キョウ あべ21

Blog「みずき」:すでに衆院選の投票は始まっていますが、美浦克教さん(共同通信記者、元新聞労連委員長)が投開票を前にして改めて「沖縄の過剰な基地集中と主権者の選択」の問題を問うています。投票の日に(投票を済ませている人も含めて)耳を澄まして改めて聞くべき声でしょう。以下、全文転載します。(2017年10月22日)

『10月22日投開票の衆院選で問われるべきことの一つとして、沖縄への米軍基地集中の問題があることをあらためて書きとめておきます。衆院選公示翌日の10月11日、沖縄本島北部で飛行中の米軍普天間飛行場所属のCH53E大型ヘリが訓練中に出火、東村高江の米軍北部訓練場に近い民有の牧草地に不時着して炎上しました。近くの住宅まで200~300メートルしかありませんでした。米軍は同型機の運用をいったんは停止していましたが、日本政府や沖縄県など地元自治体に事故原因を説明しないまま、18日に運用を再開しました。現場では米軍がヘリの残骸を解体し、19日から20日にかけて搬出しました。沖縄県警は航空危険行為処罰法違反容疑を視野に捜査を進めるものの、県警独自の現場検証もなく、米軍側の説明に基づく状況確認にとどまったと報じられています。事故機は部品に放射性物質を使用していることも明らかになっています。

沖縄には全国の米軍専用施設の7割が集中し、普天間飛行場の移設先として日米両政府が合意している名護市辺野古では、日本政府が沖縄県の反対を押し切って新基地の建設を進めています。このブログでも紹介しましたが、琉球新報が9月に実施した県内世論調査では、辺野古移設を容認するのはわずか14%なのに対して、移設なしの撤去、県外・国外への移設を求める回答は、合わせて80・2%にも上っています。普天間飛行場の辺野古移設に対する県民の民意は明らかと言うべきでしょう。

このブログで何度も書いてきたことですが、衆院選の投開票を前にあらためて書きます。国家事業に対する地元の民意は明らかなのに、それが一顧だにされないとは、その地域の未来への自己決定権が認められていないに等しいことです。ほかにそのような地域が日本国内にあるでしょうか。沖縄だけがそういう状況を強いられているのは、沖縄に対する差別としか言いようがありません。その差別を解消するには、日本政府の方針が変わらなければなりません。それは決して不可能ではありません。日本国の主権者である国民の選択の問題だからです。

具体的には選挙を通じて、沖縄への差別としか言いようがない政策を撤回し、沖縄への基地負担の過剰な集中を解消する政策を持った政府を誕生させることです。それが実現しないのならば、個々人の投票行動のいかんを問わず(棄権は言うに及ばず)、主権者の一人である以上は誰しも、この差別の当事者であることを免れ得ません。今回に限らず、選挙ではいつもそのことが問われているのだと考えています。』

しかし現実は、私たちは、ヘイト集団と日の丸に囲まれて恍惚とする(
安倍晋三総選挙秋葉原最終演説)ファシストの率いる政権を選択してしまいました。

【山中人間話目次】
・美浦克教さん(共同通信記者、元新聞労連委員長)の「沖縄の過剰な基地集中と主権者の選択~衆院選の投開票を前に 」という論
・もう何年も、そう、何十年も耐えてきた。しかし、私たちは、ヘイトスピーチと日の丸に囲まれて恍惚とするファシストの率いる政権を選択してしまった
・金光翔さん(元岩波『世界』編集部員)の本質を突く立憲民主党=枝野批判
・鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)の立憲民主党批判。この論にも同意します
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)28 ――「リベラル」周辺人の愚かさについて(盛田隆二という「小説家」の場合)
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)29 ――共産党の右傾化はさらに続く気配(志位和夫と中野晃一の場合)
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)30 ――共産党の右傾化はさらに続く気配(内田樹の場合)
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)31 ――共産党の右傾化はさらに続く気配(「本当の保守」を謳う赤旗機関紙)
キョウ かんなづき29
映画『ネゴシエーター』(米国 1997年)から

Blog「みずき」:相手(アメリカ側)が「机たたき反発」するならば、こちらも机をたたいて再抗議するべきではなかったか。それがネゴシエーター(交渉役)というものでしょう。日本(沖縄)の官僚は交渉術でもアメリカ側に一歩も二歩も後れをとっていますね。こういう場合は沖縄の怒りを相手側にもろに叩きつけなければならないでしょう。

『米海兵隊のオスプレイが沖縄県名護市安部(あぶ)の海岸に墜落したことを受け、安慶田光男副知事は14日、在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官と米軍キャンプ瑞慶覧で面会し、強く抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン四軍調整官は「県民や住宅に被害を与えなかったことは感謝されるべきだ」と主張。声を荒らげ、机をたたくなど県の抗議に反発したという。』

『安慶田副知事は「植民地意識が丸出しだ」と指摘。「抗議されること自体に怒りをあらわにした。とんでもない感覚だ。オスプレイも、オスプレイの訓練も要らない。(配備を)撤回する以外、解決はない」と強調した。事故に対し、米軍側から謝罪はなかったという。』


【山中人間話目次】
・相手(アメリカ側)が「机たたき反発」するならば、こちらも机をたたいて再抗議するべきではなかったか。それがネゴシエーター(交渉役)というものでしょう――「感謝されるべきだ」 沖縄米軍トップ、オスプレイ抗議に机たたき反発 沖縄タイムス
・ただ、私は、この問題は、日本という国の主権のひ弱さというよりも、日本の自民党政府とその自民党政府のための知的専門家集団と化している日本の外務官僚のひ弱さというべきだろうと思う――米軍に「占領」されたヘリ墜落現場(屋良朝博 元沖縄タイムス論説委員、社会部長)
・辺見庸は「発狂」は「正常」の微分だと言う。おそらくそうに違いない。あれは野上弥生子の『真知子』の中の一節だったか。自分の住まう家の2階から隣にある瘋癲(精神)病院が見えて・・・
・政治学者の原武史さんが「柔らかい天皇主義の誕生」について警鐘を鳴らしています。いま、日本という国は、「民主主義」という衣の下で天皇制国家の道に一歩一歩歩みを進めています。危険です。
・美浦克教さん(共同通信記者、元新聞労連委員長)の各メディアの 終盤情勢報道まとめ
キョウ かんなづき28

Blog「みずき」:金平茂紀さん(「TBS報道特集」メインキャスター)曰く。

『18日に飛行訓練が再開された米軍ヘリCH53E、宜野湾市内で取材中、空を何度も飛び交っていた。地元や防衛大臣が何を言おうと、訓練の実施を決めるのは米軍の司令官であって、これは世界中の植民地と宗主国のあいだでみられた関係である。』(金平茂紀FB 2017年10月19日)


【山中人間話目次】
・金平茂紀さん(「TBS報道特集」メインキャスター)曰く。米軍ヘリCH53E墜落問題。地元や防衛大臣が何を言おうと、訓練の実施を決めるのは米軍の司令官であって、これは世界中の植民地と宗主国のあいだでみられた関係である
・原武史さん(政治学者)の戌井昭人『どろにやいと』(講談社)書評――お灸を売りながら各地を歩く行商人が山里に入るや怪しげな男女に次々と出会い、そこから脱出できなくなる・・・
・鄭玹汀さんの「中上健次における「パンソリ」受容の問題」という論文の要旨を読んで鄭さんの新しい『中上健次論』は日本文学にあらたな視点の地平が開けるかもしれない、と思った
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)27 ――共産党の小沢一郎支援の波紋
・白井聡の「白井聡が核心を語り尽くす『まともな対立構図がやっと形成される!』」(毎日新聞 2017年10月17日)という論を批判する
キョウ かんなづき27

Blog「みずき」:沖縄タイムス米国特約記者の平安名純代さんはパナマ文書を報道した女性記者が車爆弾で殺害された事件に関するメディアと世論の関心の低さについて以下のように批判しています。

『車爆弾でパナマ文書調査報道のジャーナリストが殺された記事、今日10月17日(火)のウォール・ストリートジャーナルではこんなに目立たないベタ記事。(注:写真1)』(平安名純代FB 2017年10月18日)

このジャーナリスト暗殺事件は権力というものが持つ本質的な非道性をよく示しえています。権力はその権力に抗おうとする者はそれが誰であろうと暴力という手段でこれまでも容赦なく殺すということを常套手段にしてきたのです。ウォッチ・ドッグ(権力の監視者)としてのジャーナリズムの使命を果たすためにはメディアは権力の暴力にひるむことなどあってはならない。そうであるならば、メディアの今回のこの事件の扱いはあまりにも小さいというべきではないか、という平安名さんの警鐘だと思います。

昨日の朝日新聞(注:写真2)とThe New York Times(注:写真3)では少なくとも大判の写真付きで以下のように報道されていました。センセーショナリズムに走ることなく、メディアはこの問題と真正面から向き合うべきでしょう。


【山中人間話目次】
・沖縄タイムス米国特約記者の平安名純代さんのパナマ文書を報道した女性記者が車爆弾で殺害された事件に関するメディアと世論の関心の低さについての批判
・5年に1度の中国共産党大会がきょうから始まるが、同党大会に先立って阿部治平さんが1985年から政治研究に従事し、中共上層幹部を養成する中央党学校教研部講師の要職にいた蔡霞の中共、習近平批判を紹介している
・美浦克教さん(共同通信記者、元新聞労連委員長)の各メディアの衆院選序盤・中盤情勢まとめ
・平安名純代さん(沖縄タイムス米国特約記者)のまっとうな主張――翁長知事はまず高江ヘリパッド建設に明確に反対せず、黙認して完成を許してしまったことについて高江の住民の皆さんにきちんと謝罪すべきです
・鬼原悟さん(「アリの一言」ブログ主宰者)の「高江ヘリ炎上ーヘリパッド容認した翁長知事の責任を問う」
キョウ かんなづき26

Blog「みずき」:小池百合子(都知事)の支持率が66%から39%に急落(産経新聞 2017.10.16)というニュースに小躍りする。27%もの暴落だ。ひとりの人物の世論調査として短期間でここまで暴落傾向を示すケースを見るのは私の記憶の中でははじめてのことだ。しかし、そうだとしても、所詮は前原の乱というこれも日本の政治史上かつて見たことがない卑怯卑劣な事件の後遺症の後始末治療ということでしかない。「自民党は300議席をうかがい、連立与党の公明党とあわせ衆院の3分の2(310議席)を超える見通し」(同紙)という政治情況に変わりがない。「気味がわるい。ほとんどすべてが。しずかに、ぜんいんが狂っている」という辺見庸の認識(「日録」2017年10月16日)により鬼気のような悲しみを感じる。

【山中人間話目次】
・小池百合子(都知事)の支持率が66%から39%に急落というニュースに小躍りする。しかし、私は、「気味がわるい。ほとんどすべてが。しずかに、ぜんいんが狂っている」という辺見庸の認識により鬼気のような悲しみを感じる
・この調査結果がさらに自民党投票率の低下に連動していく世論の動きに希望を託す――毎日新聞調査:「安倍首相続投望まず」47% - 毎日新聞
・ここでも中島岳志が重用されている。松原さん、今後は中島の重用はやめた方がいいと思いますよ
・美浦克教さん(共同通信記者、元新聞労連委員長)のこれも今後の沖縄基地問題の重要な資料となるべき沖縄メディアの記録記事です
・世界はいまどこも崖っぷちにいる。新自由主義は世界にこのような崖っぷちを蔓延させた。私たちは新自由主義と訣別しなければならない
・とまれ、気になるのは、ヌスラ戦線に拘束されているとされる安田純平さん(フリージャーナリスト)のゆくえ――IS標ぼうの「イスラム国家」事実上崩壊 ラッカが陥落 NHKニュース
キョウ てんのう10

Blog「みずき」:ジャーナリストの佐々木俊尚と政治学者の原武史が原の新著『〈女帝〉の日本史』をめぐって「月刊潮」で対談したらしい。そこでは「政治などの権威が失墜する中で天皇が『圧倒的な穢れなき者』として頼られるようになっており、21世紀の日本は儒教に回帰しつつある」 ということが話題になったという。原は『〈女帝〉の日本史』の後書きに次のように書いている。

『このところ、日本では女性の政治家に関する話題が連日のようにテレビのニュースやワイドショーなどをにぎわしています。しかしその多くは、政治家としての品性や資質が疑われるというマイナスの評価を伴っているように思われます。もちろん女性政治家自身に問題があり、そうした報道が当たっている場合も少なくはないのですが、男性であればそれほど問題にならないようなことが、女性であるというだけでことさら問題となる場合もないとは言えません。こうしたこと自体、日本における女性政治家の少なさを暗示しているのではないでしょうか。その一方で、皇后の存在感はますます大きくなりつつあるように見えます。それとともに、女性皇族の話題にも事欠きません。彼女らは世俗の権力とは無縁で、国民の平安を日々祈っている無私の存在であるかのごとく報道されます。品性や資質の疑われる女性の政治家とは対照的にとらえられるわけです。私は男性の政治学者ですが、こうしたマスコミのステレオタイプ的な報道の仕方に何ともいえない居心地の悪さをずっと感じてきました」、と。

天皇が『圧倒的な穢れなき者』として頼られるようになっている、とはそうした現在の日本社会の禍々しい事態を指しているだろう。 私は、この国の市民社会というものの未成熟のままの退嬰と退廃を思わざるをえない。その「圧倒的な穢れなき者」を頼る心理と安倍自民党政権という禍々しいものを支えている心理は相似である。

【山中人間話目次】
・天皇が『圧倒的な穢れなき者』として頼られるようになっているという。 私は、この国の市民社会というものの未成熟のままの退嬰と退廃を思わざるをえない。その「圧倒的な穢れなき者」を頼る心理と安倍自民党政権という禍々しいものを支えている心理は相似である
・中島岳志と日本共産党並びに週刊金曜日批判――そのような右翼・中島岳志から「保守の論理を追求すると、内政面では共産党の政策と近くなる」と言われて喜ぶ山下芳生(日本共産党副委員長)とはいったいいかなるコミュニストか。また、日本共産党とはいかなる左翼政党か
・浅井基文さん(元外交官、政治学者)の韓国の文在寅大統領批判と韓国メディア批判――それにしても、文在寅の韓国の大統領職にある者としての無責任ぶりには唖然とします
・立憲民主党、ひょっとしてひょっとするかも――私も安倍政権の継続を阻止するためにはそうあってほしいと願っていますが・・・
キョウ おなが14

Blog「みずき」:翁長知事は、在沖米軍はすべての軍用機の運用を直ちに停止せよと要求すべきです。憤りを表明するだけでは、県民の命は守れません。知事には高江ヘリパッドを容認した責任もあります(平安名純代FB 2017年10月12日) 。それに菅よ。「何でもします」というのであれば、いますぐ在沖米軍のすべての軍用機の運用停止を要求せよ。事故後のいまもオスプレイは沖縄県民をなめきったがごとく米軍ヘリ墜落現場の上空をわがもの顔で飛んでいるではないか!

【山中人間話目次】
・翁長知事は、在沖米軍はすべての軍用機の運用を直ちに停止せよと要求すべきです。憤りを表明するだけでは、県民の命は守れません――米軍ヘリは飛行中に火災 沖縄・東村の民間地で大破、炎上
・菅よ。「何でもします」というのであれば、いますぐ在沖米軍のすべての軍用機の運用停止を要求せよ。事故後のいまもオスプレイは沖縄県民をなめきったがごとく米軍ヘリ墜落現場の上空をわがもの顔で飛んでいるではないか!
・金平茂紀記者もものごとの本質が見えていない。翁長知事をただ必要以上に礼賛する意図だけがあからさまなこうした記事をシェアするべきではなかったでしょう。ジャーナリストとしての目が疑われます
・美浦克教さん(共同通信記者、元新聞労連委員長)の「ヘリ炎上事故を機に、沖縄になぜ米軍基地が集中しているのかを考える~本土紙の社説の記録」という重要な視点のまとめ記事
・週刊金曜日の菅野完批判。正当な菅野完批判を「言論弾圧」などという逆ねじを食わすような詭弁を弄して擁護することも許されるものではありません
・乗松聡子さんの「米国がユネスコ脱退だと。2年前に訳した記事」。まさにいま、ユネスコは不逞の輩たち(トランプやアベシンゾウ)によって凌辱されています
・安倍晋三よ。囚われている者は自由に口が利けないことをいいことにすべての罪を籠池にかぶせ、「籠池氏は詐欺を働く人間。昭恵も騙された」とはなんという言い草か
・原発事故 福島地裁「国の責任」を認める――判決骨子
キョウ きょうさんとう31

Blog「みずき」:自由党の小沢一郎が希望の党(小池新党)の苦戦の情勢を見て再び共産党にすり寄っているという話は情報として知っていましたが、以下のような事実を指しているのでしょう。

『自由党の小沢一郎共同代表、穀田近畿比例候補の事務所を激励! 山本太郎共同代表、大阪3区の渡辺結候補を応援! 森ゆうこ参院議員から激励メッセージ! 玉城デニー候補は、赤嶺政賢候補と、「オール沖縄」で肩を並べてたたかう!自由党のみなさんありがとう。力合わせて安倍政権を倒しましょう!』(志位和夫Twitter 2017年10月13日)... https://twitter.com/shiikazuo/status/919032700203175936

それにしても、共産党の志位和夫もなんと恥知らずの人間か。つい最近まで志位は「自民党の補完勢力以外の何物でもない」(FNNニュース 2017年9月24日)と希望の党を激しく批判していたではないか。

小沢はその希望との合流を同党の人気に陰りが見えるまで模索していました(「小沢氏も希望合流へ…前原・小池氏と大筋合意か」 読売新聞 2017年9月28日)。また、民進党代表の前原が希望の党との合流に踏み切る契機となった前原と小池の極秘会談を設定したのも小沢でした(「民進、新党参加の容認を検討 前原、小池氏ら極秘会談」共同通信 2017年9月27日)。

そういう「野党共闘」攪乱者の小沢の「激励」を受けて「ありがとう。力合わせて安倍政権を倒しましょう!」とはどういう了見か。恥知らずにもほどがあるでしょう。志位さんにはこういう「小沢一郎について口を閉ざしているリベラル・左派・左翼は、日本に暗黒をもたらすべく生きているに等しい、最低の生物だ」(きまぐれな日々 2017.10.03)と断罪するkojitakenさんの言葉を進呈しておくのがふさわしいでしょう。


【山中人間話目次】
・共産党の志位さんには「小沢一郎について口を閉ざしているリベラル・左派・左翼は、日本に暗黒をもたらすべく生きているに等しい、最低の生物だ」と断罪するkojitakenさんの言葉を進呈する
・鬼原悟さんの重要な指摘です。残念ながらいまの日本では共産党すらこういう基本的な指摘さえできないのです――王制の国では国王は時として公然と国家権力の側に立ち、国民を抑える政治的発言を行う
・ここにも正統な共産党批判がある。しかし、このまっとうな共産党批判すらわからない共産党員が圧倒的大多数であるところにいまの同党の根底的な悲劇がある
・内田樹は、本気で「市民的自由の確保」「対話のための基盤の構築」「他者との共生」などという中身のない空虚なスローガンが野党共闘の政策協定に変わりうる代替案になるなどと思っているのか?
・政治学者の五十嵐仁さん(東京革新懇代表)も同様の呆れた子どもだましの言説を垂れ流しています。内田樹や全国学者・研究者後援会なるものとも同罪といわなければならないでしょう
・この問題は、電力総連だけの問題ではなく、首都圏反原発連合‏の「そんなことも分かってない」 問題ともいうべきだし、その首都圏反原発連合と無批判に連携している共産党の問題でもあるというべきものですよね
・野党共闘の政策協定というのであれば、鬼原悟さん(「アリの一言」主宰者)の問題提起こそ真剣に検討するべきでしょう。それがありうべき政治集団の共闘というものです。そうではありませんか?
・こういう人たち、市民グループ、政党によって「野党共闘」なるものは形成されている。破綻するはずだ――沖縄ぬきの市民連合
・リービ英雄の文章に出てくる「IQ」という言葉はおそらく「知的精神」、あるいは「批評精神」という意味合いだ。そういう意味ではたしかにマンハッタンの、というよりも、世界の「IQは1点も2点も下がった」
キョウ トランプ2 
Blog「みずき」(1):北朝鮮が現実の「脅威」になるとすればトランプが先制攻撃に走ったときだろうから、脅威はまさに「日米安保体制」そのものに起因する。現実を直視するならば、北朝鮮問題を煽る(その一方でアメリカにはどこまでも忠実な)政党に投票してはならない。(toriiyoshiki‏ Twitter 2017年10月13日)

Blog「みずき」(2):ぼくが思うに、“現在ニッポンのひとびと”というのは、一部の例外(たぶん数パーセントだ)を除き、テレビを見ているうちに、“手品”にやすやすと洗脳される習性が身についた人々なのだ。(「Don't Let Me Down」)


【山中人間話目次】
・北朝鮮が現実の「脅威」になるとすればトランプが先制攻撃に走ったときだろうから、脅威はまさに「日米安保体制」そのものに起因する。現実を直視するならば、北朝鮮問題を煽る政党に投票してはならない(toriiyoshiki‏ Twitter)
・ぼくが思うに、“現在ニッポンのひとびと”というのは、一部の例外(たぶん数パーセントだ)を除き、テレビを見ているうちに、“手品”にやすやすと洗脳される習性が身についた人々なのだ(Don't Let Me Down)
・読売新聞が「自民32%、希望13%…衆院比例選の投票先」という自社の全国世論調査の結果を報道している。しかし、私は、一目見てこの読売の世論調査結果は疑わしいと思った
・読売新聞の紙面版には「東京都内の有権者でみると、今回は希望と立憲民主が各10%で分かれており、希望の小池代表のおひざ元でも苦戦している」という記述もあったようです
・各紙メディアの衆院選序盤電話世論調査が出た。共同通信曰く「自公で300超の情勢 緩み警戒」
・朝日新聞の選挙戦序盤情勢の電話世論調査の結果も出た。これまでも日本のメディアの調査結果はほぼ的確だったから後半によほどの政治情勢の変化がない限り今回も選挙結果は各メディアの読み(分析)のとおりになるだろう
・今日から衆院選が始まる。 私は「毎日世界のいたるところで新たな形をとって現れてくる原ファシズムを一つひとつ指弾する」国家的に認容された私たちの日常の延長のたたかいのひとつであると位置づけたい
・今度の総選挙投票日には同時に最高裁裁判官の国民審査の投票も行われますが、日本民主法律家協会と澤藤統一郎さんが国民審査の対象となる各裁判官の適否に関する判断資料を作成していて参考になります
キョウ メディア3

Blog「みずき」:太田昌国さん(評論家、編集者)の「一日だけの主権者」というテレビ・ニュースに象徴される日本市民なるものの「日常生活」批判――テレビとは「恐ろしい媒体」だ。メディアこそ日本政治の「末期症状」化の最大の元凶という私の認識とも重なる太田昌国さんの指摘です。私は以下の記事でテレビ・メディアを批判しながら、一方で連日連夜そのテレビに見入っているらしい市民なるものの「日常生活」への失礼ながら生理的な嫌悪感を率直に吐露しておきました。テレビとは「恐ろしい媒体」だと私も思わざるをえません。「政治変革」とはなによりも私たちの「日常生活」を見直すところからはじまるものなのかもしれない、とは最近私のしきりに思うところです。

【山中人間話目次】
・太田昌国さん(評論家、編集者)の「一日だけの主権者」というテレビ・ニュースに象徴される日本市民なるものの「日常生活」批判――テレビとは「恐ろしい媒体」だ
・この鬼原悟さん(「アリの一言」主宰者)の共産党批判は現在の同党の国際情勢認識にとどまらない党体質そのものの問題性(日和見性)の本質的なところを突いているように思います
・おそらく辺見庸の小説の題名の『月』は大道寺将司の生前最後の句集『残(のこん)の月』を隠喩しているだろう
・ミャンマーから川を渡って逃げようとするロヒンギャの人びととでっち上げられたロヒンギャ過激派」(ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス・ブログ版、ジョセフ・オルチン。前文・翻訳:酒井泰幸)
キョウ きょうさんとう30

Blog「みずき」:『共産党は、立憲民主党が選挙後に安保法制も改憲も認める態度に変わることを承知していながら、立憲民主党を「立憲野党」に粉飾して応援するということ。相変わらずの「野党共闘」の欺瞞。汚い党利党略だ。』『「野党共闘」が続いているように見せかけて、共産党への左翼市民の支持を繋ぎ止めること。路線の破綻を隠すこと。欺瞞をやっているよね。枝野幸男も共産党も。欺瞞だらけだ。有権者置き去りの。』『テレビのニュースに出る小池晃の表情が、余裕綽々なんですよね。本当なら、改憲3分の2を阻止できないことが確定したのだから、護憲派は真っ青になってないといけない。立憲民主党の裏切りに激怒してないといけない。つまり、共産党は本気で憲法を守る意思がないということ。』(世に倦む日日2017年10月7日)

世に倦む日日氏の大方の見方には私は賛成しえないが、この共産党の「野党共闘」路線に対する評価、見方は、私は最近の同党の右傾化の急所を突いた見方だと思います。とはいうものの、今度の総選挙では安倍政権継続阻止のために立憲民主党勢力(共産党、社民党を含む) に一票を投じるつもりでいることに変わりはありません。


【山中人間話目次】
・共産党の立憲民主党を「立憲野党」に粉飾して応援する欺瞞――最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)25
・承前。これも「党利党略」の延長線のことでしかないだろう――共産、各地で候補者取り下げ
・承前。「市民と野党の共闘」なるものの本質を見抜けない旧態依然とした「野党共闘」論者たち。彼ら、彼女たちが日本の革新政治の実現の可能性を世界の趨勢から2周遅れにも3周遅れにもしている
・SEALDsマジックは底が知れてもうやめたのではなかったのか。夢よ再びというわけか同じ顔ぶれが同じ過ちをメディアを動員していま再び繰り返している(1)
・SEALDsマジックは底が知れてもうやめたのではなかったのか。夢よ再びというわけか同じ顔ぶれが同じ過ちをメディアを動員していま再び繰り返している(2)
・承前。関連して内海信彦さん(画家、早大「ドロップアウト塾」主宰)のSEALDs評
・松原耕二さん(作家。元NEWS23Xメインキャスター)のメディア批判――ホロコーストの否定論者と裁判で戦う女性学者(映画評)
・ベンヤミンの指弾――「貧しきことは恥ならず」(ドイツのことわざ)。だが世間(メディア)は、貧者を恥じ入らせる。そうしておきながら、このちっぽけな金言で貧者を慰めるのだ
キョウ えだの

Blog「みずき」:『立憲民主党と沖縄。枝野氏「辺野古新基地はゼロベースで」とはどういう意味なのか。辺野古建設凍結を明瞭に言わなければ駄目。翁長知事と同じでないリベラル保守などありえない。 心配。』『「強引なやり方では沖縄の理解は得られず」だけ?言葉をもっと大事にしないと党首として今後困るだろう。強引でなければよいのかということになる。1沖縄の意志は明瞭であること、2辺野古での機動隊の押妨と暴力は許されないこと、3辺野古新基地建設反対。物事を明瞭にいわずに気分の言葉では困る』(保立道久Twitter 2017年10月6日)

ただし、私は、前知事の辺野古埋め立て承認撤回をいまだに明瞭に言わない翁長知事も「辺野古建設凍結を明瞭に言」っているとは思いません。保立道久さんの認識は、そのあたりの翁長知事の優柔不断を批判しえないオール沖縄の端的に言って誤った認識に搦めとられていて同様に翁長知事に対する批判の視点が弱すぎる、というのが私の評価です。


【山中人間話目次】
・立憲民主党と沖縄。枝野氏「辺野古新基地はゼロベースで」とはどういう意味なのか。辺野古建設凍結を明瞭に言わなければ駄目(保立道久)
・安倍政権継続阻止のためとはいえこういう政党を支持しなければならない現状の政治が情けない。しかし、これが日本の現実だ。総選挙後は「野党共闘」路線の是非を改めて問わなければならない
・過労自殺男性の両親に「大した仕事していない」――こういう言葉を言い放った男が無事定年退職し、あるいは定年を免れ、役員出世して相応に豊かにのうのうとこの社会を生きぬいていく
・日系イギリス人のカズオ・イシグロのノーベル文学賞授賞の報に触れて――サルトルのこと、内田百閒のこと
キョウ あべ20

Blog「みずき」:アベシンゾウは先の国連総会演説でも北朝鮮の核の脅威を煽ることが自身の支持率アップにつながるという思惑からその演説の大半を朝鮮(北朝鮮)批判に費やして世界の顰蹙を買いましたが、その世界からの批判などなんのその自身の支持率さえアップすればよいというこれも自身の手前勝手な思惑からでしょう、今度の総選挙でも「北朝鮮危機」を争点化しようと躍起になっているといいます(毎日新聞 2017年10月4日)。

しかし、「そもそも、安倍氏の言う「北朝鮮の脅威」なるものが本当だとしたら、そのさ中になぜ解散したのか。安倍氏が解散を強行したのは、「北朝鮮の脅威」がフィクションであることを自ら証明したことにほかなりません。そうでないというなら、安倍氏は「北朝鮮の脅威」のさ中に政治空白をつくって国民を危険にさらしたことになり、それだけで首相・政治家失格です」(アリの一言 2017年10月5日)。

ウソつき宰相のアベシンゾウごときに騙されてはならないでしょう。しかし、それにしても、この記事でもメディアの安倍批判はなきに等しい。メディアにはアベシンゾウの「自らがでっち上げてきた「北朝鮮脅威論」に「愚かで無知蒙昧な」国民の関心を呼び戻して政権に対する支持率を回復させたという奢り」(浅井基文のページ 2017年10月3日)批判の視点は皆無です。一昨日(3日)の記事でも書きましたが、メディアこそ日本の政治の「末期症状」化の最大の元凶と私は思っています。 


【山中人間話目次】
・ウソつき宰相のアベシンゾウごときの自身の支持率アップ目当てが明白な「北朝鮮脅威」論などに騙されてはならないでしょう
・地方で希望の党からの離反者が続出しているという。しかし、その多くは元民進党議員で、希望の党からの出馬では当選が難しいという地元事情と自身の損得勘定の計算によるものがほとんどだ
・平安名純代さん(沖縄タイムス米国特約記者)の問題提起――沖縄の米軍基地問題において沖縄県に政策決定権がないことは周知の事実。なのに「これまで全国で少なくとも24回の住民投票が実施され、うち22件で投票結果が施策に反映された」から「県民投票で民意を問うことは意義がある」との主張は筋が通らない
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)24 ――渡辺輝人(弁護士)もまったくものが見えていない。共産党は、今年のはじめまで小池百合子を礼賛して」いたことなどご存じないようですね
キョウ こーびん

Blog「みずき」:英国の若者たちは英国の労働党のコービン党首に熱いまなざしを向ける。英国の19歳の大学生、ダニエル・ロックナンさんはロンドン市内の高級住宅エリアに生まれ、両親は弁護士。裕福な家庭に育ってきたが、街を歩けばホームレスの姿が目立つことにずっと疑問を感じてきたという。彼は言う。「資本主義は明らかに失敗だ」。「ロンドンの不動産の大半は外国のファンドが保有し、普通の人たちは住む場所すらない。今のやり方が何かおかしいのは皆わかっているはずだ」。また、英国の南部デボン出身のエンジニアのジャック・ウィテックさん(29)は物心ついた時には、金融危機により緊縮財政が叫ばれ、同世代は皆、就職難に直面した世代だ。彼も次のように言う。「僕らの世代は社会主義に対する抵抗はない」。「所得の再分配など社会主義の根底の価値観に共感する」(日本経済新聞 2017年10月1日)。しかし、日本では「社会主義」という語はもはや死語となっている。この彼我の差はどこから来るか。日本ではいまは誰も(共産党すら)社会主義の理念を語らないし、社会主義という語を発しさえしない。ここ10年、20年来の日本の左派の激しい劣化と凋落と零落を私は思わざるをえない。

【山中人間話目次】
・顧みてここ10年、20年来の日本の左派の激しい劣化と凋落と零落を思わざるをえない――英政治に地殻変動 「社会主義2.0」の足音 (日本経済新聞)
・辺野古移設に反対80%、沖縄の民意は明白~琉球新報世論調査(2017.9.28) - ニュース・ワーカー2
・1969―新宿西口地下広場(新宿書房) - 著者:大木 晴子,鈴木 一誌 - 原武史による書評 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
・掲載されている大判サイズの写真からは当時の政治状況が鮮明に蘇ってきます。視覚的な貴重な資料です――衆院解散・総選挙にみる新党と自民の盛衰1958~2017
キョウ めでぃあ

Blog「みずき」:浅井基文さん(政治学者)の指摘する「末期症状の日本政治」をつくり出しているのはむろん安倍自民党や小池新党をはじめとする現在日本の右翼的な政治諸党派、諸潮流であることはいうまでもありませんが、私はむしろ日本のメディアこそその「末期症状」化の最大の元凶というべきではないか、と思っています。

浅井さんも次のように言っています。

『「小池劇場」に目を奪われているマス・メディアを筆頭に、ほとんどの国民はその危険性(注:改憲を標榜する二大政党が日本政治を牛耳る可能性が限りなく大きくなるということ)にまったく目が向いていない。それこそが日本政治の今ひとつの末期症状に他ならない。』『政治信条に関して、安倍と小池との間を隔てるものは何もない。しかし、マス・メディアはその事実からことさらに目を背ける。客観的判断のモノサシを持たない多くの国民は学習するすべもなく、流される。』

そして、私が、強く嫌悪するのは、そうしたメディア(とりわけNEWS23や報道ステーション)の報道姿勢を厳しく批判しながら、連日連夜そのNEWS23や報道ステーションに見入っているらしい(情報源にしているということはもちろんあるのでしょうが)ブログやFB、Twitter主宰者たち、すなわち、「リベラル」を自称するいわゆるブロガー市民たちです。そこまで批判するのであればなぜ視聴そのものをやめないか。その方がよほど収入源としてのメディアの視聴率にも打撃を与え、真のメディア批判になるのではないか。メディアを批判しているつもりが逆に実のところ批判される側のメディアにとりこまれてしまっているということではないのか。それでは「もう一つの末期症状」をつくり出している元凶の真のメディア批判ということには決してならないだろう、と私は思うものです。


【山中人間話目次】
・浅井基文さん(政治学者)の指摘する末期症状の日本政治と日本のメディア
・最近の共産党・市民団体の右傾化スケッチ(小景編)23 ――内藤正典さん(同志社大教授、トルコ・中東政治)の勘違い
・内藤正典さん(同志社大教授、トルコ・中東政治)の名誉回復のために――以下は、当たっている
・立憲民主党が沖縄について、何を、どういうか、が最初の試金石(保立道久Twitte‏)――私もそのとおりだと思います