キョウ おきなわ
辺野古代執行訴訟の第3回口頭弁論
 
【「オール日本」で沖縄に新基地受け入れを迫っている】
3日付の琉球新報、沖縄タイムスに、辺野古・代執行訴訟で福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)が国と県に示した「和解案」(1月29日)の内容が報じられました。びっくりです。驚きました。驚いた意味は2つあります。1つは、その内容のあまりの偏向ぶり。司法が示す「和解案」としては常軌を逸しているほど政府寄りだということです。 内容はこうです(3日付琉球新報より)。
〇根本的な解決案 県が承認取り消しを撤回した上で、国は30年以内に新基地を返還するか軍民共用とするか米軍と交渉する。
〇暫定的な解決案 国は代執行訴訟を取り 下げて工事を中止し、県と協議する。折り合わなければ、より強制力の弱い違法確認訴訟で争う。


「協議する」といいながら、その方向性を示しているのですから、「和解案」の眼目が「根本的な解決案」にあることは明白です。その中身は要するに、①辺野古に新基地を造る②新基地は少なくとも30年は使う③30年たったら「返還」か「軍民共用」か米軍と「交渉」する--というもの。「交渉」してまとまらなければ基地は続きます。「軍民共用」になれば堂々と軍事基地として永続することになるのです。いいえ、何年であろうが、問題は「辺野古に新基地を造らせる」こと。それがすべてです。そもそも新基地建設に「和解」などありえませんが、それにしてもあまりにも県民・国民を愚弄するものと言わねばなりません。「裁判所が和解の選択肢として、都道府県に米軍基地建設を容認するよう提案するのは初めてとみられる」(3日付琉球新報)。それほど異例・異常なシロモノです。「県内関係者からは『論外だ』『主張をぶつけて世論を巻き込むべきだ』と徹底抗戦を求める声が上がった」(3日付琉球新報)のは当然です。

だからこそ、もう1つ、あらためて驚くのです。この「和解案」に対し、翁長雄志知事はどういう姿勢を示したか。翁長氏はこう言ったのです。「和解案への対応については、これから関係者の意見をうかがいつつ、検討していきたいと考えている」「いろんな方から意見も聞きながら、私なりにその意味合いを考えたいと思うが、即座にそれをいいとか悪いとかいう話は、今の私からはしにくいということだ」 (1月30日付琉球新報「知事一問一答」)誰の 「意見」を聞いて、何を「検討」するというのでしょうか。この内容を「即座に」「悪い」と言えないのは、なぜなのでしょうか。翁長氏はいったい、誰の顔色をうかがっているのでしょうか。「辺野古に新基地は造らせない」という「公約」が本物なら、「和解案」ともいえないこの「調停案」は、直ちに「悪い」、と断言して拒否すべきです。まさに「論外」なのですから。翁長氏の姿勢が根本的に問われています。(
アリの一言 2016年02月03日
 
【赤旗などの左派系メディアもミサイルと人工衛星とを混同している】
北朝鮮が2日、国際海事機関(IMO)に対し、今月8日から25日の間に
人工衛星を打ち上げると通告した。NHKに関わらず、どの記事も「事実上の長距離弾道ミサイル」と表記している。日本やアメリカも宇宙ロケットの発射は当然、行っているわけだが、これを軍事に利用できるからと言って「事実上のミサイル」とは言わない。原発の技術はそのまま核爆弾の開発に転化できるし、日本の国内には核を製造できるだけのプルトニウムも存在しているが、だからといってメディアは日本を「事実上の核保有国」と表現したりもしない。自衛隊は世界有数の軍事力を所持しているが、「事実上の軍隊」とは書かない。ところが、これが北朝鮮になると途端に、人工衛星を発射すると事前予告し、言葉通りに人工衛星を発射しても「ミサイル発射」ということにされてしまう。(略)

改めて確認するが、北朝鮮は2012年の打ち上げの際には、事前に人工衛星を「日時:12/10(月)~12/22(土) 7時~12時(日本時間)区域: 黄海、東シナ海及びフィリピン東方海域(詳細別紙)」と予告し、その通りに発射した。その後、人工衛星が軌道に乗ったことを他国も確認した。客観的に見て、これは人工衛星の打ち上げである。にも関わらず、実際に人工衛星が発射されても、政府は「人工衛星と称するミサイル発射」と表記した。これはどう考えても事実に即していない表現だ。違うと言うのであるならば、今後打ち上げられる人工衛星は全て「事実上のミサイル」と表記しなければ辻褄が会わないだろう。(略)ここ数日の北朝鮮の脅威を煽る報道は悪質だった。NHKに限らず赤旗などの左派系メディアもこのミサイルと人工衛星とを混同している。こういう報道は情勢の誤認につながるので即刻修正するべきだろう。(
時事解説「ディストピア」 2016-02-03

【山中人間話】

・CNN。デモクラット支持者のうち、オルタナティブ社会主義者・バーニー・サンダース支持が必ずしも多かったわけではないなどと言い始め、支配層の本音をあらわにしている。

 CNNはアイオワでコインがひっくり返ったと言いながら、デモクラット支持者のうち、オルタナティブ社会主義者・バーニー・サンダース支持が必ずしも多かったわけではないなどと言い始め、支配層と深い繋がりがあるクリントン擁護の姿勢を打ち出しています...

Posted by 内海 信彦 on 2016年2月2日


・アイオワ州党員集会、クリントン氏が勝利 最終結果を公表-
日経 2016/2/3 10:02
【ワシントン=川合智之】米アイオワ州民主党は2日、1日の同州党員集会で、ヒラリー・クリントン前米国務長官(68)の得票率が49.8%となり、バーニー・サンダース上院議員(74)の49.6%を上回ったとする最終結果を公表した。「州党員集会史上で最大の接戦となった」との声明も発表した。撤退方針を決めたマーチン・オマリー前メリーランド州知事(53)は0.5%。アイオワ州民主党は52人の代議員が割り当てられており、連邦上下院議員8人を除く44人を配分する。AP通信によると、獲得代議員数はクリントン氏が23人、サンダース氏が21人。 


・日本国の裁判所が、沖縄に対して米軍基地建設を受け入れろと提案している。

日本国の裁判所が、沖縄に対して米軍基地建設を受け入れろと提案している。

Posted by 宮城 康博 on 2016年2月2日
Blog「みずき」:常岡浩介さんの「あれっ?湯川さんは?」というクエスチョンに関連する論として拙記事「私が高橋源一郎を「ほんものではない」と思う理由」をお読みいただければ幸いです。
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