朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)の決断を支持します。
  
鄭玹汀さんバッシングに関連して、朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)は昨日、野間易道氏による人権侵害に加担する「のりこえねっと」に対し、決別状を発表しました。(米津篤八)
https://www.facebook.com/tokuya.yonezu/posts/968684793173912
 
のりこえねっとへの決別状
 
さる6月18日、京都大学訪問研究員の鄭埋汀(チョン・ヒョンジョン)さんという韓国人女性が自らのfacebookで学生団体SEALDs(シールズ)の綱領を、日本の戦争責任を曖昧にし、ナショナリズムに基づく独善的なものとして批判しました。そうしたところ、SEALDsの支持者たちからネット上で猛烈なバッシングを受けました。さらに同じ研究室の男からも脅迫まがいのことをツイッターで書かれるなどして、いまも研究活動や日常生活に支障をきたしている状況です。
 
この鄭さんバッシングの中心人物の1人がC.R.A.C.(対レイシスト行動集団、旧レイシストしばき隊)の代表格である野間易道氏です。野間氏は鄭さんに対する罵倒や中傷をまとめてインターネット上に公表し、多くの人からの批判や抗議にもかかわらず、いまだにそれを削除していません。反レイシズムを看板に掲げる団体を主宰する人物が、自ら韓国人女性の人権を踏みにじっているわけです。
 
その野間氏はあろうことか、「のりこえねっとTV」のキャスターを務めています。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える」ことを目標と掲げるのりこえねっとが、このような人物を起用することは断じて許されるものではないと考えます。この問題はすでにメーリングリストやブログなどを通じて提起され、のりこえねっと関係者が知りうる状況になって2カ月近くが経過しました。しかし、のりこえねっと側からはまだ何の意志表明もなされておりません。
 
朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)は2013年9月、のりこえねっと設立時に依頼を受け、代表の竹本昇が賛同支援者となっています。しかし、のりこえねっとが野間氏による重大な人権侵害に目をつぶり、差別に加担している状況が明らかになった以上、ハンクネットはのりこえねっとに協力するわけにはいきません。本日をもって、のりこえねっととの関係を解消し、賛同支援者を下りることを宣言します。
 
2015年 8月30日
朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)代表・竹本昇
http://www.hanknet-japan.org/
参考:
Blog「みずき」:「のりこえねっと」評価と「鄭汀さんバッシング」関連記事
 
以下をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/?q=%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%AD%E3%81%A3%E3%81%A8&page=1
http://mizukith.blog91.fc2.com/?q=%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%AD%E3%81%A3%E3%81%A8&page=2

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015083190070443.html このニュースをどうしても新聞の一面トップ記事に、TVニュースのトップ項目にしたくない心理的機制がみえる。BBCやロイター、AFPの方が核心をついた報道をしているようにみえる。情けない。もちろん東京新聞は違いますが。

Posted by 金平 茂紀 on 2015年8月30日

NHKニュース「おはようにっぽん」。安保法案反対の全国一斉行動。7時台のニュースオーダーに入っていない感じだ。異常な状態が続いている。

Posted by 永田 浩三 on 2015年8月30日

ジャーナリズムって、ジュール、その日その日から来ている。その日その日の積み重ねが歴史だ。ジャーナリストは歴史家でもある。歴史的なデモを冷笑し、無視するNHK.。ジャーナリストとしても歴史家としても、もはや名乗る資格を、自身で手放したのだと思う。残念なことだ。

Posted by 永田 浩三 on 2015年8月30日
本日、午後2時。首都で全国で、国民が主権者として、政権の前に立ち
現れた。そして、主権者の意思を明確にし、議会や政府を掣肘した。まさ
しく、今日こそは、国民主権原理が、真っ当に正しく機能した記念すべき
日となった。(略)まだ、大群衆のコールが耳に残る。「戦争法案今すぐ廃
    案!」「安倍内閣は今すぐ退陣!」

安倍よ、山口よ、中谷よ、谷垣よ。この主権者の声を生で聞いたか。この
主権者の声をなんと聞くのか。(略)戦争法案の廃案を求める主権者の
意思が明確になった今日以後も、安倍政権は敢えて主権者の意思に逆
らおうというのか。夏の陣が終わると、切れ目なく、いよいよ決戦の「秋
の陣」が始まる。さあ、正念場だ。自信をもって、今日のコールを追求しよ
う。「戦争反対!」「9条守れ!」「憲法破壊絶対反対!」「安倍内閣の暴走
    止めよう!」「強行採決絶対反対!」
                  (澤藤統一郎の憲法日記 2015年8月30日

【写真実況】

ナガタ2
あるメーリングリストに投稿した今日の記事を本ブログのエントリとしても再掲しておきます。許しがたい、そして、やりきれない思いの強さのゆえとご了解ください。
 
檜原転石さん wrote:
「厚生労働省は事故後1年を経た2012年4月1日に一般食品中の放射性セシウム(134、137の和)の基準値を100Bq/kgと設定しました。それを下回る食材は「基準値以下」として流通しています。ところが原発事故前の日常食中のセシウム137は、1人につき1日あたりでも0.01Bqから0.1Bqの範囲でした。」を読み、改めて放射性物質を日本中にばらまいた東電の犯罪を確認したいと思います。
 
しかし、上記は事実ではありません。いわゆるデマです。それも小出裕章氏によって拡散されたデマというべきものです。小出氏は2014年3月に行われたヘレン・カルディコット財団主催の講演会の際に次のように述べました
 
「1キログラムあたり100ベクレル…事故前の1000倍もの汚染を安全だと言って、市場に出回らさせるとうことに…、到底私は許せない」

注:ヘレン・カルディコット自身にも大きな問題があります。こちらをご参照ください。
 
しかし、事故前の国の指標としての「防災指針で定められた飲食物摂取制限に関する指標」は370Bq/kg(チェルノブイリ事故を契機に1998年3月時点の輸入規制の基準)でした。すなわち、事故前の飲食物摂取制限に関する指標は小出氏の言うような「0.01Bqから0.1Bqの範囲」ではなかったということです(ちなみにこの指標は2011年事故直後には370Bq/kgから500Bq/kgに変更され、さらに2012年4月に100Bq/kg に変更されるという経緯を経て現在に至っています)。
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/80.html
 
上記のとおり、「1キログラムあたり100ベクレル…事故前の1000倍もの汚染」というのは、人々に原発事故のおどろおどろしさを言うために小出氏の創作したデマというほかないものです。小出さんのあげる「0.01Bqから0.1Bqの範囲」という数字は「過去の指標(基準値)」ではなく「過去の実測値」にすぎないものです。小出さんは、「今の基準値」』と「過去の実測値」を比較するという論理のスリカエをして「1キログラムあたり100ベクレル…事故前の1000倍もの汚染」というデマを創り出しています。科学者として許されることではありません。
 
ちなみに現在の実測値としては「福島県内の子どもの内部被ばく検出人数はゼロ 」という結果が出ています。この結果について、NHKや新聞報道はほとんどリンクが切れていますのでここでは週刊ダイヤモンドの報道をあげておきます。
http://diamond.jp/articles/-/34646
 
何度も同じことを言いますが原発被害の甚大性をいうこと、反原発の主張をすることはきわめて重要なことです。しかし、デマまで創り出して反原発を主張することは決して許されることではありません。そういう行為は人々の信頼を失い、やがて反原発運動そのものを決定的にダメにしてしまうでしょう。これも繰り返し、繰り返し指摘していることですが、すでにその兆候は到るところに出ています。
 
前の檜原氏の記事([CML 039097][CML 039100])もデマに基づくものでした(この記事がデマの受け売りにすぎないことはすでに論証しています[CML 039110])。
 
これ以上のデマの拡散はやめていただきたい
 
私はデマの拡散をデマの拡散と見抜けずに(たとえば私のCML 039110の投稿を検証するだけでも私の批判している記事がデマ、あるいはデマの受け売り、拡散であることはすぐにわかる体のものであるにもかかわらず)それを許容している人たちにも許しがたいものを感じています。そのこともつけ加えておきます。
一昨日の8月23日、参院で審議中の「安保法制」法案に反対する市民や学生らが全国各地で一斉に抗議活動を行ったことは各メディアにも大きく取り上げられて同法案に反対する市民を勇気づけましたが、その運動の渦中に同運動の東京行動を実況するシールズのツイッター上にひとりの高校生の街宣演説を捏造して反(脱)原発に関するデマが流されるという事件が起きました。
ミズキ

「vanacoralの日記」の主宰者が昨日の8月22日付けで自身のブログに「鄭玹汀陣営によるSEALDsへの誹謗中傷」という記事を掲載しています。このブログの主宰者は「鄭玹汀陣営」なるものを批判したくてたまらなかったのでしょう。標題のつけ方自体がそのことをよく示しています。標題は15字(word)程度の短いものですが、その短い標題だけでも二重の認識の誤りがあります。

第1。そもそも「鄭玹汀陣営」なるものは存在しません。同主宰者が「鄭玹汀陣営」という「社会運動上の人権侵害を許さない」(旧名「鄭玹汀さんの問題提起を受け止め、不当なバッシング・人権侵害を許さない会」)グループは同グループの旧名がそのとおりのことを示しているように「鄭玹汀さんの問題提起を受け止め、鄭さんバッシングをはじめとする不当なバッシング・人権侵害を許さない」という呼びかけに呼応、共感して集まった同グループの趣旨を尊重するという以外なんらの拘束もない個人、個人の緩やかな集合体にすぎないもので「陣営=勢力」と呼ばれるにはほど遠い組織です。すなわち、「鄭玹汀陣営」なるものは存在しません。

第2。そうであれば、「鄭玹汀陣営によるSEALDsへの誹謗中傷」という標題の認定そのものが逆に誹謗中傷ものということになるでしょう。
私はこれまでも社会運動家を自称する野間易通氏らの鄭玹汀さん(韓国人研究者)バッシングの愚かさとその人権侵害性について何本か記事にしています。以下は、その記事中からピックアップしたものです。
 
・「立ちあがった若者」を若者ゆえに特別視してはならないだろう ――鄭玹汀さん(京大研修員)の「SEALDs(シールズ)」批判と鄭さんへのバッシングについて(Blog「みずき」 2015.07.03
・「のりこえねっと」は自らの組織の内部の問題としてある「カウンター運動における右傾化」の問題をどのように乗り越えるのか?(Blog「みずき」 2015.07.09
・前田朗さんの「植民地解放闘争を矮小化する戦略」(朴裕河『帝国の慰安婦』書評)と「のりこえねっと」の「カウンター運動における右傾化」問題(Blog「みずき」 2015.07.15
・米津篤八さんの「SEALDs支持者による鄭玹汀さん攻撃の差別性と、SEALDsの責任について 」という論のご紹介。重要な指摘だと思います。(Blog「みずき」 2015.07.20
・今日の言葉 ――まるでどこかの小役人が書いたかのような弁明文。被害者に責任を転嫁しさえする『週刊金曜日』編集部の卑劣な態度には怒りを覚えます。(Blog「みずき」 2015.08.08
・今日の言葉 ――自分たちが参加あるいは共感する運動への批判(批評)者を目障りな「敵」とみなして打撃を与えることを正義だと信じ込んでいるらしき発想にはどこか恐ろしいものがある。(Blog「みずき」 2015.08.19
永田浩三さん(元HNHKディレクター、現武蔵大学社会学部教授)がご自身のフェイスブックに来週25日の18時半から予定されているNHK放送センター包囲デモのお知らせと放送を語る会の「安保法案の国会審議・テレビはどう伝えたか」という中間報告書をシェア(フェイスブック用語ではそういうようです)しています。フェイスブックの記事を左側面のフリーエリアの「山中人間話」欄の枠内に収まる形で挿入する技術を私は知りませんので山中人間話特別版としてブログ本編にアップしておきたいと思います。もちろん、大切なお知らせと記事だと思うからです。合わせて金平茂紀さん(TBSテレビ記者、ディレクター)の本日付けのフェイスブック記事もシェアしておきます。

放送を語る会の報告書。あまりのことに驚愕する。在京の地上波のニュース番組が、安全保障関連法案をどのように伝えたのかを検証している。NHKニュースが、実質的に安倍政権の広報機関になりさがり、法案を考えるための基本的な手がかりについても...

Posted by 永田 浩三 on 2015年8月20日

放送を語る会の報告書。労作。いかにNHKの政治ニュースが異常であるかが明らかになった。来週25日(火)18時半からのNHK放送センターの包囲デモ。わたしもお話させていただくことになる。安保法案の国会審議・テレビはどう伝えたか中間報告...

Posted by 永田 浩三 on 2015年8月20日

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=128895 魂の飢餓感。重い言葉だ。通わせるだけの魂が、相手側にそもそもあるのかどうか。

Posted by 金平 茂紀 on 2015年8月20日
現代日本の『リベラル』は概して《リベラルではない》」と題されたTogetterまとめ(玄妙氏(医師)作成)があります。フランス文学・哲学研究者の堀茂樹さん(慶大教授)と免疫学者で医師小野昌弘さん(インペリアル・カレッジ・ロンドン上席講師(准教授))と林智裕さん(社団法人ふくしま会議HP版「ふくしまの声」記者)のツイッター上の鼎談をまとめたものですが、堀さんと小野さんのおふたりの学者は主に聞き役で、主役(話し手)は林さんという形のまとめです。

ここでの鼎談では林さんは主に反原発運動を内部から蝕んでいるリベラルを自称する一群の人たちの非リベラル性を示す数々の事例を紹介し、その負の正体の真相を剔抉しています。そして、おふたりの学者は、その剔抉された事例の数々に痛切の嘆息とともに深い同意を示しています。林さんの指摘は私自身の体験からも深く同意できるもので、私もその指摘の真実性を疑いません。祖父の失意の中の他界をはじめとする3・11以後の福島で受難した林さんの壮絶な体験の一端についてはこちら
拙記事にも書いています。ご参照ください。
ツルコケモモ 
ツルコケモモ

下記の澤藤統一郎弁護士の天皇論「アリの一言」ブログ主宰者の天皇論はそれぞれ独自の論であることはいうまでもありませんが、相互の論がそれぞれの論を補強する関係にある、というのが私の二論の読み方です。一対の天皇論として私は読みました。以下はそれぞれの論の要旨。
アカマンマ
アカマンマ
おまえは赤ままの花やとんぼの羽根を歌うな
                                                                                   中野重治「歌」
共同通信社が14、15日に実施した世論調査によれば、戦後70年に当たっての安倍談話を「評価する」との回答は44・2%だったのに対して、「評価しない」は37・0%。内閣支持率は43・2%で、前回7月の37・7%から5・5ポイント上昇。逆に内閣不支持率は46・4%で、前回7月の51・6%から5・2%下降という結果が出ています。この世論調査の結果から見れば、安倍談話に「侵略」「植民地支配」「痛切な反省」「おわび」の4つのキーワードを急遽盛り込むことにした安倍内閣のネライはひとまず奏功したと見ることができるでしょう。 
「山中人間話」特別版

戦後70年談話の記者会見に行った。いわゆるおわびの文言の箇所も「我が国は……繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。……こうした歴代内閣の立場は、今後も揺るぎないものであります。」とあって、現政権による直接的なお詫び...

Posted by 金平 茂紀 on 2015年8月14日

わあ、ニュースウオッチ9。安倍総理をスタジオに呼んで、御祝儀番組。

Posted by 永田 浩三 on 2015年8月14日

安倍談話をめぐってのNHKのニュース7。岩田明子記者。安倍の最大の応援団が持ち上げる。

Posted by 永田 浩三 on 2015年8月14日
オクロス2
OCHLOS・民衆

すでに何度か述べていることですが、「原発メーカー訴訟の会」前事務局長の崔勝久さん、現事務局長の朴鐘碩さんと原発メーカー訴訟弁護団(共同代表:島昭宏弁護士、河合弘之弁護士)の決裂が決定的なものになりました。これもすでに何度か述べていることですが、私は、原発メーカー訴訟弁護団の理不尽な横やりを追及し、屈しない同訴訟の会前・現事務局長の立論の側に立ちます。