キョウ やとうきょうとう

Blog「みずき」:私も驚きました。民進党がここまで妥協するとは思っていませんでしたから。このニュースをどのように評価するか。これから分析しなければなりませんが、とりあえず言えることは、民進党側も一方的に共産党に妥協を強いるだけでは「共闘」はうまくいかないだろうという判断が働いたのだろうということです。「野党共闘」にとっては百歩前進という事態といってよいでしょう。

しかし、私にはこの「野党共闘」については根底的な不信感があります。この「野党共闘」の謳い文句は「憲法違反の安保関連法を廃止するための立憲主義に基づく野党間の共闘」というものですが、これらの政党の主張する「立憲主義」とは「
新9条論」者の多い安全保障関連法に反対する学者の会の主張に立脚するもので、実も蓋もなくその主張を要約すれば単に「政府が強行採決した安保関連法は憲法違反である。だから、憲法9条を『改正』して違憲状態をなくそう」というもので、安保関連法の指向する、すなわち、安倍政権の指向する戦争への道から脱却しようとするものではありません。

だとすれば、なんのための「野党共闘」なのでしょう? 政党の顔ぶれや看板などの表装は変わったとしても安保関連法という内装が旧態依然のままであるならばそれは「廃止」の名に値しないでしょう。ふつうこういう状況を「実質的容認」というのです。これが私の根底的な不信感です。どうして安保関連法の実質的容認でしかない「野党共闘」に期待などできるでしょう! なにも変わりはしません。むしろ、市民に徒な幻想を抱かせる分より悪質性は高い、というのが私の評価です。私は「野党共闘」の全面的見直しを求めます。


【猪野亨弁護士は「期待しています!」というのですが、私は「期待しません」】
このニュースに正直、驚きました。「
共産系で野党統一候補へ 参院選・香川、民進が取り下げ」(2016年5月20日)「民進党は19日、夏の参院選の香川選挙区(改選数1)で推薦を決めていた新顔の岡野朱里子氏(42)の擁立を取り下げ、共産党が公認している新顔の田辺健一氏(34)を野党統一候補とする方針を固めた。共産系を統一候補とするのは全国で初めて。」公認のままになるのか、無所属候補になるのかはわかりませんが、少なくとも民進党側が既に擁立していた候補を下ろしたわけですから、事実上の一本化です。もっとも民進党が推薦するかどうかまではこの記事からは不明です。共産党側は、参議院選挙での選挙協力について、自分たちばかりが下ろすだけでなく共産党候補での一本化も求めていました。他方で、民進党側からすれば共産党と共闘するだけで民進票も逃げていくのではないかと及び腰でしたから、民進党が候補を取り下げるというのは、思い切った決断です。ウィキペディアからですが、香川は民進党にとって決して捨て選挙区ではありません。正直、驚きました。びっくりです。(略)

もっとも共産票は、民進候補にそのまま流れますが、逆の民進票はそのまま共産候補に流れるものではありません。朝日新聞の調査によれば、共産党と公明党は、有権者の中で嫌う傾向のある政党だそうです。「
朝日新聞の世論調査をポイント化すると…「嫌いな政党」1位は共産党?」(LivedoorNEWS)公明党 好き 8 中間 35 嫌い 54 共産党 好き 8 中間 33 嫌い 55 このような調査は私の記憶では学生の頃の話になりますが読売新聞が同様の調査を定期的に行っていたようで、当時も共産党と公明党は同じような傾向を示していました。共産党がこのまま「野党共闘」ということで連携の中に入るためには、何故、ここまで「嫌い」が多いのかはやはり独自に検討する必要があるでしょう。私自身は、共産党はキャッチフレーズ的な政策を述べるだけでなく、もっと具体性のある政策こそ述べるべきだと思っています。「大企業の内部留保は~」というような数字合わせのような主張ではダメだということです。この程度では口だけ公約の安倍総理と変わらなくなります。またそれ以上に北海道5区の補欠選挙であったような党利党略剥き出しの姿勢はやはり反発されるだけです。党執行部のみならず党員(運動員)までが同じ発想では嫌われます。宗教組織のようにしか見えなくなってしまうからです。期待しています!「一致点での共闘は実は非常に難しい 野合というレベルでは実現はできない」(弁護士 猪野 亨のブログ 2016/05/20
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