キョウ あべしんぞう

Blog「みずき」:「なぜ改憲勢力がこれほどまでに大勢を占めるようになったのだろう。その答えを日本の政界の動きと世界的な潮流から解説するのは、「右傾化する日本政治」などの著書がある上智大の中野晃一教授(政治学)だ。まず日本の政界について語る。「四半世紀前の(小選挙区比例代表並立制を導入した)政治改革から始まり、構造改革、郵政民営化改革など、この国ではずっと改革ブームが続いています。政治とは改革をするものであり、改革を語れない政治家は守旧派と見なされる。その流れの中で憲法も語られ『改革イコール改憲』とされる一方、護憲派は旧態依然としているというレッテルを貼られてしまうのが現状です」と指摘する。 」(毎日新聞 2017年9月19日 東京夕刊)

中野晃一さん(日本共産党の代表的なシンパサイザー。おそらく日本共産党員)は「政治とは改革をするものであり、改革を語れない政治家は守旧派と見なされる。その流れの中で憲法も語られ『改革イコール改憲』とされる一方、護憲派は旧態依然としているというレッテルを貼られてしまうのが現状です」と言う。なるほど。その流れに乗り遅れてはいけない、という「危機感」から日本共産党も「新9条論」(改憲論)を擁護しているわけですね。安倍改憲反対の旗を掲げる勢力が別の改憲論(実態は同じです)を唱える。不思議な光景です。あなたたち自身が「改憲勢力」になっているのです。中野晃一さんの論にはその肝心要の分析がすっぽりと抜け落ちている。私に言わせれば論の体をなしていないのです。


【山中人間話目次】
・安倍改憲反対の旗を掲げる勢力が別の改憲論を唱える。不思議な光景です。あなたたち自身が「改憲勢力」になっているのです。中野晃一さんの論にはその肝心要の分析がすっぽりと抜け落ちている
・国会冒頭解散が確実視される政治情勢の中で安倍晋三は強気に9条改憲を選挙の争点にする構えを見せています
・渡辺治(一橋大学名誉教授)が「天皇制」論に関して「論壇で活躍している憲法学者たちをなでぎり」にしているという――原武史(放送大学教授・政治思想史)書評から
・原武史(放送大学教授・政治思想史)の書評(『平成の天皇制とは何か 制度と個人のはざまで』『生前退位―天皇制廃止―共和制日本へ』)
キョウ とらんぷ14
「北朝鮮を完全破壊するほか選択肢ない」

Blog「みずき」:きょうから国連総会で各国首脳の演説が始まる。アメリカ大統領のトランプは同総会で初めて演説し、核やミサイルの開発を加速させる「北朝鮮」に対し、圧力を強めるため各国に協力を求める見通しだという。だが、「アメリカは大規模な米韓合同軍事演習を毎年展開し、さらに斬首作戦を公然と唱えて、北朝鮮を抑えようとしてきたが、なんにも効果はなかった。北は依然核実験とミサイル発射で対抗している」という現実を直視するべきだろう。「イラクやリビアの政権がアメリカの手によって潰されたとき、サダム・フセインは絞殺され、哀れにもその一族も殺された。カダフィは銃撃戦の末捕えられ惨殺された。北朝鮮の金氏集団がこれを避けようとするのは自然のなりゆきだ」(阿部治平「リベラル21」2017.09.15)。国連は効果のないことに手を貸すことを一切やめて対話の道を探ることをそれぞれトランプと朝鮮(北朝鮮)に進言するべきだろう。それこそが国連の役割ではないか。

【山中人間話目次】
・国連は効果のないことに手を貸すことを一切やめて対話の道を探ることをそれぞれトランプと朝鮮(北朝鮮)に進言するべきだろう。それこそが国連の役割ではないか
・米国のジャーナリスト、ティム・ショロックの「北朝鮮との外交は可能」という論――乗松聡子さん(カナダ在住、「ジャパンフォーカス」エディター)主宰の「Peace Philosophy Centre」ブログから
・田中利幸さん(歴史評論家。メルボルン在住)の戦後民主主義者としての理念と信念がとてもよく伝わってくる文章です――「ヤマザキ、天皇を撃て!」:奥崎謙三の「憲法第1章無効論」再考
キョウ じえいたい

Blog「みずき」:伊藤真さん(弁護士)も金平茂紀さん(ジャーナリスト)も「新9条論」反対論者だと認識していますが、いまひとつ立ち位置が明確ではありませんね。コーディネーターの梓澤和幸さん(弁護士、NPJ代表)はNPJ(弁護士らでつくる電子メディア)の仲間内に新9条論者を多く抱え、さらに立ち位置が明確ではありません。「新9条論(改憲論)」の危険性に切り込むことなくして安倍改憲論を本質的に批判することはできないでしょう。本勉強会で「新9条論(改憲論)」の問題性の議論を決してスルーするようなことはあってはならないでしょう。伊藤真さんと金平茂紀さんはこの件に関してもっと自らの立ち位置を明確にして議論に臨むべきです。

東京革新懇代表、すなわち、代表的な共産党シンパサイザーの五十嵐仁さん(元法大教授)の「『安倍9条改憲NO!』というのは改憲や9条の変更一般に反対するのではなく、それには賛成する人であっても安倍首相が今行おうとしている9条の改憲には反対だという趣旨(安倍晋三の9条改憲には反対だが、たとえば前原誠司のそれならOKという主張)」「一般の改憲と安部首相が現在進めようとしている9条改憲とは、どこがどう違うのでしょうか。ここで書き込まれる自衛隊は以前の自衛隊ではなく、2015年9月19日に成立した安保法によって変質し、集団的自衛権の行使が一部容認された自衛隊だということです(安保法成立以前の自衛隊を認めることはOKという主張)」(五十嵐仁の転成仁語 2017年9月14日)などという「新9条論」擁護の主張を容認するようなことはあってはならないでしょう。

【山中人間話目次】
・伊藤真さん(弁護士)も金平茂紀さん(ジャーナリスト)も「新9条論」反対論者だと認識していますが、いまひとつ立ち位置が明確ではありませんね。コーディネーターの梓澤和幸さん(弁護士、NPJ代表)はさらに立ち位置が明確ではありません
・今月28日に臨時国会召集。冒頭解散。衆院選挙は来月10日公示、22日投票の流れがほぼ確定したという
・Jアラート作戦余話――安倍内閣のJアラート作戦という愚策と共謀者としてのメディアの責任
・原武史(政治学者)の古井由吉『半自叙伝』(河出文庫、2017年2月)評
キョウ やなぎみさと

Blog「みずき」:原武史(政治学者)の柳美里著『JR上野駅公園口』(河出文庫、2017年2月)の書評が目についた。書評される側の柳美里はいまこの小説の舞台となった福島県八沢村(現・南相馬市)に住んでいる。

原の書評は次のようなものだ。

『その男の人生に、天皇や皇后は大きな影を落としていた。そもそも生まれたのが現天皇と同じ昭和8年。妻の名は貞明皇后の名と同じ漢字の節子。息子が生まれた日は、現皇太子と同じ昭和35年2月23日だった。男は、常磐線の鹿島という駅に近い福島県八沢(やさわ)村(現・南相馬市)に住んでいた。昭和22年8月5日、天皇を乗せた列車が鹿島の隣の原ノ町駅に停(と)まったとき、天皇陛下万歳を叫んだ2万5千人のなかに、その男もいた。東京オリンピック前年の昭和38年12月27日、男は出稼ぎのため、常磐線に乗って上京した。昭和天皇が皇太子時代に狙撃された虎ノ門事件から40年目の日であった。それから息子が死に、妻が死んだ。帰郷していた男は、孫娘に面倒をかけるのが耐えられなくなり、再び上京して上野恩賜公園でホームレスになる。平成18年11月20日、現天皇と現皇后が上野の日本学士院を訪れるのに先立ち、「山狩り」が行われた。ホームレスの暮らす「コヤ」が立ち退きを迫られたのだ。男は、自分と同じ年齢の天皇が皇后と車に乗り、手を振っているのを見て、反射的に手を振り返す。その瞬間よみがえったのは、昭和天皇を原ノ町駅で迎えたときの光景であった。天皇、皇后が外出することを行幸啓という。行幸啓は、明治から敗戦までの天皇制を継承するものだ。民主主義という名目のもと、ふだんは見えない天皇制の権力が露出するとき、その権力は本書の主人公のような、排除される側の人々すらも熱狂の渦に巻き込んでゆくのだ。そしてあの震災が起こる。故郷は津波にのまれ、男は帰るべきところを失う。東京オリンピックの開会を宣言する昭和天皇の声が男の胸に迫る。男にとって、天皇制の呪縛から逃れるには、もはや命を絶つことしか残されていなかった。暗く重い余韻がいつまでも消えない小説である。』


【山中人間話目次】
・原武史(政治学者)の柳美里著『JR上野駅公園口』(河出文庫、2017年2月)の書評――その男の人生に、天皇や皇后は大きな影を落としていた
・「君逝くか遠き彼岸の道なるを」という標題の下にある「(比紗)」の意味がわからなかった――太田昌国さんの大道寺将司君への惜別の歌
・倉田秀也防衛大教授の「つくられた北朝鮮危機」の分析はたしかに「非常に冷徹でリアル」ですね
・ZEDさん(「Super Games Work Shop Entertainment」主宰者)訳の韓国の作家金甲洙氏のコラム「荒波の太平洋」を予告する国連対朝制裁案通過――朝鮮の「挑発」なのか、強大国の「蛮行」なのか」
・しかし、これは大衆というものではない。人の弱みにつけこむ単なるゴロでしかない――ロヒンギャからの「ぼったくり」横行、通常の200倍の渡し賃
キョウ あさひしんぶん7

Blog「みずき」:この朝日新聞の社説には同社説の筆者(論説委員)の「怒り」が感じられます。冗語のない畳みかけるような断定調の一文一文のつらなりからその怒りは伝わってきます。朝日新聞記者魂は滅んでいなかった、とやや安堵しました。やや安堵したと言っているだけですから、ことさら褒めているわけではありません。日頃同紙にいかに絶望しているか、ということもおわかりいただきたいと思います。しかし、久しぶりに朝日新聞記者のジャーナリスト魂を見ました。今後、この調子で、私のメディア不信、朝日新聞不信を払拭していただくためにもさらに安倍政治筆誅の胸のすくような記事をスクープ(特ダネを意味しているのではありません。あくまでも「胸のすくような」の意です)していただきたいものです。


【山中人間話目次】
・この朝日新聞の社説には同社説の筆者(論説委員)の「怒り」が感じられます。冗語のない畳みかけるような断定調の一文一文のつらなりからその怒りは伝わってきます
・阿部治平さんの「効目のない国連決議、危機を深める安倍従属外交」という論。私がいままで読みえた米朝間の核戦争危機の現状分析と戦争回避論の中でももっとも現実的で説得力のある論(提言)でした
・慶煕大学校教授の金民雄さんのムン・ジェイン大統領への批判的提言――このような本質的な問題提起が広く市民の間で議論され、共有化され、大統領に決断を迫るということは、実は、キャンドル革命の精神ではなかったのか
・これだけの疑惑(ブラジル司法当局は「事実」と断定している)があって、世界的にも大問題になっている以上、東京五輪はいまからでも即座に中止の決断をするべきでしょう
キョウ きょうさんとう26

Blog「みずき」:東京革新懇代表、すなわち、代表的な共産党シンパサイザーの五十嵐仁さん(元法大教授)は本日の自身のブログに「安倍9条改憲構想の危険性を直視しなければならない」という論を掲げ、そこで「前回のブログで「『安倍9条改憲NO!』というのは改憲や9条の変更一般に反対するのではなく、それには賛成する人であっても安倍首相が今行おうとしている9条の改憲には反対だ」という趣旨だ」と書いています。先に私はこうした主張について「要するに、安倍晋三の9条改憲には反対だが、前原誠司のそれならOKという意味不明な話」という批判があることを紹介しておきましたが、批判されるまでもなく自らそのことを認めて居直っているわけです。

さらに、では、「一般の改憲と安部首相が現在進めようとしている9条改憲とは、どこがどう違うのでしょうか」と自身で疑問点を設定した上でその答として「ここで書き込まれる自衛隊は以前の自衛隊ではなく、2015年9月19日に成立した安保法によって変質し、集団的自衛権の行使が一部容認された自衛隊だということです」と書いています。安保法成立以前の自衛隊を認めることはOKと言っているわけです。これは五十嵐さん個人の意見というより彼の東京革新懇代表という立場を考慮すれば現在の共産党中央の主張を反映している見方と見ていいでしょう。

共産党がいまのように変質する前の2000年の日本共産党第22回大会決議には「憲法9条にてらすならば、自衛隊が憲法違反の存在であることは、明らかである」。「憲法9条と自衛隊の現実との矛盾をどう解決するか。わが党は、改憲派がとなえるような自衛隊の現実にあわせて9条をとりはらうという方向での『解決』ではなく、世界史的にも先駆的意義をもつ9条の完全実施にむけて、憲法違反の現実を改革していくことこそ、政治の責任であると考える」と宣言されていました。 http://www.jcp.or.jp/jcp/22taikai/22th_ketugi_201125.html

共産党は往時(まっとうな主張をしていたとき)の主張にくらべてずいぶん遠いところまで来てしまったものです。

【山中人間話目次】
・共産党は往時(まっとうな主張をしていたとき)の主張にくらべてずいぶん遠いところまで来てしまったものです
・乗松聡子さん(Peace Philosophy Centre主宰者)の重要な運動側(高江ヘリパッド建設反対運動、山城さんたちの完全無罪を勝ち取る会)への問題提起
・「多くの裁判官もその毒に侵されている」。そのとおりです。ここに一片の裁判官の「良心」(憲法第76条)も見ることはできません。腐れきっている――「朝鮮学校生弁護団声明」を読んで
・さすがジャーナリスト(元NHK・ETVディレクター、ハーフリタイア)のtoriiyoshiki‏さん。なにが問題なのか。いかさま記事の多い産経新聞記事の問題点をズバッと指摘しています
・この琉球新報記事のポイントは1996年当時の米国防長官だったウィリアム・ペリー氏が移設先の決定要因は「政治的な背景が原因だった」と証言したところにあるでしょう
キョウ きょうさんとう29  
Blog「みずき」:自民党が改憲議論を急ぐ姿勢に戻った背景を「加計学園の獣医学部新設問題などを巡り急落した内閣支持率が回復傾向にあることで、安倍政権は改憲を急ぐ姿勢に再び転じた」とする東京新聞の見方は的を射た見方というべきでしょう。が、もう1点、民進党の代表が9条改憲に前向きな前原誠司に変わったという国会情勢の変化の影響も大きなものがあるだろうと私は思います。 その民進党に「野党共闘」という大義名分を掲げていまなお共産党は擦り寄ろうとしています。最近結成された同党をバックとする市民団体「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」のスローガンも「安倍9条改憲NO!」というものであって、安倍と同じ9条改憲論者の前原民進党とは「共闘」できるしくみのものとなっています。この新組織の大義名分は「野党共闘」であって決して「9条改憲NO!」ではないのです。そういう野党間事情も自民党が改憲議論を急ぐ姿勢に戻った大きな要因のひとつとしてあげておくことができるでしょう。真の意味で「安倍9条改憲」を阻止するためにはこうしたマヌーバーな野党・市民団体(共産党及び共産党系)の策謀もあわせて阻止する必要があるでしょう。共産党はいまや政治革新の事業に大きな困難をもたらす存在となっています。

【山中人間話目次】
・自民党が改憲議論を急ぐ姿勢に戻った背景のひとつにあくまでも民進党に擦り寄ろうとする共産党の「野党共闘」路線がある
・五十嵐仁さん(元法政大教授)の「安倍9条改憲NO!全国市民アクションによる3000万人署名運動の成功を」という論に反対します
・内野光子さん(歌人、短歌評論家)の「天皇の代替わりに向けて~「おめでとう」の前に」(内野光子のブログ 2017年9月12日)
・明らかな憲法違反――何で都庁のツイッターが特定政党の宣伝してるんですか
・「グリーン小池」衣の下から“全体主義の鎧”が見えてきた メディア万華鏡 山田道子 毎日新聞「経済プレミア」
・ロヒンギャとは……自分たちの言葉で――ロヒンギャ問題でミャンマー政府への支持を表明した中国の対応は間違っている(内藤正典Twitter 2017年9月12日)
・朝鮮学校無償化めぐる裁判 東京地裁は原告の訴え退ける
キョウ こいけゆりこ12

Blog「みずき」:中野晃一(上智大教授)さん

都民ファーストの会や小池百合子を批判することは重要なことだと私も思います。しかし、あなたたち(共産党及び共産党員)は今年のはじめまで小池百合子を礼賛していました。
https://twitter.com/itallmatuzaki/status/827031759858470916/photo/1

私は何度も同じことを言っていますが、その反省もないままに都民ファーストの会と小池百合子をただ批判するのは筋が通らないのではありませんか?

あなたたちのそうした態度を欺瞞というのです。

中野晃一さんがリツイート
『都民ファーストの会小池百合子代表が選挙後に突然辞任したと思ったら、今度は野田数代表が突然辞任しました。全体主義国家の人事異動のように、何をやっているのかまったくわかりません。公式ツイッターでもウェブサイトでも何の説明もなく、都民はまったくの置き去りです。情報公開が聞いて呆れます。』(藤原かずえTwitter 2017年9月11日)


【山中人間話目次】
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(19)(小景編)――「小池与党」を標榜してきたことの反省もないままに都民ファーストの会と小池百合子をただ批判するのは筋が通らないのではありませんか?
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)20――内田樹の商才
・日放労がたたかう組合だった頃の「昔話」だという。しかし、昔話であってよいはずがない。いまという時代、なにかが(それは、「革新」の堕落に関わる問題だ)決定的に間違っている
・民主主義は民衆の絶え間ない運動によって勝ち取り、維持していくもの――韓国からのメッセージ-吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸 2017年9月11日
・私たちは沖縄県の保守政治家の翁長雄志知事の「革新」パフォーマンスをもう信用するべきではないでしょう――翁長氏が提出した「改定案」は「抜本的な解決」には程遠く、かえって地位協定の重大な問題点を固定化するものです
・NHK世論調査 新党結成の動き「期待しない」50%余りに NHKニュース 2017年9月12日
・太田昌国さん(評論家、編集者)の「米軍の在外兵力の現状から見えてくるもの」(「太田昌国のコラム:サザンクロス」第4回目)という視点
・冤罪はこうして生まれる。警察の杜撰な捜査に怒りを禁じ得ない。それにしても、女性はよく頑張りぬいた。それにしてもまた、この中3女子とはなにものか。人を陥れて恥ともしない。この女の子はおそらく世間というものはそういうものだと思っている。そういう世間を見て育った。そういう意味ではこの女の子も犠牲者だ。
キョウ なかしまたけし

Blog「みずき」:京都大学の研修員だった2005年に『中村屋のボース』という作品で大佛次郎論壇賞を受賞して一躍注目されて以来、その後、北大大学院准教授や東工大教授の職を得るとともに週刊金曜日編集委員や朝日新聞書評委員、毎日新聞論壇時評担当にもなって順風満帆の新進気鋭のリベラルの論客のようにみなされている中島岳志ですが、私は、リベラルは中島の仮装であって、その本質は右翼言論人だと見ています。が、この一両日立て続けにその中島を主題にした文章に私は遭遇しました。ひとりはべた褒めに近いもので、もうひとりの文章はべた褒めではありませんが、それでも中島の著書について「中島の読み込みと分析はスリリングであり大きな知的刺戟を受ける」と評価しています。これは放ってはおけない、と思って私はいまこの文章を認めています。

【山中人間話目次】
・私は、「リベラル」は中島岳志の左翼だましの仮装であって、その本質は右翼言論人だと見ています
・いずれも安倍がらみのニュースだが、当の安倍自身は逮捕もされずに逆に支持を伸ばしている。無節操に政権(権力)に迎合し、北朝鮮のみを悪者にして「核の脅威」を煽っているメディアの責任が大きい
・田中宏和さん(「世に倦む日日」ブログ主宰者)の「何が護憲派で何が改憲派なのか - 定義を明確にさせようではないか」――私は田中宏和さんの論には総じて批判的ですが、この論には100%賛成します
・NHKスペシャル「スク―プドキュメント 沖縄と核」(2017年9月10日(日) 午後9時00分~9時49分放送」 映像プラス全文文字起こし)
・承前。伊江島と普天間に取材した大森淳郎ディレクターらの「戦後史証言・沖縄 〜 “焦土の島”から“基地の島”へ〜」(ネットで公開中)を合わせて観るとより立体的に把握できると思う
キョウ きょうさんとう28

Blog「みずき」:昨日付けの弊ブログ記事に以下のようなコメントがついた。

「改憲阻止の新しい市民団体立ち上げ。次の日には、「共謀罪法の廃止」を謳った「新」組織結成の記者会見。呼びかけ人を見ると、ちっとも「新しく」ない。高田某をはじめ、常連のはしご。「学者」と自称し、他称されても、専門研究の実績を評価されて市民運動でリーダー的役割を担っている人物はほぼゼロ。政党の後ろ盾で市民運動で地位を得た人物がほとんど。ここにも、日本の市民運動の政党(共産党)への従属性が現われている。どうやら、自分たち「著名人」がこれだけ名前を連ねたら、世間は注目するはずだと勘違いしているらしい。記者会見に並ぶ面々はスピーチをし、カメラに収まってお開き。日常、地味な運動に関わる人はまずいない。「他人に担がれるのは大好き、他人を担ぐのは気が進まない」という人がほとんど。迷惑するのは末端で運動を担う人たち。次々、会ができても末端で参加する人はほとんど同じ顔ぶれだから、スケジュールが増えて疲弊するだけ。しかし、大半は迷惑がるどころか、呼びかけ人の名前を見て歓喜し、「アベ政治を許すな!」、「野党と市民の共闘!」とカルトのように唱和するのだから、始末におえない。私も「野党と市民の共闘」と唱和する面々に、「市民」という言葉を身勝手に束ねて使うなと言いたい一人です。 」(やまぼうし)

同感だ。私は「小さな同感」の束がやがて大きな力になるだろう、と信じている。


【山中人間話目次】
・昨日付けの弊ブログ記事に以下のようなコメントがついた。同感だ。私は「小さな同感」の束がやがて大きな力になるだろう、と信じている
・朝鮮が核開発に執着する理由を理解するための3本の論攷。真剣に考えてみなければならない、真剣に考えてみるべきことだと思います
・もう1本。東アジア核危機に関する太田昌国さん(評論家、編集者)の論点
・森川文人弁護士の主張を支持します。「弁護士会の屈服について」(森川文人FB 2017年9月10日)
・スー・チー氏のノーベル賞取り消しを!請願運動に36万人超の署名
キョウ きょうさんとう27

Blog「みずき」:民進党崩壊の始まり。「民進の5人 来週にも離党へ」(産経新聞 2017年9月9日)。 

だが、私は、記事中の「共闘を維持しなければ自民党候補への勝機がないのだから、前原氏は必ず選挙協力に応じるはずだ」と言い切る共産党幹部の発言の方により一層のいまの共産党員の堕落と同党の奈落を感じる。ここには9条改憲を主張する前原批判はいっさいない。安倍晋三の9条改憲には反対だが、前原誠司のそれならOKというわけだ。この共産党幹部の「前原氏は必ず選挙協力に応じるはずだ」という発言は同党のそういう理念の後退を前提にしないと出てこない発言だ。

一方で共産党のシンパサイザーの中野晃一(上智大学教授)はこの2、3日、これまでの前原ヨイショ論を取り下げて前原・民進党批判を展開している(おそらく共産党内の議論を反映している)。前原が「野党共闘」に応じない場合に備えての前原・民進党批判ということだろう。

『連合が民進党を離党したら応援しないと言いつつ都ファと実際には一部連携し、しかも前原さんが離党した細野さんたちとも一緒にやりたいと言っているのも、有権者を愚弄する欺瞞。民進党の民社党化・新進党化の行き着く先は、有権者に選択肢のない保守二大政党制という悪夢の翼賛体制。』(中野晃一FB 2017年9月7日)


【山中人間話目次】(必ずしも日付順ではありません)
・民進党崩壊の始まり。だが、私は、記事中の共産党幹部の発言の方により一層のいまの共産党員の堕落と同党の奈落を感じる
・護憲派が大同団結して新組織を結成したのだという。その新組織にも私は期待できない。すぐに裏切られることになるだろう
・いわゆる「市民」の思想というものと私の思想が嚙み合わない。おそらくそれは理想にかかわる問題だ
・日本の退行の責任は、日本のリベラルにある――徐京植『再び、日本を考える―退行する反動期の思想的風景』書評(ハンギョレ 2017.08.31)
・内閣支持率横ばい44% 民進前原代表51%期待せず - 共同通信 47NEWS
キョウ きたちょうせん5

Blog「みずき」:居酒屋に客は私ひとり。焼酎を一合注文した(氷で割って飲む)。カウンター越しのテレビから漫才の突っ込みの口調で朝鮮(北朝鮮)の核実験とミサイル発射をしきりに非難している30代と思しき若い男の声が聞こえる。番組の司会者らしい。横の女子アナもこちらは東京弁らしい言葉で盛んに相槌を打っている。品性の度合いは30代の男に相応している。これがいまのテレビ業界の現状というものか、と画面に映し出された若い男と女の顔を観ながらつい口吻が零れる。今朝の毎日と朝日の社説も不愉快きわまるものだったが(毎日は「残念だ」と書いていた。なにが残念なのかと思って読み進めると、プーチンが安倍・プーチン会談で「圧力よりも『関係者すべてが対話に参加することが大切だ』と改めて訴えた」ことが残念ということらしい。トランプと安倍と一緒になってもっと「制裁」を強めろ、と言っているのだ)、とますます酒が不味くなって店を出た。

【山中人間話目次】(必ずしも日付順ではありません)
・カウンター越しのテレビから漫才の突っ込みの口調で朝鮮(北朝鮮)の核実験とミサイル発射をしきりに非難している30代と思しき若い男の声が聞こえる
・鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)の「北朝鮮の核実験」批判が欠落させている3つの問題
・元外交官で政治学者の浅井基文さんが朝鮮(北朝鮮)の核問題に関して朝鮮外務省のスポークスマンが朝鮮中央通信社の記者の質問に答えたという発言について現在の国際政治の混迷の打開に関わる重要な見方を示しています
・来月18日の5年に1度の中国共産党大会前の中印戦争の可能性と緊迫性を論じた阿部治平さん(青海省青海師範大学講師など歴任)経由の第1級の情報
・フリージャーナリスト杉本祐一さんと担当弁護士が旅券返納命令二審判決を強く批判し最高裁に上告の方針
キョウ おきなわたいむす

Blog「みずき」:仲宗根勇さんのFB(2017年9月6日)から。『議論とは「【 ある問題に関し】(何人かの人が)自説の陳述や他説の批判を相互に行い合意点や結論に到達しようとすること(やり方)」(「新明解国語辞典」)のことである。社会生活の中で最低限のエチケットが求められるように、議論にも《議論の作法》というべきものがあるだろう。頼まれもしないのに他人の論説に介入し対論を求めながら、明らかに過去の自説に反する主張をし、かつ、他説の主張を真摯に検証することなく自己流に曲解したことを前提に論難する。挙げ句の果てに、自己主張を絶対視し教えを垂れるがごとき上から目線で、自己の主張と異なる他説に対し初歩的な誤解とか本質に対する理解を欠くなどと論断すことは、最低限の《議論の作法》を欠くものというべきであろう。

カナダ在住の乗松聡子氏は、近・現代の沖縄の不条理と運命的=知的に遭遇し、その著述・情報を世界的に広めつつ、沖縄・高江・辺野古に通い、最近では山城博治さんたちの不当拘束を世界的な組織と知識人に発信し、那覇地裁に出向いて保釈を訴えた行動する知識人である。乗松氏は沖縄の喫緊の辺野古新基地問題につき知事が2年以上も視野に入れた埋め立て承認撤回論とそれに関わる県民投票否定論を展開した。それに対し、県民投票推進論者の新垣勉氏が議論に参入してきた。新垣氏は、2015年5月1日行政法学者五名と記者会見し、その時点で県に埋め立て承認「撤回可能」との学理上自明すぎる意見書を県に提出した。そこで、新垣氏は「県の第三者委員会の結論前も撤回できる」と述べていたが、今回変説し、裁判官の心を動かすために県民投票が効果的であるとの主張を強固に展開した。乗松氏が昨年12月26日に知事が承認年消しの取り消しをした結果「半年も埋め立てを進ませながら県民投票を行い、その後【撤回】など論外」と主張したのに対し、新垣氏は、12.26に知事が取り消しの行為をしたために、工事が再開された事実を無視し「工事を進めているのは国であり県ではない。また、県が有効な手段の行使を怠った結果でもない。県に批判の矛先を向けるのは国の術中にはまるものである」とはぐらかした反論をしている。承認の留意事項などの手続き違反と民意の2点に撤回理由を限る主張の当否のほか、氏自身が戒めている裁判への過度の期待が見られ、総じて氏の唯我独尊的主張では、現場で闘う人々が、目配りの効いた柔軟な乗松論に軍配を上げたのは当然だ。』


【山中人間話目次】(必ずしも日付順ではありません)
・金平茂紀さん(元TBS記者。現在、フリーランス)の新垣弁護士批判論をさらに細にわたって具体的に展開している仲宗根勇さん(沖縄在住、元裁判官)の新垣批判
・久しぶりにジャーナリストとしての、NEWS23の名キャスターだった故筑紫哲也さんの1番弟子を自認する金平茂紀さん(元TBS記者。現在、フリーランス)らしい視点の文章を読んだ気がします
・「辺野古埋立承認」撤回論者がもうひとり増えました――沖縄大学人文学部准教授の高良沙哉さんの「「撤回」慎重 知事に疑問――県政批判 民主制に不可欠」という論
・沖縄・高江ヘリパッド建設反対運動不当逮捕事件(山城博治沖縄平和運動 センター議長らの不当逮捕事件)と元男組代表、添田充啓(高橋直輝)の痴漢事件について
・Peace Philosophy Centre FBへのコメント――添田充啓(高橋直輝)の痴漢事件と沖縄・高江ヘリパッド建設反対運動不当逮捕事件について
・小熊英二(慶大教授)の「(朝日新聞論壇時評)沖縄と本土 「自らの現実」はどこに」 批判
キョウ しばきたい5
沖縄・高江ヘリパッド建設反対運動不当逮捕事件(山城博治沖縄平和運動 センター議長らの不当逮捕事件)ではオール沖縄や沖縄の民主勢力からは美化、偶像化され、「悲劇の英雄」のような扱いを受けている元男組代表の添田充啓(高橋直輝)ですが、彼についてはこれまでも暴力・暴言集団のしばき隊の分割組織の長としての実態についてその実態をよく知る人たちから相当の批判がありましたが、本土、沖縄のいわゆる民主勢力からは完全に無視されてきました。が、ここにきてある女性から「元男組代表 添田充啓(高橋直輝)氏に受けた痴漢被害について」という告発があり、しばき隊内部からも批判が高まっているといいます。 http://jfxaprt17.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html?spref=tw

そのしばき隊内部からの批判を田中宏和さん(「世に倦む日日」ブログ主宰者)が以下のように紹介しています。

『「元男組代表 添田充啓(高橋直輝)氏に受けた痴漢被害について」 http://bit.ly/2gujyLd 3年前の事件、ようやく被害者の女性が告発に出た。しばき隊の中が騒然としている。木下ちがやと五野井郁夫のコメントが聞きたいな。有田芳生のも聞きたい。

運動ゴロは添田充啓だけではない。しばき隊の幹部全員がそうだ。しばき隊はゴロツキの集団だ。カネと女と権力と売名が動機の汚い連中だ。今のところ表面に出たのが菅野完と添田充啓だが、他にも大勢いる。こんな連中を持て囃して沖縄の闘争に呼び込んで。致命傷じゃないか。誰がどう責任をとるんだ。

高江の闘争がどうして失敗したのか。今回の件がまさにその答えになっている。しばき隊を沖縄に入れてはいけなかった。豊富な資金をもらった添田充啓が名護のホテルで何して遊んでいたか、しばき隊の中で知らない者はいないだろう。添田充啓を聖人に仕立てた裁判闘争も、これで一巻の終わりじゃないか。

痴漢で告発された添田充啓と福島瑞穂の写真。http://bit.ly/2x2ys6i 佐高信との写真。http://bit.ly/2guS73Z しばき隊を沖縄に呼び入れたのは社民党だろう。そのしばき隊は、憲法9条2項の削除を主張している。今の左翼はどうなっているんだよ。

女性の告発文を見ると、添田充啓の痴漢セクハラの手口は、山口敬之と同じで、やり慣れた常習犯のような臭いが漂う。酒酔いを利用するスーフリ的なノリと流れと勢いの犯行手口を感じる。被害者は一人だけだろうか。菅野完の性的暴行の被害者は二人いた。http://bit.ly/2gujyLd

事件がバレて表に出た途端、しばき隊が、我も我もと先を競って添田充啓に「誠実な対応」を要求している。何という欺瞞的な連中だ。こんな3年も燻っていた事件、しばき隊の幹部が知らないわけがないじゃないか。添田充啓を庇って問題を隠し続け、被害者を苦しめ続けて、今頃「誠実な対応」って何だよ。

被害者女性は、添田充啓に対してだけでなく、しばき隊の関係者と運動体に不信を感じている。菅野完の事件の構図と同じだ。男組周辺としばき隊幹部の不誠実に怒っている。事件に正しく対応せず、組織防衛の論理で曖昧にし、加害者を免責し、被害者を斬り捨てたことを批判している。告発文はそう読める。添田充啓。もう一つのこんな性的愚行も暴露されている。http://bit.ly/2ewkJta これを読むと、「おいら」と名乗る「被害者」は、何やら事件を自慢げに吹聴しているように感じられ、性暴力の被害者という印象は受けない。ただ、しばき隊の度を超えた風紀紊乱が伝わってくる。

添田充啓。もう一つのこんな性的愚行も暴露されている。http://bit.ly/2ewkJta これを読むと、「おいら」と名乗る「被害者」は、何やら事件を自慢げに吹聴しているように感じられ、性暴力の被害者という印象は受けない。ただ、しばき隊の度を超えた風紀紊乱が伝わってくる

↑ このTwはどういう意図からの暴露なのだろう。「ミサさんとやら、必要がありましたら連絡下さいませ。言い訳とか事実誤認の指摘があったら表でお願いします」という口上は、痴漢事件の被害を矮小化しているようにも映る。被害者と「おいら」の二人への批判とも窺える。しばき隊、闇が深いな。

2015年末にニコ生中継で開催された飲み会で、添田充啓は、ろくでなし子に対して「まんこ見せろ」を連発している。酷いセクハラをやっている。今回告発された痴漢事件とそのまま繋がる。高江に行く半年前のことだ。この騒動はネットではかなり有名で、社民党も琉球新報もよく知っていたはずだ。

ネット中継されている公の場で、女性に向かって「まんこ見せろ」などとセクハラ暴言を連発する男が、社会運動などやる資格がそもそもあるんですか。社民党も琉球新報も何を考えているんだ。そんな男を「悲劇のヒーロー」に祭り上げて美化しまくって。そんなことをやってて沖縄の反基地闘争が保つのか。

飲み会で初対面の女性にセクハラしてきた男と、よく一緒にタクシーで帰ったもんだ、無防備すぎるという声が上がっているが、それだけ信用していたんだよ。運動体(しばき隊)の左翼ブランドを。朝日新聞やAERAや赤旗が絶賛しまくっていたから。まさかそれはないと思うわけさ。問題はその点なのだ。

もし事件が発覚せず、同じようなシチュエーションの飲み会があり、同じように添田充啓が来て、同じように薬物とセクハラで迫ってきても、信用してタクシーで一緒に帰る女性はいると思うよ。添田充啓は悲劇の英雄で、バックには香山リカ辛淑玉有田芳生五野井郁夫もいる。そりゃ信用してしまうさ。

しばき隊の最高幹部が、今回の件はしばき隊には何の影響もないと虚勢を張っている。それはどうかな。影響はいずれ出る。少なくとも、沖縄の反基地運動に与えた動揺は大きいだろう。添田充啓は美化され偶像化され、裁判闘争のシンボルになっていた。http://bit.ly/2eUeboE

3年も拗らせた挙げ句にこうした衝撃の告発が出たのは、当夜の痴漢事件だけではなく、その後のしばき隊の対応に問題があって、被害者の心の傷が深くなったからだ。要するに菅野完の件と同じで、性暴力の被害者が「社会運動に影響が出るから」という理由で、不本意な忍耐と屈辱を強いられたということ。』(世に倦む日日Twitter 2017年9月3~4日

 
私も当然の批判だと思いますが、ただ、高江ヘリパッド建設反対運動不当逮捕事件自体と 添田充啓問題は田中宏和さんも指摘しているように関連性はありますが、一応区別して判断した方がよいと思っています。不当逮捕事件自体は断固抗議しなければならないものだからです。その上で、「しばき隊を沖縄に呼び入れた」責任は曖昧にすることなく徹底的に問われなければならないだろうと思います。沖縄の運動をマイナスに作用させた「民主勢力」の責任は重大という表現ではとても表現し尽くせないほど重大というべきだからです。
キョウ ながつき3

Blog「みずき」:今日から中国南部の福建省アモイで中国やロシア、インドなど新興5か国でつくるBRICSの首脳会議が開かれる。会議では中国の習近平とロシアのプーチンの個別会談も開かれる予定で北朝鮮問題について協議する。中国では来月18日に指導部メンバーの大幅な交代を伴う5年に1度の共産党大会が開かれるが、習近平としては今回の会議で成果を挙げ、人事をめぐる党内の駆け引きを有利に進めたい思惑があると見られるという。

それにつけても、一昨々日には米国と日本の2大ファナティスト(クレージーともいう)の大統領と首相が2日連続で電話協議をしてなにやらを謀議した。ファナティストはトランプやアベだけではない。プーチンも習近平もその姑息さで詭略を調して権力を必守している点ではトランプやアベに劣らない。いや、知略という点では優に勝るだろう。世界を見渡してもかつてのマルキスト、リベラリストの多くはポピュリストに変質した。いま、世界は、ファナティストとポピュリストによって調略されている。むろん、それを許しているの...は大衆なる市民だ。一方で、ひそかに、かつ、つつましやかに生きようとすることすらかなわない少衆なる大衆がいる。少衆の絶望の底からの吐息が聴こえる。私は戦後のデカダンスの風景を想起する。そこには安吾がいた。石川淳もいた。安部公房がいた。太宰も井伏鱒二もいた。みんな必死で戦後という時代の暗中を手探りしていた。それがあの時代の文学のデカダンスの正味の正体であった。「堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない」(「堕落論」)と安吾は言っていた。


【山中人間話目次】
・世界を見渡してもかつてのマルキスト、リベラリストの多くはポピュリストに変質した。「堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない」(「堕落論」)と安吾は言っていた。
・関東大震災当時の文学者たちほどに私たちの中に批判精神はあるのか。甚だ疑問だ――芥川龍之介ら文豪たちが記録した関東大震災朝鮮人虐殺
・加藤哲郎さん(元一橋大学教授)の2017年9月1日付ネチズン・カレッジ。「ヒトラー容認の国と見られる日本の軍事化・ファシズム化の現在!」
・国民」はいつも政府(権力)の恣意によって翻弄される――政府統計から消される「自主」避難者 醍醐聰のブログ 2017年8月30日