キョウ せかいへいわしちにんいいんかい

Blog「みずき」:再度、「リベラル21」批判。あるいは伊藤力司(ジャーナリスト)批判。私は伊藤力司さんの「平和の思想」について重大な疑問を持っています。「伊藤さん。あなたの所与とする信条でもあるだろう「民主主義」とはたったこれっぽちのものか。つまり、「国会議事堂を包囲した12万の人々」にただ胸キュンするたぐいの坂本龍一的なエモーショナル民主主義にすぎないものか」。「南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動の停止を」という世界平和アピール七人委員会の主張が伊勢崎賢治的な主張に回収されてしまわないことを私は強く希望するものです。 

【「停戦が成立するまで」という論理の危険】
世界平和アピール七人委員会は11月2日、「南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動の停止を」と題するアピールを発表し、首相官邸に届けるとともに内外の報道機関に公開した。同七人委は、1955年、人道主義と平和主義に立つ不偏不党の知識人有志の集まりとして結成され、国際間の紛争は武力で解決しないことを原則に、日本国憲法の擁護、核兵器禁止、世界平和などについて内外に向けアピールを発表してきた。今回のアピールは122回目。現在の委員は、武者小路公秀(国際政治学者)、土山秀夫(元長崎大学学長)、大石芳野(写真家)、小沼通二(慶應義塾大学名誉教授)、池内了(名古屋大学名誉教授)、池辺晋一郎(作曲家)、髙村薫(作家)の7氏。安倍内閣は今年10月までとされていた南スーダンへの自衛隊PKO部隊の派遣を来年3月まで延長、11月中旬に次の部隊を派遣する方針を決めているが、南スーダン現地では政府軍と反政府軍の停戦が実現しておらず、停戦合意が成立していることを前提とする日本のPKO5原則が満たされていないことは明らかであり、七人委員会は停戦が成立するまで自衛隊の活動を停止すべきだと訴えている。」(伊藤力司「リベラル21」2016.11.03

【山中人間話目次】
・澤藤統一郎さん(弁護士)の「三笠宮論評」に関するメディア批判――制度と人とー天皇制と三笠宮と
・浅井基文さん(元外交官。政治学者)の韓国と日本の最近の「平和」の情況(ひとことで言って「右傾化の右傾化」)に関する重要な指摘
・小倉利丸さん発「インターネットの民営化とフェイスブック/ズッカーバーグによるinternet.orgの独占に反対する」の論
・東京高裁の「広く行われ不合理でない」という主張の致命的不合理の論理の破綻
・山下清の「観兵式 かんぺいしき」の貼り絵がよい――辺見庸『完全版1★9★3★7』(角川文庫)
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