ニッコウキスゲ2
ニッコウキスゲ
【高橋哲哉氏らの「本土に引き取る」論について】
今月12日に大阪で、「辺野古で良いのか もう一つの解決策」と題するシンポジウムが開催されました。「もう一つの解決策」とは、沖縄米軍基地の「県外(本土)移設」であり、「基地を本土に引き取る」ということです。かねてから「県外移設」を主張している高橋哲哉東大教授のほか、「沖縄差別を解消するために沖縄の米軍基地を大阪に引き取る行動」の松本亜季氏(ヤマトンチュ)、「沖縄に基地を押し付けない市民の会」の金城馨氏(ウチナンチュ)らがパネリストを務めました。「基地は本土へ引き取れ」は沖縄側からの主張にとどまらず、本土の側からの「市民運動」になろうとしています。この問題を、どう考えれば良いでしょうか。琉球新報(16日付)と沖縄タイムス(22日付)に掲載されたシンポの詳報から、主な主張を紹介します()。それでも私は、沖縄米軍基地の「県外(本土)移設」「本土へ引き取る」には、賛成できません。シンポでの発言や、高橋氏の新著『沖縄の米軍基地「県外移設」を考える』には、多くの疑問や意見があります。それはあらためて述べます。

しかし、今思うのは、高橋氏、松本氏、金城氏らの主張をけっして軽々に聞き流してはいけない、その重みをしっかり受け止めねばならないということです。みなさんの主張はこれまでの運動の到達点に立ってなされており、けっして「日米安保を支持する8割の人たち」だけに向けられているものではありません。いやむしろ、「安保反対」の人に対し、さらにこれまで「平和運動」に参加・取り組んできた人たちや組織に対してこそ、主張されているのだと思います。基地や日米安保、沖縄に対する自分のこれまでの考え、姿勢を改めて問い直す。そのうえで「県外(本土)移設」「基地を本土に引き取る」について議論する必要があります。それは、核・原発、さらに戦争・戦後責任と自分のかかわりを問い直すことにつながるはずです。(
アリの一言 (「私の沖縄日記」改め)2015年07月28日

【山中人間話】
太平洋戦争(対米英戦争)は自存自衛の「防衛戦争」だとの史観に立つ、半藤氏では仕方のないことかもしれないが、ここにはアジアの犠牲者の視点がまるでない。2千万人近いアジア民衆の死者たちはどうしたのだろう。また、日本兵として死んだ朝鮮人・台湾人兵士への視点もない。彼らは戦後、日本人の軍人・軍属と異なり、国籍剥奪を理由に一切の恩給・補償の支給を拒否されてきた。(酒井克明 2015年7月28日
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