヘリパッド建設容認表明は明白な公約違反という批判。この中で引用されている屋富祖昌子さん(元琉大助教授=昆虫分類学)の「知事は前知事と同じように「いい正月」を迎えるのだろう。2013年の年末に県民が見た悪夢が再びよみがえった。これで知事は「自ら進んで米軍に基地を差し出した沖縄県知事」として歴史に刻まれることになる。知事を信じて闘ってきた人々への裏切り行為は断じて許されない」という批判は沖縄県民の翁長知事への決別宣言の嚆矢となるか。それにしても「オール沖縄」という運動はなんだったのか。改めてその問題性を問い直さなければならないでしょう。

【翁長知事の公約違反】
ついに翁長知事の公約違反があらわになりました。29日の琉球新報、沖縄タイムスは、いずれも1面トップに「知事、ヘリパッド容認」の大見出しで、翁長氏が高江のヘリパッド建設容認を表明(28日の記者会見)したことを大きく報じました。社会面では現地・高江で反対運動を続けている住民たちの、「公約違反だ」「心が折れそう」「怒りが収まらない」などの声を伝えています。ヘリパッド建設をめぐる翁長氏の公約違反については、このブログでは再三指摘してきましたが(例えば今月17日参照)、記者会見でそれが露呈し、県紙が大きく報じたことの意味は重く、翁長氏と県政与党(「オール沖縄」陣営)の責任があらためて問われることになります。(略)この期に及んでもなお「オスプレイの配備撤回」を隠れ蓑にしようというわけですが、自身認めているように、オスプレイはすでに連日高江の上空を飛び交い騒音被害をまき散らしています。その現実を放置したまま、口で「配備撤回」と言ったからといってそれで物事が「収れん」するはずがないことは誰でもわかることです。「苦渋の選択」(保守政治家の言い訳の決まり文句)などという修辞でことを重大さを隠蔽することはできません。はっきりさせておかねばならないことは、「苦渋の選択」であろうとなんであろうと、ヘリパッド(新基地)建設を容認することは、翁長氏の重大な公約違反だということです。翁長氏は2年前の知事選でこう公約したのです。「オスプレイの配備撤回を求めているなかで、連動しており、高江のヘリパッドは当然反対していく」(2014年10月21日、知事選の政策発表記者会見)仲井真前知事が「やらない」と言った「辺野古埋立承認」をやったのが公約違反だったように、「当然反対していく」と言った高江のヘリパッド建設を翁長氏が「容認」したことも紛れもない公約違反であり、県民に対する重大な裏切り行為です。絶対に許されるものではありません。29日の県紙には数人の「識者談話」が掲載されましたが、その中から屋富祖昌子さん(元琉大助教授=昆虫分類学)の談話を琉球新報から全文転載して紹介します(太字は引用者)。<湿潤な環境に恵まれた亜熱帯照葉樹林は、地球上どこを探してもやんばる以外にない。国は環境保全に最大限配慮すると声高に叫ぶが、一度切り開いた森は二度と元には戻れず、後は少しずつ環境が蝕まれていく姿を見届けるしかない。世界に誇るべきこの貴重な森を、翁長雄志知事は軍事・戦争のために放棄したのだ。問われるべき責任はあまりにも大きい。ヘリパッド建設に先駆け、県は辺野古の陸上工事も容認した。年末の完成に向け、工事は急ピッチで進められることになり、環境への負荷も想像を絶する。北部はこうして軍事拠点となってしまうのではないか。知事は前知事と同じように「いい正月」を迎えるのだろう。2013年の年末に県民が見た悪夢が再びよみがえった。これで知事は「自ら進んで米軍に基地を差し出した沖縄県知事」として歴史に刻まれることになる。知事を信じて闘ってきた人々への裏切り行為は断じて許されない。>(
鬼原悟「アリの一言」2016年11月29日

【山中人間話目次】
・翁長知事が28日の報道各社の合同インタビューで高江ヘリパッドを容認。翁長県政を支えてきたオール沖縄(社民党・共産党ほか)の責任はきわめて重い。
・「象徴天皇制」の下で見過ごされてきた〝首相の憲法違反” - 鬼原悟「アリの一言」
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