キョウ あさひしんぶん7

Blog「みずき」:この朝日新聞の社説には同社説の筆者(論説委員)の「怒り」が感じられます。冗語のない畳みかけるような断定調の一文一文のつらなりからその怒りは伝わってきます。朝日新聞記者魂は滅んでいなかった、とやや安堵しました。やや安堵したと言っているだけですから、ことさら褒めているわけではありません。日頃同紙にいかに絶望しているか、ということもおわかりいただきたいと思います。しかし、久しぶりに朝日新聞記者のジャーナリスト魂を見ました。今後、この調子で、私のメディア不信、朝日新聞不信を払拭していただくためにもさらに安倍政治筆誅の胸のすくような記事をスクープ(特ダネを意味しているのではありません。あくまでも「胸のすくような」の意です)していただきたいものです。


【山中人間話目次】
・この朝日新聞の社説には同社説の筆者(論説委員)の「怒り」が感じられます。冗語のない畳みかけるような断定調の一文一文のつらなりからその怒りは伝わってきます
・阿部治平さんの「効目のない国連決議、危機を深める安倍従属外交」という論。私がいままで読みえた米朝間の核戦争危機の現状分析と戦争回避論の中でももっとも現実的で説得力のある論(提言)でした
・慶煕大学校教授の金民雄さんのムン・ジェイン大統領への批判的提言――このような本質的な問題提起が広く市民の間で議論され、共有化され、大統領に決断を迫るということは、実は、キャンドル革命の精神ではなかったのか
・これだけの疑惑(ブラジル司法当局は「事実」と断定している)があって、世界的にも大問題になっている以上、東京五輪はいまからでも即座に中止の決断をするべきでしょう
キョウ きたちょうせん4

Blog「みずき」:背筋が凍る思いだ。メディアは安倍政権の広報機関化して根拠のない北朝鮮バッシングの記事を何度も何度も繰り返し垂れ流す。そして、それを恥とも思っていない。事実に基づかない報道を繰り返してなにがジャーナリズムか。私は激しい怒りにかられる。この問題について鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)は「恐怖」と書いていますが、いつの場合もジャーナリズムの権力への屈服と軍靴の足音は一対をなしています。まさに恐怖というほかありません。

「関西では大阪朝日新聞の不買運動が起こり、さらに憤慨した右翼団体・黒龍会の構成員七人が通行中の大阪朝日新聞社の村山龍平社長の人力車を襲撃し、村山を全裸にしたうえ電柱に縛りつけ、首に「国賊村山龍平」と書いた札をぶら下げる騒ぎまで発生した。(略)事態を重く見た大阪朝日新聞では10月15日、村山社長が退陣し、上野理一が社長となり、鳥居素川編集局長や長谷川如是閑社会部長ら編集局幹部が次々と退社。(略)12月1日には西村(天囚、編集顧問)の筆になる「本社の本領宣明」を発表し、「不偏不党」の方針を掲げた。こうして大阪朝日新聞は、発行禁止処分を...免れることになった。これは大阪朝日新聞の国家権力への屈服を象徴しており、これ以降、大阪朝日新聞の論調の急進性は影をひそめていく。」(ウィキペディア『白虹事件』)


【山中人間話目次】
・背筋が凍る思いだ。メディアは安倍政権の広報機関化して根拠のない北朝鮮バッシングの記事を何度も何度も繰り返し垂れ流す
・岩月浩二さん(弁護士、「街の弁護士日記」ブログ主宰者)も政府、メディア一体の「ミサイル狂想曲」に当然批判的です
・安倍政権のJアラートによる緊急避難指示に対するtoriiyoshikiさん(元NHK・ETVディレクター、ハーフリタイア)のツイッターによるリアルタイムな反応
・阿部治平さん(青海省青海師範大学講師など歴任)の「民進党代表選挙に望むこと」――民進党が今日国民に信頼されなくなったのは、民主党政権時代の失政に原因がある
・8月15日と言えば、安倍首相は、全国戦没者追悼式での挨拶をそそくさと済ませて、こんなところで、麻生財務大臣たちと高笑いパーティー
・辺見のいう「菩薩の目」を持った娘はおそらくもうこの世にはいないだろう。悲しみさえ超えて時は茫々としてすぎてゆく
キョウ どっちもどっち

Blog「みずき」:東京新聞の「こちら特報部」も日本に照準を置いたうえでトランプの「どっちもどっち論」を批判していましかし、東京新聞の記事が依拠しているのはフリージャーナリストの安田浩一の言説です。安田浩一は「左派」のヘイトスピーチ(暴力・暴言)集団として批判の多いしばき隊(野間易通主宰)の一員であるということも留意しておくべきでしょう。ヘイトスピーチ集団が別のヘイトスピーチ集団、あるいはトランプというヘイトスピーカーを批判しても説得力はないだろう、ということです。これは東京新聞というジャーナリズムとしての眼の問題ということができるでしょう。東京新聞は実質改憲論の「新9条論」の拡散メディアでもあるのです。いずれも東京新聞のジャーナリズム性が問われている問題というべきものです。

【山中人間話目次】
・東京新聞の「こちら特報部」も日本に照準を置いたうえでトランプの「どっちもどっち論」を批判しています
・上野千鶴子(ジェンダー学者)は民主主義者か?――朴裕河批判者を「人殺し」にする驚くべき恫喝き発言
・当時、どういう論争があったのだろう。マルクスは「市民」社会と人間的社会を区別している(マルクス「フォイエルバッハに関するテーゼ―9」)
・94才のハリー・レズリー・スミスは「ことしの夏はおかしい」という(むささびジャーナル」378号 2017/8/20)――私たちの感覚とも呼応する感覚だ
・リーザ・アレキサンドロバ=ゾリーナという33才の女性のロシア人作家の「ロシアはほとんどノイローゼ?」というタイトルの辛辣なロシア及びプーチン批判
・香港、雨傘主導者の実刑判決――「下手に実刑判決やると、かえって、英雄化する」という日本の市民運動批判を含む渡辺輝人弁護士の視点
・「ホワイトハウスにいる男は、無謀で統制がきかず、米憲法にとって危険、民主制度にとって脅威だ」と言うロサンゼルス・タイムズのトランプ批判 
キョウ まるやままさお3
壮年時代の丸山眞男

Blog「みずき」:昨日の朝日新聞の「徴用工問題 歴史再燃防ぐ努力こそ」と題された社説には激しい憤りを感じる。理屈というものはどういう理屈でも成り立つ。理屈とはそういうものだ。裁判でも原告と被告とに分かれて双方の理屈を争う。だから、問題は、自身はどういう立ち位置に立つか、ということになる。社説の冒頭の1行目「未来志向的な日本との関係を真剣にめざすなら」とはどういうことか? 朝日新聞は明らかに国家主権の立場に立ってものを言っている。しかし、人権は、その呼び名のとおり人(個人)の立場に寄り添って発展してきた。そして、「徴用工問題」というのは個人の人権の問題だ。そこになぜ国家主権の問題を持ち出す? 「あやうさを感じざるをえない」のは「文氏の言動」ではなく、朝日新聞の言動というべきだろう。朝日新聞は社説の結論部分でも「歴代政権が積み上げた歩みをまず尊重する。それが歴史問題の再燃を防ぐ出発点である」などと言う。なにをか況やである。朝日新聞の社説に個人の人権の尊重という視点はない。ときに国家権力と対峙することも辞さないことを使命とするジャーナリズムとして完全に失格である。改めて「知識人の転向は、新聞記者、ジャーナリストの転向からはじまる」((一九五六年の手帖より))と喝破した丸山眞男の指摘を思い出す。

【山中人間話目次】
・昨日の朝日新聞の「徴用工問題 歴史再燃防ぐ努力こそ」と題された社説には激しい憤りを感じる
・この朝日新聞の記事の視点はほんものか? ほんものだとするならば先の朝日新聞の社説の視点と矛盾しないか? そうは思いませんか、奥正光記者?――「水俣病は終わっとらん」世界へ
・10年くらい前までの共産党であれば共通理念のない共闘など問題にもなりえなかっただろう。共産党がかつての社会党右派、いまの社民党、少し前の民主党のレベル、いや、それ以下の地点まで堕ちているのである
・佐川国税庁長官の罷免要求署名、9,278筆、1万筆まであと722筆(19日、18時30分現在。1万筆まであと116筆)
・潜入、盗聴、秘密工作・・・CIA、復帰前の沖縄にスパイのアジア拠点 元要員の家族が証言 沖縄タイムス
・鶏よ、鳴け、私の闇夜は明るくなった。鶏よ、早く鳴け、夜がゆっくり明け始めている――袴田巖 1981年5月6日 書簡集より
キョウ とうきょうしんぶん5 

Blog「みずき」:東京新聞の桐山桂一記者は昨日づけの「私説・論説室から」に「沖縄は「捨て石」か」というコラムを書いています。その中で桐山記者は生前の大田昌秀さん(元沖縄県知事)を次のように回想しています。「『沖縄が『捨て石』なのは今も同じ』と嘆く大田さんに当時、最も恐ろしく感じることは何かと尋ねてみたら、こんな答えだった。『新聞の論調が戦前と同じように、権力に迎合する風潮が強まっていることですね』」、と。桐山記者は強い共感の思いを込めて左記の大田さんの言葉を引用しているのでしょう。そうであるならば、私は、桐山記者に問わなければなりません。「そのとおりですね。では、東京新聞は権力に迎合していませんか?」、と。たとえば2017年5月14日づけの「週のはじめに考える 沖縄、統合と分断と」という東京新聞の社説。この社説は明らかに権力におもねています。すでにリンクが切れていますのでこちらから同日の東京新聞の社説を再録しておきます。

社説の書き出しは次のようなものです。「四十五年前のあす十五日、沖縄県は日本に復帰しました。しかし、米軍基地をめぐる沖縄と本土との分断は以前にも増して深まっているように見えます。<みそとせの歴史流れたり摩文仁の坂平らけき世に思ふ命たふとし>天皇陛下が皇太子時代の一九七六年、歌会始で詠まれた歌です。陛下はこの前年、皇后さまとともに初めて沖縄県を訪問され、本島南部の摩文仁を訪れています。その三十年前、太平洋戦争末期に、沖縄は住民を巻き込んだ激烈な地上戦の戦場と化しました。摩文仁は、慰霊塔が並ぶ沖縄戦最後の激戦地です。沖縄戦では当時六十万県民の四分の一が犠牲になった、とされます。陛下の歌からは、戦没者を悼む深いお気持ちが伝わります。」

天皇を「天皇陛下」と臣民の呼び方で書き(少なくともジャーナリズムとしての書き方ではありません)、天皇の歌会始の歌を「陛下の歌からは、戦没者を悼む深いお気持ちが伝わります」と誉めそやしています。むろん、沖縄を「捨て石」にしたのは「米国が沖縄及び他の琉球諸島の軍事占領を継続することを希望」することをマッカーサーに伝えた(沖縄メッセージ)天皇自身だったという歴史的認識もありません(詳しくは以下の記事をお読みください)。 https://www.facebook.com/takashi.higashimoto.1/posts/1075331929263900 http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-2033.html

このような社説を恥じらいもなく堂々と掲載する東京新聞が「権力に迎合していない」とはとても言えないでしょう。そうではありませんか、桐山さん。もっと足下に目を凝らして記事を書いていただきたいものです。


【山中人間話目次】
・東京新聞の桐山桂一記者の「沖縄は「捨て石」か」というコラムの足下の観察のない自家撞着のメディア批判
・〈時代の正体〉「東京訴訟も勝利を」朝鮮学校無償化除外裁判で集会|神奈川新聞ニュース
・佐川国税庁長官(前理財局長)の罷免を求める1万人署名運動、今日からスタート
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(10)(小景編)――山尾志桜里をさんざん持て囃してきた「リベラル・左派」の見る目のなさはここにも顕著だ。
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(11)(小景編)――「日本共産党今治市議に対する事実無根の発信について」という同党愛媛県委員会の反論の我田引水
・習近平政権の腐敗と人工知能の中国共産党批判

キョウ しぶやぼうどうじけん

Blog「みずき」:しかし、NHK報道に対しては以下のような批判もあります。そして、この批判の方がNHKの常態をよく示しています。NHKは「正気ではない」報道を繰り返しています。NHKは徹底的に批判されなければなりません。

『公共放送の報道番組が公安のやり口、そしてその歴史を無批判に紹介し、結果としてそれらを堂々と肯定する。もはや報道番組どころか、政府広報番組でもない。正気ではない」(
ガイチTwitter 2017年5月24日

『公安警察の捜査は、「歴史の落とし前をつける」ものだと、よく言われます。その言葉を思い起こさせる捜査がきょう明らかに。逮捕されたのは、昭和46年に起きた、過激派による「渋谷暴動事件」の容疑者と見られる男…。事件を知らない人にもわかり易くお伝えします。』 (
ニュースウオッチ9‏Twitter 2017年5月23日

【山中人間話目次】
・役人がレクチュアのために作成した文書を「怪文書」呼ばわりし、国連特別報告者を「個人」呼ばわりする政権が存続することの耐えられない恥辱
・戦時中、治安維持法で逮捕経験を持つ95歳から103歳までの男女4人の記者会見映像
・前CIA長官「ロシアとトランプ陣営接触の情報入手」 - NHKニュース 
・しかし、NHKは「正気ではない」報道を繰り返しています。NHKは徹底的に批判されなければなりません
キョウ とうきょうしんぶん2

Blog「みずき」(1):これが昨日付けの東京新聞の「社説」です。呆れ果てるほかありません。私は昨日の記事で政府が19日に閣議決定するという「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」について「まるで絶対王政=絶対天皇制の時代にでもワープしたかのような信じられない法律案です。しかし、こうしたアナクロニズムというほかない非民主主義的な法律案が新憲法下の「国権の最高機関」(憲法41条)ないしは「国民の代表機関」(憲法43条)としての国会をなんの疑問も提起されずに、また、なんの抵抗も受けずに、というより、むしろ「国会の総意」という祝意の下に通過しようとしている。これがこの国の民主主義の現実なのです。私はただ嘔吐するのみ」と述べておきましたが、その大政翼賛会と化した「国会の総意」、すなわち「国会の狂気」のメディア版というべきものです。東京新聞を「メディアの最左翼に位置する新聞」などと礼賛するリベラルがいますが、お門違いも甚だしい、と言っておかなければならないでしょう。 もうひとつ。ここで注意しておくべきことは、その東京新聞が「その米軍基地負担は沖縄に限らず、日本全体ができる限り等しく負うべきでしょう」などと沖縄の米軍基地の「本土引き取り論」に与する主張をしているという事実でしょう。この「本土引き取り論」のゆき着く先の危険性についてはすでに昨日の幣記事(引用)でも指摘しておきましたが、十分に注意を要することです。そのことも指摘しておきたいと思います。

(2)今日は戦後、アメリカの統治下にあった沖縄が45年前の1972年5月15日に本土に復帰した日だという。しかし、その前の1952年4月28日、敗戦後、連合国軍の占領下にあった日本はサンフランシスコ講和条約の発効によって独立を果たしたが、沖縄や奄美は日本から切り離されていたという事実が先にある。だから、沖縄の人たちは、この日を「屈辱の日」という。 NHKは沖縄が本土に復帰してから45年になるのにあわせて世論調査を行った。それによると、沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、沖縄では『反対』と答えた人が多数になる一方、全国では『賛成』が『反対』を上回るなど、沖縄と全国で基地に対する意識に大きな差が見られたという。また、沖縄の経済が基地に依存しているかについて認識の違いにも沖縄と全国とでは大きな差が見られたという。沖縄の「屈辱の日」はまだ続いている、と見るべきだろう。


【山中人間話目次】
・東京新聞社説」(5月14日)批判(1)――「まるで絶対王政=絶対天皇制の時代にでもワープしたかのような信じられない法律案を東京新聞は支持する
・東京新聞社説「日本の平和主義 9条の精神を壊すな」(5月15日)批判(2)
・NHKは沖縄が本土に復帰してから45年になるのにあわせて世論調査を行った。沖縄の「屈辱の日」はまだ続いている、と見るべきだろう。
・醍醐聰さん(東大名誉教授)と豊島耕一さん(佐賀大名誉教授)の「在沖米軍基地引き取り」反対論再掲――「本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会」代表の里村和歌子さんの論に即して
キョウ かねひらしげき2

Blog「みずき」:この金平茂紀さん(TBS「報道特集」メインキャスター)の元共同通信記者の松尾文夫氏の日本記者クラブ賞受賞を「壮挙!!」とする称賛はまったく当たらないのではないか。金平さんのFBにコメントを寄せている人たちの論もまったく的を外した見当違いのものです。 

共同通信発の報道によれば、松尾氏の日本記者クラブ賞受賞の理由は以下のようなものでした。

『日本記者クラブは28日、ジャーナリストの松尾文夫氏(83)に2017年度の日本記者クラブ賞を贈ると発表した。富山県のチューリップテレビ報道制作局政務活動費取材チームと歴史研究家の森重昭氏(80)に特別賞を贈る。贈賞式は5月29日。松尾氏は共同通信記者時代から米国報道に取り組み、日米首脳が被爆地広島とハワイ真珠湾を訪問することで真の戦後和解が生まれると訴えてきた。提言通り、昨年5月にオバマ大統領(当時)の広島訪問、同12月に安倍晋三首相の真珠湾訪問が実現した。 日本記者クラブ賞は1972年創設、ジャーナリズムの信用と権威を高めたジャーナリストに贈られる。(共同)』 (毎日新聞 2017年4月28日)

松尾文夫氏が共同通信記者時代から「日米首脳が被爆地広島とハワイ真珠湾を訪問することで真の戦後和解が生まれると訴えてきた」のだとしても、その松尾氏の訴えが実ってオバマの広島訪問が実現し、安倍晋三の真珠湾訪問が実現したというわけではないでしょう。松尾氏の日本記者クラブ賞受賞の理由には論理の飛躍があります。

また、オバマの広島訪問は、「人類史上最も重大な犯罪の一つである原爆無差別大量殺戮に対して71年過ぎてもその加害責任を認めようとしない米国大統領を、被害国のペテン師的な首相の肝入りで大歓迎するという愚行をおかした」ものでしかなく(吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸ブログ 2016年9月10日)、安倍晋三の真珠湾訪問も、「トランプ氏に媚びを売り、日米軍事同盟のいっそうの強化を図るため」のものでしかありませんでした(「アリの一言」ブログ 2016年12月6日)。

金平さん。あなたは「現役のジャーナリストの中では最も左派のジャーナリスト」などと評価されているようですが、私は、あなたのジャーナリストとしての見識に大いに疑問を持ちます。そのことをお伝えしておきます。


【山中人間話目次】
・この金平茂紀さんの元共同通信記者の松尾文夫氏の日本記者クラブ賞受賞を「壮挙!!」とする称賛はまったく当たらないのではないか
・辺見庸が特別なのではない。ここで云われているのはふつうの人、ふつうの市井の人が持つふつうの感覚の怒りの言葉というべきだろう
・今朝も、朝鮮をめぐる事態が時々刻々と報道されている。トランプ、金正恩、安倍――と「先の読めない」政治家たちに、哀しくも、命運が握られているだけに、事態は予断を許さない
・「朝鮮半島で挑発行為を先に仕掛けているのはトランプ政権である」という鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)の具体的な考証
・【北朝鮮情勢】サイバー攻撃で実験妨害か 米軍、北朝鮮ミサイル標的
・藤原帰一さん(東大教授、国際政治学)のトランプ政権の朝鮮(北朝鮮)への軍事的圧力(瀬戸際政策)に対する見方
キョウ パノプティコン6

Blog「みずき」:私が否定的に評価する朝日新聞の「1強-第2部 パノプティコンの住人」という連載記事を水島朝穂さん(早大教授、憲法学)は「2017年4月18日付1面から始まった『1強、パノプティコンの住人』の連載はなかなか読ませる」と私とは逆に肯定的に評価しています(ただし、「日本のメディア(特にテレビ)の政権批判は鈍く、森友学園問題はほとんど取り上げられなくなった」という状況の中での相対評価としてではあります)。

水島さんと私のこの朝日新聞記事の評価の違いは、つまるところいわゆる「文春砲」をメディアを代表する記事であるかのようにみなす朝日新聞記者への違和感の相違ということになるでしょう。「極右の首相が草の根の支持をかなり受けているという、これほどばかげた時代」(太田昌国FB 2017年4月15日)を象徴するメディアの根腐れ状況を示す端的な事例として私は朝日新聞記者の「文春砲」評価を見ますが、水島さんにはその視点がない。その違いだと思います。しかし、この違いは、共産党が提唱している「野党共闘」や水島さん自身が所属している「学者の会」評価の問題とも絡んできます。私との認識の重要な違いです。


【山中人間話目次】
・私が否定的に評価する朝日新聞の「1強-第2部 パノプティコンの住人」という連載記事を水島朝穂さん(早大教授、憲法学)は肯定的に評価する
・朝日新聞「1強-第2部 パノプティコンの住人」(1~4)は昨日の第5回目をもって連載は終了した
・質問文に「テロ」という言葉があるかどうかで「共謀罪」に関する世論調査結果の賛否が大きく異なってくる、という朝日新聞記事の指摘
・これが正常な、というかふつうの安倍内閣評価。本土の世論調査結果の方が大異常というべきものです
朝日新聞が政治的な意味での自民党・安倍1強体制を「パノプティコン」(権力者による全展望監視システム)という 概念を使って読み解こうとする連載を開始しました。私には安倍に監視されるというシチュエーションそのものが、「極右の首相が草の根の支持をかなり受けているという、これほどばかげた時代」をメディアとしての批評の眼を透過させないままにあたかも絶対値であるかのように無条件に前提しているようで大いなる違和感があるのですが、さて、どこまでそのパノプティコン現象の本質に迫りうるか。連載中のことゆえ軽々に結論を下すのも誤解になりかねませんので期待はしていませんが一応注視はしてみることにします。今回はその1として連載の(1)から(4)までをコピー・アンド・ペーストしておきます。記事評は当然連載終了後のことになります。

■(1強・第2部)パノプティコンの住人:1
キョウ パノプティコンの住人1
キョウ パノプティコンの住人1の1 
キョウ あさひしんぶん5
朝日新聞は総理の懐刀に屈した?

Blog「みずき」:ここに記されている「事件」の本質は、やはりメディアのゆきつくところまでの退廃とジャーナリストのまたゆきつくところまでの頽廃と言うべきでしょう。

おそらく私がS記者の立場であったなら、もちろん決して威張るようなことではありませんが、私を個室ブースに呼び出した番記者2人をぶん殴っていたでしょう。私には高校時代に「ここで誤まったら、(私の退学処分を決定した)職員会議の決定を取り消してやる」と寛大ぶる校長を「職員会議で教師のみんなが決めた決定をあなたひとりの恣意で反故にしていいのか」と怒鳴りつけ、結局退学処分になった前科があり、私より年下の社長が私を君呼ばわりするので「お前には礼節というものがないのか」とやはり怒鳴りつけ、当時1500万円相当の年収をフイにした等々の前科もあります。しかし、短気は損気とはこういうことをいうのでしょう。いまになって身に沁みます。しかし、それでも私はメディアとそのメディアに勤めるジャーナリストの頽廃を許せない。おそらく私なら番記者2人をぶん殴る。

『今年1月、S記者は某新聞社とテレビ局の番記者2人に「ちょっと話があるから来てほしい」と呼び出されたという。場所は官邸の記者会見場の中にある、各テレビ局の個室ブースだった。そして2人はS記者にこう告げたのだという。「君が来ると今井さんが対応してくれないから、もう来ないでくれる? その代わり、(今井氏とのやり取りを記した)メモは回すからさ」S記者はショックを受けたという。「Sはそれ以来、意気消沈して夜回りをやめてしまいました。上司も、これ以上は辛いだろうと4月から別の記者に交代した。すると、今井さんは朝日にも対応するようになり、他社もそれを見てホッとしたそうです。結局、ウチも含め、みんな今井さんの言いなりになってしまったということです」』


【山中人間話目次】
・ここに記されている「事件」の本質は、やはりメディアのゆきつくところまでの退廃とジャーナリストのまたゆきつくところまでの頽廃と言うべきでしょう
・目取真俊さん(作家)の警鐘――辺野古の海の埋め立てに関して、私たちはいま取り返し不能の地点(ポイント・オブ・ノーリターン)に立たされています
・仲宗根勇さん(沖縄在住、元裁判官)の応答―― もし当選した場合は、「オール沖縄」だけの力でなく、それにその批判的な「リベラル・左翼=バネ」が働いた結果だとあらかじめ宣言しておく
・仲松典子さんの「県民投票に利はない」という論。同感です
・小倉利丸さんのテロの脅威を煽る国連テロ対策委員会事務局上級法務官・高須司江発言批判
・ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ
キョウ あべととらんぷ

Blog「みずき」:毎日新聞編集局編集委員の伊藤智永は先週に引き続いて安倍提灯記事を「サンデー毎日」(3月19日号)に次のように書きます(なお、先週の伊藤の記事の私の評価についてはこちらをご参照ください)。

「昨年12月の日露首脳会談といい、2月初旬の日米首脳会談といい、国際秩序の歴史的な構造大転換を、ここまで日本は相当大胆かつ巧妙に乗り越えつつある。日本としては稀(まれ)な長期政権の経験と実績を重ねたリーダーの存在と資質なしに、それは到底なし得なかった――。そうした英雄気分も交じった自負心が、最近の安倍晋三首相には強い」、と。

伊藤のこのレトリックはなにか? 「温泉宿泊会談」「ゴルフ友達会談」などと多くのジャーナリストから揶揄さえされてなんの成果もあげえなかった昨年末の安倍・プーチン会談や2月初旬の安倍・トランプ会談を「国際秩序の歴史的な構造大転換」「長期政権の経験と実績を重ねたリーダー」などと持ち上げ、安倍を礼賛する。そして、その礼賛を礼賛のように見せかけないために「そうした英雄気分も交じった自負心が、最近の安倍晋三首相には強い」とその礼賛は安倍自身の自負心の説明であるかのような文章にする。おのれのしていることをさもおのれのしたことではないように見せかける卑怯、卑劣なレトリックいうほかない一文です。伊藤に提灯屋の資質は認めても、ジャーナリストの資質を認めることはできないでしょう。それが毎日新聞の編集局編集委員さまです。世も末とはこういうことをいうのでしょう。私としてはこれ以上とても彼の文章につきあうつもりはありません。


【山中人間話目次】
・伊藤智永毎日新聞編集局編集委員の安倍提灯記事第2弾を糾す
・朝日新聞よ、過労死レベルの残業を労働者に強要する労働基準法改悪を「長時間労働を改めていく一歩には違いない」とはなにか
・1人の議員の思想・信条の自由を圧殺する宮古島市議会の多数の暴挙に抗議する
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)の「天皇の退位」に関する衆参両院正副議長の「とりまとめ」に関する論説の中で言及している原武史さんの朝日新聞インタビュー記事
・地元名護漁協の一部漁業権放棄をめぐる漁業法の専門家の熊本一規明治学院大学教授の論証
キョウ あべ8
安倍・トランプ会談の一景

Blog「みずき」:毎日新聞編集委員の伊藤智永については先日も書いたばかりです。伊藤智永の「1強栄えて吏道廃れる」という記事には「政権批判を抽象的にして見せるだけで、外国メディアからさえ「右翼ナショナリスト」(ニューヨーク・タイムズ 2013年1月2日)と指弾される安倍首相を日本のジャーナリズムとして弾劾しようとする姿勢は微塵も見られません。「1強栄えて吏道廃れる」というよりも「1強栄えて報道廃れる」というべきではないのか。こうしたコラム記事にジャーナリズム精神の崩壊を見る思いがするのは私だけのことか?」、と。

上記記事を書いたときには私は伊藤智永という毎日新聞の記者について知見はまったくありませんでした。しかし、サンデー毎日に掲載されたという「安倍首相:新ナショナリズムの正体! 「森友学園」問題と「世界のアベ」を解読」という記事を読むにいたって伊藤智永という記者は同じく同紙特別編集委員の山田孝男と同様に安倍自民党右派政権を支持する「右翼」の眼を持った「異能」記者と断ぜざるをえません。ここでも伊藤は次のように言います。「『森友学園』問題に『世界のアベ』が苛立っている」、と。「でんでんむしむし(云々無知無恥)」首相の安倍を「世界のアベ」と賞賛するにいたっては開いた口がふさがりません。ここにあるのは「ジャーナリズムの崩壊」精神以外のなにものでもないでしょう。

一昨日の山田孝男を批判する「今日の言葉」で私は「先月27日の内閣記者会加盟報道各社のキャップを集めた中国料理店『赤坂飯店』での安倍を囲んだ会食ではおそらく安倍の提灯記事を誰が書くのが効果的かということが酒席の作戦会議の議題にもなっているはずだ」とも
書いておきました

まず山田孝男が先陣を切って安倍礼賛の提灯記事を発表したのですが、その第2陣の役割を負ったのが伊藤智永であったと断定しておいてよいでしょう。毎日は優秀な安倍礼賛論者を2人も輩出するという栄誉を獲得しました。毎日の誉れ、これに尽きることはない、というところでしょうか。笑止。しかし、「笑止」はさらに続く模様です。目も当てられないメディアの惨状です。

【山中人間話目次】
・毎日新聞編集委員の伊藤智永のジャーナリストとしての崩壊 ――でんでんむしむし(云々無知無恥)」首相の安倍を「「世界のアベ」と礼賛
・豊島耕一さん(佐賀大学名誉教授)の一昨日発表された日本学術会議の「軍事的安全保障研究に関する声明(案)」の問題点を剔抉した重要な指摘
・【辺野古 ただちに埋立承認撤回を】(下)県民投票にメリットなし 新基地阻止は知事権限で-乗松聡子 沖縄タイムス
・「左翼の劣化と暴力化」が現前化している事例
・金光翔さんに誤解を生じさせることになった昨日の私の記事について
キョウ あべ7
報道各社キャップ「安倍防衛」作戦会議?

Blog「みずき」:この山田孝男(毎日新聞特別編集委員)の「風知草」の文章は「幸せな土地、薄幸な土地というものはある」という文学的なプロローグから始まっている。しかし、その文学的なプロローグはラスト・センテンスの「首相は森友優遇の意図はないという。当然だ。首相がめざす<保守政治>の理想は、学園が振り付けるような浅薄、非常識なものではないと、もっと力強く言ってもらいたい」という安倍弁護のための政治的な一文に収斂する。さすがかつて「小泉純一郎の『原発ゼロ』」という一文で日本記者クラブ賞を受賞したコラムニストの見事な芸だ。同文章の大半を占めているそれまでの大阪府豊中市野田町1501番(森友学園購入地)の土地の変遷の経緯に関する文章はこの政治的な結論としてのエンディングの文章とはなんの脈絡もない。笑止。

この点について朝日新聞記者の上丸洋一‏さんは以下のような
ツイートを発信している。すなわち、安倍晋三と森友学園問題を切り離そうとする動き(報道)に欺かれてはならない、という指摘でしょう。同感。「6日毎日新聞・山田孝男記者のコラム「首相は森友優遇の意図はないという。当然だ。首相がめざす〈保守政治〉の理想は、学園が振り付けるような浅薄、非常識なものではないと、もっと力強く言ってもらいたい」首相を森友からひきはがして、首相は森友とは別だと主張した最初の記事かもしれない。」

山田孝男がずいぶん前からの安倍の「スシトモ」であることは以下の朝日新聞の
首相動静からも確認できる。先月27日の内閣記者会加盟報道各社のキャップを集めた中国料理店「赤坂飯店」での安倍を囲んだ会食ではおそらく安倍の提灯記事を誰が書くのが効果的かということが酒席の作戦会議の議題にもなっているはずだ。

「【午後】7時22分、東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」。石川一郎・BSジャパン社長、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、粕谷賢之・日本テレビ解説委員長、島田敏男・NHK解説副委員長、曽我豪・朝日新聞編集委員、田崎史郎・時事通信特別解説委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員と食事。」(朝日新聞「首相動静」2016年12月20日)

【山中人間話目次】
・この山田孝男の「風知草」の文章は文学的なプロローグから始まり、安倍弁護のための政治的なエンディングの文章に収斂する。
・この澤藤統一郎さん(弁護士)の認識は「まずはじめに米韓合同軍事演習ありき」という現実を遮蔽する役割しか果たさない
・米韓合同軍事演習は「挑発」とは呼ばれず、DPRKによるミサイル実験だけが「挑発」と呼ばれるのは公平でも科学的でもない
・「一刻も早い野間氏アカウントの凍結解除をもとめる」という鹿砦社特別取材班の声明は明らかに誤っている
・朴槿恵退陣の日は近い――特別検察官、朴氏ら42億円収賄と断定
・トランプの危険性、すなわち、排外主義思想はいささかも変化していない――入国禁止に新たな米大統領令
キョウ きょうぼうざい3

Blog「みずき」:このようなNHKの世論調査をジャーナリズムの世論調査というべきでしょうか? 「テロ等準備罪」の新設を必要と思うかどうかという世論調査をしたところ「必要46% 必要でない14%」という回答を得たというのです。その世論調査の結果が正当な手法を通じて行われたものであれば、その結果はそれぞれの主張の相違を超えて尊重されなければならないでしょう。しかし、今回のNHKの世論調査の「政府が組織的なテロや犯罪を防ぐため、「共謀罪」の構成要件を厳しくして「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法の改正案を今の国会に提出する方針であることをめぐり、こうした法整備が必要だと思うか」という質問項目は明らかに誘導的です。「組織的なテロや犯罪を防ぐため」という法改正の理由を前段に置かれて、その上で「あなたは法改正に賛成ですか、反対ですか」と問われて、テロや犯罪は誰でも防ぎたいものですから、その法改正の理由を上回る別の否定的情報を持っていない以上、同法改正に異を唱える者はいないといってよいでしょう。したがって、メディアとしては、法改正の是非を問うのであれば、政府側の法改正の理由とともに同法案の問題点をも列挙して法改正の適否を聞くのが筋であり、正当な手法というべきものです。今回のNHKの世論調査はその筋を完全に外しています。そのNHKの手法を私は正当なものとはみなせません。「テロ等準備罪 必要46% 必要でない14%」という今回のNHK世論調査の結果は無為の情報というべきものです。

【山中人間話目次】
・NHK世論調査の世論操作
・澤藤統一郎さん(弁護士)の「法学セミナー」2017年2月号の天皇の生前退位問題に関するにおける横田耕一さん(九州大学名誉教授)発言の要約的解説
・権力とは畢竟、人を殺す狂気の謂か
・日本ではマスコミが安倍・トランプ会談「大成功」と喝采し、支持率はNHKが58%、共同が62%。さすがにファシズムの国、日本
キョウ とうきょうしんぶん

Blog「みずき」:「kojitakenの日記」の「長谷川幸洋、開き直る」から最後の節の部分を引用します。重要な指摘です。

「ところで、私はずっと長谷川幸洋を批判してきたが、それでも気づいていながらつい最近まで書くのを遠慮してきたことがある(先日リテラが書いたので私も禁を破ったが)。それは、この間ついに書いたが、現在64歳の長谷川は数年前に定年に達し、以後嘱託社員として毎年おそらく1年契約で中日新聞社(東京新聞は中日新聞東京本社発行)に雇用されている人間だということだ。で、長谷川が「会社から『内示のようなもの』がある」というのは、私の憶測では、2017年4月から中日新聞社は長谷川と雇用契約を結ばない、という内示を受けたのではないか。おそらく単なる「論説副主幹」の地位剥奪にはとどまらないだろう。というより、普通の組織では、定年に達したのに肩書きがそれ以前のままであることは珍しい。新聞社でも毎日や朝日では「特別編集委員」(岸井成格や星浩など)になって、好き勝手なコラムを書いて顰蹙を買ったりするのが通例だ(星浩の精神の弛緩を感じさせるコラムなど実にひどかった)。だが、それらは一応は社論とは切り離した形の、功成り名遂げた記者の特権に過ぎない。それなのに、中日新聞社はこの嘱託社員に「論説副主幹」の椅子を与え続けてきた。これはある意味で、岸井成格を主筆に抜擢した毎日新聞社以上の破格の厚遇といえるだろう(もちろん右派の新聞社には読売のナベツネという超悪例があるが)。このことを重視したからこそ、長谷川幸洋は東京新聞(中日新聞)の異端に過ぎないという大方のリベラル諸氏の主張を私は首肯しなかったのだ。現在の長谷川幸洋の醜態は、2012年に東京新聞が紙面を挙げて日本未来の党を応援したことや、昨今極右にして新自由主義者の小池百合子を無批判に持ち上げていることなどとともに、まぎれもなく東京新聞(中日新聞)の体質の表れだと断定するゆえんである。これで万万一、長谷川幸洋が4月以降も中日新聞社の嘱託社員の座にとどまるとしたら、この新聞社の体質はもう本当にどうしようもないとしか言いようがない。同社にはせめてそこまでの恥を晒さないことを願う。」

【山中人間話目次】
・長谷川幸洋(東京新聞副論説主幹)、開き直る――「kojitakenの日記」から
・おそらく中国の現実とはこういうものであろうと思っていました――40時間休まず聴取、暴行… 中国、人権派弁護士に拷問:朝日新聞
・橋下徹という薄汚れた人物を徹底的に嫌悪するに足る判決書資料の紹介――「澤藤統一郎の憲法日記」から
・[辺野古から 博治さんへ]「沖縄は絶対諦めない」――沖縄タイムスほか3紙社説
・埋立工事開始!翁長知事はなぜ辺野古へ行かないのか――「アリの一言」から

キョウ トランプ
違いを超えて報道の自由を守る

Blog「みずき」:「今日の言葉」にいうしばしば右派・トランプ派とされるFOXニュースによるCNNの言論の自由擁護の弁とは次のようなものです。「我々はフォックスニュースでCNNの報道(の正否を)を確認することはできませんが、我々の見解は以下の通りです。CNNの記者はジャーナリストの規範に従っており、彼らだけでなく、他のどんなジャーナリストも、米国の次期大統領による誹謗中傷に屈してはなりません」。これが「普通のジャーナリズムです」と加藤哲郎さんは言っています。もちろん、その含意は、それに比してなんという日本のメディアのていたらくよ、というものでしょう。

【隣の芝生より、まずは足元を見つめよ】
もうすぐアメリカ合衆国第45代大統領・ドナルド・トランプの就任式です。でもこれまでのツイート政治と1月11日の選挙後初の記者会見を見れば、たとえ就任演説そのものは殊勝に無難にこなしても、トランプ政権の危険性に変わりはありません。99団体20万人が就任式におしかけ抗議デモをすること自体、前代未聞です。当面のポイントは、トランプが「偽ニュース」と罵倒したロシア政府が持っているという「不都合な個人情報」。一応ロシア政府も公式に否定しましたが、ハニートラップ等この種のインテリジェンス情報は、決定的な時に効果的に使われるのが常道。それも発表されるという意味ではなく、むしろ情報を握る側が重要な取引材料にするわけです。米ロ関係も米英関係も米中関係も霧の中、日本やメキシコは、そうした諜報戦に翻弄され、為替も株価も乱高下でしょう。名指しで質問拒否されたCNNはもちろん、米国メディアも世界も総批判。そのためこちらも重要な、トランプ次期大統領の利益相反問題は、かすんでしまいました。CNNの対極でしばしば右派・トランプ派とされるFOXニュースも、さすがに「我々はフォックスニュースでCNNの報道(の正否を)を確認することはできませんが、我々の見解は以下の通りです。CNNの記者はジャーナリストの規範に従っており、彼らだけでなく、他のどんなジャーナリストも、米国の次期大統領による誹謗中傷に屈してはなりません」ーーこれが、普通のジャーナリズムです。

「トランプ劇場」のおかげで、日本の新聞では小さく扱われた、外務省外交記録24冊の初公開。(略)「ポツダム宣言受諾関係」等一つ一つが重要です。 (略) でも、最も注目すべき今年の公文書公開についての報道は、1月2日の西日本新聞のスクープ「外務省が「核密約」非公開要請 米公文書で裏付け」という調査報道です。地方新聞記者のスクープのためか、琉球新報1月5日社説「核密約非公開要請 国民の「知る権利」に応えよ」以外は、共同・時事の配信報道も、大手メディアの後追い取材もないようですが、「日本の外務省が1987年、米政府に対し、核兵器の持ち込みに関する密約を含む50年代後半の日米安全保障条約改定交渉など、広範囲にわたる日米関係の米公文書の非公開を要請していたことが、西日本新聞が米情報自由法に基づき入手した米公文書で明らかになった。密約などについて米側は要請通り非公開としていた。米公文書公開への外務省の介入実態が判明したのは初めて」という、12日の外交文書公開の意味そのものを問い直しうる、重大な問題です。西日本新聞は、引き続きこれをおいかけているようですし、外務省公開についても「決定的証拠、安保理で賛同集めず 83年の大韓機撃墜事件」と独自の視点を示しており、今年の注目メディアです。
アメリカの「トランプ劇場」を、嗤うわけにはいきません。国境なき記者団の2016 年180か国「報道の自由ランキング」で、アメリカは41位と先進国では高いとはいえません(ドイツ16位、イギリス38位、フランス45位)。それでも韓国70位よりも低い、72位の日本から見れば、あのFOXによるCNNの言論の自由擁護のような健全性があります。しかも日本は、2010年最高位11位が、2012年22位、2013年53位、2014年59位、2015年61位から16年72位と、劇的な自由度後退です。いうまでもなく、アメリカの記者会見とは異なる記者クラブ制度に加え、秘密保護法など安倍内閣下で着々と進む情報統制、報道画一化を反映したものです。「安倍劇場」の裏では、大手メディアの有力幹部が首相を囲みほとんど毎月会食、それが大ニュースにならない国に、私たちは、くらしているのです。隣の芝生より、まずは足元を見つめよ、です。(加藤哲郎のネチズン・カレッジ 2017.1.15

【山中人間話目次】
・日民協(日本民主法律家協会)の新春の集いでの「トランプ現象」論を駁す。隣の芝生より、まずは足元を見つめよ
・トランプとpost-truth eraについて
・トランプのメディア攻撃の異常性について
・英国ガーディアン紙のトランプ批判。「偽ニュースだとわめき散らすことが事実の説明を回避するトランプの新しい戦略になった」
キョウ ほうどうとくしゅう

Blog「みずき」:「今日の言葉」で問題にしているTBS「報道特集」にメイン・ゲスト格で出演している保阪正康さんは元雑誌編集者で、同じく元雑誌編集者の半藤一利さんとともにいまいわゆるリベラル・左派陣営の間でもっとも人気のあるといってよい作家です。保阪さんがもともと保守の論客であったことは周知の事実ですが、いまはメディアからも左派政党からもまったくの「リベラル」の論客として遇される扱いを受けています。その保阪氏の決してリベラルとはいえない「反動」の本質を中嶋啓明さん(共同通信記者)は次のように記しています。鄭玹汀さんの2015年7月29日付けのFB記事から引用させていただこうと思います。「この間、気になるのが、ノンフィクション作家・保阪正康の言説だ。「昭和天皇実録」の公刊以来、保阪はその分析に精力を注いでいる。すでに何冊かの著作をものにし、『サンデー毎日』誌上では毎週、「昭和天皇実録 表と裏を視る」と題した連載を続けている。確かにこの分野で取材を重ねてきた“第一人者”の一人として、その分析には参考になる点があるのも事実だ。だが、その主張の基調は、「裕仁=平和主義者」論の再確認でしかない。軍部、陸軍にないがしろにされて軍事情報から遠ざけられ、その暴走に頭を痛めながらも立憲主義を貫いて、ひたすら平和を祈念し続けた裕仁。戦後一貫して強調され、裕仁死去の際には盛んに繰り返されたそんな主張を、ここに来て保阪はあらためて民衆意識の中により深く浸透させるための役割を、率先して買って出ているのだ」。そういう人の「明仁(平成天皇)=平和主義者」論を金平茂紀さんは共感的、肯定的に彼の番組で紹介しているのです。彼のリベラル性にも小さくないクエスチョンをつけざるをえません。

【TBS「報道特集」メイン・キャスター金平茂紀記者を批判する】
TBS「報道特集」の「
天皇陛下退位の是非」(2016年12月3日放送)を観てみました。同番組のメイン・キャスターの金平茂紀さんならではの天皇の政治的行為を禁じ ている憲法の条文を踏まえた上での鋭利な「天皇生前退位」論も聞けるのではないか、と多少の期待を抱いての視聴でしたが、私の期待は見事に裏切られました。金平茂紀さんももうひとりの番組キャスターの膳場貴子さんも番組のはじめから無条件に天皇を「陛下」(すでに解体されたはずの大日本帝国憲法の時代から続く臣民の言葉)と呼び、また、天皇の言葉を「お言葉」、「お気持ち」と呼び、その上で金平さんはさらに番組のメイン・ゲストの位置づけで取材し、番組にも登場したノンフィクション作家の保阪正康さんの「『8月のお言葉』は『第二の人間宣言』とでもいうべきではないか。つまり、象徴とは人間ではないかというそういう根源的な問いが陛下自身から発せられた。「年もとるし、病気もするし、体力も衰えるし」という生身の人間としての肉声が天皇から語られたということの意味の大きさを国民はきちんと受け止めなければならない」というコメントを自身の言葉を交えて共感的、肯定的に紹介すらしました。そこにはメディア、報道機関に厳に求められている「報道の中立・公平」の視点はまったくありません。すなわち、番組は、世間に流布する俗流の「天皇崇拝」言説に色取られ、終始したものでしかありませんでした。ここに私は金平茂紀というジャーナリストの「ニュース23」の先輩の筑紫哲也流にも届かないリベラリストとしての限界を見た思いがします。ジャーナリズム戦線というものがあるならば、その問題を改めて考え直さなければならない、という思いにも駆られました。(東本高志FB 2016年12月5日

【山中人間話目次】
・TBS「報道特集」メイン・キャスター金平茂紀記者を批判する
・水島朝穂さん(早大教授・憲法学)の「『壁』思考の再来――ベルリンから全世界へ?」(「今週の直言」2016年12月5日)抜粋
・「不可解な逆転有罪は日本版「司法取引」の先取り判決」という視点からの美濃加茂市長収賄事件名古屋高裁控訴審判決批判
・ヨーロッパと韓国のそれぞれのポピュリズムの風に対抗する
キョウ ふぃりぴん

Blog「みずき」:アメリカに対して対米自主独立を宣明したフィリピンのドウテルテ大統領は、今年6月の大統領就任からわずか4か月の間に3500人もの麻薬犯罪の容疑者を裁判にかけることなく処刑したかと思えば、強姦やジャーナリストの殺害を容認する発言を繰り返すなどの顔も持つ不可思議きわまる人物です。ロドリゴ・ドゥテルテという政治家は一体何者なのか。このドゥテルテという大統領の評価について日下渉さん(名古屋大学大学院国際開発研究科准教授)と神保哲生さん(ジャーナリスト)、宮台真司さん(社会学者)が鼎談している映像がこちらにあります。合わせて」ご参照ください。

【噴飯物でしかない朝日新聞社説の認識】
フィリピンの
ドウテルテ大統領の訪中結果に関して、日本政府の反応は想定の範囲内ですが、国内メディアの報道を見ていると失笑を禁じえません。「日本と一緒になって中国と対決してきたフィリピン」という先入主が日本のメディアには「動かすべからざる当然の前提」としてあったために、「オレは抜けるよ」という態度を明確にしたドウテルテの敢然とした行動は衝撃であり、対応が追いつかないのです。22日付の朝日新聞社説は、「中比首脳会談 「法の支配」を忘れるな」と題して、国際仲裁裁定を「封印」したドウテルテに対して、「裁判所の判決は効力を失っていない。中国が一方的に権利を唱える南シナ海は重要航路であり、どの国にも航行の自由が認められるべきことに変わりはない」とし、「日本が基軸とすべきは、あくまで「法の支配」など自由主義の価値観である」と主張しています。この指摘・主張は、安倍政権の取っている立場を無条件に受け入れたものですが、ここには次の重要な事実認識上の誤りがあり、噴飯物としか言えません。 一つは、仲裁裁定の中身をまったく弁えていないということです。仲裁裁定は、南シナ海の島礁はすべて、国連海洋法条約に基づいて排他的経済水域、大陸棚の権利を主張できる「島」ではない「岩」以下であると断定しました。この独断は、米英日などの海洋国家が依拠する現行海洋秩序を根底から損なうものです。この裁定の「効力」を承認するとすれば、例えば、沖ノ鳥島は排他的経済水域を主張できるはずがありません。そのことを朝日の論説委員氏は認識しているのでしょうか。

また、仲裁裁定は中国が主張する歴史的権利について、条約では認められていないと断定して退けました。しかし、条約は、「歴史的湾若しくは歴史的権原に関する紛争」について調停手続の適用から選択的に除外できる(
第298条1)と明確に定めています。中国は、英仏露等30ヵ国と同じく、この規定に基づく排除宣言を行っているのです。仲裁裁定が歴史的権利の存在を否定し、中国がこの規定に基づく排除宣言を行ったことをも無視しているのは、暴論以外の何ものでもありません。朝日新聞論説委員氏は仲裁裁定の内容を本当に読んでいるのでしょうか。本当に歴史的権利の存在を否定するならば、例えば日本が竹島及び北方4島に対して主張している権利も自ら取り下げなければなりません。もう一つの決定的誤りは、社説は中国が航行の自由を認めていないという断定に立っていることです。これまた極めて初歩的な事実誤認です。中国はくり返し、南シナ海(中国は「南海」といいます)における航行の自由があることを明らかにしています。確かにいわゆる「九段線」に関する「歴史的権利」は主張していますが、「九段線」内部における航行の自由を認めるということは、「九段線」そのものが国境をなすものではないことを間接的に認めているのです。

このように、日本のメディアの南シナ海問題に関する事実認識は日本政府の垂れ流す「事実」をそのまま鵜呑みにしたものであって、根底から間違っています。ましてや、仲裁裁定に法的効力があるとする安倍政権の強弁を鵜呑みにするというのは、「良識あるメディア」の風上にもおけないことです。(略)私たちはアメリカ発の「歪められた事実」によって誘導され、判断・認識を誤らせてしまっているのです。私たちがドウテルテ訪中から学びとるべきもっとも重要なポイントは正にここにあります。(略)対米自主独立を宣明したドウテルテに対してアメリカが不満を述べることがせいぜいで、なすすべがないという事実は、対米追随に徹して安穏としている日本に対する最大のアラーミング・ベルです。(
浅井基文のページ 2016.10.23

【山中人間話目次】
・信頼できる弁護士かどうかの問題について――澤藤統一郎弁護士の「漁協ファーストではなく、漁民ファーストでなければならない」という論を読んで
・ロドリゴ・ドゥテルテとは何者なのか-ビデオニュース・ドットコム
・若い2人の機動隊員の「土人・シナ人」発言はもちろん指弾されるべきですが、太田昌国さんや内海信彦さんのいう視点も欠かすことのできない視点です
・これは「怒りの報道」だと私は思う――報道特集:機動隊員土人発言 ヘリパッド建設の抗議続く沖縄高江~住民の本音 2016年10月22日放送
・都民1人当たり25万円の負担で東京五輪を開催しますか?――盛田常夫さん(在ブダペスト、経済学者)のアラーミング・ベル
・トランプの支持率が上昇し、ヒラリー・クリントンに4ポイント差まで迫るというロイターの報道
キョウ つきじいちば
築地市場

Blog「みずき」:豊洲移転問題に関して小池新東京都知事の手腕を評価するリベラルは少なくないようです。たとえばジャーナリストの高世仁さんは小池新知事を次のように評価しています。「午後の仕事中、テレビに目を向けると都知事の所信表明が生中継されていた。自分の言葉で、分かりやすく、しかも堂々と訴える知事に、ヤジも全く飛ばない。選挙前、あれだけ小池百合子氏を攻撃していた自民党もシンとしている。オリンピック会場の大幅見直しという思いきった策も打ち出した。大したものだ。状況が彼女に舞台を用意したということだろうか。まさに小池劇場が華々しく幕開けした。大衆の要求に応えつつ、分かりやすい政治をやるというのは、支持勢力が圧倒的少数の議会におけるポピュリスト首長の良いところなのだろう。都民の小池支持率はたぶん8割くらいになっているのではないか」。こうした小池評価は石原以来の東京都のポピュリズム政治の「黒い闇」の部分をことさらに無視する、あるいは見ない軽佻浮薄の論だと私は思います。なぜ豊洲移転問題は生まれたのか。そのことひとつ見るだけでもポピュリズム政治の害悪の甚だしさは明白でしょう。いま小池にスポットが当たっているようでも、そう遠くない時期に小池は必ずポピュリズム政治家としての本領を発揮、すなわち、ボロを出します。石原も、猪木も、桝添もそうではありませんでしたか。小池だけが例外であるはずはありません。もっと見る目を鍛えてもらいたいものです。

【豊洲移転問題は一人の民主党都議の「裏切り」から始まった】
前回論じた
東京都庁の「伏魔殿」、ヒラリーにあやかりたいらしい小池知事の強い指示にもかかわらず、豊洲市場移転問題の設計変更問題で出てきた内部の報告書は、だれが、いつ、どのような権限で決めたかはわからない、灰色のファイル。わかったことは、「食の安全・安心」よりも「コストと工期」という「空気」が優先されていたという、予想通りの 無責任。なぜ東京ガスから 豊洲の汚染地を高価格で購入することになったのか、という事の始まりまで遡って、暗雲を晴らしていきたいものです。 もっともその先頭にたつべき東京都議会では、豊洲移転をストップできる可能 性のあった2009年都議会議員選挙民主党大勝のさい当選した一人の民主党都議が、11年3.11直前、何者かに動かされ見返りを約束されて移転賛成派に「転向」石原独裁知事・都議会自民党のドンが作った流れを、反転させることができませんでした。無責任都政に翻弄されてきた、築地の業者の皆さんと消費者のためにも、調査ジャーナリズムと市民の出番です。富山市から全国に波及しつつある、地方議会議員の政務活動費横領、領収書改竄・白紙領収書問題も、市民とメディアの追究によるものでした。歴代都知事と都庁官僚制の政策過程を疑い、東京都議会議員の一人一人を徹底的に洗った「築地から豊洲への政治学」を、若い政治学者に期待します。東京都の伏魔殿失態やオリンピック競技会場問題で目立たなくなっているが重要なのは、両院改憲勢力多数を占めての初の国会論議。安倍首相の所信表明演説の台本に「拍手」「水を飲む」とト書き、「表す」に「あらわす」のふりがなつきで、「海上保安庁・警察・自衛隊」(アルチュセールのいう「国家暴力の抑圧装置」!)に感謝のスタンディング・オベーション。ドイツ「ワイマールの教訓」を知る人には、衝撃的!野党の代表質問はパッとしませんでしたが、首相の秘蔵っ子・稲田防衛大臣への集中質問は、意味があります。「日本独自の核保有」、戦没者追悼式欠席、南スーダンPKOばかりでなく、夫名義の軍事産業株保有、それに富山市議そっくりの「同じ筆跡の領収書」26枚520万円 政治資金疑惑 もあります。野党は徹底的に追究して、与党のTPP国会、改憲準備国会へのペースを、乱してもらいたいものです。それでなくても、日経新聞さえかつて危惧した「いつか来た道」を歩みはじめているのですから。(加藤哲郎のネチズン・カレッジ 2016.10.1

【山中人間話目次】
・澤藤統一郎さんの「天皇の生前退位発言」に関する「国民主権」と「民主主義」の原則に立ったまっとうな論。しかし、「リベラルと思しき言論人」とは誰のことか?
・原武史(放送大学教授・日本政治思想史)の弁明は詭弁というべきではないのか
・池澤夏樹〈編〉『日本語のために』への違和感
・ろくでなし子としばき隊の件-金光翔「私にも話させて」
・辺野古判決に関する本土メディアのひとりの記者の感想
・さいたま地裁ワンセグ判決の功罪-醍醐聰のブログ 
・DMZ(韓国非武装地帯)国際ドキュメンタリー映画祭」(1)-土井敏邦Webコラム