昨日のエントリで私は小野昌弘さん(イギリス在住の免疫学者・医師)の以下の言葉をご紹介しました。
 
「ここで私は放射線被曝の影響を全般に否定するものではない。しかし、私の科学者としての知性を駆使して現実をみたとき、放射線被曝についてのデマが横行して、それが民主政治を麻痺させている暗闇を目にする。その暗闇を目にして、科学者としてこれを告発しないことは、もはや許されない段階に来ていると思うからこそ、私はこの文章を書いている。」(小野昌弘(イギリス在住の免疫学者・医師)「放射能恐怖という民主政治の毒(6)科学者の一分(前編)」)
 
以下に紹介する2本の陰謀論論争の風景は昨日のエントリでのその問題提起とも密接に結びついているもののように私には見えます。この現象についてフリー・ジャーナリストの常岡浩介さんは率直に以下のように言います。そして、私も常岡さんの意見に賛成です。
 
「陰謀論やデマに踊らされる人たちは頭がおかしいのではなく、情報の食い違いや矛盾に気が付くことができない、つまり、頭がよくない人たちなのです。バカだということです。」(常岡浩介 2015年6月18日
 
注:起こりうる批判にあらかじめお断りしておきます。ここで遣われている「バカ」という言葉は考え方の愚鈍さを示す意味。学力や偏差値、ましてや学歴云々の丁々発止とはまったく縁のないものです。
 
以前から以下のようなデマゴギーや陰謀論は「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」がごとくありましたが、今日のようなデマゴギーとデマゴーグの拡散化は異常にすぎます。私は、この現象は今日的な「左翼の右傾化」と無関係ではありえないだろうと思っていますが、この問題について論を展開するのは私にはまだ十分な用意がありません。しかし、用意は早急にを整えなければならないと思っています。私は科学者ではありませんが、この問題を「告発しないことは、もはや許されない段階に来ている」という認識と苦い思いは小野昌弘医師と同様です。
 
が、まずは、常岡浩介さんと住友陽文さんのツイッターを通じて、今日の陰謀論論争の風景の一端を概観するところからはじめたいと思います。


以上、「常岡浩介Twitter」(2015年6月18日)から。
 

以上、「住友陽文Twitter」(2015年6月18日、19日)から。 
関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://mizukith.blog91.fc2.com/tb.php/1341-46991c95