キョウ あべ5

Blog「みずき」:この8月26日から28日にかけて行われた日経とテレビ東京による世論調査によると安倍内閣支持率は62%で、昨年の同時期の支持率(最低)と比べると26ポイントも上昇しています。ちなみに日経電話世論調査の昨年下半期の安倍内閣支持率は7月35%、8月41%、9月36%、10月37%、11月45%、12月44%。「今日の言葉」はこの安倍内閣支持率の急上昇についてのkojitakenさんの感想です。このkojitakenさんの感想に民進党の蓮舫代表選候補の「野党共闘」路線に関する見解をつけ加えておきます。蓮舫氏は次のように言っています。「(次の衆院選で参院選と都知事選の)延長線で同じ戦いをすることはあり得ません」、と。このようにすぐに壊れてしまう、共闘の土台さえつくりえなかった「野党共闘」路線をさも政治革新の切り札のように得々と語っていた者は誰でしょう? 共産党の志位氏(委員長)や小池氏(書記局長)にほかならないでしょう。私はkojitakenさんと同じことを言わなければなりません。「リベラル・左派」たちよ。なんたるざまか、と。

【また、そのあげくが安倍晋三の独裁力のさらなる強化だ】
昨日(8/29)、職場で日経を見ていたら、
安倍内閣の支持率が62%に上昇し、一昨年以来となる高い数字を記録したという。支持率の底はもちろん昨年半ばに安倍政権が国会に提出した安保法案が憲法学者たちによって違憲と指摘されたことを受けて批判を浴びた頃だったが、そのあとの経過を思い出すと、「リベラル・左派」たちは「安保法案は通ってしまったが、若い世代から『SEALDs』という希望の星が出てきた。負けたけど勝ったようなものだ、良かった良かった」、「参院選には負けたけど、『野党共闘』が功を奏して1人区で11勝できた。負けたけど勝ったようなものだ、良かった良かった」、「都知事選には負けたけど、自公の推す増田寛也も負けた。良かった良かった、とまでは言えないにしても最悪の事態は免れた」などと能天気に気炎を上げ続けてきた。そのあげくが安倍晋三の独裁力のさらなる強化だ。なんたるざまか。(kojitakenの日記 2016-08-30

【補記】
こうしたkojitakenさんや私のような「リベラル・左派」批判を「リベラル・左派」の当事者はどのように受けとめているのでしょう。あるいは受けとめようとしているのでしょう。以下、その「リベラル・左派」の当事者のひとりとしての中野晃一さん(上智大学教授)の意見を聞いてみましょう。中野さんは私たちのような意見を「正直、説教モードの人たちにはもううんざりしています」と言っています。そして、参院選や都知事選の反省は「うんざり」で終わらせてしまって、稲田朋美防衛相にターゲットを絞った次なる闘争戦略を得々と述べていきます。こういう姿勢ではまた同じ過ちを繰り返すでしょう。私たちはまた言わなければなりません。「リベラル・左派」たちよ。なんたるざまか、と。

【中野 晃一FB(8月5日付)より】
https://www.facebook.com/koichi.nakano.752/posts/10154278812827368?pnref=story

『リベラルや左派の皆さんは真面目な人が多いので、常に過去に学んでどうより良くあるべきかを議論する傾向があると思います。それはそれで素晴らしいことなのですが、都知事選の結果が芳しくなかったことをいつまでも引きずりすぎではないですか。 「勝てば官軍」の裏返しみたいに、負けた理由を鬼の首を取ったみたいに列挙されても…。反省すべきは反省したいと思っていますが、正直、説教モードの人たちにはもううんざりしています。こうして左翼は嫌われる、って左翼を自認する僕が思います。自分も不完全なのに、同じ側にいる人たちの不完全をいつまでも批判して、その一方で政敵側の極右の不完全さがもたらす好機を見過ごすのは不毛ではありませんか?私は不真面目なので、とりあえず安倍政権をコケさせる、あるいは勝手にコケるのを手伝うことを忘れてはいけないと思っています(正攻法の政権交代なんて、まだまだ現実味がありませんから)。

内閣改造は、調子に乗っている政権が常に転びはじめる「好機」なのです。今回の内閣改造、盛りだくさんです。まず安倍後継を狙っている石破が大臣ポストを蹴って、ポスト安倍を鮮明にする戦略に転じました。他方、同じくポスト安倍を狙う岸田は、派内の異論にもかかわらず、外相に留まり、石破の正面突破作戦が失敗した時に禅譲してもらえる地位につくことを選びました。(安倍は石破に嫌がらせをするために、石破派の山本有二を石破には内緒で、石破が蹴った農相ポストにつけました。)そこに稲田の防衛相就任です。日本の新聞はこぞって、首相が政治信条の近い稲田を後継として経験を積ませるために防衛相にした、と書いていますから、きっと官邸にそう説明されたのでしょう。稲田を育てるまでの長期政権を敷きたいのが安倍の思惑ということでもあります。しかし、岸田にしてみれば稲田が目障りなところに来た、しかも、宏池会トップとしてリベラルを自認する岸田外相と極右からくる稲田防衛相ですから、利害がぶつかる局面も多々出てきます。さらに閣外に出た石破は防衛オタク。岸田も石破も、正面切って安倍は批判しづらくとも、稲田は叩きやすいターゲットになります。

何を言おうとしているかというと、今はまさに、稲田批判を全力ですべき時ではないですか?ということです。批判すべきことは山ほどありませんか?何しろ単なる「タカ派」(防衛オタク)ならともかく、ゴリゴリの狂信的な歴史修正主義者が防衛相になったのですから。戦前を美化するカルト集団のど真ん中から、極右で女性だからというだけの理由で「大出世」を遂げている稲田です。安倍ならまだ「家系」が最大の理由でしたが、稲田は極右で女だから(好都合)というそれだけの理由で、ただでさえ危なっかしい防衛相ポストを手中にしてしまっていて、しかもそれがポスト安倍に育てるためだからと言うのですよ。末恐ろしいということは、裏を返せば、安倍の秘蔵っ子である稲田を早期辞任に追い込めば、安倍の求心力が急速になくなる可能性があるということでもあります。ここで稲田をやめさせられるか、それとも猫っかぶりを既成事実として将来の首相候補の地位を与えてしまうか、大きな分かれ目です。2014年秋の内閣改造の時は、小渕と松島は辞任に追い込めましたが、極右の山谷や高市は居座りました。しかし今回は防衛相ポストです。あいにく今回も、稲田の危なさを正確に報道しているのは、ほとんど海外メディアにとどまっています。しかしAP通信やロイター、タイムズ、ルモンドなど有力紙が問題にしていることは既に効果が出始めています。

そろそろ仕事をしたいと思っている日本のジャーナリストの皆さんや野党の皆さん、出番ですよ!そして一般市民だって、稲田の過去や現在からイカれた言動の映像や記事、もっともっと発掘してSNSに乗せることができるはずです。グッと吐き気をこらえて、この夏、稲田さんについて自由研究をして、安倍政権を倒してみませんか?笑(私はしっかり夏休みをとります。というか原稿を抱えて死にそうです。さようなら。)』
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