キョウ ポピュリズム

【「リベラル・左派・左翼の「受動態」なる精神について】
 5日に大阪府知事選、昨日(8日)には大阪市長選がそれぞれ告示され、4年前に続いて「大阪ダブル選挙」が始まった。(略)今回の選挙に出馬はしないものの、橋下が事実上の主役の1人であることはいうまでもない。しかしこの橋下、必ずしも保守や右翼にばかり育てられてきたわけではない。むしろ、「リベラル」が育ててきたモンスターであると言っても過言ではない。
このことは、『kojitakenの日記』の記事「大阪ダブル選挙と『リベラル』と『クーデター』と」にも書いた。そこでは、橋下を時たま「橋下くん」と呼ぶ「リベラル」ブログの悪口を書いたが、当該ブロガーに限らず橋下に靡いた「リベラル・左派」ないし「左翼」の著名人は少なくない。それは橋下が「脱原発」を唱えた頃に特に顕著だった。テレビ朝日の『報道ステーション』で「I'm not ABE」と書いたフリップを見せて安倍晋三批判派から拍手喝采を浴びた古賀茂明や、2011年の東電原発事故を機に「脱原発の論客」として一時脚光を浴びた飯田哲也らは、「大阪府市特別顧問」になって橋下に取り込まれたし、「脱原発に頑張る橋下市長を応援しよう」と言い出した(元?)共産党系出版人(過去に共産党公認で参院選に立候補したこともある)もいた。ちなみに、この人は「左派(サハッ?)」界隈でいま流行(?)の「新9条」にも一枚噛んでいるのではないかと私はにらんでいる(ちなみに、彼が書いた憲法9条や集団的自衛権に関する平凡社新書の帯には、内田樹や池田香代子の推薦文が麗々しく飾られている。「新9条」は昨日今日急に出てきた話ではないのである)。(略)

橋下を「同じ改憲派でも、立憲主義を無視する自民党と違って立憲主義を理解しているから、自民党の改憲案に対する批判勢力として活用したい」だの、「脱原発に頑張る橋下市長を応援しよう」だの、「私の考えは橋下市長と同じ」だのと言って甘い顔をし続けていたのが「リベラル」ブロガーであり、左翼の出版人士であり、(かつては「新保守」のエースだったが)今では「リベラル・左派」層を主な支持者とする政治家だった。つまり、橋下は「リベラル」「左派」「左翼」らが育てたモンスターであるといえる。これというのも、日本の「リベラル」「左派」「左翼」の意識が低く、為政者に力で取って代わる「反逆者」に依存し、その反逆者に無力な自己を同一化して溜飲を下げて事足れりとしてしまう受動的な体質からいつまで経っても脱却できずにいるからではないかと思う。(略)松井一郎の圧勝が予想されている府知事選のみならず、接戦が予想されている市長選も、楽観は全く許されない。(
きまぐれな日々 2015-11-09

【山中人間話】

http://www.nytimes.com/2015/11/10/world/asia/myanmar-election-results-aung-san-suu-kyi.html?utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=New%20Campaign&utm_term=%2AMorning%20Brief&_r=0 歴史の歯車が動く。

Posted by 金平 茂紀 on 2015年11月9日
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