キョウ とらんぷせんぷう

Blog「みずき」:今日の言葉は岩月浩二弁護士のトランプ大統領の誕生によってすでに頓挫、座礁することの明らかなTPP法案をそれでも強行採決してまで成立させようとしている愚鈍で愛国心のかけらもない総理を押し立て、進んでよりいっそう強化された植民地としての隷属に組み込まれてようとしているニッポンという国批判。さらに「グローバリズムに対しておバカで善意な日本国民」批判。「トランプ当選」という衝撃はこのニッポンという国では劇的なまでに無化され、さらにピエロ化されていくという「ウソのようでばかげた話であるが、ウソではない本当の話」としての説話的批判の紹介ということになるでしょう。ニッポンという国は進んで植民地化されることを望む理解しがたい「不思議の国のアリス」の国というわけです。

【愛国心のかけらもない総理を押し立てて過酷な支配を受け入れていく国】
安倍は、17日の訪米でトランプ氏に対して、自由貿易の重要性を説くそうな。
政府 自由貿易重視を トランプ新政権に働きかけへ (NHK 11月11日 4時35分)これに対応するかのように、今朝の中日新聞の1面には、トランプの外交アドバイザーであるマイケル・フリン米国防情報局元局長が10月中旬に来日して与野党国会幹部ら日本政界関係者との会談を重ねたときの言葉が紹介されている。「TPPが良いとか、悪いとかではない。トランプ氏は貿易交渉は二国間でやるべきで、多国間協定はだめだと言っている」(長島昭久民進党議員との会談)トランプは真っ当なことにアメリカ・ファーストである。多国間協定では、米国の利益が阻害されると考えて、米国の利益が阻害されない二国間ならよいと考えている。そんなトランプが待ち構える所に、日米並行二国間協議の成果も含むTPPが圧倒的多数で承認されたことを手土産に安倍は訪米する訳だ。日米FTAこそ、TPPの真の狙いだと言う趣旨のことを2013年のブログに書いた。米国からTPPを見るために、米国がFTA(自由貿易協定)を結んでいない国のGDPをグラフ化した。(略)トランプ大統領は、自由貿易協定が結ばれていない日本市場がTPP構成国の中で圧倒的な割合を占めることはよくご存じだ。トランプ大統領は、TPPは米国の雇用破壊を招くから受け入れない。雇用破壊を招かず、米国に利益になるのであれば、積極的に推進する。その際、思うような結果が出ていない米韓FTAの二の舞は践むまいと考えている。誰が大統領になろうと、自国の防衛には米国頼みしかないと考えている日本政府である。TPPではあり得なかったような、どのような不平等な条件でものむだろう。TPPに対する大統領授権法であるTPAが日米FTAまで包含するのかは、全く知らないが、早くすれば11月17日にも、我々は「日米FTA大筋合意」の朗報が聞けるかもしれぬ。

トランプ「アメリカ・ファースト.米軍に駐留して欲しければ、もっとカネを出せ.」安倍「オフコース。イエス。サー」トランプ「ISD条項で米国企業は日本政府を訴えることができるが,日本企業は米国政府を訴えることはできないことにする.」安倍「アメリカ・ファースト。イエス。サー」トランプ「‥‥‥」安倍「イエス。サー」トランプ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」安倍「イエス。サー」

何しろ、我が国は、目標が雲散霧消したことがわかっていても、目標に向かって、まっしぐらに国会承認をするほど狂ったおバカな国であるので、トランプ・ショックで、どのような不平等な条約でも約束できるに違いない。米国民がヒラリーを拒んだことで、
グローバリズムは大きな曲がり角を曲がった。但し、進んで植民地にしてくれと懇願するような国を植民地化することを、米国民も拒みはしない。世界にとって幸いであるグローバリズムの終焉の過程を我々は目撃している。同時に我々自身は、よりいっそう強化された植民地としての隷属に組み込まれていく。グローバリズムに対しておバカで善意な日本国民は、愛国心のかけらもない総理を押し立てて過酷な支配を受け入れていくという訳だ。何だかウソのようでばかげた話であるが、ウソではない本当の話である。(岩月浩二 街の弁護士日記 2016年11月11日

【山中人間話目次】
・米国大統領選 トランプ当選の衝撃(10)――トランプを「ファシスト」と弾劾するホワイトハウス前の小さなグループの抵抗者たち
・米国大統領選 トランプ当選の衝撃(11)――岩月浩二さん(弁護士)と半澤健市さん(元金融機関勤務)の眼の力点
・米国大統領選 トランプ当選の衝撃(12)――リベラル・左派のマイケル・ムーアの「一夜明けた朝のToDoリスト」の拡散の意味
・米国大統領選 トランプ当選の衝撃(13)――猿田佐世さん(新外交イニシアティブ事務局長。弁護士)の「常識」の眼
・米国大統領選 トランプ当選の衝撃(14)――神保哲生さんと宮台真司さんの米国と日本のメディア批判
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