キョウ さんだーす33
アメリカ社会党から大統領に立候補したユージン・デブスの
写真の前に座るサンダース

Blog「みずき」:「今日の言葉」は私の仮に自民党・安倍政権打倒に成功したとしても、その先の政治が第2自民党的なものでしかない政治に猪野さんはなにを期待しようというのでしょう? 私は猪野亨さんの論を肯うことはできません」という論です。私は広原盛明さん(京都府立大学名誉教授。元京都市長選候補者)の「『野党共闘ありき』ではない、安倍政権の暴走を阻止する政治勢力の形成が目標なのだ、蓮舫・野田執行部の3原則、『「相互推薦なし、政策協定なし、横並びの街頭演説なし』では、野党共闘は早晩消滅するだろう」という論の方を支持します。

【数合わせの論理でしかない「野党共闘」の論理】
民進 綱領・政策が違うから共産とは一緒にはできない? 目指すは争点を絞った選挙協力 民進党内の方がよほどバラバラでしょ」という猪野亨さん(弁護士)の論は要約すれば「来年早々にもあるのではないかと言われている衆議院総選挙ですが、安倍氏は何度も解散、総選挙を繰り返すことによって野党の弱体化を狙っています。(略)問題なのは受けて立つ野党側です。野党支持者の願いは候補の一本化です。野党候補の共倒れほど、虚しいものはありません。野党間の選挙協力が問われているということです。『4野党共闘ならば47選挙区で当落逆転 与党326→279 全野党共闘ならば84選挙区で逆転…』(産経新聞2016年11月7日)」できるというものです。

しかし、猪野さん(弁護士)の「野党共闘」待望論の論理は端的に言って「共闘」の中身を無視した単なる数合わせの論理でしかないでしょう。政治目標の無原則的な単なる数合わせのみの結集が成功した例を私は知りません。逆に失敗の例はたくさんの事例があります。近いところでは小沢一郎が嘉田由紀子人気という正体不明の数の力のみを頼んで野合した
嘉田新党(日本未来の党)の自壊の例がそのひとつでしょう。

「野党共闘」のあり方については広原盛明さん(京都府立大学名誉教授。元京都市長選候補者)の「『野党共闘ありき』ではない、安倍政権の暴走を阻止する政治勢力の形成が目標なのだ、蓮舫・野田執行部の3原則、『「相互推薦なし、政策協定なし、横並びの街頭演説なし』では、野党共闘は早晩消滅するだろう」という論の方に私は説得力を感じます。広原さんは左記のブログ記事の
前記事では民進党と自由党の野田・小沢会談の「野田氏は自由、社民両党との調整を急ぎ、その後に共産党とも協議する考えを示した」(朝日新聞 2016年11月3日)という合意について「『共産後回し=共産抜き』の選挙協力体制の構築」と喝破し、「野田幹事長一流の野党共闘分断路線が見えてきた、『共産抜き』の野党共闘が狙いなのだ」という警鐘も鳴らしています。

反共・労使協調(御用組合)・原発推進の連合の支持を仰ぐ民進党となんらの政策協定も結ばないままの「野党共闘」では仮にその「野党共闘」が成功したとしても、そこに「反共・労使協調路線・原発推進」の政策が持ち込まれることになるのは確実です。そこになんらの政治革新の展望を見出すことはできません。仮に自民党・安倍政権打倒に成功したとしても、その先の政治が第2自民党的なもの(民主党政権時代の政治がそうでした)でしかない政治に猪野さんはなにを期待しようというのでしょう? 私は猪野亨さんの論を肯うことはできません。(Blog「みずき」 2016年11月8日)

【山中人間話目次】
・澤藤統一郎さん(弁護士)の樋口発言論評について
・翁長県政礼賛一色だった沖縄の地元紙にも重要な変化がいま起きはじめているようです
・安倍政権の南スーダン・PKO自衛隊派遣の駆けつけ警護付与の閣議決定に対する澤藤統一郎さん(弁護士)及び澤藤さんの紹介する法律家6団体の批判と三浦英之さん(朝日新聞アフリカ特派員)の連ツイ
・「捨て子」の時代と現在の労働運動、政治運動の「貧困」
・「泣いても笑っても次のアメリカ大統領があの人に決まるまで、あとわずか」(金平茂紀報道キャスター)とはどういうことか?
・イラクのクルド地域政府当局に拘束されていた常岡浩介の解放について
・サンダースが展望するアメリカの未来――サンダースの先駆者たち(色平哲郎さんのFBから)
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