キョウ ゆあさまこと
湯浅誠さん


Blog「みずき」:私の記憶では伊田広行さん(ジェンダー研究者)はかつて
湯浅誠さんを大変評価していて大阪で湯浅さんと一緒に広い意味での社会運動のグループを創って活動していました。この頃は湯浅さんも大阪を拠点にしてニッポンを変えていくみたいなことを言っていました。何回か前の東京都知事選で湯浅さんの都知事選出馬への期待が非常に高まっていたときのことです。結局、湯浅さんは都知事選には出馬せず、大阪へ活動の拠点を移しました。その頃と比べると伊田さんは明らかに湯浅批判論者に変容しています。これは伊田さんが節操がないのではなく、湯浅さん自身が節操がなかった結果による伊田さんの見る目の変化といってよいものです。伊田さんはいまは湯浅さんの思想的な欠陥を明確に見抜いているはずです。その眼の現れが以下の文章といえるでしょう。ともあれ、私は伊田さんの以下の文章の論旨に賛成するものです。くしくも東京都知事選のリターン・マッチがいままさに政治の日程に上ろうとしています。

【湯浅さんの論は安倍政権を間接的に擁護してしまっている】
以下のような記事 「
安倍政権は「リベラル」なのか」 があった。そこでは自民党議員を含め4人に聞いている。いろいろな意見があるという意味でバランスをとっているんだろうが、私から見れば「口先に騙されるにもほどがある」という思いだ。とはいうものの、表題に「馬鹿じゃないのか」と書いたが、しかし、実際は、この程度に騙される人が多いのは事実だと思う。そもそも、戦争が近づけば、取引して「リベララルが要求していた」ような「おこぼれがもらえる」事実はある。しかしそれは政権がリベラルなの(では)なく、戦争に協力するおこぼれなのだ。湯浅さんのスタンスには、プラグマティズムがあって、半分、それはリアルだと思うが、民進党の人が言うような政治の土俵も大事な時に、やはり政権に事実上協力的になってしまう危険性があると思う。その点は忘れないことが大事だと思う。また湯浅さんの「安倍政権の経済政策のバックボーンは新自由主義ですが、それは市場の中で有能ならば、女性でも若者でも障害者でも外国人でもかまわない、中高年男性の「既得権益」を剥がしていくという考え方です。」というのは、間違いだと思う。非常に抽象的かつ単純に「新自由主義」をとらえている。現実は、新自由主義とは、他の様々な要素と一体となって存在する。純粋な一般資本主義などないように、もっと多様なタイプの実態としてとらえるべきで、ハイブリッドに様々な要素が合体して今のシステムはある。安倍政権が女性や障碍者の人権を守るといってしまうのは、思想的にも現実的にも間違っており、安倍政権を間接的に擁護してしまっています。(伊田広行「ソウルヨガ」2016-06-14
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