キョウ さとう 
佐藤優「沖縄と差別」

Blog「みずき」:時事解説「ディストピア」氏はテレビキャスターの池上彰を厳しく批判していますが(「池上彰」のリンク参照)、その池上氏のトンデモ番組を共産党員の某国立大学名誉教授が激賞している記事を読んで私はわが目を疑いました。この教授は私の目から見て完全に右傾化した視点での番組づくりでしかない同番組を「とても優れた番組でした。釘付けになりました」とまで述べていました。共産党のこの20年~40年来の右傾化路線は決して愚鈍とはいえないこの共産党員教授をして(私はこの教授を直接知っています)ここまで「見る目」というものを喪失させてしまったのか。私の驚きの性質はそういうものです。

【日本の左派系論壇は壊滅的】
私は前々から、日本人の活字離れや政治に対する無関心・右傾化は本来、彼らを惹きつけなければならないはずの主流左翼の減退が原因だと思っている。(略)
佐藤優は、創価学会の傘下にある出版社から公明党や池田大作をベタ誉めする本を出している。『「池田大作 大学講演」を読み解く 世界宗教の条件/font> 』『 地球時代の哲学 』「本書の狙いは、二十一世紀にわれわれが生き残っていくための生きた、ほんものの思想を創価学会名誉会長で、創価学会インタナショナル会長の池田大作氏のテキストから虚心坦懐に学ぶことである。」(本文より)・・・らしい。いくら大金を頂いているからといって、自民党の腰ぎんちゃくに成り下がっている公明党やカルト宗教団体の創価学会をここまで持ち上げられるのは、そう出来たものではない。ある意味、拍手に値する。 
私が抱く佐藤優の印象は、鈴木宗男とつるんでロシア絡みの利権を貪って逮捕されたところ、これをうまく利用して権力者に弾圧された無実の男という虚構を演出し、以降、反権力の志士として主流左翼らに崇められるようになったといったものでパートナーの、池上彰に負けず劣らずの合法詐欺師だと思っている。原発に限らず、佐藤は池田大作や亀山郁夫にゴマを擦って、宗教やドストエフスキーに対する誤った知識を拡散している。(略)こういう人物が岩波書店や週刊金曜日をはじめとする左派系雑誌で引っ張りだこになり、今でも定期的に論説を載せている。日本の左派系論壇は壊滅的だと私は思う

今のところ、原発推進の支持者の多くは極右思想の持ち主だが、同じく推進者である池上彰や佐藤優を重用する左派系論壇の現状を思うと、あと10年もしないうちに、ほとんどの左翼が少しずつ立ち位置を修正するか、あるいは原発恐怖症に堕するかのどちらかになるのではないかと私は考えている。つまり、原発や核に手をつける国を軒並み罵倒し、否定し、その背景にある国際事情や国内のエネルギー問題を全く無視し、結果的にアメリカをはじめとする侵略国に都合のよい行動を取るのではないかと思う。現に、北朝鮮やイランに限って言えば、核を持つか持たないかだけが異常に気にされる一方で、両国がアメリカや属国から受けている被害については、一切考慮されていない。こういうアメリカの敵国の悪魔化は結局のところ、現在の侵略者に対するささやかなエールとなるだろう。日本の制裁は正しい。アメリカの反応は正しい。イランや中国、北朝鮮が間違っているのだ。でも戦争は駄目です。こういう平和主義が、一体、何の役に立つというのだろう? 国際政治の緊張に伴ってズルズルと後退し、やがて消えていくのは目に見えている。(
時事解説「ディストピア」 2016-03-11

【山中人間話】

関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://mizukith.blog91.fc2.com/tb.php/1823-92f8eb21