キョウ うちだじゅ

【新9条論者と自称リベラルたちの大うその競演】
新9条論者(実質改憲論者)の内田樹がまたまた真偽の定かではない「飛ばし情報」(裏付けを取らずに不確かな情報や臆測に基づいて書かれた記事、情報)をもとに「脱原発の米山候補が「楽勝」とされていた森候補をついに逆転」などという新潟県知事選に関するデマと呼んでいい楽観論を拡散しています。

内田樹:『新潟の知人によると県知事選、一部の調査では脱原発の米山候補が「楽勝」とされていた森候補をついに逆転したそうです。これから両陣営とも中央から「あっと驚く」テコ入れが始まるから、まあ楽しみに見てなさいということでした。どうなるんでしょう、新潟県知事選挙。』

「一部の調査」とはどんな調査かとソースを調べてみるとどうやら
こちらの日刊ゲンダイ記事。日刊ゲンダイが「米山候補が猛烈な追い上げ」の根拠としているのは「自民党の調査では、先々週末は森さんが7ポイントのリードでした。ところが、告示後の先週末はナント、0・3ポイントまで差が詰まってきているというのです」という正体不明の地元関係者の話。「先々週末は森さんが7ポイントのリード」というのは各種の報道で確認できますが、「0・3ポイントまで差が詰まってきている」という情報は確認できません。おそらく「地元関係者」なる人物ないしは「地元関係者」なる人物を創作した日刊ゲンダイの憶測にすぎないもの。こうしたデマと言っていい「飛ばし記事」を内田樹は嬉々として拡散しています(内田のツイートでは「差が詰まってきている」がさらに「ついに逆転」とまで大うそに転化しています)。その知的頽廃は自らが自らの編著(「日本の反知性主義」)で批判した「反知性主義」そのものというべきでしょう。内田樹に「反知性主義」批判を語る資格はありません。

さて、日刊ゲンダイとはどういう媒体か。kojitakenさんの日刊ゲンダイ批判をご紹介しておきます。

「近年ではこの夕刊紙は「小沢信者」御用達の記事を載せていた。2012年には「日本未来の党」を応援した。もっともあの時には日刊ゲンダイのようなイエローペーパーにとどまらず、一般紙である東京新聞も日本未来の党の機関紙と化していた。あの時の悪印象があるから、私はどんなに良い記事を載せても東京新聞には良い心証を持つことができない。(略)日刊ゲンダイは今回のような「飛ばし記事」を書くことによって、選挙結果に失望した反自民の読者の心を慰めるのかもしれないが、それは現実から乖離した大嘘の記事なので、記事を信じた読者は将来裏切られることになる。日刊ゲンダイとしては、読者の傷心を癒す記事を書くことによって売り上げを確保できるのだが、反自民陣営の戦いに貢献する度合いという観点から評価すると、記事は何の貢献もしないどころか、現実とかけ離れた無用な幻想を読者に与えることは、長い目で見ればマイナスの効果しかないし、短期的に見ても、実は全然成果の上がっていない「野党共闘」がさも効果が上がったかのように見せかけることで、反自民陣営の戦い方を誤らせる逆効果がある。」(
kojitakenの日記 2016-05-02

さらにそのイエローペーパーの日刊ゲンダイ記事を引用して内田樹ツイッターと同様の大うそを展開しているのが「
健康になるためのブログ」というやはりデマ媒体ブログです。そのデマブログによれば、やはり同様の大うそを鈴木耕古賀茂明などの自称リベラルが拡散しています。このような自称リベラルたちの知的退廃が真に安倍反知性主義政権に対峙しえない「リベラル・左派」の一層の困難をつくり出しているのです。まったくもって言語道断の業というべきでしょう。(東本高志 2016年10月7日

【山中人間話目次】
・すでに「九条の会」は地方レベルでは十分に変質している。あらたに就任した世話人の顔ぶれを見るとさらなる変質の予感がする
・内田樹、鈴木耕、古賀茂明など自称リベラルたちの知的退廃が真に安倍反知性主義政権に対峙しえない「リベラル・左派」の一層の困難をつくり出しているのです
・これは「共闘」ではなく、共産党の民進党へのすり寄り - 鬼原悟「アリの一言」2016年10月06日
・DHCスラップ訴訟。澤藤統一郎弁護士の勝訴が確定(最高裁上告不受理決定)
・【速報】「朝鮮人虐殺」記載へ 横浜市教委の副読本|神奈川新聞ニュース 2016年10月7日
・「平和賞より、空爆をやめさせて」 シリアで人命救助「ホワイトヘルメッツ」:朝日新聞デジタル
・『博徒と自由民権』の著者長谷川昇について――最近の応答から
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