キョウ にほんかいぎ

Blog「みずき」:(1)日本会議系の改憲集会で公明議員が登壇するのは初めてといいます。もちろん、野党第1党の民進党内の超タカ派も登壇しています。「改憲」ではありません。憲法改悪に向けて恐ろしい事態が進行しています。一昨日の28日には共産党も先の日本会議国会議員懇談会副会長で極右の小池百合子都政の一般会計予算に賛成しています。同党が都の予算案に賛成するのは美濃部都政以来39年ぶりのことだといいます。もはや国会に口先だけの憲法改悪反対勢力はいても、真の憲法改悪反対勢力は存在しません。ここでも恐ろしい事態が進行しています。

(2)下記の松崎いたるさんは板橋ホタル館不正問題(ナノ銀除染ニセ科学問題)で共産党中央及び同党東京都委員会、同党板橋区議団と意見が対立し、同党から除籍処分を受けた人です。また、豊島耕一さんは佐賀大学名誉教授(物理学)で日本科学者会議の会員。その人たちまでも菅野完の正体について気づかない。彼らは菅野完が籠池森友学園理事長所有の手紙や写真類を「いっぱい持ってる」のは菅野がジャーナリストだからということではなく、菅野と籠池が単につるんでいるから(そのことひとつを見ても菅野にジャーナリストとしての資質はありません)という難しくもない簡明な推量をなぜ持ちえないのでしょう? さらにそのようにつるみえているのは菅野と籠池が広義の意味で同様の思想、すなわち右翼思想を共有しているからという簡明な推量をなぜ持ちえないのでしょう? 彼らの主張に「正義」の部分はあるとしても、共産党と同様に彼らも右傾化した同党の一員として同党の「右傾化思想」に大きく影響されている/きた、すなわち「右傾化思想」から脱却しえていないからというほかないでしょう。


【山中人間話目次】
・日本会議系の改憲集会に公明党が参入し、野党第1党の民進党も参入している。さらに共産党は同会議系の小池都政与党の姿勢をますます強めるという恐ろしい事態が進行しています
・菅野完評価問題 共産党組織と党員の見る目のなさについて
・谷さんに、全責任を負わせて首相を守ろうとしている夫人(ら)に対し元経産省の職員として腸が煮えくり返る思い
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)のアウシュビッツ行とアウシュビッツ考
・「アメリカは70年間、衰退し続けている」——チョムスキーの視点
・辺野古。フロート外で抗議のカヌー拘束――「しぴたい(腰抜け)と笑われたくなければ、怒りを表出することだ。」(目取真俊 )
・北島教行さんの反「日本のハンゲンパツウンドー」論
キョウ かくへいききんしじょうやく
「自分の国に裏切られ、見捨てられた」(国連)

Blog「みずき」:「核兵器を法的に禁止する初めての条約の制定を目指す交渉がニューヨークの国連本部で始まりましたが、アメリカをはじめとする核兵器の保有国は参加せず、唯一の戦争被爆国として核廃絶を訴えてきた日本も参加しないことを表明し、核軍縮をめぐる各国の立場の違いが際立つ形となっています。」(NHKニュース 3月28日)「なんという偽善」(Peace Philosophy Centre FB 2017年3月28日)という怒りの言葉しか私にも思いつきません。以下、カナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85)の怒りの声を伝える共同通信の記事と昨日の「核兵器禁止条約」制定に向けての交渉会議(ニューヨーク国連本部)の模様をさまざまなアングルから客観的に伝えるNHKニュースの記事をコピー・アンド・ペーストしておきます。じわじわと怒りが湧き上がってきます。

それにしても、こうした「偽善」を平然と行う安倍政権の支持率が62%もある(日本経済新聞 2017/3/26)日本という国の現実をどうにかして変革しなければなりません。ただし、一言つけ加えておかなければならないでしょう。その変革の道はいわゆる「野党共闘」の道ではありえない、と。沖縄で翁長県政の「裏切り」を支えているのが「オール沖縄」という似非「革新」システム、すなわち、日本共産党や社民党であるという現実を見ればそのことは容易に理解できるのではないか、とは私の強く思うところです。

【山中人間話目次】
・被爆者、日本の不参加批判 核禁止条約で「裏切り」
・鬼原悟さん(「アリの一言」主宰者)の的確、明快な「オール沖縄」批判
・共産、39年ぶり都議会一般会計算案賛成――共産党の右傾化はとどまるところを知らないようです
・これは面白い展開になってきた――政権、籠池氏証言打ち消しに躍起 異例の告発言及
・毎日新聞吉井理記記者の教育勅語」肯定論者批判
・色平哲郎さん(佐久総合病院医師)の「病院で働きながら、ふと感じるプライバシーへの懸念」――患者を「監視」していないか?
キョウ てんのう14

Blog「みずき」:半澤健市さんの天皇家の愛子さん礼賛論を私は悲しく思います。なるほど、愛子さんの卒業記念作文「世界の平和を願って」には「彼女の鋭い感受性」が見られ、「歴史的に事柄を見ようとする知性」が見られる、と私も思います。しかし、いま、世相は、リベラル、左派を含めて「天皇制」という国民主権(主権在民)の理念と思想にまったく反する非民主的制度にはまったく関心を示さず、平和主義者、明仁天皇礼賛の声に満たされています(実態はそうではないことは一例としてこちらをご参照ください)。そうした世論の礼賛の声の中で愛子さんの「自立した精神」をことさらにもてはやすことにどのような意味があるか。「天皇制」という非民主的制度を実態として恒久化してしまう役割しか果たしえないでしょう。

愛子さんの作文には「原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲しみを覚えた」という一節がたしかにあります。その愛子さんの「怒りと悲しみ」の対象者には「文章から導かれる論理」として「米大統領や彼女の祖父を含んで」いることもたしかでしょう。だとすれば、彼女の「怒りと悲しみ」は、「何十万人という人の命を奪った」原爆投下の契機となった戦前の日本の軍国主義批判、戦前の「天皇制」批判になぜ向かわないのでしょう。天皇家の一員である以上、天皇や天皇制を批判することはタブーとなっているからです。天皇や天皇制を批判するようには教育は受けてきていないからです。そうした偏頗な教育によって形成されてきた精神のありようを「自立した精神」と賞賛することは正しいことか? 答ははっきりしています。現在のポピュリズムとしての天皇礼賛傾向にさらに掉さすことにしかならないでしょう。半澤さんが当面の日本社会の目標とされている民主主義社会の実現のためにもいま一度再考していただきたいことです。

【山中人間話目次】
・半澤健市さんの愛子さん礼賛論を私は悲しく思います
・「森友学園」問題、政府側の説明は「納得できない」74%と安倍政権支持率62%の乖離をどう読むか
・「どうしてこういう社会になってしまったのか?」という私の問題意識に通じる太田昌国さんの「安倍をここまで増長させてしまったのは、なぜか」という問題認識
・毎日新聞の労働基準法改悪批判。メディアは労働者の生存に関わる労働基準法改悪にもっともっと反対の大きな声をあげるべきでしょう
キョウ へのこ21

Blog「みずき」:平安名純代さん(沖縄タイムス米特約記者)の「翁長雄志知事が就任後に初めて参加した県民集会で、前知事の埋め立て承認の「撤回を力強く必ずやる」と明言した翌日、米政府官僚から、「県知事の撤回表明は敵に手の内を見せたに等しいのに、沖縄ではなぜ評価されるのか」との質問を受けた」(平安名純代の想い風 沖縄タイムス 2017年3月27日)という指摘はきわめて重要な本質を衝く指摘だと思います。

『「撤回しました」と「これから撤回します」の間には大きな差があります。このコラムでは詳細は割愛しましたが、沖縄県知事が実際に辺野古の埋め立て承認を撤回する際、撤回の効力を最大化し沖縄にとって最善のシナリオを実現させるためには、撤回と同時に幾つかアクションを取る必要があります。元裁判官の仲宗根勇氏は自身のFB上で、「政府は取り消しの時と同じように、撤回の翌日には撤回の無効と一時停止の申し立てをするはず」と指摘したうえで、こうした状況を回避するために、「執行停止の差し止めの訴えと仮の差し止めを同時に提訴」する必要性を強調されています。そうして初めて「撤回の効力が持続し、工事は止まる」のです。知事の撤回の決意はもちろん歓迎(「撤回しました」表明ならより歓迎だった)ですが、非常に繊細なタイミングを要する事柄だけに、前もって「撤回します」と宣言し、政府に対抗措置を講じる時間的余裕を与えたのが果たして沖縄にとってよい戦略だったのかどうか疑問が残ります。実際、翁長知事は2月にジョージワシントン大学で行った講演後の質疑応答で撤回について聞かれ、「戦術というものはいろいろ考えながらやっていかなければならない問題ですから、政府でさえ言わないのに、今いったような形で沖縄県はこうしよう、ああしようなどという話はこれは言えません」と説明されていました。何が知事の心境を変化させたのでしょう。私はこれまで米側を取材してきたなかで、米側が沖縄に有利なシナリオがあると認識していると感じたことが何度かあります。しかし現実は沖縄にとって好ましくない方向へと動いています。新基地建設阻止の実現のために翁長知事を支えようというならば、知事ひとりに丸投げするのではなく、自分が知事の立場だったらどうするかと一人ひとりが考え行動する必要があります。県民集会で「知事を支えよう」と呼びかけられていた登壇者の方々には元裁判官の仲宗根勇さんと面談して戦略を練り、有権者と対話してともに道を探り、「助言」という形で知事を支えていただきたいと思います。政府の言う事を鵜呑みにしないためにも、できるだけ多くの専門家の方々の見解を知り、知識で武装する必要があります。その責任はもちろん私たち沖縄メディアにもあります。』(
平安名純代FB 2017年3月27日

【山中人間話目次】
・平安名純代さんの米政府官僚から、「県知事の撤回表明は敵に手の内を見せたに等しいのに、沖縄ではなぜ評価されるのか」との質問を受けた」という指摘
・乗松聡子さんの「翁長知事が予定する埋立承認「撤回」で止まる工事を止めたままにさせるために 」
・沖縄メディアの主張の誤りが本土メディアまで誤誘導する一例として3月26日付の毎日新聞の記事をあげておきます
・翁長知事に損害賠償請求 国(菅義偉官房長官)の無知とメディア(共同通信)の無知
キョウ おなが8
米軍キャンプ・シュワブ前の抗議集会で演説する沖縄県の翁長雄志知事

Blog「みずき」:おそらく仲宗根さんの言われることが正しい。特徴的なことは翁長知事の「撤回」発言をぬか喜びしているのはこれまで「撤回」など口にしたことがなかった人たちだ。その人たちの口からどうして「やっと」という言葉が生じるのか。私は不思議だ。散々、これまで「翁長知事よ、早く『撤回』せよ」と口にしてきた人たちは今回の翁長知事の「撤回」発言に疑問を呈している人たちが多い。私もそのひとりだ。

「あらゆる手法持って撤回を必ずやるというのは撤回の棚上げを弁解したに過ぎないのではないか? 「撤回を視野に」発言はすでに聞き飽きている。撤回を予言すること(あらかじめいうこと)は、取り消しの時と同じように政府に撤回の一時停止を準備させるようなものだ。撤回はある日突然に、しかも政府に行政不服審査法を乱用しての一時停止の申し立てをさせないための執行停止の差し止めの訴えと仮の差し止めを同時に提訴すれば、行政行為の公定力によって撤回の効力が持続し、工事は止まる。しかし、取り消しの時にしたように政府は撤回のよく日には撤回の無効と一時停止の申し立てをするはずである。一日の勝負である。裁判所に県の提訴が先に継続しておれば、国交大臣も一時停止はできないはずである。」(仲宗根勇FB 2017年3月26日)


【山中人間話目次】
・おそらく仲宗根さんの言われることが正しい。特徴的なことは翁長知事の「撤回」発言をぬか喜びしているのはこれまで「撤回」など口にしたことがなかった人たちだ
・翁長「埋立承認撤回」発言問題。目取真俊さん曰く
・翁長「埋立承認撤回」発言問題。もう一人。宮城康博さん曰く
・第二回自由大学「あらゆるアートは共謀/狂暴である」
・TBS報道特集「籠池理事長単独インタビュー」(2017/3/25 放送)
キョウ うたかいはじめ
宮中歌会始

Blog「みずき」:内野光子さん(歌人、短歌評論家)が昨年8月に雑誌『ユリイカ』に寄稿した「『歌会始』を通して考える『天皇制』」という論をご自身のブログに転載されています。 内野さんはすでに一昨年の12月に同趣旨の論をご自身のブログに掲載していますが、『ユリイカ』論考は同論をさらに発展、展開させたものといえるでしょう。全文は内野さんのブログに当たっていただきたいと思いますが、長文につきここでは現在の歌会始の選者の一人の今野寿美が赤旗歌壇の選者になった経緯について触れているパラグラフのみをご紹介させていただくことにします。内野さんの共産党、赤旗批判の要旨がおわかりいただけるものと思います。重要な指摘だと私は思います。

『こうした歌壇の大きな流れのなかで、私は、最近、一つの事件に遭遇した。それに連なるもろもろのことに共通して見えてくるものは、やはり国家権力の文芸への介入を受忍する、民主主義の衰退であった。二〇一五年一二月、現在の歌会始選者の一人今野寿美が二〇一六年から『赤旗』の歌壇選者になるという記事であった(『赤旗』12月28日)。今野寿美の思想の自由、『赤旗』の編集の自由だといって、片づけられる問題なのだろうか。今野の選者としての歌会始の自身の作品と『赤旗』歌壇の選歌の結果を比べてみてほしい。明らかにダブルスタンダード的な要素が伺える。『赤旗』歌壇の選者を務めたことのある歌人の「なんかおかしい、今野さんの選歌は、明らかに『赤旗』におもねすぎている」との感想は聞いていたが、この件についての論評は、今のところ見当たらない。だが、これには、前触れがあった。一九四七年以来、七〇年近きにわたって、「玉座」から天皇の「おことば」が述べられている国会開会式には参加していなかった日本共産党が、二〇一五年のクリスマス・イブに、二〇一六年の通常国会から出席すると発表したのだった。そのために開かれた記者会見の模様を、『赤旗』より詳しく報道したのが『産経新聞』であった(一二月二五日)。「共産党、国会開会式に出席へ 天皇陛下御臨席に反対方針を転換「アレルギー」払拭へ」の見出しで、共産党は安全保障関連法の廃止を求める野党連立政権「国民連合政府」構想を提案しており、従来の対応を変えることで他党に根強い「共産党アレルギー」を払拭する狙いがあるとみられる、と報じた。ちなみに、「朝日新聞デジタル(12月24日12時49分)」では、「共産党が通常国会開会式へ 党として初、野党と同調」の見出しで、これまで天皇陛下の出席を理由に欠席してきたが、方針を転換した。開会式に出ている他の野党と足並みをそろえることで、来夏の参院選での共闘へ環境を整える狙いがある、とした。

さらにさかのぼれば、二〇〇四年の新綱領、昨二〇一五年一〇月の「日米安保条約廃案一時凍結」の発表で、野党共闘、アレルギー払拭をめざし、一枚一枚、たけのこのように、皮をはいで行って、残るものは何なのだろう。そういう流れのなかで、一見、寛容で、ウイングを広げたかのような『赤旗』紙面への著名歌人の登場、歌会始選者の『赤旗』歌壇への起用であったのである。だが、一方、歌人に限らず、いささかでも異を唱える者の排除や無視という非民主的な要素、開かれた議論の場を想定しがたい状況が、蔓延しているのではないかが懸念される。思想の自由、表現の自由を守ることの難しさを痛感するのである。歌壇に限って言えば、そんな風潮を早くよりキャッチし、警鐘を鳴らし続けている歌人もいる。そして、二〇一六年の年末になって、佐藤通雅は、拙著3冊をあげて「果敢にタブーに踏み込んだこれだけの作業を、見て見ぬふりをいいのかと義憤の念にかられて、私はいくつかの文章を書いてきた」との論考が発表された。拙著で述べた「天皇・皇后の被災地訪問は、政府や企業あるいは自治体の被災地・被災者対策の不備を補完する役割」とすることについて、佐藤は、「補完の域を脱した、内部からの抵抗を感じることが何度もある」「為政者への無言の異議申し立て」であると、私の考えとの違いをも踏まえ、「いずれにしても、選者になったとたん黙して語らないのも、周りが見て見ぬふりをするのも不健全にはかわりはない。タブーはもう脱ぎ捨てて、さまざまな角度から意見を出し合い、問題を共有していくことを私は望んでいる」と結論付けた(「歌の遠近術12短歌と天皇制への視点」『短歌往来』二〇一五年一二月)。しがらみのない、インターネットの世界から巣立つ歌人たちにも、ぜひ、歴史から学び、聖域やタブーをつくらない議論の場を構築し、こまやかな感性とゆたかな感情を大切にしてほしい、と願う。』


【山中人間話目次】
・「歌会始」を通して「天皇制」と「共産党の右傾化」問題を考える――内野光子さん(歌人、短歌評論家)
・辺野古移設――翁長知事、埋め立て承認処分「撤回」を初明言。しかし、「撤回」の時期は明言していない
・醍醐聰さん(東大名誉教授)の安倍夫人付き政府職員発のFAXは安倍首相退陣の決定的な証拠となるという指摘
・安倍首相夫人の昭恵氏のフェイスブック上の釈明文は「官僚の手になる代筆」という3人の論者の指摘
・フランスの左派系メディア『リベラシオン』の森友学園事件報道
・オバマケア代替法案撤回へ。2回目の大統領令の執行停止という2か所の裁判所での敗北に続くトランプ政権のさらなる窮地
・「パン屋」では美しくないのか。これが安倍内閣のめざす「美しい国」の道徳。ほんとうに「終わってる」としかいいようがない。
・永井荷風ノ散歩道 万年床の書斎兼寝室兼居間(写真7枚)
キョウ ながいかふう
永井荷風が絶命した部屋。買い物かごと下駄と傘は実際に荷風が愛用した



キョウ ながいかふう2
浅草のロック座で踊り子にはさまれてご満悦の荷風


キョウ ながいかふう3
書斎に寝かされた荷風の遺骸



キョウ ながいかふう4
葛飾八幡宮


キョウ ながいかふう5
白幡天神社に立つ荷風の歌碑



キョウ ながいかふう6
カツ丼、上新香、日本酒1合の大黒家「荷風セット」



キョウ ながいかふう7 

キョウ しょうにんかんもん2
衆議院第1委員室

Blog「みずき」:森川文人さん(弁護士)と清水潔さん(ジャーナリスト)の正論中の正論。

森川文人さん「二人の全く対立する事実を主張している場合、一方が尋問に出て、一方が出ない場合、よほどのことない限り、出たやつの証言が真実で、出れないやつ、出せないやつの主張が認められない、というのが事実認定のルールだ。俺は、それで無罪を取ったぜ」。

清水潔さん(ジャーナリスト)。「フェースブックに適当に書きこんでも偽証罪にはならない。一方、篭池氏はそのリスクを背負って国会で証言した。ならば安倍昭恵氏も弁解は国会で証言せねば説得力は無い。その場合はフェースブックと同じ内容を語るしか無くなったわけだ。だから証人喚問に「応じない」ならばそこでゲームオーバーだ」。


【山中人間話目次】
・二人の全く対立する事実を主張している場合、出たやつの証言が真実で、出れないやつ、出せないやつの主張が認められない、というのが事実認定のルールだ――森川文人さん
・清水潔さん(ジャーナリスト)の正論中の正論―― フェースブックに適当に書きこんでも偽証罪にはならない
・<批判は思想の違い?>安倍昭恵夫人のズレた感性と軽率さ- 両角敏明さん(テレビディレクター・プロデューサー)
・産経新聞としてはまともな主張――国会証人喚問問題
・これも昨日の証人喚問の収穫――「下地のアホ。ハシゴ掛けたのワシやとバラしやがって」
キョウ きょうぼうざい8

Blog「みずき」:小倉利丸さん(富山大学名誉教授。ピープルズ・プラン研究所共同代表)の「共謀罪」論断簡。「共謀罪」に関して、小倉さんの欧米の歴史を振り返ってみての「近代という時代の精神の本質」という指摘はよくよく考えてみなければならないことだと思います。

「BBCは、ロンドンのウェストミンター国会議事堂付近で起きた自動車テロの報道にほとんど全ての時間を費やしてる。テレサ・メイ首相は英国議会は「民主主義、自由、人権、法の支配という我々の価値を代表している」として、テロがこうした英国の価値観への挑戦だと批判した。テロが起きるたびに欧米の(そして日本の)政府首脳らが繰り返すこの自己讃美の言説を、私は納得して聞いたことがない。むしろ非常に不愉快な気分になる。英国が誇る民主主義や自由はまた同時に、英国の植民地主義と表裏一体だったのではないか?イラク戦争以降の対テロ戦争は、英国の民主主義、自由、人権にもとづいて広汎なイスラーム圏を武力紛争という民主主義も自由も人権も奪うような環境に追いこんだのではないか。民主主義、自由、人権を口にしながら、実際にはそのいずれもが奪われる。どうしてこのような欺瞞を繰り返す「先進国」の価値観に、こうした欧米500年の欺瞞に心情的にも共感できるだろうか。米国もフランスも有志連合の諸国だけでなく全ての対テロ戦争に加担している自称「自由と民主主義」の国に共通する欺瞞の言説が、むしろ敵意と憎悪を再生産しているのではないか。

言うまでもなく、日本が戦前戦中に繰り返してきたこともこれと同質であったし、戦後もまた日本の侵略と戦争責任への反省がないという意味でいえば、欧米先進国と同罪である。欧米帝国主義批判と民族解放戦争としての大東亜戦争なる言説とは裏腹に、日本の行為は明かな侵略であり虐殺であった。一方に口当たりのよい普遍的な理念を掲げ、この普遍的な理念を口実に、他方で残虐の限りを尽しながらこの暴力を正当化してきた。それが近代という時代の精神の本質ではないか。
 
テロ対策に厳罰主義や警察による捜査権限の拡大が役にたたないのは、この欺瞞を正当化するための国家による暴力の行使でしかないからだ。今問われているのは、価値観を裏切ることを平然と繰り返す権力の偽善そのものである。主権者たちもまた、こうした政府の偽善と腐敗を民主主義という舞台装置によって下支えしているのではないか。」

【山中人間話目次】
・小倉利丸さん(富山大学名誉教授。ピープルズ・プラン研究所共同代表)の「共謀罪」論断簡――近代という時代の精神の本質と共謀罪
・報道各社の22日の社説を通じて今日の「共謀罪法案」問題を考える――澤藤統一郎の憲法日記
・トランプ支持率のさらなる低下と「イスラム教徒の入国禁止を目的とした大統領の2回目の試みの2カ所の裁判所での敗北-坂井定雄さん
・米議会にトランプ大統領の「核先制攻撃」制限法案:「核戦略論議」沸騰へ- 春名幹男さん
・こういう騒ぎがあってもいい。パンツの話- 常岡浩介twitter

キョウ かんのかん5
日本の民主主義を殺しているのはどちらか?

Blog「みずき」:青木理さんの「理の眼」。右派団体・日本会議を取材してきたのはただ菅野完ばかりではありません。「左派・リベラル」が無暗にスターをつくりたがるから菅野完の右翼的体質も見抜けず、「森友学園」問題に関しての菅野・籠池の右翼・新右翼コンビのコラボとしての「左翼取り込み」の詭計も見抜けないのです。以下は、「菅野完著『日本会議の研究』の研究――ついに菅野完氏の正体が明らかになった」という論説の一節。

「ついに菅野完氏の正体が明らかになりました。菅野氏がネット上で4月30日に上記第1の投稿をしていた事実を私は今日、はじめて知りました。私の研究不足でした。上記第1によれば菅野完氏は「民族派」だそうです。菅野氏は「私は、雅春先生が大好きです。心酔している」「雅春先生のご事蹟は、日本の誇る霊的指導者」と述べ、谷口雅春氏を絶賛しています。どうりで菅野氏のツイッターでの発言は、平和憲法を否定したり、憲法を否定する「反憲学連」の元議長の死に対して丁重にお悔やみを述べていたりして、変な人だなと思っていましたが、これですべての謎が解けました。『日本会議の研究』では立憲主義を破壊する安倍政権を批判する記述や日本会議の政治運動によってもたらされる民主主義の危機を訴える記述などがあって、まるで憲法擁護派のような立ち位置で書かれていましたが、正体は全く違っていて、彼はバリバリの谷口雅春派でした。

それにしても、そんなに谷口雅春氏に心酔しているなら、菅野氏自身、自分が谷口雅春派の民族派である事実を、『日本会議の研究』の中で明らかにしたうえで本書を出版するべきではなかったでしょうか。ところが彼は正体を隠して、読者を騙して出版したわけです。菅野氏に言わせれば、本書出版日とほぼ同じころに上記第1の投稿をネットでしていたから自分の正体はすでに明らかにしていたということなのかもしれませんが、ネットで書いていても圧倒的多数の読者は気がつきませんし読みませんし、私自身、今日初めて知りました。菅野氏は『日本会議の研究』の中で自分の正体を明らかにするということが決定的に重要だったと思いますが彼はそれをしませんでした。しかも彼は自分の経歴も学歴も、本名も(?)明らかにしてはいませんでしたし、いまもそうです。そうやって菅野氏は自分は谷口雅春氏に心酔している民族派である正体を隠して、読者を騙して、13万部以上(?)の売上げで多額の利益を得ておきながら、一方で、菅野氏は次のように述べて、谷口雅春氏を信奉している事実を明かさずに政治運動を続けてきた「安東さん界隈」を痛烈に批判するというのは、完全に矛盾しているのではないでしょうか。谷口雅春氏に心酔している人間のレベルがこれ一つみても、よく解りますね」


【山中人間話目次】
・菅野完を英雄視するリベラル・左派必見――「ついに菅野完氏の正体が明らかになった
・青木理さんの「理の眼」。右派団体・日本会議を取材してきたのはただ菅野完ばかりではありません
・郷原信郎弁護士の籠池氏への自民党の"反対尋問"(証人喚問)は容易ではないという論。郷原弁護士はどうやら安倍政権側の完敗を予想しているようです
・醍醐聰さん(東大名誉教授)の籠池・森友学園理事長証人喚問問題連続論評
・こんな確かめようもない情報をデマというのです。「検察関係者から聞いた」云々とはデマ発信の常套句でもあります
・「治安維持法は司法が『育ての親』だった」という内田博文さん(神戸学院大学教授)の共謀罪法案批判の視点
・「共謀罪」は「共謀罪」と書き続けるという。朝日新聞のジャーナリズムとしての「見識」はかすかでも残っているようです
・トランプ政権の「苦境」を伝える報道2つ

キョウ あべととらんぷ

Blog「みずき」:毎日新聞編集局編集委員の伊藤智永は先週に引き続いて安倍提灯記事を「サンデー毎日」(3月19日号)に次のように書きます(なお、先週の伊藤の記事の私の評価についてはこちらをご参照ください)。

「昨年12月の日露首脳会談といい、2月初旬の日米首脳会談といい、国際秩序の歴史的な構造大転換を、ここまで日本は相当大胆かつ巧妙に乗り越えつつある。日本としては稀(まれ)な長期政権の経験と実績を重ねたリーダーの存在と資質なしに、それは到底なし得なかった――。そうした英雄気分も交じった自負心が、最近の安倍晋三首相には強い」、と。

伊藤のこのレトリックはなにか? 「温泉宿泊会談」「ゴルフ友達会談」などと多くのジャーナリストから揶揄さえされてなんの成果もあげえなかった昨年末の安倍・プーチン会談や2月初旬の安倍・トランプ会談を「国際秩序の歴史的な構造大転換」「長期政権の経験と実績を重ねたリーダー」などと持ち上げ、安倍を礼賛する。そして、その礼賛を礼賛のように見せかけないために「そうした英雄気分も交じった自負心が、最近の安倍晋三首相には強い」とその礼賛は安倍自身の自負心の説明であるかのような文章にする。おのれのしていることをさもおのれのしたことではないように見せかける卑怯、卑劣なレトリックいうほかない一文です。伊藤に提灯屋の資質は認めても、ジャーナリストの資質を認めることはできないでしょう。それが毎日新聞の編集局編集委員さまです。世も末とはこういうことをいうのでしょう。私としてはこれ以上とても彼の文章につきあうつもりはありません。


【山中人間話目次】
・伊藤智永毎日新聞編集局編集委員の安倍提灯記事第2弾を糾す
・朝日新聞よ、過労死レベルの残業を労働者に強要する労働基準法改悪を「長時間労働を改めていく一歩には違いない」とはなにか
・1人の議員の思想・信条の自由を圧殺する宮古島市議会の多数の暴挙に抗議する
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)の「天皇の退位」に関する衆参両院正副議長の「とりまとめ」に関する論説の中で言及している原武史さんの朝日新聞インタビュー記事
・地元名護漁協の一部漁業権放棄をめぐる漁業法の専門家の熊本一規明治学院大学教授の論証
キョウ てんのうとりまとめ
天皇退位に関するとりまとめ提出

Blog「みずき」:内野光子さん(歌人、短歌評論家)が「天皇の退位」に関する衆参両院正副議長の「とりまとめ」をめぐって共産党がその「とりまとめ」の大部分について反対意見を述べながら結局「合意」した政党としての不見識と論理の不整合(一貫性のなさ)の問題性を問うています。その点と内野さんの原武史氏の朝日新聞インタビュー発言評価に絞って同論考の要点をご紹介させていただこうと思います。内野さんの「(共産党は)憲法上の疑義がある「とりまとめ」に、こうした意見を付すくらいなら、なぜ反対しなかったのだろうと。もっとも、このブログでも何回か記事にしているように、共産党は、天皇制へのスタンスを、確実に転換したのにもかかわらず、きちんとした説明責任を果たさないまま、ポピュリズムへと雪崩れていく姿に戸惑い、驚いている」という発言には強い重みがあります。全文は内野さんのブログでお読みください。


【山中人間話目次】
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)の「天皇の退位」に関する衆参両院正副議長の「とりまとめ」をめぐる共産党の行動と論理の不整合批判
・醍醐聰さん(東大名誉教授)の政局評――籠池氏に限らず、迫田英典氏、安倍昭恵氏、松井大阪府知事も証人喚問を
・水島朝穂さん(早大教授・憲法学)の「ヴァンゼー会議の75周年――トランプ政権発足の日」
・トランプの国防費増と保護主義。不気味な未消化感のようなものがある。不吉な予兆のようなものがある。愚者が世界を翻弄するときのおぞましさがある。
<こころの時代>
「父を問う」~いまと未来を知るために~
出演:作家・辺見庸&小さな犬



『友人各位 いかがおすごしでしょうか。小生は花粉症、麻痺悪化、右目硝子体出血、歩行困難、視床痛、慢性うつetc.でヘロヘロですが、犬とともに冗談を言いあい、なんとか生きております。さて、2017年3月18日 (土)午後1時から「こころの時代」がNHK教育テレビで再放送されます。12日の放送をみのがしたかたはぜひご高覧ください。テーマは拙著『完全版1★9★3★7』に直接かさなるものです。初回の放送は非常に好評でしたが、一部視聴者から「抗議」もあったと聞いております。再放送をご覧になり、お感じになったことやご意見を、NHKあてにメールや電話でお寄せいただければさいわいです。番組は終始静謐にてんかいされますが、きわめて重大な歴史の断面をうめこんでおります。げんざいと近未来のできごとをイメージするための参照点としても一見の価値ありとおもいます。が、きょうび、たったこれだけのことを放送するのにも、目にはみえない重圧があるようです。みなさんの応援だけが支えです。勇敢なディレクターたちへの声援をよろしくおねがいします!』(辺見庸ブログ 2017年03月19日)

『作家・辺見庸さんが生まれ育った宮城県石巻市は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた。剣呑(けんのん)な予感を抱き続ける辺見さんの、今と未来を知るための思索の道程。これから何が起きるのか。それを予感するために、辺見さんは過去を振り返る。近著では、日中戦争が本格化した1937年をテーマに、資料を渉猟して、日本の戦争の実相を浮き彫りにした。その中で辺見さんは、中国に出征した父のことを書いた。戦場で父は何を見聞きし、どう振る舞ったのか。戦後をどんな思いで生きたのか。父に問い、同時に自らをも問い詰める。時代の奔流のただ中で「実時間」を知り、自分が自分であるために。』(NHK番組案内)
キョウ れんごう
逆説

Blog「みずき」:大田英昭さん(日本近代思想史、社会・労働運動史研究者。東北師範大学(長春市)教員)の根底的な日本の労働基準法改悪批判。その改悪法を「労働基準法の70年の歴史の中で非常に大きな改革であり、第一歩だ」などとほざいているのが私たちの国の日本労働組合総連合会(連合)の会長であることがこの国の労働運動の壊滅的な死滅そのものを物語っています。私たちはこういう国に生きている。実に悲しいことといわなければならないでしょう。私たちと次代の若者たちのためにこうした絶望的状況をなんとしても変革しなければならない。大田さんの文章を読むにつけてもその思いをあらたにします。


【山中人間話目次】
・大田英昭さん(日本近代思想史、社会・労働運動史研究者。東北師範大学(長春市)教員)の根底的な日本の労働基準法改悪批判
・豊島耕一さん(佐賀大学名誉教授)の眼 ――山城博治保釈報道,どちらが一般紙でどちらが左翼紙?
・私ばかりではなく、以下の共産党員、共産党支持者(相応に名の通った人たちですね)も小池東京都知事の「右傾体質(右翼性)」を批判しています
・この田中利幸さんの「皇室をいまだに敬畏する東京大空襲犠牲者遺族たちの心理批判も込めて」という文章は根源的な「天皇制」批判の言葉だと私は思います
・山城さん釈放の喜びを私もともにしたいと思います。山城さんの運動が私たち自身の運動でもあるならば、山城さんの釈放はひとりひとりの「私」の釈放でもあるからです
キョウ なかざわけいキョウ かねひらしげき
中沢けいさん(左)と金平茂紀さん

Blog「みずき」:昨日は「菅野完現象」(籠池・森友学園理事長の単独インタビューに成功した菅野完を英雄視する傾向)があまりにひどかったので警告の意味でそのことについて数本の記事を費やすことになりましたが(「今日の言葉 ――たったひとつの特ダネをとった程度のことで菅野完という「新右翼」を英雄視するかのようなリベラルの賞賛が続いています。そのリベラルの志向がこの国をポピュリズムと戦争の道へと導いていくのです。 」参照)、常識的な見方が出てきました。籠池・菅野の右翼・新右翼コンビ(菅野と籠池は結託しているという指摘があります。左記記事参照)のコラボの「左翼取り込み」の「戦略」ともいうべき詭計に欺かれてはならないでしょう。

【山中人間話目次】
・籠池証人喚問問題――籠池・菅野の右翼・新右翼コンビのコラボの「左翼取り込み」の「戦略」ともいうべき詭計に欺かれてはならない
・中沢けい(作家)、金平茂紀(テレビキャスター)などリベラル・左派の情勢読解リテラシーの欠如を憂う
・「小泉語」を歓迎する風潮は根を張り、時代状況は危機的様相をさらに深めている。安倍の「敵失」は十分に生かしつつ、こんな時代の底流に目を凝らしたい
・また、「未来のための公共」(新シールズ)なる「若さ」を売りにする「民主勢力」の無定見な「社会変革」ゴッコが始まった
・山城さんの第一回公判後に保釈が地裁で認められたが、検察の抗告はあの多見谷裁判長らの高裁那覇支部が判断する。予断は許さない
・辺見庸 <こころの時代> 「父を問う」~いまと未来を知るために~(動画)
キョウ すがのたもつ2

Blog「みずき」:田中宏和(「世に倦む日日」ブログ主宰者)の菅野完批判と共産党批判。菅野完を「新右翼」と認定するところ、「共産党に情報を収集分析する力がなくなった」。「共産党が劣化し、ただの野党になった」と認定するところは私の認識とも重なります。標題が私の言いたいことのアルファであり、オメガ(ΑΩ)です。ここでは具体例は書きません。下記の今日の「山中人間話」の一連の記事と合わせて読んでいただければ幸いです。続き物としてというか一本の流れの中で書いています(その中に具体例も出てきます)。私は私の言う「菅野完現象」を身の毛のよだつ思いで見ているのです。 

『籠池泰典は、事件発覚のあと、ずっと生き残りのために駆け引きを続け、突っ張りながら着地点を計っていたと思われるが、官邸とのパイプで交渉役の弁護人の態度を見て、官邸と維新が蜥蜴の尻尾切りに来ているのを察知し、代理人を菅野完に切り替えたのである。反安倍(左翼)を味方に取り込み、擬似的に「正義の味方」の表象を得、国民世論の追い風を受ける立場を仮構して、官邸と再交渉に出たのだ。菅野完は、そういう「左翼取り込み」の「戦略」を籠池泰典に提案したのだろう。新右翼の菅野完らしい。籠池泰典はそれに乗った。16日の豊中の私邸前の映像は異様としか言いようがない。あの場所は、旗棹地の区画になっている玄関前のアプローチで、籠池宅の敷地(庭先)だろうが、籠池泰典がこれまで悪魔として呪ってきた左翼(共産党と社民党)と仲よく写真に収まり、安倍晋三を追及するぞと気勢を上げてマスコミに絵を撮らせている。有印私文書偽造で公金を詐取し、カルト教育で児童虐待をしてきた右翼の悪党が、いきなり反安倍のシンボル・キャラクターに化学変化した。小池晃と福島瑞穂と森裕子は、雁首並べていそいそと大阪まで出向き、籠池泰典の反共教育の持論を拝聴し、籠池泰典を「正義の味方」にイメージチェンジする記念写真を撮影、手ぶらで帰京した。籠池泰典に利用され、籠池泰典に振り回されている。正直なところ、目を覆いたくない気分だ。この事件の発生以降、共産党はずっと渦中にある猛毒の右翼に利用されている。口利き実行犯の鴻池祥肇に道具にされ、鴻池祥肇が自らを上手に免責して逃げる政治工作を手伝わされた。』

『共産党も民進党も、疑惑を解明する独自の調査能力が全くない。情報を収集分析する力がない。一つ一つ事実を積み上げ、事件の構図を正確に描いて説明しようとせず、犯罪行為や違法行為のカタログを整理して関係者の法的責任リストを確定させず、足を使って(諜報努力をして)証拠を集めようとしない。民進党の議員にその能力がないのは理解できるが、共産党がそれをできないのはどうしてだろう。不思議だ。それができるのが共産党だった。共産党のエクセレンスと存在感はそこにあった。だから共産党は優秀な党であり、どれほど議席は少数であっても国民の信頼と期待を集め得た。支配層と右翼反動から恐れられた。単に正義の党であるだけでなく、実力のある党だった。「確かな野党」という意味は、何でも反対という意味ではなく、不正を明らかにする実力を持った党という意味だ。共産党がこの事件に本気で食いついていない。共産党だけでなく、左翼のジャーナリストがそれをしていない。単に事件を煽って騒いでいるだけで、安倍晋三の支持率を落とすことだけが念頭にあり、政治的動機だけで表面的に追いかけている。だから、菅野完に主導権を握られるのであり、右と左をバンク切り換えする菅野完の狡猾な手品と口舌に揺さぶられ、籠池泰典をロンダリングする手伝いをさせられ、籠池泰典を反安倍の英雄として喝采する倒錯に陥るのである。共産党が言論をリードしていない。共産党に意志と能力がなくなった。共産党が劣化し、ただの野党になった。残念だ。』


【山中人間話目次】
・「世に倦む日日」ブログ主宰者の菅野完批判と共産党批判。菅野完を「新右翼」と認定するところは私の認識とも重なります
・いまの「リベラル」なるものの現状と「菅野完現象」について
・籠池証人喚問では「安倍首相からの100万円」と題された菅野完の本日‏付けの記事にあげられている「物証」の証拠性が議論されることになるでしょう
・内藤正典さんの「リベラル=寛容」ではないという指摘(1)
・内藤正典さんの「リベラル=寛容」ではないという指摘(2)
・郷原信郎弁護士の「籠池氏証人喚問は、自民党にとって『危険な賭け』」という読み
・籠池理事長が「安倍首相の寄付金も含まれている」と証言した際の映像
・辺見庸のETV「こころの時代」、副題「父を問う――いまと未来を知るために」(出演:作家・辺見庸&小さな犬)の再放送案内
・辺見庸・目取真俊対談――「沖縄を語る」
キョウ いまじ 

Blog「みずき」:しんぶん赤旗の3日前(13日付)の記事に「安倍首相主導・国家戦略特区で無理やり新設-52年ぶりの獣医学部 「加計学園」が計画 愛媛-37億円の土地無償提供・補助金64億円」という記事があります。第2の「森友学園」問題といわれる現在愛媛県今治市で進行している「加計学園」問題の問題点をかなり詳細に明らかにしているもので十分に読み応えのある記事といってよいものですが、同記事で批判している加計学園に対する「37億円の土地無償提供・補助金64億円」の補助金支出に関わる今治市の一般会計補正予算を同市議会の共産党議員も賛成している事実についてはなにも触れていません。 同市議会で共産党議員も賛成して加計学園への大学立地事業費補助金を含む補正予算を可決していることは下記の第2回今治市議会定例会(平成29年3月3日)の「議決事件一覧表」を見れば明らかです(「全会一致」となっています)。言っていることとすることが違う端的な事例と見てよいでしょう。共産党には加計学園問題を批判する資格さえないといわなければらないのです。いかに日本共産党が全国的規模で甚だしく劣化しているか、をこの事例はよく示しています。

【山中人間話目次】
・「加計学園」問題に対する赤旗の批判記事と現地の今治市議会で共産党議員が「補助金」支出に賛成していることの落差
・菅野氏の自宅前にたかって囲み取材してる記者クラブメディア、これみんな芸能レポーターでなく報道関係者ですよ。情けないっちゅーかゴミですね
・「(国の設定・予想する)土俵で争うことは、昨年の「承認取り消し」の二の舞いです。いま撤回しなければ、ほんとうに取り返しがつかないことになってしまいます-アリの一言 2017年03月16日
・沖縄在住で脚本家の宮城康博さんも翁長県政と翁長県政の「絶対礼賛者」に成り下がっているオール沖縄を指弾しています
・翁長沖縄県知事は早くも鬼原悟さん(「アリの一言」主宰者)の指摘する「(国の設定・予想する)土俵で争う」ことを表明
・金平茂紀さん(TBS「報道特集」キャスター)が「降板の危機‼︎」にあるという
・ハワイ州の連邦地方裁判所が中東とアフリカの6か国の人の入国を制限するトランプの新たな大統領令についても全米で執行停止を命じる仮処分決定
キョウ めどるましゅん5

Blog「みずき」:目取真俊さん。あなたの日本社会への絶望と辺野古埋立強行への怒りは私も共有するものです。しかし、紹介される奥崎謙三の政見放送の「政治家、国家、国法を失くす」論はいわば無政府主義の論というべきものであり、ここから黎明は見えてきません。

辺野古埋立反対運動をより大きなものにしていく上において、さらに安倍政権の辺野古、高江への横暴を糾弾するとともに国家という前提とされる枠組みの中で同政権の横暴を是正する政権を展望する上において、また、真に安倍政権と対峙しうる沖縄県政を展望する上において、この奥崎謙三の「政治家、国家、国法を失くす」論は有益な論といえるでしょうか? むしろ有害の論というべきではないか。あえて諫言の言葉を述べるものです。

キョウ こいけゆりこ7

Blog「みずき」:小池百合子は極右の政治家であり、かつ、日本国憲法の平和条項(憲法9条)など歯牙にもかけないきわめて危険な核武装論者でしかないことを私はこれまでも何度も指摘してきました。にもかかわらず以下の結果です。日本社会のポピュリズム化はとどまるところを知らず逆に進化しているようです。『朝日新聞社による11、12日の世論調査では、小池百合子・東京都知事を中心とする地域政党「都民ファーストの会」が7月の都議選で多数の候補者をたてる方針であることを踏まえ、同党への期待度を尋ねた。「期待する」53%が「期待しない」27%を上回った。東京では「期待する」63%、「期待しない」22%だった。支持政党別では、自民支持層の54%、民進支持層の69%、無党派層の48%がそれぞれ「期待する」とし、いずれも「期待しない」を上回った。』

上記では日本の政党の最左翼とされている共産党支持層の小池支持率は明らかではありませんが、「いたばし区民タイムス」というローカル紙に載った板橋区選出の都議会議員の
新年あいさつでは「『小池与党』ぶりを一番アピールしているのは共産党都議でした」という事実があり、党中央の承認の下に同党都議団が小池与党化宣言している実態ですから、共産党支持層の小池支持率は民進党支持層と同等、あるいはもしかしたらそれ以上に高いかもしれません。戦前の国家総動員体制化を想起させるきわめて恐ろしい現在日本社会の総ポピュリズム化の様相です。もはや共産党は革新政党とも平和勢力ともいうことはできません。こうして見てくると希望が見出せるのは小池新党に「期待しない」層が27%もいることです。しかし、この27%の中に占める共産党支持層のパーセンテージもかなり低いのではないか。まさに現在の日本社会の「暗」を示す状況です。

【山中人間話目次】
・日本社会のポピュリズム化はとどまるところを知らず逆に進化している――小池新党に「期待」、東京では63% 朝日新聞社世論調査
・目取真俊さん。奥崎謙三の論からは辺野古埋立反対闘争の勝利の黎明は見えてきません。
・山城氏の長期勾留は、単なる日本の国内問題ではない。沖縄を軍事の島として維持したい日米両政府の沖縄に対する沈黙の強制だ――平安名純代の想い風
・太田昌国さんの「その示す証拠は状況証拠的な証拠ではなく、証拠そのものであることを論理で持って詰めよ」という論
・補助金の取り消しと5650万円の返還請求で終わらせてはならない。補助金不正受給を刑事問題化しなければならない
・金平茂紀さんの「破滅の予感」は残念ながら正夢の「予感」というべきでしょう
・ワシントン州、カリフォルニア州、ハワイ州の自治州の対トランプの動きにアメリカの光がある
・共謀罪「反対」が多数 1月調査を逆転 45%、賛成は33%
キョウ じんみんせんせん
マドリード市街を練り歩く人民戦線に終結したスペイン市民(1936年撮影)

Blog「みずき」(1):共産党はいまやポピュリスト集団の志位執行部の手によってまっしぐらに地獄の道(それは自滅の道でもある)に突き進んでいる。中央委員会という組織、ひとりひとりの中央委員、同党国会議員、地方議員、地方機関専従がどういう給料体系になっているか知らないが(差別の給料体系であることは知っている)党費(議員歳費も含まれる)という金で雇われ、党幹部に都合のよい党規約によって縛られている御用機関と自主性を奪われている傭兵にすぎず、良識派は蚊帳の外に置かれている。ここまでくれば同党の「条件つき戦争賛成」も時間の問題だろう。ここにはコミュニズムという思想で結ばれたかつての党の理想の姿は微塵もない。共産党はもはや反動政党と呼ぶほかない。

Blog「みずき」(2):小池晃と共産党(志位執行部体制)の堕落について。すでに私は共産党東京都議会の右傾化の果ての極右団体日本会議の国会議員懇談会副会長(2015年時点)であり、ネオリベラリストの小池百合子へのすり寄りについては「小池百合子の野望など絶対許してはならない。それなのに東京の共産党の重鎮が小池百合子にすり寄り、それに対する批判がろくすっぽ起きない「リベラル・左派」の崩壊を激しく憂う」などの
記事を書いています。このときは共産党中央執行部の承認なしに同党都議会議員団が勝手に小池支持を打ち出すことはできないだろうと思いながらも、この問題についての同党中央執行部の関わりがよく見えなかったので同執行部批判はあえて避けておきましたが、「kojitakenの日記」の昨日付け(11日)の記事によって小池晃同党書記局長が先の東京都千代田区長選での小池支持派の区長の当選を慶賀として評価していることを知りました。やはり共産党東京都議会の小池与党宣言は同党中央執行部の承認の下に行われたものと見てよいでしょう。「kojitakenの日記」の該当箇所は以下のようなものです。

「先般の千代田区長選虚では、小池百合子が推しただけで天下り・老害に加えて築地市場の豊洲移転にまで加担していた多選現職首長が圧勝し、跳ね上がった投票率の分がまるまるこのクソジジイの票に加算されたできごともあった。この選挙で民進党や共産党は「自民党が負けた」として選挙結果を喜ぶかのような愚かな反応を示した。中でも私が根に持っているのは共産党・小池晃のTwitterである。あんなTweetを発する程度の政治家だから、鴻池祥肇の仕掛けた罠にいとも簡単に引っかかったんだろうと思っている。日本共産党の幹部党員である小池晃をはじめとして、極右政治家・小池百合子の危険さを甘く見ている「リベラル・左派・左翼」は少なくないように見受けられる。」

また、kojitakenさんのいう「小池晃のTwitter」とは以下のツイートそのものかそれと同等の性質のものでしょう。『歴代の自公都政に対する、都民の深い怒りが示されました。都議選本番へ。石原、猪瀬、舛添都知事と正面から対決してきた17名の共産党都議団をもっと大きくしなければ!<千代田区長選>小池氏系現職が当選確実…都議選に影響(毎日新聞)』(
小池晃Twitter 2017年2月5日

共産党は日本会議を赤旗で極右団体として徹底的に批判しながら、その日本会議の国会議員懇談会副会長(2015年時点)の小池百合子を持ち上げるというまったく矛盾したことを平然と行う安倍政権も顔負けの政党に成り下がっています。共産党の堕落には目も当てられません。この共産党の堕落のさまを見れば同党の主張する「野党共闘」なるものもまったく信のおけないものであることはわかろうというものです。いまの段階で共産党を支持するという愚かな選択は避けるべきです。それが一時的に「革新」勢力が退潮することであっても「真の革新政権」を実現させるためにはやむをえないことといわなければならないでしょう。共産党幻想は棄てなければなりません。

【山中人間話目次】
・共産党はいまやポピュリスト集団の志位執行部の手によってまっしぐらに地獄の道(それは自滅の道でもある)に突き進んでいる
・小池晃と共産党(志位執行部体制)の堕落について
・小池新党と公明党が都議選で協力合意。そして、共産党都議会が小池与党化宣言。共産党中央がそれを後押し
・季節の移ろいの中に佇んでいるとすべてが茫洋として一昨日の過去も昨日の過去も遠い過去のできごとのようだ。昨日またかくてありけり、今日もまたかくてありなむ。そう思うのは愚かしいことだろうか、と自問する
キョウ けいしちょう
警視庁本部庁舎

Blog「みずき」:昨日の籠池森友学園理事長の突然の「瑞穂の國記念小學院」の認可申請取り下げについてなんらかの「手打ち」があったという見方が多いようです。しかし、その見方のすべてが推測で証拠はありません。これでは国会で追及することはできないでしょう。安倍をさらに追いつめるにはここは具体的な証拠に基づく追及が必要です。その意味で昨日10日付けの郷原信郎さん(弁護士)の「森友学園問題 補助金不正で捜査機関が動かないのはなぜか」という記事は有用です。郷原弁護士は森友学園が国(国土交通省)から受け取った5644万円余りの「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」が不正受給に当たることを根拠をもって証明しています。国会ではこの森友学園の補助金不正受給の問題を追及するべきでしょう。国会でこの問題が明らかになれば捜査機関も動かざるをえなくなるでしょう。そのときは安倍内閣が崩壊するときです。


【山中人間話目次】
・郷原信郎さん(弁護士)の「森友学園問題 補助金不正で捜査機関が動かないのはなぜか」という記事は安倍追及の武器になる
・豊島耕一さんの「翼賛国会への一里塚」という指摘――同意。ただし、「翼賛国会」は共産党が国会開会式で天皇に深く頭を垂れたときから始まっている、というのが私の認識
・これが辺野古埋立反対闘争に立ちあがっている人たちのほんとうの沖縄の声だ――知事に「撤回決断を」 市民、自然破壊も危惧
・安倍首相の「南スーダンPKO部隊撤収」緊急会見は森友学園・籠池理事長の会見報道潰しと支持率低下対策だった」というリテラの記事は本質を衝いている
・田中龍作を嗤う青木俊・清水潔両氏-kojitakenの日記
・最期に母は私の名前を呼んで死んだ。私は母のために生きようと誓った。この世から貧乏を失くそう。そのために生きようと思った
キョウ ぱくだいとうりょう2  
Blog「みずき」:韓国憲法裁 大統領の「弾劾妥当」決定。これは韓国の大衆の闘争の勝利といえよう。しかし、到達点でもないことは明らかだ。予定されている韓国大統領選のゆくえは明るいものではない。「韓国の次期大統領候補とされる有力政治家の多くは民主党の文在寅をはじめとしてTHAADの配備に賛成しており、今まで通りの「韓米日軍事同盟体制」にいささかの揺らぎもない」(Super Games Work Shop Entertainment 2017年03月10日)からだ。韓国の大衆闘争は今後この「韓米日軍事同盟体制」の虚を撃たなければならない。韓国の大衆はこの課題にどう立ち向かうことができるか、が今後問われることになる。そのことを抜きにして韓国の未来はない、というのが私の所見だ。

【山中人間話目次】
・韓国憲法裁 大統領の「弾劾妥当」決定。これは韓国の大衆の闘争の勝利といえよう。しかし、到達点でもないことは明らかだ
・韓国の市民たちよ。これでは低劣な小池百合子信者のごときではないか。日本と事情は一緒だ。何も変わりはしない、と
・中野晃一よ、冨永格よ。てめえらの有名人志向が伝染して(伝染される方もむろん悪い)回復不可能なまでにこの国の大衆運動を限りなく愚かしいものにしてきたのだ
・3・11の日に。いま、読んでおかなければならない、と思う記事。林智裕さん(フリーライター、福島在住)の乾坤一擲の記事
・日経が森友学園問題をめぐり3月4日―7日に実施したオンライン世論調査によれば安倍首相の支持率は36.1%で、前週の63.7%から急降下・安倍政権は内側からも崩壊がはじまっている
・それにしてもメディアのこのていたらくはなんだ。ここから見えるのはメディアのセレブ志向だけだ。ジャーナリストの眼はかけらもない。
キョウ あべ8
安倍・トランプ会談の一景

Blog「みずき」:毎日新聞編集委員の伊藤智永については先日も書いたばかりです。伊藤智永の「1強栄えて吏道廃れる」という記事には「政権批判を抽象的にして見せるだけで、外国メディアからさえ「右翼ナショナリスト」(ニューヨーク・タイムズ 2013年1月2日)と指弾される安倍首相を日本のジャーナリズムとして弾劾しようとする姿勢は微塵も見られません。「1強栄えて吏道廃れる」というよりも「1強栄えて報道廃れる」というべきではないのか。こうしたコラム記事にジャーナリズム精神の崩壊を見る思いがするのは私だけのことか?」、と。

上記記事を書いたときには私は伊藤智永という毎日新聞の記者について知見はまったくありませんでした。しかし、サンデー毎日に掲載されたという「安倍首相:新ナショナリズムの正体! 「森友学園」問題と「世界のアベ」を解読」という記事を読むにいたって伊藤智永という記者は同じく同紙特別編集委員の山田孝男と同様に安倍自民党右派政権を支持する「右翼」の眼を持った「異能」記者と断ぜざるをえません。ここでも伊藤は次のように言います。「『森友学園』問題に『世界のアベ』が苛立っている」、と。「でんでんむしむし(云々無知無恥)」首相の安倍を「世界のアベ」と賞賛するにいたっては開いた口がふさがりません。ここにあるのは「ジャーナリズムの崩壊」精神以外のなにものでもないでしょう。

一昨日の山田孝男を批判する「今日の言葉」で私は「先月27日の内閣記者会加盟報道各社のキャップを集めた中国料理店『赤坂飯店』での安倍を囲んだ会食ではおそらく安倍の提灯記事を誰が書くのが効果的かということが酒席の作戦会議の議題にもなっているはずだ」とも
書いておきました

まず山田孝男が先陣を切って安倍礼賛の提灯記事を発表したのですが、その第2陣の役割を負ったのが伊藤智永であったと断定しておいてよいでしょう。毎日は優秀な安倍礼賛論者を2人も輩出するという栄誉を獲得しました。毎日の誉れ、これに尽きることはない、というところでしょうか。笑止。しかし、「笑止」はさらに続く模様です。目も当てられないメディアの惨状です。

【山中人間話目次】
・毎日新聞編集委員の伊藤智永のジャーナリストとしての崩壊 ――でんでんむしむし(云々無知無恥)」首相の安倍を「「世界のアベ」と礼賛
・豊島耕一さん(佐賀大学名誉教授)の一昨日発表された日本学術会議の「軍事的安全保障研究に関する声明(案)」の問題点を剔抉した重要な指摘
・【辺野古 ただちに埋立承認撤回を】(下)県民投票にメリットなし 新基地阻止は知事権限で-乗松聡子 沖縄タイムス
・「左翼の劣化と暴力化」が現前化している事例
・金光翔さんに誤解を生じさせることになった昨日の私の記事について
キョウ とうほくしはんだいがく4
東北師範大学構内Ⅰ

Blog「みずき」:大田英昭さん(日本近代思想史研究者。長春市在住)は矢内原忠雄の『満洲問題』(岩波書店、1934年)を授業で学生たちと精読していくにあたっての講義の際の中国の学生たちの反応を「かつて関東軍の軍靴の下に蹂躙された『現場』においてのみ共有されうる皮膚感覚」と表現しています。70年もの歳月を経ても風化せず、「共有されうる皮膚感覚」とはどういうものか。私はそこに忘却することをある意味よしとする日本人の精神性(それは日本人の「大勢順応主義」と表裏一体の関係にある)と中国人の歴史内在的な精神性(それはときとして権威なるものに翻弄されやすい性質ということもできるでしょう)との差異のようなものを思わざるをえません。ともあれ大田さんの講義初日の風景。

「今日、「日本思想文化史」の今学期の授業を開講した。授業で扱うテキストは、矢内原忠雄(1893~1961年、元東大総長、植民政策学者、無教会キリスト教徒)の『満洲問題』(岩波書店、1934年)。(略)授業をはじめるにあたり、矢内原の植民政策理論の最重要点として、主著『植民及植民政策』(1926年)の「実質的植民」の概念を説明した。ある社会群が新たな地域に移住し、社会的・経済的活動を行うことを、矢内原が「実質的植民」として概念づけ、政治的支配・従属関係をめぐる「形式的植民」から区別したこと、植民研究の主対象はそうした意味での「実質的植民」であるとされ、政治的支配・従属関係の問題を矢内原が植民概念の本質規定から除外したこと、などを説明したとき、学生たちの顔には明らかに疑念の色が浮かんだ。矢内原の植民理論ではいわゆる「植民」と「移民」の本質的区別が否定されていることを指摘すると、学生たちの間に苦笑すら漏れた。それは日本の教室ではまず起こり得ないことだろう。かつて関東軍の軍靴の下に蹂躙された「現場」においてのみ共有されうる皮膚感覚なのだ。」(大田英昭FB 2017年3月8日)


【山中人間話目次】
・大田英昭さん(日本近代思想史研究者。長春市在住)の矢内原忠雄『満洲問題』(岩波書店、1934年)講義初日の風景
・金光翔さん(岩波書店社員・元「世界」編集者)の「在日として生きていくためにウリハッキョ(私たちの学校)は必要」ということへの懐疑
・安倍晋三の「末期の道化」を嗤う-3選(1)――水島朝穂さん(早大教授・憲法学)の「第96代内閣総理大臣の「恥ずかしい」政治言語」
・安倍晋三の「末期の道化」を嗤う-3選(2)から附記:安倍首相夫人の終焉まで
・山城博治さんたちの即時釈放を求める決議の「週刊 法律新聞」掲載と辺野古埋め立ての現実
キョウ あべ7
報道各社キャップ「安倍防衛」作戦会議?

Blog「みずき」:この山田孝男(毎日新聞特別編集委員)の「風知草」の文章は「幸せな土地、薄幸な土地というものはある」という文学的なプロローグから始まっている。しかし、その文学的なプロローグはラスト・センテンスの「首相は森友優遇の意図はないという。当然だ。首相がめざす<保守政治>の理想は、学園が振り付けるような浅薄、非常識なものではないと、もっと力強く言ってもらいたい」という安倍弁護のための政治的な一文に収斂する。さすがかつて「小泉純一郎の『原発ゼロ』」という一文で日本記者クラブ賞を受賞したコラムニストの見事な芸だ。同文章の大半を占めているそれまでの大阪府豊中市野田町1501番(森友学園購入地)の土地の変遷の経緯に関する文章はこの政治的な結論としてのエンディングの文章とはなんの脈絡もない。笑止。

この点について朝日新聞記者の上丸洋一‏さんは以下のような
ツイートを発信している。すなわち、安倍晋三と森友学園問題を切り離そうとする動き(報道)に欺かれてはならない、という指摘でしょう。同感。「6日毎日新聞・山田孝男記者のコラム「首相は森友優遇の意図はないという。当然だ。首相がめざす〈保守政治〉の理想は、学園が振り付けるような浅薄、非常識なものではないと、もっと力強く言ってもらいたい」首相を森友からひきはがして、首相は森友とは別だと主張した最初の記事かもしれない。」

山田孝男がずいぶん前からの安倍の「スシトモ」であることは以下の朝日新聞の
首相動静からも確認できる。先月27日の内閣記者会加盟報道各社のキャップを集めた中国料理店「赤坂飯店」での安倍を囲んだ会食ではおそらく安倍の提灯記事を誰が書くのが効果的かということが酒席の作戦会議の議題にもなっているはずだ。

「【午後】7時22分、東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」。石川一郎・BSジャパン社長、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、粕谷賢之・日本テレビ解説委員長、島田敏男・NHK解説副委員長、曽我豪・朝日新聞編集委員、田崎史郎・時事通信特別解説委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員と食事。」(朝日新聞「首相動静」2016年12月20日)

【山中人間話目次】
・この山田孝男の「風知草」の文章は文学的なプロローグから始まり、安倍弁護のための政治的なエンディングの文章に収斂する。
・この澤藤統一郎さん(弁護士)の認識は「まずはじめに米韓合同軍事演習ありき」という現実を遮蔽する役割しか果たさない
・米韓合同軍事演習は「挑発」とは呼ばれず、DPRKによるミサイル実験だけが「挑発」と呼ばれるのは公平でも科学的でもない
・「一刻も早い野間氏アカウントの凍結解除をもとめる」という鹿砦社特別取材班の声明は明らかに誤っている
・朴槿恵退陣の日は近い――特別検察官、朴氏ら42億円収賄と断定
・トランプの危険性、すなわち、排外主義思想はいささかも変化していない――入国禁止に新たな米大統領令
キョウ おーるおきなわ5
呉屋守將オール沖縄共同代表

Blog「みずき」(1):この志位共産党委員長の2泊3日の沖縄訪問はなにを意味しているのか。共産党が発表した日程では、3日は4月16日告示のうるま市長選に立候補する山内スエコ氏の激励。4日は稲嶺進名護市長との会談。5日は翁長沖縄県知事との会談、同党沖縄県委員会県党会議に出席という日程だったようです。問題は、辺野古埋立承認撤回の是非を問う県民投票の実施や任期途中で辞任して出直し知事選に出馬する可能性を示唆している翁長知事と志位氏との会談でなにが話し合われたかということですが、同会談後の記者会見で志位氏は「翁長知事からは、『辺野古新基地を絶対に造らせない』という烈々たる決意が伝わってきた」などと述べています(NHK 3月5日)。ここからは(本日6日付けの赤旗紙面を見ても)翁長知事をやみくもに賞賛する共産党の見る目のない姿勢はうかがえても、同知事の県民投票実施や出直し知事選出馬の可能性発言などに対する同党の反対姿勢は見えません。そういうわけですから、もちろん、翁長知事の埋立承認撤回引き伸ばしに対する根底的批判もありません。おそらく志位・翁長会談では県民投票実施であろうと出直し知事選への出馬であろうと共産党の全面的な翁長知事支援が約束されたのでしょう。2泊3日の沖縄訪問はその翁長知事支援の根回しのための日程だった可能性が大きいのではないか。共産党には呉屋守將オール沖縄共同代表など沖縄県民の「承認撤回、早く決断を」という声はまったく聞こえていないようです。共産党はいまや沖縄においても「反動」として立ち現れていると言わざるをえません。厳しい共産党批判が必要でしょう。(東本高志FB 2017年3月6日

Blog「みずき」(2):
下記の文章の中の浅井基文さんの堤未果評価は公正なものであろうと私は思います。堤未果の論の評価するべきところをきちんと評価した上での批判です。しかし、私は、浅井さんの堤未果評価は甘いと思います。浅井さんが指摘する「一面的にすぎる」堤未果の論の立て方は彼女自身がポピュリストであることからくるものであることを浅井さんは見落としています。ポピュリストがポピュリストを公正に批判することはできません。浅井さんがトランプには「世界的な公正な経済秩序という問題意識自体が欠落」していると言うのであれば、堤未果もまた「世界的な公正な経済秩序という問題意識自体が欠落」していることを指摘しなければならないでしょう。堤未果のトランプ評価はそうした彼女の欠落した問題意識から派生していることは明らかといわなければならないからです。堤未果がある種のリベラル層に過大評価されているという現実があり、それが日本の市民運動の一層のポピュリズム化をうながす一端になっているという実態があるからこその私の堤未果批判です。(東本高志FB 2017年3月6日

【山中人間話目次】
・志位共産党委員長と翁長沖縄県知事会談の意味――2人は「承認撤回、早く決断を」という沖縄県民の声をどう聴くのか
・呉屋守將オール沖縄共同代表が「承認撤回、早く決断を」――翁長知事へ進言
・浅井基文さんの堤未果評価
・言葉が凝縮するとき。それは思想が凝縮するときということでもあろう。私は饒舌を好まない。そして、饒舌の徒を好まない。それが私の政治批判だ
・「アベさまのNHK」(安倍広報センター)化はますます酷く、低劣になる

キョウ かとうしゅういち

Blog「みずき」:弁護士の澤藤統一郎さんは一昨日の石原慎太郎の弁明会見を見て、日本特有の「天皇制」という無責任体制(丸山眞男)の体系に思いを馳せざるをえなかったようです。

『天皇は、大日本帝国の唯一最高の統治権者であり、大日本帝国軍隊の唯一最高の統帥権者であった。そればかりでなく、天皇は日本国創造の神の万世一系の子孫であると称する神的権威であった。この最高の権力・神的権威である天皇陛下の命令・統帥なしには、日本国とその軍隊は対外戦争はできなかった。そして日本国民は、天皇に無条件絶対の忠誠をささげるよう、教育され、あるいは強制されて、あの戦争にしたがった。こういう地位にある天皇裕仁に、戦争責任がないなどとは、ふつうの人間世界に通用するはずのない論理である。しかし、それが日本では通用している。「天皇は立憲君主として、政府や大本営など、輔弼(天皇をたすける)機関が適法に決定して天皇の裁可を請うたことを、裁可しなければならなかった。したがって責任はすべて輔弼者にある」というのが、天皇裕仁自身の論理であり、また天皇に戦争責任なしとするすべての人の論理である。』(井上清『天皇の戦争責任』)

こうして澤藤さんは井上清の論を援用した上で一昨日3日の石原慎太郎の弁明会見を批判します。

「昨日(3月3日)の石原慎太郎弁明会見における石原の「責任」の語り口の軽さもここに原因していると言ってよい。石原の無責任ぶりは、天皇(裕仁)の亜流であり、その自己免責の理屈は、井上のいう「天皇裕仁自身の論理」の借り物である。(略)石原は「最高責任者として裁可したことに関しては責任があるが、私一人というよりも行政全体の責任だ」「総意として上がってきたものを認可した。議会も是とした。責任はみんなにある」とした。その文脈で、「つかさつかさで」という言葉を5度使い、あとは「知らない」「聞いていない」「分からない」と9度繰り返したそうだ。これは、まさしく「一億総懺悔」ではないか。」

そして、澤藤さんは結論として次のように言います。

「いまさらにして思う。このような人物を知事にして持ち上げてきた都民の責任を。石原とは較べものにならない、超弩級の天皇の責任回避に目をつぶってきた国民の責任を。石原にだけ、「責任逃れ、恥さらしではないか」と言うことに、「何か、割り切れない」ものが残るのだ。」

かつて加藤周一はこの日本型「無責任体制」を「大勢順応主義」(日本的コンフォーミズム)という日本人の精神構造の側面から明らかにしたことがあります。

『時間における「今」の強調は、時間の全体に対しての部分の自律性(自己完結性)の強調と考えることもできる。したがって空間における「ここ」の重視、さらにはここ=限られた空間を構造化するのに全体の型よりも部分の質に関心を集中する態度と呼応するだろう。「全体から部分へ」ではなく、「部分から全体へ」という思考過程の方向性は、「今=ここ」の文化の基本的な特徴である。』(『日本文学史序説』)

かつての丸山や加藤が行った同様の問題提起をいま澤藤統一郎さんが継承してしていることになるのだと私は思います。

・石原の無責任と、天皇の戦争責任免責論 - 澤藤統一郎の憲法日記 2017年3月4日

【山中人間話目次】
・kojitakenさんの現況感想は共産党議員の国会質問を肥大化して評価するメディアと「革新」なる世間の論調とは一線を画しています
・徳岡宏一朗弁護士の「第2の森友学園事件」という非常によくまとまった読みやすい記事と写真
・清水潔さん(日本テレビ報道局記者・解説委員)も「森友学園」問題に関するNHK報道批判
・毎日新聞の「時の在りか 1強栄えて吏道廃れる=伊藤智永」と言う記事は「1強栄えて報道廃れる」と言うべき記事ではないか
・辺見庸の「つれあい」発言はどうやら辺見の可愛がっている愛犬のことだったようです
・森田千里さんという「インドヒマラヤの花」をこよなく愛する人
キョウ ろーそくしゅうかい 
何のゼスチャーもなく、毅然とローソクを掲げて続々広場に集結した
韓国の大学生、市民の大統領弾劾行動に私は魅かれる。
「主なし」の1人1人が理性の心棒を
持って集結する行動こそ本物の市民運動ではないか?

Blog「みずき」:以下の醍醐聰さん(東大名誉教授)の「少し投げやりな本音」の指摘に私は深く同意します。投げやりどころか本質的な指摘というべきものです。「一部では森友学園問題で3万人集会を、といった呼びかけが始まっているようだ。それ自体、自然な成り行きだ。ただ、私は常連の市民団体がおぜん立てをし、「いつものメンバー」が集まって意気投合して終わる集会には期待しない。それでは国会での幕引きを許さない、裾野が広がった運動になりそうにないからだ。そうではなく、三々五々、あちこちから、声をかけあい、知らせ合って、1万人、3万人、10万人と膨らんでいく・・・そんな先の見えない運動こそ、政治家を震撼させるのではないか?ラップ調のテンポのよいコールに合わせた唱和もよい。しかし、何のゼスチャーもなく、毅然とローソクを掲げて続々広場に集結した韓国の大学生、市民の大統領弾劾行動に私は魅かれる。氷点下のソウルで夜を徹して「少女像」を守ろうと座り込んだ大学生の姿に心を打たれる。「主なし」の1人1人が理性の心棒を持って集結する行動こそ、同調圧力に屈しない本物の市民運動ではないか? 今の日本の政治状況、市民運動の状況を見ていると、韓国の市民運動がまぶしい。」

【山中人間話目次】
・醍醐聰さん(東大名誉教授)の「少し投げやりな本音」の指摘は投げやりどころか本質的な指摘
・日弁連臨時総会における森川文人弁護士の「裁判所の処置請求の日弁連の受け入れ」に関する論理まっとうな反対討論
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)のシンポジウム「時代の危機に立ち上がる沖縄の短歌」に参加しての「現実は待ったなしで、進んでしまうのではないか」という疑問
・「外電での安倍と森友学園疑獄事件の報道は日本のTVでは知らされていませんのでUPします――全国各地にこうした情報を拡散できる資質を持つブロガーが少なくなくいることに私は救われる思いがします
・toriiyoshikiさん(元NHK・ETVディレクター、ハーフリタイア)のNHKの「森友学園問題」報道批判。「NHKの政治部は昔から一貫して酷かったのだ」という指摘
・仲宗根勇さん(沖縄在住、元裁判官)に教えていただいた沢知恵さんの「われ問う」という歌

キョウ へんみよう4

Blog「みずき」:辺見庸に離婚経験があることは知っていましたが、文章中の「つれあい」という言葉から辺見が再婚したことをはじめて知りました。辺見さん、おめでとう。私は離婚以後のあなたの苦闘をずっと見てきましたから(もちろん、そのことについてはほとんど語ることがない辺見の文章を通じて)友人のことのようにうれしく思います。その辺見の離婚についてはかつて私は以下のような文章を書いたことがあります。私がここで辺見の「離婚以後の苦闘」と言っているのはまあそういうことです。

「辺見庸はブンヤ稼業を引き払った後(共同通信社を96年に退社)、山谷界隈でいっとき安酒をあおりながら日雇い労働の仕事をしていたことがあるようです。その契機については以下(注:吉本隆明・辺見庸対談『夜と女と毛沢東』)でも語っていますが、辺見は「偽善」としてではなく、東京・山谷の下町で人間の真のありようを考えようとしていたのだ、と私は思っています。そのとき「奥さま」とも離婚されたようです。どのような理由で離婚されたのか、もちろん私にはわかりません。が、新聞記者という一応「世間」に認められた職分を捨て、わざわざ東京・山谷で日雇いをするという辺見の生き方に「奥さま」は結局のところついていけなかったのだろう、というのが私ごとき下衆の勘ぐりです。

【山中人間話目次】
・辺見庸に離婚経験があることは知っていましたが、文章中の「つれあい」という言葉から辺見が再婚したことをはじめて知りました
・翁長知事の「埋立承認」撤回の先延ばしを助長する「新外交イニシアティブ(ND)」の「辺野古代替案」なる提言
・何度批判されても上原公子、田中宏、菅野完などを重用するいわゆる「民主勢力」(この場合は旧社会党系)の愚の愚
・NHKのアリバイづくりともいえる「後追い報道」に欺かれてはいけない-醍醐聰東大名誉教授のブログ
・安倍は「籠池理事長には会ったことがない」を連発していたが、実際には会っていた!-という徳岡宏一朗弁護士のブログ
・少しパンチ力に欠けるきらいはあるものの朝日新聞が最高人事の問題点を同紙なりに抉り出した記事
・鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)の天皇のベトナム訪問に関するメディアが書かない重要な指摘
・安倍の2度目の総理大臣職放り出しの日は近いと思わせる弱音
キョウ へのこ24

Blog「みずき」:辺野古の海がいままさに埋め立てられている最中に「辺野古代替案」などという提言を出すことにどのような意味があるのか? この「辺野古代替案」の中身はすでに鳩山政権当時に伊波洋一宜野湾市長(当時)や岡本厚「世界」編集長(当時)などの学者、知識人グループによって提言されているものであり、鳩山政権の本土移設論等々によってその当時も成功しなかった提言です。同「辺野古代替案提言」は翁長知事がいまアドバルンをあげている「県民投票」の実施とともにいまもっとも緊急になさなければならない喫緊の課題というべき翁長知事による「埋立承認」撤回の決断を遅延させる役割しか果たさないでしょう。私は同提言はいまなにがもっとも重要かという中心の課題を見誤ったきわめて愚かしい提言だと思います。今回の「新外交イニシアティブ(ND)」の提言は翁長知事の「埋立承認」撤回の先延ばしを助長することにしかならない、というのが私の見方です。

【山中人間話目次】
・翁長知事の「埋立承認」撤回の先延ばしを助長する「新外交イニシアティブ(ND)」の「辺野古代替案」なる提言
・翁長知事が任期途中で辞任して「出直し知事選」に出馬? とんでもないことです。潰さなければなりませんね
・メディアは本丸(安倍及び安倍周辺)を落城させよ(4)――照恵夫人には5人も公費で秘書が派遣されている。これは「妻は私人」という首相の答弁に反する
・メディアは本丸(安倍及び安倍周辺)を落城させよ(3)――米有力紙が森友学園スキャンダルは「安倍総理の危機」と報道
・メディアは本丸(安倍及び安倍周辺)を落城させよ(2)――安倍昭恵夫人、塚本幼稚園から報酬を受け取っていた可能性
・メディアは本丸(安倍及び安倍周辺)を落城させよ(1)――森友学園が議員に“働きかけ”の手書きの資料を入手したのは共産党と日本テレビ。タレコんだのは鴻池祥肇元防災担当相