キョウ ぶんかかくめい3

Blog「みずき」:60年代の終わり、私は「
文化大革命」という言葉を「造反有理」という言葉とともに知りました。造反有理とは「造反に理有り」という意味で当時は肯定的に用いられていました。まだ毛沢東は日本の革新勢力の中では神格化されていて、『毛語録』も盛んに読まれていた時代です。「造反有理」という言葉はその『語録』の中にあった言葉だと記憶しています。いまでは毛沢東の「大躍進」政策も「文化大革命」の扇動もともに誤りであったことは明らかですが(習近平は「『大躍進』は正しかった」と言っているそうですが)、ともあれ、あれから半世紀(50年)の月日を経たということです。私は私として思想上の問題を含めたこの時期の「青春の蹉跌」ということを思わざるをえません。それは個としては成長の糧ともなりうるのですが、「国家の蹉跌」はいったい治癒するのか? 50年の年月を経ても治癒していないというのが現実というのはなんとも悲しいことです。

【「文革」は毛沢東の狂気だった】
今年は中国で
文化大革命が始まって50年にあたる。現在中国では文革研究は低調だ。新事実の発見があっても公表は控える。文革だけではなく「大躍進」の研究についても有形無形の圧力がかかる。さいきん習近平中国共産党総書記が毛沢東の「大躍進」は正しかったといったそうだから、同じ毛沢東主導の文革では研究はますますやりにくくなっている。ところが、昨年12月の中山大学(広州市)の「文化大革命の反省」講座で、具体例をあげて文革の実態をリアルに語った教授がいて、関係者や学生の注目を浴びた。
この教授は于幼軍という。(略)彼は聴講を大学の教師らと学生に限り、撮影や録音をやめさせたうえでこの講義をおこなった。講義内容は、若者にとっては衝撃的で深刻であろうと思われる。はばかりながら中国の学生らは、大躍進や文革について我々日本人ほどの知識はない。于幼軍は講義の中で、劉少奇国家主席をはじめ、230万の官僚が迫害され、副部長(省次官)レベルの75%が審査あるいは打撃・迫害を受けた。またその経済的損害は5000億元に及ぶだろうと語った。ここにいう打撃とは言論思想上のことではない。吊し上げやぶん殴ることである。迫害というのは拷問や殺人のことである。(略)于幼軍教授は、学生の「文革再発の危険性はあるか」という質問に答えて、「文革の起きるような土壌はやはり存在する。とくに理性の存在しない条件のもとでは再発する可能性がある」と話した。(略)

文革は毛沢東の呼びかけによって、「我々は搾取階級のあらゆる旧思想・旧文化・旧風俗・旧習慣(四旧)を大いに打ち破り四つの新を打立てる」として始まった。そして壮大な破壊・殺人になった。そして文革をやった連中の歴史認識は以上の程度のものだった。あの当時中国は荒廃の極に達し、経済は崩壊の危機に瀕していたというのに、日本では文革を生半可に知って礼賛し、さらには「歴史的・哲学的意義」を求めた人々がいた。だが実態を知らずしてなにがわかるというのだろう。どんな悲劇でも事実を忘れてしまえば、いくらでも再現するのだ。3000万、4000万の餓死者を出した「大躍進」が毛沢東のコミューン幻想だったとすれば、文革は彼の狂気だったというほかない。(
阿部治平「リベラル21」 2016.03.15

【山中人間話】

 中国を人権が守られていない酷い国だとして、中国は崩壊するだろうとよく言われています。では日本はどうなんですか。まさか中国よりはましだと? ある意味でその通りですが、崩壊するのは共産党の全体主義的抑圧体制でしょう。酷いのは共産党特権階級の階...

内海 信彦 さんの投稿 2016年3月14日

中国国有企業で賃金未払いに抗議する大規模デモが起こった。中国での経済混乱は、日本、世界にも大きな影響が考えられる3・14NEWS23以下のリンクからも視聴できますhttp://www.dailymotion.com/video/x3xsgl6

気になることを動画で伝えるさんの投稿 2016年3月14日
関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://mizukith.blog91.fc2.com/tb.php/1827-af6f87cc