キョウ しいいいんちょう2

【いま、共産党の理念の問題が問われている】
NHKの10月22日の
報道によれば、共産党の志位委員長は「次の衆議院選挙での民進党などとの連携について、党の候補者を一方的に取り下げることはない」と言明したそうです。これまで「野党共闘」という名分のもとに候補者を一方的に取り下げてきたのは同党自身の判断でしたから、東京10区と福岡6区の衆院補選2連敗という事態を受けて同党のこれまでの「野党共闘」の方向性をやや路線転換した感があります。しかし、同党のこの路線転換の内実は、政策協定も結ぶことなく一方的に候補者を取り下げてきた同党のこれまでの没理念的な小手先のポピュリズムとしての「野党共闘」路線の反省からくるものではなく、小池晃書記局長は「政党間の信義の問題」などと気取ったことを言っていますが、さらなるポピュリズムの続行として党利党略的な思念からくる路線転換にすぎないもののようです。すなわち、小手先のポピュリズムとしての「野党共闘」路線はまだまだ続けるつもりのようです。

『民進は野党3党に協力を求め、公認候補への一本化を果たしたが、他党の推薦を断り、東京10区では党首級の演説会に蓮舫代表も候補者も不在。新潟知事選に続き、ちぐはぐな対応が目立った。結果は無党派を取り込めず、投票率は過去最低で大敗。候補者を取り下げ、演説会に志位和夫委員長が駆けつけた共産党はおさまらない。小池晃書記局長は会見で「考えられない対応だ。協力して戦う姿勢ではなかった。政党間の信義の問題になる。本気の共闘が実現できなかった」と厳しく批判。4党の幹事長・書記局長会談を開いて民進に説明を求める考えを示した。』(「野党共闘、民進に暗雲 3党から不信/連合とは亀裂」
朝日新聞 2016年10月25日

この共産党のマヌーバ―ともいえる路線転換に関して、共産党シンパの弁護士の渡辺輝人さんは「どんどん詰めよう、民進党執行部」などとエールを送っていますが、そういう問題ではありません。小手先のポピュリズムとしての「野党共闘」路線をまだまだ続けるのかどうかという共産党側の理念的な問題なのです。こういう批判をすると、「いま野党共闘を批判するのは利敵行為だろうという批判も受けますが、
『利敵行為論による妥協』が何十年たっても同じ間違いを繰り返している」元凶の元凶というべきなのです。こうした事態が戦後一貫して続いていることについて、リベラル、左派を自称する人たちはいい加減に気づいてほしいものです。(東本高志FB 2016年10月25日

【山中人間話目次】
・日高六郎(社会学者)の戦時中の海軍技術研究所での大胆不敵ともいえる言論-半澤健市「リベラル21」
・ドゥテルテ大統領に対するこのフィリピンの民衆の歓呼の声はなんだ
・ノーベル文学賞選考委員長の言う「無礼で傲慢だ。でもそれが彼ってものだ」の意味
・大切なのは、日本と沖縄の抑圧的な関係に気付き、ウチナーンチュが沖縄の未来を決めていくこと――親川志奈子さん
・記者拘束「危険な先例を作った」 国境なき記者団の沖縄声明全文
・忘れかけていた屈辱を思い出した 新川秀清さん【インタビュー「土人」発言】- 沖縄タイムス 
・犯罪防止で全国の警察官100人が沖縄県警に出向へ――安倍政権と国家警察のマヌーバ
・安倍政権の「女性活躍社会」のお粗末な実態――日本の男女格差、111位に悪化 G7で最下位:朝日新聞
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