キョウ みなづき102

Blog「みずき」:NHKが中継する加計学園理事長の加計孝太郎が初めて記者会見する模様をインターネットで観た。NHKは同記者会見の模様を10分ほど前から中継していたが、そこで観た加計学園の幹部職員の待機中の挙動が興味深かった。部下に指図する上役の幹部の挙動には日頃からそうであるのだろう横柄な態度がよく現れていた。上等兵がちょっとした階級の差を笠に着て下級兵士をアゴで使う図だ。理事長が現れると態度が一変する。そこで見られたのは主人に対しては媚び諂う低俗で凡庸なあの小役人、あるいは下級会社幹部の図だ。どこにでもよく見られる日本の会社風景の一端には違いない。加計学園だけの問題ではないだろう。しかし、今日の朝記事で紹介した「週刊朝日」が活写していた加計孝太郎(加計理事長)と渡辺事務局長の関係を想起せずにはいられなかった。

『加計学園の職員がこう打ち明ける。
「愛媛県文書が出てから渡辺事務局長は血相を変えて対応に追われ会議ばかりやっていましたよ。渡辺事務局長は、加計理事長に忠実で側近中の側近。加計理事長に言われた、指示されたことしか、しない人です。それが、その場の雰囲気で加計理事長に責任が及ぶような安倍首相にかかわるウソを、愛媛県と今治市という役所に話すわけがない」
渡辺事務局長が加計理事長に引き立てられたのは「酒」だという。
「加計理事長が酒を飲みに行くときに連れて行くのが、渡辺事務局長。理事長は2軒、3軒はしごする酒豪。それに渡辺事務局長は文句ひとつ言わず、ずっと付き合うのです。以前は『酒ばっかり飲んでいては病気になるとまずい。運動しないと糖尿病になる』とよく早朝からマラソンしてました。そして、学園にはきちんと朝からきます。
おまけに、渡辺事務局長は奥様を早く亡くされ、再婚。その相手が加計理事長の信頼が厚い弁護士の親族。渡辺事務局長の息子たちも加計学園系列の職員。身も心も、家族まで加計理事長に捧げるようなものです。だから、自分でウソを言ったことにして、泥をかぶり加計理事長を救ったんじゃないかと、学園ではもっぱらウワサになっている」(前出の職員)
あまりにも強引過ぎる安倍政権によるもりかけ疑惑の幕引き――。国会での追及の継続も不可欠だが、前出・角谷氏は不安要素をこう語る。
「最大の問題は、まだまだ国民の怒りが足りないこと。引き延ばし策で1年以上もやっていれば、国民も飽きてくるという官邸の作戦が奏功してしまっている形です。野党では、1年半ぶり行われた党首討論で、森友・加計問題を追及することを避けた国民民主党が、維新のように自民党の補完勢力となる方向に舵を切る可能性もある。公明党や維新がダメになったら、国民民主をアテにしているというシグナルが自民党からも出ています」
安倍独裁をとめる術はないのだろうか。(本誌・亀井洋志/今西憲之)』

【山中人間話目次】
・心に残ったので週刊朝日(アエラドット 2018.6.4)の記事を長谷川宏さん(大学教員)のFBからそのまま転写する。冒頭の一行の文はいうまでもなく長谷川さんの感想である。この一文がないと「引用」以下のアエラの記事も生きない
・先(一つ前の記事)の長谷川宏さん(大学教員)の引用文とも関連すると思うので、1年前の辺見庸の文章も再引用しておきます。「首相を逮捕せよ」
・文在寅と金正恩の南北朝鮮首脳は4・27板門店宣言(3条3項)で「今年終戦を宣言」することで合意しています。下記の記事は、その朝鮮戦争の「終戦宣言」の米中韓朝間の準備は順調に進んでいることを示しているでしょう
・下記の日テレニュースは、リテラ記事のいう「官邸はいま、御用マスコミに「拉致被害者を取り戻せるのは安倍首相しかいない」というストーリーを拡散させるよう、大号令をかけている」ひとつの報道の例と見るべきではないか
・安倍総理と昭恵夫人のため以外の理由で公文書を改ざんするのは厳罰に処せられます――公文書偽造、宮古島市職員に有罪判決 「議会の追及を免れようと犯行」(沖縄タイムス)
・首相官邸や永田町から流れるデマにも警告を出してほしい――地震でデマ情報拡散 “冷静に行動を” NHKニュース
キョウ みなづき97

Blog「みずき」:共同通信の本日発表の世論調査によると、内閣支持率は44.9%で、5月12、13両日の前回調査から6.0ポイント増えた。不支持は43.2%だったといいます。昨日の「今日の言葉」では鬼原悟さん(「アリの一言」主宰)、加藤哲郎さん(一橋大、早大元教員)、浅井基文さん(元外交官、元広島平和研究所所長)の一致した安倍晋三の異様な「倒錯外交」批判を紹介しました。が、事態は批判とは逆の方向にに進行しているようです。おそらく安倍晋三のメディアを連日ハイジャック状態にしたパフォーマンスとしての日朝首脳会談の提言、「米韓演習中止反対」という倒錯外交が逆に市民の支持を得た、というそれこそ倒錯した結果なのでしょう。しかし、これがこの国の倒錯した現実の一端です。

そして、そうした倒錯したこの国の現実にさらに輪をかけているのが、「あなた方は天皇が決めたことを破るんですか」(清水忠史共産党衆院議員)などという呆れた共産党のカジノ法案反対理由(
毎日新聞 2016年12月2日)、「共産、トランプ外交絶賛」(時事通信 2018年06月16日)などのかつての革新政党のとめどのない思想的自堕落にあることを指摘しないわけにはいきません。この国はいま右を見ても左を見ても袋小路の状況に追い詰められているのです。脱出口はいまのところ見当たらない、というのがわが国の現実です。

【山中人間話目次】
・共同通信の本日発表の世論調査によると内閣支持率は6ポイント増加して44%になった。安倍晋三の「倒錯外交」が市民の支持を得るというそれこそ倒錯した結果になった。どうしてか? 私はそこに「革新」政党の壊滅的な思想的自堕落を見る
・宮城康博さん(沖縄在住、劇作家)の琉球新報と翁長県政の関係は安倍政権と産経新聞との関係のごとし。広報はあっても、メディアとしての批判的視点はさらさらないという批判
・豊島耕一さんの「辺野古,工事進展見せかけ」というタイトルのしんぶん赤旗記事批判。赤旗記事は山城博治さんの発言に対する批評が欠如しており、結果として山城発言を肯定する記事の仕様になっています
・相沢侃さんも「 「撤回」表明、7月前半か 辺野古埋め立て承認 知事判断が焦点、慎重論も」という琉球新報記事(2018年6月16日付)に関して翁長知事と琉球新報をただちに撤回せよ 翁長のねらいは既成事実化と批判しています
・これは歴とした強制労働でしょう。こうした労基法違反の労働管理が批判の対象ともならず、平然とまかり通る社会になってしまった――笑顔でないと出勤登録できず 出退勤管理システム開発 外食産業向けに 北海道新聞
キョウ みなづき94

Blog「みずき」:鬼原悟さん(「アリの一言」主宰)、加藤哲郎さん(一橋大、早大元教員)、浅井基文さん(元外交官、元広島平和研究所所長)の安倍晋三の「倒錯外交」批判。それぞれ昨日、今日の安倍晋三の愚の愚、異様も異様な外交批判です。

『米韓合同演習は中止へ向かって大きく動き出しています。画期的なことです。ところがこれに異を唱えている国があります。日本の安倍政権です。小野寺防衛相は15日の記者会見で、「米韓の合同演習、日米韓の共同訓練を含む日米韓3か国の安全保障・防衛協力が地域の平和と安定を確保する上で重要な柱となるという認識に変わりはない」と、「抑止力」論の立場から米韓・日米韓合同軍事演習の必要性を強調しました。当事者のアメリカと韓国が「中止する」「再検討する」と言っているのに、日本が“止めるな”と言う。なんという倒錯でしょうか。』(アリの一言 2018年6月16日)

『米朝シンガポール会談実現には全く出番がなく、ただ「拉致問題」をトランプの口から語らせることの念押しに、全精力を傾けました。核兵器禁止条約に反対し、年頭から転換が始まっても各国に北朝鮮への「圧力」と「国交断絶」を説いて回ったツケが、ようやく見えてきた拉致問題での日朝会談の入り口での困難にも、刻印されたかたちです。日本外交の大きな道筋、21世紀世界への参入の仕方が、問われています。』(加藤哲郎のネチズン・カレッジ 2018年6月15日)

『ちなみに、イ・ジェフンの最後の指摘は重要だと思います。ワラをもつかむ思いの安倍首相は、トランプが伝えてきた言葉(「金正恩は日本との対話にオープンだった」)にしがみついて日朝首脳会談実現に向けて慌ただしく動き始めていますが、アバウトなトランプとは違い、ポンペイオは実務家らしく、「足を引っ張るだけのこれまでの日本」について十分認識していることが窺われます。』(浅井基文のページ 2018年6月16日)


【山中人間話目次】
・鬼原悟さん(「アリの一言」主宰)の国際的孤立化をさらに自ら招く結果になることは明白な安倍晋三の「倒錯外交」批判。古人のいう「倒錯」というも愚かなり。まさに愚の愚
・加藤哲郎さん(一橋大、早大元教員)も今月の政局、国際情勢時評で世界の平和の流れに逆掉をさす安倍内閣の「倒錯外交」の異様に呆れかえっています。異様も異様。他に言葉なし
・浅井基文さんの「米朝(トランプ-金正恩)交渉の新しい性格――「性悪説」から「性善説」へのパラダイム転換」。浅井さんの満を持しての米朝首脳会談評価と言ってよいでしょう
・翁長県政の検証を抜きにした翁長知事再選戦略はできないいかなる想定外の事態を生み出すであろうか――仲宗根勇さんの再度、再々度・・・の県民投票論批判
・ここでも「翁長知事自身が「撤回」の時期について判断を示していないこと」が最大のネックになっている――県部局「撤回」土砂投入前を検討 NHK 沖縄
・姜信子 「お岩木様一代記」メモ――語りは生き物だから、常に今の空気を吸っている、語るごとに生まれ変わる
キョウ みなづき47
米朝会談中止「たった1カ国、支持した」

Blog「みずき」:加藤哲郎さん(一橋大、早大元教員)の「どこで、ボタンを掛け違えたのか?」(加藤哲郎のネチズン・カレッジ 2018.6.1)。加藤さんのこの論考は「「蚊帳の外」から「仲間はずれ」へと、文字通り「一人ぼっち」に」なった安倍外交の無残さから書き始められています。が、加藤さんはそうした現在の政治現象の無残さの端緒のひとつを2001年の中央省庁再編による文部科学省の成立に見ているようです。これを機に「高等教育・研究機関である大学の役割と機能が、科学技術庁主導型に大きく変わった」、と。「こうした「大学改革」が科学技術の「国策」軍事化と研究者の戦争協力の方向へとシフトしつつある」という指摘も重要です。

『6月12日の米国トランプ大統領と北朝鮮金正恩労働党委員長のシンガポール会談は、予備交渉過程で、トランプ大統領の一事中止発表や2度目の南北朝鮮首脳板門店会談など、世界を驚かせるせめぎあいもありましたが、実現しそうです。「蚊帳の外」にいる日本は、トランプのブラフの一時的中止発表を世界で唯一公式に支持を表明する、醜態を演じました。安倍首相の言う「強固な日米同盟」とは、この程度のものです。国会での森友・加計問題追究から逃れるため、大切な会期中にロシアを訪問しました。領土問題など懸案の議論も成果もほとんどなく、何に対する慰労か、昭恵夫人に秋田犬とのモスクワ・スナップをプレゼントするだけに終わりました。その直後に、ロシアの外相は北朝鮮を訪問し 金委員長と会見、南北朝鮮閣僚級会談も再開、北朝鮮ナンバーツーが訪米し、ホワイトハウスでトランプに金委員長親書を渡す急展開です。日本は、「蚊帳の外」から「仲間はずれ」へと、文字通り「一人ぼっち」に。先を読めない日本外交の、歴史的失態です。東西冷戦崩壊以降の、20世紀から21世紀への大きな世界史的転換の方向を読み間違えた、ツケがまわってきました。

外交は、内政の延長上にあります。首相官邸一極集中のもとで、公文書隠蔽から改竄、セクハラ・パワハラまで、権威失墜でふがいないエリート官僚たち、そのトップの大臣たちの国際的にも恥ずかしい暴言の数々。ウソにウソを重ねる首相を追い込めず、党首討論で独演弁明会を許す野党の非力、その間にデータも効果も怪しげな法律が通過する立法府。ようやく同一労働同一賃金に近づいても、国策の原発事故の犠牲者を守ることはできず、沖縄基地の米軍犯罪や首相を守るための公文書改竄は見逃す司法。そして、そうした権力に正面から立ち向かえず、芸能人やスポーツのスキャンダルに多大な時間とエネルギーを費やすマスメディア。ジョージ・オーウェルの「動物牧場」や「1984年」が身近に感じられる、この国の閉塞です。バブル経済がはじけた後の非正規労働者激増、貧困・格差拡大、IT革命・自然エネルギー転換に乗り遅れ、原発やガソリン自動車にこだわり続けての成長失速と「失われた20年」。こちらは、世紀末の政治的転換期に、小選挙区制による二大政党制での政権交代に突破口を見出した、「政治改革」の見通しの甘さのツケでしょう。

20世紀末の世界史的転換を読み違えたツケは、そうした転換と見通しを学術的に提供し、知的遺産を次世代に継承すべき大学においても、顕著にみられます。加計学園獣医学部や日本大学危機管理学部のまやかしもさることながら、文部科学省主導のいわゆる「大学改革」そのものが、大いなる幻影のうえに成り立っていました。冷戦崩壊後の世界を「グローバル化」と捉えたのは、それ自体は間違っていなかったでしょう。けれどもそれを、日米同盟に便乗した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の成功体験の延長上に想定したことが、ボタンの掛け違いの始まりでした。一方で少子高齢化と大学進学率の高止まりは前提されていましたから、「大学改革」の方向は、大学院増設や社会人入学、実学教育奨励、留学生の大量受入に設定されました。700以上になった国公私立大学を、科学技術と学問のグローバル化で世界の一流大学と競争しうる約30のG大学と、サービス化の進む産業構造変化に対応する労働力供給とローカルな地域貢献に専念するL大学に大きく分けて、それぞれに企業経営をモデルにしたトップダウン型の大学運営・財務を義務づけました。大学設置基準の大綱化、国立大学の法人化、旧帝大等の大学院重点化が制度的受け皿になりましたが、私は、2001年の中央省庁再編による文部科学省成立が大きなインパクトを持ったと考えています。義務教育である初中等教育を中心に国民の基礎的知識・教養底上げを担当してきた文部省と、原子力・宇宙開発・海洋開発など巨額予算で高度な国策研究を担ってきた科学技術庁が合体して、高等教育・研究機関である大学の役割と機能が、科学技術庁主導型に大きく変わったのではないかと思われます。

そのことを、3月末に刊行された信州大学『イノベーション・マネジメント研究』という経営学の専門雑誌(2017年度第13号、2018年3月) に寄稿を求められ、「大学のグローバル化と日本の社会科学」 と題して、発表しました。 「海外から注目される戦前日本の軍産学協同」「日本政府と文部科学省のグローバル化対策ーー忙しすぎる若手研究者」「 世界大学ランキングの陥穽ーー自然科学評価手法の人文社会科学への強制」「留学生30万人計画の内実ーー大多数がアジア人で人文社会科学を学ぶ」「ノーベル賞に幻惑された科学技術政策の軍事化」「社会科学から貢献できる大学史・学問史の見直し」として、もともと「大学の自治」として文部省の干渉・介入を最小限にしてきた大学教育・研究に、日本政府の科学技術基本計画、経産省の成長戦略や財務省の財政政策が入りこみ、研究の世界には、英語教育・研究発表への選別的・重点的予算配分、科学技術庁型の大型プロジェクト研究、競争的外部資金獲得、期限付雇用と短期的業績評価、経営学的手法での大学運営と予算管理等々、科学技術庁型「改革」が推進されました。 それらがことごとく裏目に出て、「2020年までに世界大学ランキングトップ100に10校以上のランクインをめざす」という「第5期科学技術基本計画」閣議決定にまで書き込まれた空想的目標は、大学の荒廃と研究者の過剰負担、基礎科学・哲学・歴史学など長期的視野での研究の衰退など、無残な結果をもたらしつつあることを解析しました。そればかりではありません。ちょうど昨年前著『「飽食した悪魔」の戦後ーー731部隊と二木秀雄「政界ジープ」』を公刊し、10日前に発売された新著『731部隊と戦後世界ーー隠蔽と覚醒の情報戦』(共に花伝社)をまとめる合間に執筆したものですから、こうした「大学改革」が科学技術の「国策」軍事化と研究者の戦争協力の方向へとシフトしつつあることに、警鐘を鳴らしています。経営学の専門雑誌に書いたもので、一般には入手が難しいですから、ここに「大学のグローバル化と日本の社会科学」 の最終校正原稿をpdf でアップロードします。特に大学・研究機関関係者の方々は、アマゾン等で購入できる 『「飽食した悪魔」の戦後』『731部隊と戦後世界』と合わせて、ぜひご笑覧ください。 』(加藤哲郎のネチズン・カレッジ 2018.6.1)

【山中人間話目次】
・安倍外交の「蚊帳の外」から「仲間はずれ」への「一人ぼっち」現象とこの国の荒廃の端緒のひとつになった科学技術庁主導型教育の誤りの相関関係について
・浅井基文さん(元外交官、元広島平和研究所所長)と浅井さんの紹介する環球時報社説の「米朝首脳会談に関する分析」
・アメリカのトランプ政権に対する私の文在寅評価はおおいにクエスチョンがつくものがあるのですが、この太田昌国さんの文在寅評価には賛成したいと思います
・内野光子さんの「この諦めと、閉塞感ただよう中で~森友・加計問題と報道萎縮について、記者たちは」と題されたNHK大阪放送局記者左遷問題に関する研究者・弁護士有志7名の記者会見報告
・問題の根本は「日米地位協定」という差別協定がいまだに存続していることにある、と私は思う――米軍から “汚染された土地” が還ってくる! - 島袋夏子 WEBRONZA
・椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授)の古川美佳著『韓国の民衆美術 抵抗の美学と思想』書評
キョウ うづき55

Blog「みずき」:『首相案件」が報じられた一週間で内閣支持率が下落に反転したことはほぼ確実とみられます。各社を平均した内閣支持率は35.3%程度となっています。

共同通信世論調査(4月14~15日実施) 
内閣支持率 37.0%(5.4ポイント減) 
不支持率  52.6%(5.1ポイント増)

共同通信世論調査の結果を太線で示しました。共同通信はわずかに高めの内閣支持率を出す傾向があります。不支持率は標準的な値です。今回の内閣支持率は、自民党の政権交代以降の最低値に1.2ポイントまで迫りました。

日本テレビ世論調査(4月13~15日実施) 
内閣支持率 26.7%(3.6ポイント減) 
不支持率   53.4%(0.4ポイント増)

日本テレビの世論調査の結果を太線で示しました。日本テレビはややばらつきが大きく、非常に低い内閣支持率と、高めの不支持率を出す傾向があります。今回は自民党の政権交代(2012年12月)後で最も低い内閣支持率となりました。日テレの世論調査単独で見れば26.7%というのは危険水域ですが、日テレの内閣支持率は他社と比べて低い傾向があるため、この数字では平均値はまだ危険水域には入りません。

加重平均
直近の調査を加重平均した値は、内閣支持率35.3%、不支持率49.3%で、内閣支持率は「首相案件」が報じられたこの1週間で4.3ポイントほど低下しています。

加重移動平均
長期的なトレンドでは、不支持率が依然として非常に高く、内閣支持率は30%代で下落している状況です。

今週行われた共同通信と日本テレビを補正した上で平均(加重平均)すると、最新の内閣支持率は35.3%程度で、倒閣危険水域まで5.3ポイントと見られます。』(はる-みらい選挙プロジェクト(情勢分析ノート) 2018/04/15)


【山中人間話目次】
・内閣支持率 再下落ほぼ確実 - 倒閣危険水域まで平均5.3ポイント
・NNN(日テレ系列)の内閣支持率の世論調査(4月13~15日実施)も出ました。それによると内閣支持率26.7%(前回比-3.6%)、不支持率53.4%
・前回の世論調査では最近のメディアの世論調査では唯一同内閣支持率の増加を報道した共同通信ですが、今回の世論調査では安倍内閣支持率は37.0%で、前回調査から5.4ポイント下げの下落幅を記録したようです
・加藤哲郎さんの「権力は腐敗する、支持率26.7%の膿まみれファシスト権力は、暴力に訴える可能性あり!」。概ね加藤さんの論には賛成ですが、今度の米英仏軍のシリアへのミサイル攻撃についての評価に関しては多少の異議があります
・黒井文太郎さん(軍事ジャーナリスト)の「化学兵器を使用したのは『アサド政権』 その理由(前編)」(Y!ニュース 2018年4月15日)
・このNHKのシリア報道も朝日の社説も「どっちもどっち」論の立場からの一見「中立」的な報道スタンスです。黒井文太郎さん(軍事ジャーナリスト)の問題提起はそうした見せかけの「中立」論はおやめなさい、というものです
・それにしてもこの共産党・志位の発言はなんだ。共産党にはもはやかつてあった国際情勢の科学的分析力もない。単なるポピュリズム政党、プロパガンダ政党に転落してしまった。まさに「共産党はおわた」というほかありません
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)が73年前の東京城北空襲で池袋の生家が焼けたときの記憶を書いている。あの戦争が終わったのははまだたった73年前のことだ
キョウ うづき42

Blog「みずき」:これは広義の内部告発とみなされる行為と見るべきでしょう。国家の首相という要職にある者のウソを暴く行為なのですからこの内部告発の行為は公益中の公益と呼べるものです。「反安倍政権?」などとこの問題を矮小化(やまもといちろう、作家)し、個人攻撃するのは筋違いも甚だしいというべきでしょう。公務員は国家、政府の奉仕者ではなく、「全体の(すなわち、国民の)奉仕者」(日本国憲法15条2項)なのです。「(捜査情報の漏洩は)大変深刻な事態だと思う」(郷原信郎Twitter 2018年4月5日)とこの問題を既成の法律的観点からのみしか見ることのできない郷原信郎弁護士(元検事)の認識は憲法的観点から見て誤っていると私は思う。

【山中人間話目次】
・この問題を「反安倍政権?」などと矮小化(やまもといちろう、作家)し、個人攻撃するのは筋違いも甚だしいというべきでしょう――地検特捜部は反安倍政権?大阪地検特捜部長、繰り返しメディアに捜査情報をリークか
・今朝の各紙一面。森友口裏合わせ、新たな日報隠ぺい、加計では「首相案件」として文書が発覚。「底なし」とはこういうことをいうのだろう。機能不全の内閣に政権担当の資格なし
・安倍晋三の断末魔は近い――愛媛県知事のひと刺しで安倍官邸に激震 始まりは週刊朝日特報 AERA dot. (アエラドット)
・予算委詳報】首相「柳瀬氏を信頼」 「首相案件」文書:朝日新聞 2018年4月11日19時02分
・国会中継を見聞きしていると、この国で最悪の人間たちがわざわざ選挙で選ばれているのだと、絶望的な気持ちになる(太田昌国のコラム「サザンクロス」 2018年4月10日)
・ここで原武史は「皇室の仁慈」なるものを無条件に肯定しているのか? だとすれば、それはなにゆえか? ここに原の「天皇制」観を探るポイントがあるように思う。私は原の思想に疑問符を持つ
キョウ やよい69

Blog「みずき」:ここ数日のマスメディア(殊にNHK)の報道の変化に少なくないジャーナリストが「潮目が変わった」と感じているようです。ここでは3人のジャーナリストの「潮目の変化」論の例をあげておきます。

金平茂紀さん(TBS『報道特集』キャスター):
『何とNHKの「ニュース7」で、近畿財務局の自殺した職員の遺書の内容が独自ネタとして報じられている。ほんとうに悲痛な中身だ。本省も出先も、いま財務省は崩壊の危機にある。具体的かつ深刻な情報も次々に僕のもとに入ってきている。さらに「ニュース7」は、愛知県の中学校で前川前事務次官を招いて行われた授業内容を、文科省が「報告せよ」と介入してきたケースをスクープしているではないか。これNHK? どしたのだろうか。今日に限って言うと、民放の夕方ニュースとは対照的に骨がある。編集長さんが代わったのかな。』(金平茂紀FB 2018年3月15日) 

toriiyoshikiさん(NHK・ETVディレクター):
『これまで安倍政権に対して迎合的だったマスメディアも、ここ数日で一気にハンドルを切りつつあるように見える。NHKでは社会部が腹をくくった印象。確かに政権の専横は目に余る。安倍退陣の流れができつつあるように思えるのだが、期待しすぎかな? もっとも、安倍(や麻生)よりも資質の低劣な政治家というのはそうはいないだろうから、誰が代わっても「よりマシ」には見えるはず。安倍退陣でガス抜きがされて、対米従属や格差拡大、原発推進など現在の自民党の基本政策はそのまま温存されてしまうのではないかと憂える俺は心配性に過ぎるのかな? さっきNHKについて社会部が腹をくくったのでは?…と書いたのは、この記事(注:「森友」財務省決裁文書 “事前協議”の日 記述全削除 NHKニュース 2018年3月17日)を読んでの個人的な感想です。』(toriiyoshiki‏ Twitter 2018年3月18日)

高世仁さん(報道制作会社ジン・ネット代表):
『ここにきて、潮目が変わったのでは、と感じる。NHKのニュースが、政権に対して(以前に比べて)かなり批判的なトーンになっていることにその「潮目」の変化が見える。政府、自民党は不満タラタラのようだ。和田政宗参院議員(自民党)が「NHKは終った」とブログで不満をぶちまけているが、この人、元NHKアナウンサー。NHKをもっとちゃんと指導しろ、と政府の尻を叩くかも。安倍政権にとってヤバイ材料が次々に出てきている。1)毎日新聞が、森友学園への国有地売却問題で、業者がウソの「ごみ報告書」を書かされたと証言していることをスクープ。(略)2)自殺した財務省近畿財務局の男性職員〈神戸市灘区、50歳代〉が、上からの指示で「書き換えをさせられた」との内容のメモを残していたとNHKが15日のニュース7で報じた。(略)3)いま発売中の『週刊文春』は、加計学園問題でも公文書書き換え疑惑があると報じている。記事に出て来る情報からすると、かなり臭い。おそらく改竄の事実はあったと思われる。安倍首相の腹心の友が主役のこっちの問題がはじければ、森友よりも深刻な話になるかも。4)別件だが、きょう、「前川氏授業に文科省が異例の要請、内容報告と録音提出」というニュースも大きく扱われた。(略)今の政府は、強権的で極右的であると印象付ける事件だ。森友・加計問題で安倍政権を批判する前川氏の方に世論の支持は大きく傾きつつある。いま、政局がどうころぶか、微妙なところに来ていると思う。あと一つ二つ、大きめのスクープかリークがあって内閣支持率を20%台まで落として総辞職、といった筋書きも可能性があるし、安倍首相側が大きなエラーをしてオウンゴールのような形で政権が潰れるという展開もありそうだ。いつ自民党の中から火の手が上がるか、注目している。』(高世仁の「諸悪莫作」日記 2018-03-16)


【山中人間話目次】
・ここ数日のマスメディア(殊にNHK)の報道の変化に少なくないジャーナリストが「潮目が変わった」と感じているようです
・毎日新聞世論調査:内閣支持率33% 12ポイント減!政局の潮目は明らかに変わりました。安倍内閣崩壊はもう目の前です
・米軍でなく自衛隊だから、いいのか?急速に進む琉球弧への対中国軍備増強。共産党でさえ反対しない。あからさまな、中国への宣戦布告だというのに
・本田博利さん(元愛媛大学教員)の新垣勉氏(弁護士、オール沖縄)の「県民投票」論批判~「『県民投票』への疑問」~新垣勉氏論考を読んで」(上)(沖縄タイムス 2018年3月15日)
・先日(3月13日)の那覇地裁の破砕差し止め訴訟判決は「司法の存在意義を自らおとしめる判決」としてメディアからも激しく指弾されています
・鹿砦社特別取材班の被告代理人姜永守弁護士としばき隊に対する激しい怒りが伝わってくる―― 明日19日ついに判決の日 李信恵ら5名を訴えたM君の損害賠償請求訴訟
・原武史(放送大学教授・政治思想史)の奥泉光著『雪の階』書評。原は4年にわたって朝日新聞の書評委員をしてきたがこれが最後の書評になるという
キョウ むつき18

Blog「みずき」:山口県の宇部空港に「平成の薩長土肥」と大書された観光誘致のための大看板が立っているという。今年が明治150年に当たることからこの機会に幕末からいまにかけて多くの政治的リーダーを輩出した長州を改めて売り出そうという山口政財界人の一致した思惑が背景にあるのだろう。さらにこの「平成の薩長土肥」売り出し構想の背景には藩閥政治を長州を軸にしてこれからも続けるという安倍晋三の意志もおおいに関わっているだろう。しかし、福沢諭吉の「門閥制度は親の敵(かたき)で御座る」(『福翁自傳』)という遺恨の辞はあまりにも有名である。安倍晋三の時代錯誤の論は疾うに150年前においても福沢によって明確に反撃されていた。以下のような保立道久(歴史学者)と大岡律という人のツイッター上の応答がある。

『毎日新聞。原発54基の大半が明治維新の「賊軍地域に偏っている」と。たしかに。現安倍政権は藩閥政府か。彼らは行動基準として藩閥の物語をもっているのかもしれない。登記不明の土地を「検地」するという発言が政府中枢からあったのもそのせいか。国家を使って利得したのが忘れられないのだろうか。』(保立道久Twitter 2018年1月6日)

『明治150年は本当にえげつない。150年に向け「平成の薩長土肥」の観光誘致の看板が宇部空港にあるという。この4県の門閥政治と受けとられても無理からぬ理屈抜きの原発立地と言っているのかも。』(大岡律Twitter 2018年1月6日)

『本当ですか。明治国家の藩閥性というのはやはり今でも大きな問題なのですね。これを歴史学の方から論じた仕事としては、小島毅『靖国史観』(ちくま新書)が出色と思います。ほかにもあるのでしょうが、あまり目立たないように思います。少なくとも、私は、これが自由民権運動の視点を忘れていました。』(保立道久Twitter 2018年1月6日)


【山中人間話目次】
・山口県の宇部空港に「平成の薩長土肥」と大書された観光誘致のための大看板が立っているという事実と「長州」・「萩」を敵とする東北人の「怨念史観」
・この太田昌国さんの文章は弊FBの今朝の言葉に呼応するだろうか――安倍晋三の「明治維新150年」論を排するの論
・醍醐聰さん(東大名誉教授)のもうひとつの「日韓合意」批判――「日韓合意」の破綻の真因を逆立ちさせる日本政府とメディア、それに口をつむぐリベラル政党
・「翁長県政さらば」の機運は高まる――翁長知事の「辺野古代替案」着手の愚に平安名純代(沖縄タイムス米国特約記者)も明確に反対意見を表明しています
・前文科事務次官の証言は大きい。エセリベラル・左派の「有名人縋りつき作戦」に搦めとられないようにしなければならない。これもひとつの今年の課題というべきものだ
・愚かなることわが国の安倍晋三なる愚宰相とほんとうに瓜ふたつだ。恐ろしきこと暗闇の路地を彷徨するけもののごとし――トランプ氏「自分は天才」
・シジュウカラにも文章をつくる能力があるというシジュウカラの文章をつくる能力に迫る京大研究員
キョウ トランプ2 
Blog「みずき」(1):北朝鮮が現実の「脅威」になるとすればトランプが先制攻撃に走ったときだろうから、脅威はまさに「日米安保体制」そのものに起因する。現実を直視するならば、北朝鮮問題を煽る(その一方でアメリカにはどこまでも忠実な)政党に投票してはならない。(toriiyoshiki‏ Twitter 2017年10月13日)

Blog「みずき」(2):ぼくが思うに、“現在ニッポンのひとびと”というのは、一部の例外(たぶん数パーセントだ)を除き、テレビを見ているうちに、“手品”にやすやすと洗脳される習性が身についた人々なのだ。(「Don't Let Me Down」)


【山中人間話目次】
・北朝鮮が現実の「脅威」になるとすればトランプが先制攻撃に走ったときだろうから、脅威はまさに「日米安保体制」そのものに起因する。現実を直視するならば、北朝鮮問題を煽る政党に投票してはならない(toriiyoshiki‏ Twitter)
・ぼくが思うに、“現在ニッポンのひとびと”というのは、一部の例外(たぶん数パーセントだ)を除き、テレビを見ているうちに、“手品”にやすやすと洗脳される習性が身についた人々なのだ(Don't Let Me Down)
・読売新聞が「自民32%、希望13%…衆院比例選の投票先」という自社の全国世論調査の結果を報道している。しかし、私は、一目見てこの読売の世論調査結果は疑わしいと思った
・読売新聞の紙面版には「東京都内の有権者でみると、今回は希望と立憲民主が各10%で分かれており、希望の小池代表のおひざ元でも苦戦している」という記述もあったようです
・各紙メディアの衆院選序盤電話世論調査が出た。共同通信曰く「自公で300超の情勢 緩み警戒」
・朝日新聞の選挙戦序盤情勢の電話世論調査の結果も出た。これまでも日本のメディアの調査結果はほぼ的確だったから後半によほどの政治情勢の変化がない限り今回も選挙結果は各メディアの読み(分析)のとおりになるだろう
・今日から衆院選が始まる。 私は「毎日世界のいたるところで新たな形をとって現れてくる原ファシズムを一つひとつ指弾する」国家的に認容された私たちの日常の延長のたたかいのひとつであると位置づけたい
・今度の総選挙投票日には同時に最高裁裁判官の国民審査の投票も行われますが、日本民主法律家協会と澤藤統一郎さんが国民審査の対象となる各裁判官の適否に関する判断資料を作成していて参考になります
キョウ あべ20

Blog「みずき」:アベシンゾウは先の国連総会演説でも北朝鮮の核の脅威を煽ることが自身の支持率アップにつながるという思惑からその演説の大半を朝鮮(北朝鮮)批判に費やして世界の顰蹙を買いましたが、その世界からの批判などなんのその自身の支持率さえアップすればよいというこれも自身の手前勝手な思惑からでしょう、今度の総選挙でも「北朝鮮危機」を争点化しようと躍起になっているといいます(毎日新聞 2017年10月4日)。

しかし、「そもそも、安倍氏の言う「北朝鮮の脅威」なるものが本当だとしたら、そのさ中になぜ解散したのか。安倍氏が解散を強行したのは、「北朝鮮の脅威」がフィクションであることを自ら証明したことにほかなりません。そうでないというなら、安倍氏は「北朝鮮の脅威」のさ中に政治空白をつくって国民を危険にさらしたことになり、それだけで首相・政治家失格です」(アリの一言 2017年10月5日)。

ウソつき宰相のアベシンゾウごときに騙されてはならないでしょう。しかし、それにしても、この記事でもメディアの安倍批判はなきに等しい。メディアにはアベシンゾウの「自らがでっち上げてきた「北朝鮮脅威論」に「愚かで無知蒙昧な」国民の関心を呼び戻して政権に対する支持率を回復させたという奢り」(浅井基文のページ 2017年10月3日)批判の視点は皆無です。一昨日(3日)の記事でも書きましたが、メディアこそ日本の政治の「末期症状」化の最大の元凶と私は思っています。 


【山中人間話目次】
・ウソつき宰相のアベシンゾウごときの自身の支持率アップ目当てが明白な「北朝鮮脅威」論などに騙されてはならないでしょう
・地方で希望の党からの離反者が続出しているという。しかし、その多くは元民進党議員で、希望の党からの出馬では当選が難しいという地元事情と自身の損得勘定の計算によるものがほとんどだ
・平安名純代さん(沖縄タイムス米国特約記者)の問題提起――沖縄の米軍基地問題において沖縄県に政策決定権がないことは周知の事実。なのに「これまで全国で少なくとも24回の住民投票が実施され、うち22件で投票結果が施策に反映された」から「県民投票で民意を問うことは意義がある」との主張は筋が通らない
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)24 ――渡辺輝人(弁護士)もまったくものが見えていない。共産党は、今年のはじめまで小池百合子を礼賛して」いたことなどご存じないようですね
キョウ あべ19

Blog「みずき」:アベシンゾウは今度の衆院解散を「国難突破解散」と名づけたらしい。軍歌にも「国難突破 日本国民歌」(1932年)というものがあった。中川末一という人の当時の大阪毎日新聞社懸賞募集当選歌らしいが、北原白秋が作詞の補修をして、山田耕筰が曲をつけた。次のようなものだ。

「吼えろ、嵐、/恐れじ我等、/見よ、天皇の/燦たる御稜威/遮る雲/断じて徹る。狂へ、怒濤、/ゆるがじ我等、/見よ盤石の/厳たる祖国、/太平洋/断じて安し。来れ、猜疑、/許さじ、我等、/見よ、極東の/確たる平和、/亜細亜の土/断じて守れ。挙れ、日本、/いざいざ我等、/見よ、国民の/凜たる苦節、/正義に、今/断じて立てり。」

勇ましい限りだ。しかし、大日本帝国は戦争に負けた。アベシンゾウにふさわしい歌というべきだろう。 戦後の日本はもはや大日本帝国ではない。「国難突破 日本国民歌」はアベシンゾウの弔いの歌となるほかない。


【山中人間話目次】
・アベシンゾウは今度の衆院解散を「国難突破解散」と名づけたらしい
・衆院解散を「国難突破解散」と名づけたアベシンゾウに贈る歌――国難突破 日本国民歌
・安倍政権の4年間で労働者の賃金は54万円消えた――過去最低の実質賃金と過去最高の内部留保を生んだアベノミクス
・こういう場合、「ひとり」の力は大きい――米共和党のオバマケア改廃法案、再び頓挫 上院で3人目の反対者
・原武史(放送大学教授・政治思想史)は西川祐子(日仏近・現代文学研究)の新著の『古都の占領 生活史からみる京都 1945-1952』を「これまでの歴史学の偏りを明らかにする占領期研究の記念碑的著作となるに違いない」という
・アミラ・ハス(イスラエル人ジャーナリスト)と金平茂紀(日本人ジャーナリスト)の対話――ジャーナリストはなぜ、なにを、どのように伝えるのか?(アミラ・ハス東京講演2日目 2017年9月20日)
キョウ あべ18 

Blog「みずき」:太田昌国さん(評論家、編集者)は米国の伝説的なジャーナリスト、ジョン・リードの『叛乱するメキシコ』と『世界を震撼させた10日間』の視点と重ねるようにして自らの「ロシア革命100年(1917年~2017年)」を見る視点を語っています。こういうときにこそ大局的な視点の重要性を痛感します。昨日の「今日の言葉」の内野光子さん(歌人、短歌評論家)の「現在の知識人、文化人と称される人々の発言や行動において、目前の課題に翻弄されながらの発言や行動は、とかく、より根本的な課題を置き去りにする傾向が、とくに最近目立ってはいないか、とても不安です 」という言葉が改めて思い出されます。こういうときとはどういうときか。むろん、アベシンゾウが「今週28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院の解散に踏み切ることを正式に表明」したこういうときです。この選挙は選挙でなければならないでしょう。だからこそ大局的な視点も忘れてはならないのです。アベシンゾウ的な政治を再び繰り返させないためにも。それにしても、今回の選挙はアベシンゾウ の鉄槌が第1で第2で第3だ。

【山中人間話目次】
・太田昌国さん(評論家、編集者)は米国の伝説的なジャーナリスト、ジョン・リードの『叛乱するメキシコ』と『世界を震撼させた10日間』の視点と重ねるようにして自らの「ロシア革命100年(1917年~2017年)」を見る視点を語っています
・この国の政治とメディアの醜悪の諸相(1)――この選挙はアベシンゾウなる醜悪きわまる男を徹頭徹尾鉄槌する選挙でなければならない!
・この国の政治とメディアの醜悪の諸相(2)――私は小池百合子と「希望の党」とその支持者を心から軽蔑する!
・この国の政治とメディアの醜悪の諸相(3)――笑止。この写真の福田峰之・内閣府副大臣なる男は単に自民党からの出馬では危ないとみて、小池新党に鞍替えしたにすぎない
・この国の政治とメディアの醜悪の諸相(4)――天皇主義者、すなわち、非民主主義者でしかありえない山尾志桜里なる者を誉めそやす「革新」とはなにか
・この国の政治とメディアの醜悪の諸相(5)――「中国の発言の背景には、日米韓の連携を弱めたい思惑があるとみられる」と書いているのは朝日新聞記者である。この記者は安倍政治の本質を見抜くふつうの眼さえ持ちえないのか
・私も「李外相の演説内容は、論理的にも法的にも非常に筋が通っている」と思うものです。ここでも朝鮮(北朝鮮)の一部の扇情的な文言だけをクローズアップする日本のメディアの報道のあり方が厳しく問われています
・メディアはもっと目を凝らしてこうした情報を発掘してもっと頻繁に発信するべきでしょう――トレンド観測:Theme 「関西の社会学者」著作続々 マイノリティーの現場を深く - 毎日新聞
・秀逸。「緑のたぬきBBA」には笑った。(見境なき記者団Twitter パロディー・イラスト)
キョウ あべ17
米軍機が北朝鮮沖を飛行 「今世紀では最も北まで」

Blog「みずき」:アベシンゾウが国連総会の一般討論演説で約16分半の演説のうち8割超を朝鮮(北朝鮮)批判に費やしたという。北朝鮮の核の脅威を煽ることが自身の支持率の回復現象をつくりだしたことから国連という場を利用してさらに支持率アップを図ろうとする自身の私利益に駆られた思惑からのことだろう。その国連の場でアベは北朝鮮に対話ではなく圧力強化で臨むべきだと述べ、さらに「全ての選択肢はテーブルの上にある」とする米国の立場を一貫して支持していることを強調したという。トランプの「全ての選択肢」の中には核の行使も金正恩への斬首作戦も含まれる。ともに国際法違反が明白な狂気の策だ。アベは日本という国が「狂気の国」であることを国際社会で自ら高らかに宣言した。「狂気の人」としてヒトラーにも比肩する烏滸の沙汰というよりほかない。私たちの国はこのような人物に専断されている。私は宗旨替えをする。もはや、対アベ布陣(いわゆる野党共闘)の統一政策は「安倍内閣打倒」の1本でいいだろう。その他はバラバラであってもいい。とにもかくにもまずはアベを首相の座から引きずりおろさなければならない。それが第1で第2で第3だ。

【山中人間話目次】
・とにもかくにもまずはアベを首相の座から引きずりおろさなければならない。それが第1で第2で第3だ
・「野党共闘」を呼びかけるのはいいでしょう。が、自らと自らが信奉する勢力がまさにいま「改憲勢力」として立ち現れている事実を忘れてもならないでしょう
・富裕層上位40人の資産が日本の人口の半分(6千万人)の資産と同じ、アベノミクスで富裕層上位40人の資産は1.9倍に増え貯蓄ゼロは427万世帯増、3世帯に1世帯以上が貯蓄ゼロ、急激に進む単身世帯の貧困化
・コメント:クラウドワークスというブラック企業の資金源はなにか?――「共産党に票を入れる人は反日」というブログ記事を書けば一件につき800円の報酬がもらえる
・社会は人の死をどんな形でも利用してはいけない――池澤夏樹「亡き伯母との会話」1993.8.18
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)21――無能なのが左で食ってるケースも山ほど知ってるぼくとしては、「まともなほど食うのが大変」と言いたい
キョウ あべないかく6  

Blog「みずき」:朝日新聞社が5、6日に実施した全国世論調査の結果が出ました。同紙は「内閣改造は、支持率回復にはほとんどつながらなかった形だ」と分析しています。順当な分析だと思います。

『朝日新聞社が5、6日に実施した全国世論調査(電話)によると、内閣支持率は35%で、第2次安倍内閣の発足以降で最低だった7月調査の33%と比べ、ほぼ横ばいだった。不支持率は45%で、こちらも前回調査の47%から大きく変わらなかった。調査直前に行われた内閣改造は、支持率回復にはほとんどつながらなかった形だ。』(朝日新聞 2017年8月6日) kojitakenさん(「 kojitakenの日記」ブログ主宰者)もほぼ同様の見方を示しています。そういうことでしょう。反転攻勢はこれからです。だとして、前原誠司に媚びを売るような政党(共産党)の姿勢=野党共闘路線は改憲阻止のためにも「百害あって一利なし」の愚策と言わなければならないでしょう(「最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(13)(小景編)――共産党シンパサイザー・中野晃一(上智大学教授)の共産党の右傾化を促進させる謬論」参照)。改めて指摘しておきます。


【山中人間話目次】
・朝日新聞社の5、6日実施全国世論調査の結果――内閣改造は、支持率回復にはほとんどつながらなかった形だ
・JNN(TBS系列)が7日に発表した世論調査では安倍内閣支持率は先月1日、2日の調査結果よりさらに3.6ポイント下がって39.7%でした
・内海信彦さん(画家、早大「ドロップアウト塾」主宰)さんのアメリカ経由メキシコ訪問記。――アメリカの現場で体験するとトランプが断末魔のような状態にあることが実感できます
・北島教行さんとBlog「みずき」の「日本による原爆開発計画」文献紹介
・北島教行さんの「創価学会=公明党の国会議員でもあり、日本有数の著名な物理学者、伏見康治も旧日本軍による原子爆弾製造開発計画に関わっていた」という指摘
キョウ あべないかく4

Blog「みずき」:ついに安倍内閣の支持率が第2次安倍政権発足以来最低を更新しました。それも一般に30%を切ると危険水域と言われる20%台寸前の31.9%(日テレNEWS24 2017年7月9日)。安倍内閣の命脈はつきつつあるとみなしてよいでしょう。また、読売新聞この調査結果の見どころは、なんといっても安倍内閣の広報紙化しているお抱え新聞の読売新聞でさえ同内閣不支持率が過半数を超えたこと。かつ、同内閣支持率が2か月で25ポイントも暴落していることでしょう(2017年07月10日)。またさらにkojitakenさん(「きまぐれな日々」主催者)は朝日新聞のこのところの連続世論調査について以下のように論評しています。さもありなんと思うところはあるものの、私は朝日新聞の「対決姿勢」なるものに信を置きません。「朝日が毎週のように世論調査を打つのは、安倍政権から明確に「敵」と名指しされている(たとえばトランプと安倍が「ニューヨークタイムズに勝った」「朝日新聞に勝った」と言い合った件など)ことや、2014年に慰安婦問題で安倍にすり寄ったところそれを「飛んで日にいる夏の虫」とばかりに政権に利用された失敗に懲りて、政権との対決姿勢を明確に打ち出したことと関係があるのだろう。」

【山中人間話目次】
・ついに安倍内閣の支持率が第2次安倍政権発足以来最低を更新しました
・昨日(昨夜)の朝日新聞、読売新聞、NNN(日本テレビ系)の3大メディアの世論調査結果――読売新聞の巻
・昨日(昨夜)の朝日新聞、読売新聞、NNN(日本テレビ系)の3大メディアの世論調査結果――朝日新聞の巻
・保守本流雑誌の『文藝春秋』も「安倍降ろし」の旗を振り出しました
・篠田奈保子さん(釧路市在住、弁護士、4児の母)‏の「子どもにお金かけないんだもん。最賃低いんだもん。非正規増えてるんだもん」という悲鳴
・文在寅大統領にはどこかに陥穽がある。私は同大統領を安易に評価することにおおいなる危惧を感じる
・ハーバート・ノーマンのドキュメンタリーフィルムと仲宗根勇さんの解説
キョウ きたちょうせん3

Blog「みずき」:北朝鮮が「ICBM発射に成功」したという報道が流れています。これを機に東京都議選の敗北の失地回復といういともあるのでしょう。安倍政権は広範な広告媒体を使ってまたもや「北朝鮮脅威論」を大量に拡散しています。しかし、いまや「北朝鮮脅威論」は完全なまやかしの論でしかないことは明らかです。以下、浅井基文さん(元外交官、政治学者)が主張するところをお読みください。私たちにとっても重要な認識となるはずのものです。 『朝鮮民主主義人民共和国(以下「朝鮮」)の核ミサイル開発がスピードを上げている。今や米日の専門家を含め、朝鮮が日本と韓国を核ミサイルで破壊する能力を持つに至ったことを認めざるを得ない。朝鮮との軍事衝突が起きれば「壊滅的な戦争」になる(5月28日のマティス米国防長官発言)。(略)朝鮮が日韓両国を射程に収める核報復能力を保有するに至った以上、中露が一貫して主張してきた対話(外交)による以外に朝鮮核問題の解決はあり得ず、米日韓のこれまでの対朝鮮強硬政策(軍事圧力一本槍)は根本的に見直しが迫られていることは今や明らかである。安倍首相の対朝鮮政策は完全に破産した。私たちは、「北朝鮮脅威論」を振り回す安倍政権の呪縛を解き放ち、朝鮮半島の真の平和と安定の実現に貢献するべく、発想を転換しなければならない。「北朝鮮脅威論」のウソは、朝鮮が「3頭の猛獣(米日韓)に取り囲まれたハリネズミ」に過ぎない現実を理解すれば直ちに明らかだ。このウソを見極めれば、朝鮮が核開発に執着せざるを得ない事情も理解できるし、このウソを一つの根拠にして改憲路線を突っ走る安倍政権を「裸の王様」にすることもできる。』

【山中人間話目次】
・北朝鮮が「ICBM発射に成功」したという報道の浅井基文さん(元外交官、政治学者)の読み方
・「加計学園」問題巡り蔵内獣医師会長に聞く あの手この手で根回しあった
・加藤哲郎さんの「東京都議選の自民党惨敗の結果は「安倍首相にとっては『水に落ちた犬を打て』と言いうるほどの、大きな政治的地殻変動ではない」
・太田昌国さん(評論家、編集者)――安倍晋三、菅義偉などの現在の右派潮流の源流は20年前から滔々と流れている
・再びドゥテルテ(フィリピン大統領)という人物について――フランソワ=グザヴィエ・ボネ(フランス)の論に即して
・私は東京新聞には批判的な立場ですが、読んでおくべきと思った同紙の秀逸な記事――満蒙開拓団 ソ連兵への「性接待」
・チューリッヒの図書館で――革命前のレーニン夫妻
キョウ あべ12

Blog「みずき」:世界平和アピール七人委員会の怒りのアピール。「国会が死にかけている」。同委員会のこれほど直截で真率な表現を私はこれまで見たことはありません。同委員会メンバーの「怒り」は沸点に達しているということでしょう。アピールは言います。「政府と政権与党のこの現状は、もはや一般国民が許容できる範囲を超えている。安倍政権によって私物化されたこの国の政治状況はファシズムそのものであり、こんな政権が現行憲法の改変をもくろむのは、国民にとって悪夢以外の何ものでもない」。世界平和アピール七人委員会のその「怒り」の表現に私も強く同意します。

『かつてここまで国民と国会が軽んじられた時代があっただろうか。戦後の日本社会を一変させる「共謀罪」法案が上程されている国会では、法案をほとんど理解できていない法務大臣が答弁を二転三転させ、まともな審議にならない。安倍首相も、もっぱら質問をはぐらかすばかりで、真摯に審議に向き合う姿勢はない。聞くに耐えない軽口と強弁と脱線がくりかえされるなかで野党の追及は空回りし、それもこれもすべて審議時間にカウントされて、最後は数に勝る与党が採決を強行する。これは、特定秘密保護法や安全保障関連法でも繰り返された光景である。いまや首相も国会議員も官僚も、国会での自身の発言の一言一句が記録されて公の歴史史料になることを歯牙にもかけない。政府も官庁も、都合の悪い資料は公文書であっても平気で破棄し、公開しても多くは黒塗りで、黒を白と言い、有るものを無いと言い、批判や異論を封じ、問題を追及するメディアを恫喝する。

こんな民主主義国家がどこにあるだろうか。これでは「共謀罪」法案について国内だけでなく、国連関係者や国際ペンクラブから深刻な懸念が表明されるのも無理はない。そして、それらに対しても政府はヒステリックな反応をするだけである。しかも、国際組織犯罪防止条約の批准に「共謀罪」法が不可欠とする政府の主張は正しくない上に、そもそも同条約はテロ対策とは関係がない。政府は国会で、あえて不正確な説明をして国民を欺いているのである。

政府と政権与党のこの現状は、もはや一般国民が許容できる範囲を超えている。安倍政権によって私物化されたこの国の政治状況はファシズムそのものであり、こんな政権が現行憲法の改変をもくろむのは、国民にとって悪夢以外の何ものでもない。「共謀罪」法案についての政府の説明が、まさしく嘘と不正確さで固められている事実を通して、この政権が「共謀罪」法で何をしようとしているのかが見えてくる。この政権はまさしく国会を殺し、自由と多様性を殺し、メディアを殺し、民主主義を殺そうとしているのである。』(世界平和アピール七人委員会 2017年6月10日)


【山中人間話目次】
・世界平和アピール七人委員会の怒りのアピール。「国会が死にかけている」。同委員会のこれほど直截で真率な表現を私はこれまで見たことはありません。
・世界平和アピール七人委員会のアピールで弾劾されている安倍ファシズム政権の国会運営のでたらめさは朝日新聞の以下の調査でも明らかです
・「籠池前理事長を立件へ 補助金詐取容疑 大阪地検」というニュースについて
・加計学園問題で見逃してはいけない危険性(藤田英典・東京大学名誉教授)――検察は、安部晋三の森友学園疑惑、加計学園疑惑そのものを立件せよ
・春海二郎さん(長年、在日イギリス大使館に勤務)の英国総選挙の見方は欧州での新たな「左翼」の時代のはじまりを予感させるものです
キョウ きょうぼうざい

Blog「みずき」:金田法務大臣は畑野君枝衆院議員(共産)が質問に立った昨日6月2日の衆院法務委員会の答弁で「治安維持法は『適法に制定』『損害賠償も謝罪も実態調査も不要』」と言い放ちました。完全に歴史知識ゼロ、というよりも、絶対零度マイナス273.15 ℃以下の発言。永田浩三さんも指摘するように「これだけで辞任に値する」発言と言わなければならないでしょう。許されざる歴史認識、暴言です。こういう無知きわまる議員がのうのうと大臣までしている。ほんとうに日本は危うい。戦前に真っ逆さまに逆走している。「絶対に許すことはできない。これだけで辞任に値する。ポツダム宣言との関係においても、おかしい。横浜事件などの国家犯罪への自覚がないって、どういうことか。」(永田浩三FB 2017年6月3日)

【山中人間話目次】
・金田法務大臣の「治安維持法は『適法に制定』『損害賠償も謝罪も実態調査も不要』」発言は大臣罷免と議員辞職に値する
・猪野亨弁護士の共謀罪法案批判。事例が具体的で、共謀罪法案がいかに危ういものであるかについてとても参考になります
・続けて共謀罪法案批判の国際版。デイビッド・ケイ氏とスノーデン氏)の「表現の自由」と「共謀罪」批判
・神保哲生さん(ジャーナリスト)と宮台真司さん(社会学者)の「国連報告書の妥当性と政府の反応の異常性」という対話
・TBS「報道特集」の前川喜平前文科省事務次官インタビュー――行政の公平性とはなにか?
・特定のある人を「英雄視」する見方は容易に「個人崇拝」の暗愚に結びつくということ――前川喜平前文科省事務次官評価に関して
・竹信三恵子さん(和光大学教授。元朝日新聞記者)の指摘する安倍政権の「働き方改革」が危険な理由-ビデオニュース・ドットコム
・内海信彦さんの日本の左翼の大半が沈黙した天安門事件の真相とはなんだったのかという問題提起
キョウ あべてるえ8
安倍首相、加計学園・加計孝太郎理事長、三井住友銀行・高橋精一郎
副頭取、増岡商事・増岡聡一郎社長

Blog「みずき」:安倍官邸サイドには安倍官邸御用達記者と呼ばれてきた山口敬之元TBSワシントン支局長の準強姦罪もみ消し疑惑の渦中にいる中村格(当時、菅義偉官房長官の秘書官を経て警視庁刑事部長。現在、共謀罪摘発を統括する予定の警察庁組織犯罪対策部長)と総理直属の諜報機関・内閣情報調査室(内調)のトップの北村滋のほかにさらにその上を行く「官邸の代理人」といわれる黒川弘務という法務事務次官がいるということです。安倍内閣はまさに陰謀の渦巻く真っ暗闇の魑魅魍魎の世界です。当然、こんな陰謀内閣は即座に解体されなければなりません。この国は本当に危うい。危うい断崖の上に立っている。いや、立たされていると言わなければならないでしょう。

『検察関係者はある男を「安倍政権の代理人」と呼び「諸悪の根源。こいつがいる限り、安倍政権は安泰だ」と吐き捨てるように言う。その男は黒川弘務。検察関係者によると、1957(昭和32)年2月8日、東京都出身。東大法学部卒で、司法修習35期。83年に検事となり、東京、新潟、名古屋、青森各地検、法務省刑事局、大臣官房秘書課、同司法法制部などに勤務した。2001年に司法法制部司法法制課長として司法制度改革関連の法案を担当し、05年に「エリートの関門」(検察関係者)と言われる刑事局総務課長に就任。その後は秘書課長、官房審議官と階段を上っていった。エリート検事は途中で小規模な地検の検事正を経験する慣例に従い、10年8月、松山地検検事正へ異動したものの、わずか2カ月で呼び戻され、大阪地検特捜部の証拠改竄・隠蔽事件で発足した「検察の在り方検討会議」の事務局を務める。(略)黒川がとりわけ通じていたのは、第2次安倍政権で官房長官となる菅義偉という。(略)11年8月に黒川は法務省の法案や検察人事の決裁に大きな影響力を持ち、官邸や国会対応の責任者でもある官房長に昇任。政権交代をまたぎ、実に5年間もそのポストにいた。検察関係者は「官房長時代に『焼け太り』の成果を法案にして、野党の反対をぶっちぎる形で成立させた。最高裁の違憲判決を受けた、婚外子相続差別の是正や再婚禁止期間短縮では、うるさい自民党の保守派を黙らせ、民法改正を実現した。これらには、黒川と菅らとの連携が物を言った」と話す。代わりに、検察が失ったものは大きかった。』(月刊FACTA Yahoo!ニュース 2017年6月2日)


【山中人間話目次】
・安倍官邸サイドにはいま準強姦罪もみ消し疑惑の渦中にいる山口敬之や中村格(もみ消し疑惑当時、警視庁刑事部長)、北村滋(内調トップ)のほかにさらにその上を行く「官邸の代理人」といわれる黒川弘務という法務事務次官がいるという
・現役の文科省職員からも「専門教育課が大臣の説明資料として作成したもので、私も文書を持っている」などとする証言も飛び出しました
・国連の「表現の自由」に関する特別報告者のデービッド・ケイ氏が来日し、安倍内閣の同特別報告者に再反論しました
・ヘイトスピーチ:「失うものばかり」後悔の元「突撃隊長」 - 毎日新聞 2017年6月2日
・ゆふいん文化・記録映画祭は今年で20年目を迎えるが、その20年を区切りにして一応終わりにするという
・辺見庸の「奇しき生と奇しき死ーー大道寺将司とテロの時代」(西日本新聞(2017年6月2日)画像と文章書写
キョウ しょうにんかんもん2
衆議院第1委員室

Blog「みずき」:森川文人さん(弁護士)と清水潔さん(ジャーナリスト)の正論中の正論。

森川文人さん「二人の全く対立する事実を主張している場合、一方が尋問に出て、一方が出ない場合、よほどのことない限り、出たやつの証言が真実で、出れないやつ、出せないやつの主張が認められない、というのが事実認定のルールだ。俺は、それで無罪を取ったぜ」。

清水潔さん(ジャーナリスト)。「フェースブックに適当に書きこんでも偽証罪にはならない。一方、篭池氏はそのリスクを背負って国会で証言した。ならば安倍昭恵氏も弁解は国会で証言せねば説得力は無い。その場合はフェースブックと同じ内容を語るしか無くなったわけだ。だから証人喚問に「応じない」ならばそこでゲームオーバーだ」。


【山中人間話目次】
・二人の全く対立する事実を主張している場合、出たやつの証言が真実で、出れないやつ、出せないやつの主張が認められない、というのが事実認定のルールだ――森川文人さん
・清水潔さん(ジャーナリスト)の正論中の正論―― フェースブックに適当に書きこんでも偽証罪にはならない
・<批判は思想の違い?>安倍昭恵夫人のズレた感性と軽率さ- 両角敏明さん(テレビディレクター・プロデューサー)
・産経新聞としてはまともな主張――国会証人喚問問題
・これも昨日の証人喚問の収穫――「下地のアホ。ハシゴ掛けたのワシやとバラしやがって」