【沖縄・辺野古問題】

・米国議員などに手渡した翁長氏の「書簡」(略)の全文が琉球新報(4月18日付)に掲載されました。たいへん重大な問題を含んでいます。(略)それは沖縄県が普天間基地の「県外移設」を求めていると言い切り、それへの「理解と協力」を求めていることです。いったいいつから普天間基地の「県外移設」が沖縄県の考えになったのでしょうか。翁長氏はこれまで再三にわたり、41全市町村長連名の「建白書」(2013年1月28日)が沖縄の民意だと言ってきました。「建白書」こそ「オール沖縄」の旗印のはずです。その「建白書」は、普天間基地について何と言っているでしょうか。「米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること」これが「建白書」です。(略)沖縄タイムスの県民世論調査(21日付)(略)沖縄県民は「県外移設」と「無条件閉鎖・撤去」を区別したうえで、ダブルスコアに近い差で「無条件閉鎖・撤去」を選択しているのです。翁長氏が対米「書簡」で「県外移設」が沖縄県の意思であるかのように言うのは、「建白書」に反するだけでなく、県民多数の意思にも背くものです。さらにそれは、翁長氏自身の選挙公約にも反します。(略)翁長氏の「建白書」「選挙公約」違反は、けっして許されるものではありません。

それは辺野古新基地建設を阻止するこれからのたたかいにも重大な影響を及ぼします。同時に指摘しなければならないのは、こうした翁長氏の重大な誤りに対し、それを指摘する県政与党の議員・政党会派が皆無だということです。とりわけ問題なのは、日本共産党です。共産党は昨年の総選挙政策(11月26日発表)でも「普天間基地の無条件撤去を求めます」と明記したように、「無条件撤去」が党是です。本土へ基地を移す「県外移設」論の意味を熟知したうえで、それには絶対反対のはずです。「建白書」は「県外移設」ではなく「県内移設断念」だから共産党も賛成・賛美することができるのです。その重大なポイントである、「県外移設」を勝手に対米的に公言した翁長氏の暴走、独断専行に対し、共産党はなぜ一言も異議申し立てをしないのでしょうか。「建白書」や「選挙公約」に反する翁長氏の言動を、なぜ正そうとしないのでしょうか。翁長氏自身はもちろん、翁長氏を無批判に賛美する共産党など翁長県政与党の姿勢、責任もきびしく問われなければなりません。(
アリの一言(「私の沖縄日記」改め) 2015年04月25日
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