キョウ うぉーるがいでも
2011年10月1日に行われたウォール街デモ
 
キョウ さんだーす12
サンダース支持者集会

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「みずき」:ディストピア氏は「デモはあまり意味がない」と述べていますが、私はこのディストピア氏の論には賛成しません。いま、アメリカで吹き荒れているサンダース旋風の当事者のサンダースの主張とウォール街デモの際のインディペンデント(無党派層)の"We are the 99%"の主張は相似しています。そして、そのインディペンデントたちがサンダース旋風の主役であることからもウォール街のデモが今回の政治的波動の大きな震源のひとつになっていることは明らかです。「デモはあまり意味がない」とはいえないでしょう。なお、ここでディストピア氏が述べているアラブの春などのいわゆる
カラー革命の評価については同様の認識を元外交官で政治学者の浅井基文さんなども述べています。ディストピア氏の主張は決して自己流ではないということです。

【市民運動が侵略者にとって最大のエールとなっているという逆説】
貧困の撲滅をうたうデモ行進、
ウォール街デモはアメリカの著名な知識人も支持していることもあり、現代世界の代表的な社会運動の1つとして数えられているように思われる。同運動は、非暴力抵抗運動の世界的権威、ジーン・シャープの『独裁体制から民主主義へ』を教科書としたものだ。(略)結論から言うと、私はこのデモはあまり意味がないと思っている。民主主義の原則は選挙と立法だ。主義を同じくした人間が結党し、選挙を通じて国民から信託を得て議会を通じて法案を成立、制定する。これが基本的なルールである。これを無視して、デモを行っても、これはしょせんは権力者に対して「どうか願いを聞き届けたまえー」と騒いでいるだけのこと。言ってみれば裏技なのだ。本当にルールを変えたいのであれば、自分たちの手に権力を集中させるよう政党活動をするべきである。(略)

他にも疑わしい点はある。前述のジーン・シャープの著作は、「
アラブの春」の時にも参考にされたが、結果的に同運動は(特にシリアやリビアでは)地域の治安と秩序を破壊し、政情をますます不安定化させダーイシュ(ISIS)を誕生させ大量の難民を発生させている。池上彰のような小賢しい合法詐欺師は、当初は民主主義運動だったのだが…と語っているが、当初からリビアの侵攻はNATO軍と現地の過激派(アルカイダ系列)が協力して展開されていた。エジプトの革命だって、ムバラク政権下、過激派として弾圧されていたムスリム同胞団も運動の主体になっていた。 少なくともエジプトの革命は、現地の過激な宗教主義者と妥協 されて行われたもので、案の定、その後の政治はムスリム同胞団が主導権を握り、結果的に更なる困難が待っていたわけである。同運動の支持者はリビアとシリアを名指しで悪の巣窟と語っていた。これはアメリカと全く同じ立場である。こういう究極的にはアメリカの国益に従って行動している正義がはたして民衆を救えるのだろうか。アラブの春は、その答えを示した運動でもあったと言えよう。

ウォール街の占拠運動は、国際ハッカー集団、
アノニマスが企画したものでもある。この集団は北朝鮮系の在日団体、総連の広報機関である朝鮮新報のサイトをハッキング、しばらくの停止へと追い込んだことがある。北朝鮮では人権が侵害されていると言って、シー・シェパードも真っ青の強引な手段をもって攻撃するこの集団に理性があるとは思えない。そして、彼らがデモを企画したというのであれば、そのデモも十分、一見非暴力的に見えてその実、非常に暴力的な行動ではないかと感じる。(略)チョスドスキー博士は抵抗運動が権力者によって操作されていると語っているが、まさにそのとおりで、(略)こういう行為が侵略者にとって最大のエールであることは言うまでもない。そして、こういう行為をするように誘導されている連中が叫ぶ貧困撲滅、自由、人権の浅薄さは被侵略国の惨状をみれば明白だ。(時事解説「ディストピア」2016-03-23

【山中人間話】

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