ヤブミョウガ
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【日経新聞はどこにゆくのか】
ラスト10分で、日経新聞が破格の1600億円を提示し、英国の老舗経済紙
フィナンシャル・タイムズを買収した。淡いサーモンピンクのFT紙は、世界のビジネス界に強い影響力を持ち、約50万人の電子版購読者がいる。そのノウハウを導入するためというが、日経新聞社の昨年の単独売上高に匹敵する買収額だ。「アベノミクスの旗振り」役をするにしても、のれん代にしても、高額すぎないか。もっと他にやることがありはしないか。社説や記事などを読むと、原発の再稼働は必要だと力説し、集団的自衛権の行使や普天間基地の辺野古移設に賛成の論陣を張る。国会で審議されている安保法制をめぐる紙面を見ても、1面で憲法学者の意見に言及した記事はほぼ皆無。ほかの面でも憲法判断に関する記事は他紙の3分の1。東京新聞は「違憲」とする記事を、1面から「こちら特報部」まで、全面展開している。まあ、東京大手町の日経新聞本社と経団連会館が隣である以上、安倍政権に近寄るのも無理はない。でも、今から9年前の7月20日、「昭和天皇、A級戦犯 靖国合祀に不快感」の見出しで、富田朝彦・元宮内庁長官の残したメモをもとに、参拝中止の理由をスクープした快挙を忘れてはいけない。(Daily JCJ【今週の風考計】2015年07月26日

【山中人間話】


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