キョウ さんだーす4

【合州国には「反共」思想が根強いというのはステロタイプ】
私が
サンダースの拠点であるヴァーモント州で、滞在制作していたころの話ですが、複数の合州国の友人によれば、合州国には「反共」思想が根強いというのはステロタイプだと言っていました。確かにアメリカ共産党が、30年代にナチと手を組んだソ連共産党の使い走りとなり、スペイン内戦を圧殺し、ヨーロッパの反ファシズム運動に大打撃を与えたことは、良心的なアメリカ市民に共産党への深刻な失望をもたらしました。50年代以降も、スターリンの愚息と化したアメリカ共産党への幻滅が、マッカーシズムによる弾圧を正当化し、その影響が過去に存在したことは確かです。しかし一般に、日本人が言う合州国は「反共」だという決めつけは、私の経験では全く一知半解的な俗論だと思います。
日本で言う「反共」とは一枚岩の「日本共産党」を批判する者のことを言うのであれば、過去はもとより、今日でも批判されるだけのことも、多々あるわけですから、批判する者は皆、反革命の反共主義だと思い込んでいるのだとすれば、現代に残存するアナクロ化したスターリン主義そのものです。(略)自分を批判する者は「反共」だと決めつけて排除する思想は、恐ろしい全体主義思想です。合州国の知的な人たちはベトナム反戦運動学生反乱を経て、「反共」どころかアナキズムアナルコサンディカリズムにも偏見を持つことなく、幅広く解放の思想としての社会主義思想と、全体主義化した負性の歴史を持つ現実に存在した共産主義をよく研究し、学んでいると思います。(略)ゴリゴリのドグマ的で、党中央に絶対服従し、党の方針には隷従するような全体主義的な共産党への強い批判が、合州国の人々に存在し、オルタナティブとしての解放の思想を、長年にわたって作り上げていることから、日本の左派は学ぶどころか、アメリカは「反共」だからどうしようもないななどと決めつけてきたのです。

セネター・サンダースについて、先月書いたところ、メディアでもほとんどサンダースが報道されず、知られていない中で(略)合州国に社会主義者などいたのかという驚きと、合州国で社会主義者が大統領などになれるのかという疑念も少なくなかったように思います。それがわずか半月で変化が生まれました。これまで日本では、旧態依然とした古びた
ソビエト・マルクス主義と、全体主義体制と化していたソ連邦崩壊から何一つ学んでこなかったオールド左派が、ヴァーチャルな世界に住みついて、50年前の世界観を改めることもなく、アメリカには社会主義など存在しないと信仰に近い形で盲信していたのです。しかし、ようやく合州国での革命の現実性という事実を、サンダースを通して見つめる機会を得たのかもしれません。(内海信彦フェイスブック 2016年2月4日
 
【山中人間話】


アイオワ州党員集会、クリントン氏が勝利 最終結果を公表
日経 2016/2/3 10:02
【ワシントン=川合智之】米アイオワ州民主党は2日、1日の同州党員集会で、ヒラリー・クリントン前米国務長官(68)の得票率が49.8%となり、バーニー・サンダース上院議員(74)の49.6%を上回ったとする最終結果を公表した。「州党員集会史上で最大の接戦となった」との声明も発表した。撤退方針を決めたマーチン・オマリー前メリーランド州知事(53)は0.5%。アイオワ州民主党は52人の代議員が割り当てられており、連邦上下院議員8人を除く44人を配分する。AP通信によると、獲得代議員数はクリントン氏が23人、サンダース氏が21人。
 
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