キョウ キンモクセイ
キンモクセイ
 
【政治は、しっかりと事態を見据え、言葉を持つべき】
みんな熱くなってる感じがするので、ひじょうにすまないなぁという気がするんだが、わたしは「国民連合政府」なんて無理だと思ってる。
共産党さんは党勢拡大の上からも有利な提案だと思うだろうけど、保守系や他の野党がおいそれとのれる話ではない。安保法制には反対するが、安保そのものはどうする。横に置いておくか。横に置いておく安保の現状はどうする。辺野古新基地建設は横に置かれるのか、そうではない止めるべき安保の変態・深化と捉えるのか。どこでどうやって、共通認識を得るのか。民主党は、沖縄が反対している現状だからと適当なことを言っているが、本質的にその問題を議論しだしたら、党はまとまらない。であるなら横に置いておくか。なにゆえに沖縄のわたしが、そのような「国民連合政府」に期待し血道をあげなきゃならないのか。共産党さんは、そこを曖昧にしている。「国民連合政府」が必要なのは、憲法が、立憲主義が壊されるからだ。そうなんだ、沖縄の現状は昨日今日そうなったわけではないが、憲法は、立憲主義は壊れていなかったんだ。よくよく考えると、すごいよね。すこしまじめに、きちんとどうするか考えようよ。大事な青天の霹靂のような灯台下暗し。現在のオール沖縄は安保廃棄など唱えてないし、安保に反対すらしていない。でも、辺野古新基地に反対している。そのことが安保をどのように壊すのか、どのように否定されるのか。政治は、しっかりと事態を見据え、言葉を持つべき。沖縄が提起している現在の状況を、きちんと見据えきれないで、横に置いて「国民連合政府」なんて、わたしはありえない茶番だと思ってる。これは「政治家」への、わたしの最大限のサジェッションであり、これで沖縄を横に置くしかないと思えるのだとしたら、「国民連合政府」なんて無理だし、やってほしくもない。憲法は実態に即して死ぬだろう。(宮城康博フェイスブック 2015年9月26日

Blog「みずき」:大切な問題提起だと思います。この問題についての私の立場は9月23日付けの記事のコメントで述べているとおりですが、それでもやはりこの提起されている「国民連合政府」構想への危惧は残ります。それは、近年、共産党が「右傾化」の道を歩み始めているという私の近年の共産党観察と無関係ではありません。その構想は、仮にうまくいったとしても、宮城康博さんも指摘されているような「理念」の問題はうやむや化されて、結果として、民主党をはじめとする野党間との「数合わせ」の論理の優る単なる野合に回収されてしまうのではないかという危惧です。
 
しかし、以下のようなノーテンキな「共産党」礼賛論も少なくないようです。宮城さんが「みんな熱くなってる感じがするので」という違和感を表明しているのもこうした共産党内外のノーテンキ状況を指しているのではないか。
 
「日本共産党が、戦争法(安保法制)廃止の一点での選挙共闘で「国民連合政府」の樹立を呼びかけた。戦争法廃止の任務を実現したら、すみやかに解散・総選挙をして解消する暫定政権の呼びかけだ。民主党や維新の党がどう対応するのかに注目したい。(略)こういう節目での、共産党中央の戦略・戦術の方向づけには、ときおり舌を巻く。僕がこだわってきた選挙制度改革を条件にすることもなく、最重要課題だけを解決する暫定政権なのだからほかは横においていいのだ、という態度。こんなことがまれにあるから、僕は共産党に所属することをやめられない(笑)(ケンケンのブログ 2015-09-21
 
現在の共産党の「右傾化」を支えているのは同党内外の上記に象徴されるようなノーテンキな認識だろうと私は思っていますが、しかし、それでも一歩を踏み出す必要がある、というのが私の考え方です。 戦後、朝日新聞の論説主幹だった笠信太郎が『ものの見方について』で紹介した西欧の有名な小話に「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走りだす。そしてスペイン人は走ってしまった後で考える」というのがありました。ここは私はイギリス流の「歩きながら考える」というスタンスをとりたいと思います。 

【非戦の思想】
昨年5月に横浜港南台教会での池住義憲氏の(名古屋高裁、自衛隊イラク派遣違憲判決の訴訟原告団代表)の講演の一部から。 紀元前8世紀 旧約聖書「
イザヤ書」2:4「彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かつて剣を上げずもはや戦うことを学ばない」/紀元前5世紀 「法句経」(釈尊の言葉と大乗仏教の教え)「殺すな、殺させるな、殺すことを許すな」/1~2世紀新約聖書「マタイによる福音書」26:52「あなたの剣をもとの所におさめなさい。剣をとる者はみな、剣で滅びる」/1899年 オランダ・ハーグで開催された「第一回世界平和会議」特定の戦争の解決のためではなく、軍縮、戦争の防止、紛争の平和的解決のための恒久的な国際法を創り出すことを目的として開催。/1903年 内村鑑三「非戦論「余は日露非開戦論者であるばかりではない。戦争絶対廃止論者である。戦争は人を殺すことである。そうして人を殺すことは大罪悪である。そうして大罪悪を犯して、個人も国家も永久に利益を収め得ようはずはない」(『非戦論』山本泰次郎編、角川文庫)/1926年 内村鑑三「新文明論」「わが日本が国家的宣言を発して、国家の武装解除を宣言し、こうして全世界に戦争のない新文明を招来し得るなら、それはなんと素晴らしい日であろう」(英文論説『新文明』)/1928年「パリ不戦条約」(戦争放棄に関する条約)第1条「締結国は、国際紛争解決のための戦争に訴うることを非とし、かつその相互関係において国家の政策の手段としての戦争を放棄することを、その各自に人民の名において厳粛に宣言す」/1945年「国連憲章」第1章2条4「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない」(保立道久の研究雑記 2015年9月26日

【山中人間話】

みんな熱くなってる感じがするので、ひじょうにすまないなぁという気がするんだが、わたしは「国民連合政府」なんて無理だと思ってる。共産党さんは党勢拡大の上からも有利な提案だと思うだろうけど、保守系や他の野党がおいそれとのれる話ではない。安保...

Posted by 宮城 康博 on 2015年9月25日

 戦争法は確実に自衛隊員に不安と動揺をもたらし始めています。ネガティブではあっても自衛隊員の反乱が始まったようです。「上司の指示が不満で衝動的に起こした」と取り繕おうとしても、深いところで進行している自衛隊の危機がうかがわれます。旧海軍の戦...

Posted by 内海 信彦  on 2015年9月25日

シールズ界隈は抗議声明を出さないのか?<解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会も入っている、総がかり行動実行委員会は不当弾圧に対して以下の声明を出しました。>★「安倍政権の暴走に抗議する市民を抑圧する不当逮捕を許さない」2015年夏...

Posted by 酒井 克明 on 2015年9月24日
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