キョウ かくせいざい

Blog「みずき」:ヤメ検弁護士の郷原信郎さんがいわゆる清原問題に関して「『一発実刑』で清原を蘇らせることはできないか」という主張をしていることに対して、同じく弁護士の徳岡宏一朗さんが「薬物依存症の清原和博容疑者に、治療ではなく「一発実刑判決」での更生を求める郷原信郎氏は間違っている」という批判を反しています。徳岡さんの主張に私は賛成ですが、同様の主張をしている人に脳科学者の茂木健一郎さんがいます。当然、この茂木さんの主張にも私は賛成ですし、情理を兼ね備えた論だとも思います。逆にメディアの清原バッシングにはエセ「正義」漢の姿を見て吐き気をもよおします。

【「一発実刑判決」という主張に対する疑問】
覚醒剤は、脳の報酬系などに強い作用をもたらし、依存症や、幻覚症状などが出るため、絶対に使ってはいけない。かつては国策として用いられたこともあったが、このような激烈な副作用がわかって、今は絶対禁止である。
ところで、覚醒剤の所持や使用は、刑法上の犯罪であるが、私はむしろ、その依存症を、治療の対象とするというアプローチの方が良いのではないかと思う。非合法の薬物を製造、販売する側と、使用する側では対応が違うべきだと思う。非合法の薬物を使用することは、そのような産業を結果として支えたり、あるいは、薬物の作用で自分や人を傷つけたりする可能性があるという意味では反社会的だが、いちばん被害を受けているのは実は本人であり、犯罪化というアプローチが適切なのかどうかは疑問である。

むしろ、身体を強制的に拘束するにせよ、違法薬物の脳や身体に及ぼす悪影響についてのレクチャーや、依存症から脱するためのさまざまな厚生プログラムを実施するというアプローチの方が、「禁錮」や「懲役」といった刑罰よりも、結果として社会のためになると思う。一度、覚醒剤などの薬物に手を出すと、「再犯率」が高いとも言われるが、そのような意味でも、更生プログラムこそを充実させるべきである。その意味で、いわゆる「犯罪」とは別カテゴリーの、薬物乱用に対する強制措置のあり方が検討されるべきだと思う。


清原和博さんが、覚醒剤所持で逮捕された。現役時代から、球場で何回もそのプレイに感動し、また、テレビなどの現場でも何回かお目にかかって、ファンだったので、残念に思う。今回のことを反省されて、まだ戻っていらっしゃることを待っている。(茂木健一郎Twitter 2016年2月2日

【山中人間話】

2015年12月28日、日韓両外相が発表した「慰安婦」問題に関する「合意」は、何よりも日本軍「慰安婦」被害者の方がたの声に耳を傾けることなく「最終解決」とした点で容認できません。安倍政権は、形式的な「責任」と「謝罪」の表明と、韓国政府が設立...

Posted by 酒井 克明 on 2016年2月12日
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