キョウ ひぐち4

Blog「みずき」:下記の金光翔さん(元岩波『世界』編集部員。現岩波書店社員・裁判係争中)の論に関連して、参考として以前に同氏の書いた樋口陽一さんの「立憲主義」論批判を再度掲げておきます。金さんは樋口陽一さんの著書及び毎日新聞週刊金曜日から同氏の「立憲主義」に関わる発言をピックアップした上で、結論として、「大日本帝国憲法すら「立憲主義」の「遺産」として評価されるならば、自民党の改憲案がなぜ「立憲主義」に反しているということになるのか私にはよくわからないのだが、上のいくつかの引用と比較は、今日の「立憲主義」の政治的主張が、「戦後解放の意味」をあいまいにし、天皇制、「昭和天皇の戦争責任という問題」を捨象した上で成り立っているものであることを示唆していると言えよう」という樋口評価を述べていました。

金さんの指摘は、
新9条論者及び同論者を包含する9条改正論者が「立憲主義」の名においてその「改正」を主張、跋扈している現状においてとりわけ重要な指摘であろうというのが私の評価でもあります。下記の論と合わせてご参照ください

【「立憲主義」運動とは何なのか。あるいは何だったのか】
だいたい「立憲主義」なんて、「憲法改正反対」の旗を降ろしてしまった左翼が、その言い換えで持ち出した言葉にすぎない。自衛隊も安保も認める立憲主義なんて、それこそ与太話だ。

まあそういうことでしょう。

小路田泰直さんからご高著『日本憲法史―八百年の伝統と日本国憲法』(かもがわ出版)をご恵贈いただく。日本の立憲主義は明治維新より遙か以前の鎌倉時代から始まる伝統。安倍内閣の立憲主義否定はそれゆえ日本史の伝統の否定という観点からの著作。

安倍政権批判とセットの「立憲主義」論は、すごいことになっているようである。リンク先を見ると、護憲派、いや「立憲主義」派の人は、この内容に違和感を持っていないどころか、むしろ面白そうだと思っているらしい。結局「立憲主義」運動とは何だったのだろうか。(
金光翔「私にも話させて」2016年04月23日

【山中人間話】
 





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